仕事いろいろ
最近、仕事が忙しくなってきた。最初はE-Learningの日本語教材を作るだけだったのだけど、だんだん、IT部門との打ち合わせもしないといけなくなり、バタバタしてるところへ、今週から毎日午後は別部門で中国人の電話応対の指導をすることに。部署の仕事内容はというと、日本で申し込みを受け付けたカードの不備内容の担当者への確認電話で、大連の中国人スタッフが日本の担当者に電話をかけて確認する。それをはたで録音しながら聞いているのが私の仕事。聞いているだけではなくて、中国人スタッフが応対に困ったときや相手の言葉が聞き取れなかったときにすばやく助け舟を出さなければならない。その場でうまく対応できないとクレームになるので、中国人スタッフの対応が怪しくなってくると、こっちも緊張。この3日間で、すっかり肩がカチンコチンに凝ってしまった。中国人スタッフの日本語レベルはかなり高く、イレギュラーなことが起こらなければ、外国人とは分からないぐらいの応対をする。だが、やっぱり微妙な間の取り方やあいづちの打ち方、謝り方などが日本人のように行かなかったりするので、こちらもハラハラするし、イレギュラーなことに対応できなくて、おろおろしてしまうこともある。やっぱり、コミュニケーションって、言葉だけではなく、かなりの部分、言語の背景にある文化や習慣に依存しているので、そういう部分になってくると、中国人ではかなり難しい部分もあって、大変だなと思う。最初男性と女性2人の中国人スタッフで対応していたのだが、その内男性のほうが、電話がすごくストレスのようで、今日の午前中、行方不明になってしまった。聞くところによると、一度お客様が怒ってしまって、電話を切られたらしい。それもあってより電話が怖く、でもかけなければならないので、その精神的プレッシャーは相当なものだったのだろう。まあしかし、言葉も否定的、態度にもとげがあって、日本語指導自体も聞きたくないような姿勢だったし、(いっぱいいっぱいで聞き入れる余裕がないのだろうけど)もう戻ってこないかもしれない。そんなこんなで午後は過ぎ、夜は今日から日本語トレーニングが始まったので、その見学に。実は私も明日からトレーニングを受け持つことになっているのだ。・・・ってな感じで、最近かなりハードなスケジュールになってきたけど、やっぱり実際の中国人が話す日本語に触れる機会が持てるようになってきて、とてもうれしい。明日のトレーニング、がんばるぞ。