ホテルバイキングでの新発見
さて、2つめのホテルでの朝食バイキング。2015 152 posted by (C)つばめ2015 155 posted by (C)つばめ和洋中ともに見たことがないほど種類が豊富で、どれにしようか迷ってしまうぐらいだったけど、ここで珍しい光景を発見。二人のうら若き中国人女性が、グリーンサラダとパンが2,3個入ったお皿を前に、長いことおしゃべりを楽しんでいたのです。前のホテルもいいホテルで、きれいに着飾った女性がたくさんいましたが、そんな女性が、お皿に食べ切れないほどの食料を山のように盛って歩いていく姿には、ちょっと興ざめするものがありました。でも、中国ではこれが一般的な姿。若い女性ですらこれですから、男性や、貧しい時代を過ごした老人たちの大盛りぶりは想像を絶するものがあります。日本でバイキングといえば、自分が好きなものを食べられるだけ取るのが普通ですが、中国では大皿料理をみんなで食べることが多いため、バイキングで料理を取る際も、自分の分のみならず、グループ全員で食べることを考えて(そういう文化なのです)料理をつい多めに取ってしまうし、しかも中国人には、料理はあり余るほど多めに並んでいないと気が済まないというところがあり、気がつけばあれもこれもごっちゃまぜの大盛りでつばめから見れば食欲も失せる量なのですが、みんなここぞとばかりにその山盛りの料理をモリモリと食べ、おなかに詰め込んでいます。それでも最後には取りすぎた食べ物が結構残っていたりするのですが、意に介せずです。そういう中国でのバイキング風景を見慣れたつばめにとって、その女性二人のグリーンサラダを前に語り合う姿は、本当の豊かさを感じさせました。中国人、バイキングでグリーンサラダなんて一番原価が安そうなもの、あんまり取らないですから!ちょっと気になって周りを見渡してみると、つばめたちの右横に座ったカップルも洗練された感じ。食パン1枚に軽くバターとジャムを塗り、やはりサラダとコーヒーという純洋風スタイル。それだけ食べるとサッサと席を立ち、もう戻ってくることはありませんでした。つばめ達はって?そりゃ何度かは往復して、あれこれとそれなりに食べましたよ(笑)。そして夕食は、夫が言っていた例の水族館レストランでバイキング。お値段が高いことは知っていましたが、入口でおひとり様798元(約16,000円)というその値段を聞き、やや尻ごみした夫、つばめに「どうする?」と聞いてきました。つばめは体調不良で食欲もないし、別にわざわざ水族館レストランで食事しなくても、北京ででも100元ぐらいで水族館に行けば済むことじゃない、と思ったけど、ここで食事をするためにわざわざこのホテルを取った夫が後で後悔してブツブツ言うのも嫌だったので、せっかく来たんだからまぁ食事しようよと答え、中に入りました。そこはこれまた和洋食の料理が所狭しと並んだ豪華なバイキングで、海鮮もたくさん。ロブスターだけがおひとり様1匹と決められていて、席についてしばらくすると、焼き上がったロブスターが席まで運ばれてきます。その他はフォアグラやら、カニやら、お刺身からデザートまで、あらゆる料理が食べ放題、ワインも飲み放題。2015 215 posted by (C)つばめ2015 216 posted by (C)つばめ2015 214 posted by (C)つばめ2015 191 posted by (C)つばめこの充実度ならこのお値段もさもありなん、でも日本人のつばめとしては、この値段出すなら、バイキングじゃなくてもっとちゃんとコース料理を出すところに行きたい。いくら食材やコックの腕がよくても、バイキングは料理が作りたてではなかったりするし、いちいち取りに行くのも面倒だからです。つい食べ過ぎて苦しかったりするし(苦笑)。そんなことを思いながら食事をしていると、再び、珍しい光景を目にしました。つばめ達より後からやってきたその若い夫婦は予約をしていなかったようで、水族館のガラスに面した窓際の席も空いてないのに迷いもせずにさっさと席につき、しばらくして出されたロブスターを結構な勢いで食べ、ワインを飲み干した後、バイキングの料理をほとんど食べずににサッサと席を立ったのです。夜、他に予定があったのかもしれませんが、これにはびっくりしました。こんな金額払ってバイキングに来て、ロブスター一匹食べて退散!?中国人ならずともありえないでしょう。よほどお金があり余っていて1,000元や2,000元の食事代などほんの小銭にしか感じられないのかもしれません。ここへきて、このホテルに泊まる中国人の客層は、ちょっと一般ではあまり見られないレベルであることが感じられました。入口で金額を聞いて迷い、いったん入ったらもう、多少おなかがすいていなくても、体調が悪くてもそれなりに食べ、水族館も思いっきり楽しまなくちゃ、と考えてしまう自分の庶民的考えが恥ずかしくなった次第。それなりに食べたけど、まあそれなりで、一番おいしかったのは、よく冷えた白ワインでした。これが飲み放題っていうのはお得感がありましたね。2015 192 posted by (C)つばめちなみに水族館はこんな感じ。まぁ日本じゃこの程度の水族館はごく普通だけど、水族館で食事ってのはまぁ珍しいといえば珍しいか。子供は喜んでました。2015 184 posted by (C)つばめ2015 195 posted by (C)つばめ2015 193 posted by (C)つばめ2015 207 posted by (C)つばめ照片 745 posted by (C)つばめ照片 759 posted by (C)つばめそんなこんなで、なんとか海南島で5泊6日を過ごし、最終日に体調を持ち直したつばめは南国に来て一度も海にもプールにも入らず無事北京に戻ったのでした(苦笑)。↓空港で2015 260 posted by (C)つばめ2015 265 posted by (C)つばめ