陶芸の宿題
ここ1週間、五月の窯に入れる作品の作陶をしてました。4月のお教室を休んでしまったので、4月の課題であった素焼きをせず本焼きに入れるための作品作りの宿題です。いつもは750度で素焼きし、釉薬を掛けて1250度で本焼きをします。この場合の釉薬掛けは、素焼きしてあるので何も問題はないのですが、素焼きしてないのに釉薬を掛けると生乾きの土に掛けるわけで、土が柔らかすぎると崩れてしまい、乾きすぎたのに掛けると水分を含んで割れてしまうのです。そこで乾きすぎず、柔らかすぎずのタイミングに掛けるわけでそこが難しい~私は家でやることになったのでなおさらです課題の作品は花瓶にしました(問題の釉薬掛け)作陶してから二日後、庭で釉薬の石灰3号を霧吹きで…中、外とそれぞれ3回づつ割れませんようにとハラハラしながらですそして友人のご主人に差し上げる香炉ですこのご主人は泉岳寺で座禅をなさってて、自宅ではお線香が燃え尽きる30分?(と言ってたような)組むそうです。友人からお線香が立つ高さの香炉が欲しいと、先日の桜祭りのチャリティーの時言われたのですが、間に合わなかったので作ってみました。ご主人は高尾山が大好きで、月に2,3回歩きに行かれるそうです。先日高尾山に行く時、ご主人にパンフを頂き丁寧に説明していただき行ってきました。高尾山は、樹齢何百年もの杉の大木が多く印象的でしたので、木をイメージした柄を切り込んでみました。五月窯入れの作品桜祭りの作陶は大量生産だったので、終わってしまったら少々気が抜けてしまったようです陽気が良くなり、お花情報に気が散り、中々取り組めずにいましたが、連休前にはと重い腰をやっと上げ宿題が終わりました。幾つになっても宿題は気が重いですねぇ~来月6日のお教室までにはしっかり乾いてくれそうです