ペアレントトレーニングに初参加
昨日、オンラインのペアレントトレーニングに初参加しました。うちの息子は、小さい頃からとても育てにくい子で、親としていろいろ苦労してきました。親のわたしは割と平均的な?タイプ。小、中、高、大と普通に学校に通い、普通に宿題をして、普通に友だちと遊び、まぁまぁ普通に就職しました。そんな親からすると、普通にいかない息子のあれこれはとても理解できず。わたしが思う「普通」のように子育てしよう、わたしが「普通こうだ」と思うようにしつけようと思っても全くそのようにいかず、自分の育て方が悪いのか、しつけがうまくいかないのは親のわたしのせいなのか、など色々悩みました。「親のしつけがなってない」という周りの目がそれに追い打ちをかけます。悩みがある程度マックスに達すると、「もうええやん!」と開き直りに近い気持ちも湧いてきて、「この子はこういう子なんだ」と子供の現状をある程度受け入れ、以前よりは焦りや苛立ち、怒りを感じることが少なくなりましたが、だからといって色々な問題がなくなるわけではなく、心の中には孤独な感じをずっと抱え、何かもっと良い方法はないものか、と答えを探し続けていたような気がします。子供に親の気持ちを理解しろ、というのが難しいなら、やはり親のほうが子供に歩み寄り、子供を理解しようと努力したほうがよいのだろうな、と思うようになりました。そんなこんなで、いろいろ勉強したいと思いつつ、北京のどこでそんな勉強ができるのかもわからないまま時は過ぎるばかりだったのですが、新型コロナの影響もあってオンライン講座は花盛り、偶然見つけたペアレントトレーニングに初参加しました。小グループに分かれていろいろなワークがあったのですが、同じような悩みを持つ親どうしの話は共感にあふれていました。「わたしだけじゃなかったんだ」と、初めて話したのに、長年の心の友を得たような満たされた気持ちと安心感。知識よりも何よりも、それが一番の収穫でした。→つづく。