William Shakespere
薔薇熱病にかかっています。今日は、待ちに待ったウィリアム シェークスピアが・・・昨日、蕾をアップしましたが、 今日の朝は、 こんなになって、午後からは こんなになりました。。。 とても優美な姿です。この素敵な薔薇を見ながら、久しぶりに、ロミオとジュリエットの、第2幕、バルコニーのシーンを思い出しました。ジュリエットのせりふです。 O Romeo, Romeo! wherefore art thou Romeo? Deny thy father and refuse thy name; Or, if thou wilt not, be but sworn my love, And I'll no longer be a Capulet. What's in a name? that which we call a rose By any other name would smell as sweet; お、ロミオ、ロミオ!どうしてあなたはロミオ? お父様と縁を切り、ロミオと言う名をおすてになって。 それがだめなら、私を愛すると誓言して、 そうすれば私もキャピュレットの名をすてます。 名前ってなに? 薔薇と呼んでいる花を 別の名前にしてみても美しい香りはそのまま。 舞踏会が終わった後で、自分の部屋に戻ったジュリエットが、バルコニーで、1人夢見るように想いを語ったのが、上のセリフです。シェークスピアの英語、韻がふんであって、とても美しいですね。”薔薇と呼んでいる花を別の名前にしても美しい香りはそのまま” By any other name重要なのは、名前でなく、本質という意味のことわざです。イタリアはヴェローナの名門キャピュレット家、その一人娘の美少女ジュリエットが、自分の家で催された舞踏会で出会った美少年。それはキャピュレット家と並ぶヴェローナの名門で、深く対立しているモンタギュー家の一人息子、ロミオでした。「かなわぬ恋をかなえたい」とバルコニーに立ち、「ロミオ、お願いだから名前を変えて」と夜空の星に向けて願う有名なシーンです。ジュリエットはロミオに恋をしていました。実はこの時、やはり舞踏会で出会ったジュリエットが忘れられないロミオがジュリエットの言葉を聞いているのです。そしてジュリエットの元へ、高いバルコニーをロミオは登っていくのです。とてもロマンチックなシーンです。敵だと分かっても変わらず、自分のことを好きだと言ってくれた少女。ジュリエットの従兄ティボルトを殺してしまっても、それでも自分のために涙を流してくれた少女。ロミオはジュリエットを恋しただけでなく、さらに愛したのではないかと思います。いつの間にか、いつかは色褪せるだろう薔薇のような美貌だけではなくて、魂の美しさに恋をしたのだと思います。魂に恋をするということが、愛なのかもしれませんね。とげのない薔薇はありません。いつかは美しい薔薇も枯れてしまいます。薔薇の虫取りのときに、とげにさされて、腕が傷だらけです。でも、私の薔薇達を愛しています。(最後は、そこに持ってきたかぁ~って感じですね)では、ボナノッテ~~ 明日は、京都は、葵祭りです。