『優しくしてください。』
『…優しく…して下さい。』ミナミくんが、電話のときに、そう言った。昨夜。6時間近く、ミナミくんと、電話で話してた。夜9時から、朝方4時まで。好きな人でいっぱいだった、私のメール送信履歴に、少しずつ、少しずつ、ミナミくんが増え始めて、好きな人が、少なくなっていってる。ココロが、揺れてる。好きな人の気持ちが、さっぱり解からない。素直に甘えてくるミナミくんに、揺れる。好きな人は…風邪気味で、ちょっと体調がよくないのは、確かみたいで。でも、明日から、おそらく出かける家族旅行が、すごくすごく嫌で。なんで結婚しちゃったの?なんで、私が大人になるまで、待ってくれなかったの…?おうちの人、大嫌い。いなければいいのに。そう思ってしまう私を、どうか許して下さい…。こんなに誰かを憎んでしまいそうになるくらい、ココロが痛くなったのは、久しぶり…。好きな人に、おうちの人さえいなかったら。私、ミナミくんに揺れたりしないのに。ミナミくん、は。過去の恋に、傷を抱えてて。その話を、してくれた。たぶん。カンだけど。ミナミくんは、繊細すぎる。優しすぎて。クリスタルみたいに、繊細。で、ちょっと、シスコンのケ、あり。でも、とても優しいコで。だから、ほっとけなくて。可愛い。『優しくして下さい。』ちょっと眠気でまどろんだミナミくんの言葉が、なんだかとても…可愛かった。私の恋、どうなるんだろう。1年後、私は誰といるんだろう。ひっそり復活。この想い、そっと見守ってください…。↓にほんブログ村 社内恋愛