ミュージカル「ドリームガールズ」
昨日、渋谷文化村・オーチャードホールにてミュージカル「ドリームガールズ」を観てきました。5月の末、ブログ友のモモクリさんのブログでご夫婦で観られ、ご主人も感激のあまり涙…とあり、そんなに素晴らしいのなら観なければと友人を誘ったら、すぐさま「行きたい~~」との返事に、即券の手配しましたが、完売の日が多く昨日の1時からが取れました。どうせ観るならとS席にしましたが、27列目で思ってたより後ろでちょっと残念…ストーリーは1960年代のアメリカ・デトロイトの町から黒人3人娘がスターになっていくサクセスストーリー。伝説的な黒人女性グループのスプリームスのダイアナロス・メアリーウイルソン・フローレンスバーバラがモデル。劇中ではディーナ、ローレル、エフィーとして登場。ライブハウスのバックコーラスのオーディションの場面から始まり採用され次第にに売れていく。やがて歌唱力がありリードボーカルだったエフィーが下ろされ、ディーナ(ダイアナロス)にリードが代わりメンバーに亀裂が走り始めていく。いざこざの末、エフィーがグループを脱退していく。別なメンバーが加わり、3人グループとしてヒットチャートを上げていくが、次第にディナーは物足りなくなっていく。映画やソロとして別な世界へと活動の場を広げていく夢を持ち始め、グループは解散となっていく。脱退したエフィーが挫折から這い上がっていく姿「私は変わる!絶対夢を諦めない!」と迫力ある熱唱には胸が熱くなりました。夢、恋愛、失恋、疑心暗鬼、心の葛藤、諸々の思惑等など見事に歌い上げていきました。歌唱力、声量は最後の曲まで衰えることなく圧倒されっぱなしすごさは想像を超えてました。とても言葉では言い表せません。舞台はLEDパネルからハイテクの光の波が放たれ、場面が瞬時に変わり小気味が良い。衣装も次々と替わりファッションも見ごたえありでした。エンディングの曲は感激でうるうる会場はもちろんスタンディングオベーション。しばらく鳴り止まなかったですお隣の席の男性の方は観賞中も声を出し感情を表してましたが、最後は声を上げて泣いてました。休憩時間にこの方が話しかけてきて、神戸から一人で来て数日前にも見られ2回目だと言ってましたが、はまるのが分りました。日本人がどんなにボイストレーニングをしようが、どうにもならないのではと思いましたね。モモクリさんがDNAが違うと書いてましたが実感です。今まで、屋根の上の…、ラマンチャの男、レ・ミゼラブル、キャッツ、ライオンキング等、色々とミュージカルを観てきましたが、申し訳ないけれど…ですね。ホールを出たら力が抜け膝はガクガク、二人ともフニャフニャ状態渋谷を出て新宿へ。ご一緒のIさんと出かけると必ずデパートへ行って靴売り場をチェック先日の新聞に「シニアの足元、きらめく夏」と言う見出しで、京王百貨店に履きやすいサンダルがあると載ってたので行ってみました。二人とも中々合う靴がなく形だけでは選べず苦労してます。買おうと思って行っても買えないことが多く、合った靴があった時は迷わず買うようにしてます。彼女は2足、私はサンダルを1足お買い上げ。きらきらの舞台衣装を見てきたせいなのか、買ったことのないラメのサンダルをつい買ってしまいました夕飯はイタリアンのお店でパスタにピザもちろん生ビールで乾杯一口飲んで同時に「うわ~美味しい~~幸せ~」それ以上声にならずひょんなことから本物のミュージカルに出会え世界が広がる大きな収穫がありました。ソール、R&Bの歌声に魂を揺さぶられすっかり魅了されました。モモクリさんの涙のお陰!感謝です