気分は新学期
介助犬の育成NPO法人でボランティアを始めて、早くも3年近くになりました。このボランティアをしてよく分かったことは・・・「自分がどんなに犬が好きか」ということ。もちろん誰かのお役に立てるんだ、という事もモチベーションを保ち続けることができた理由ですが、とにもかくにも、やっぱり犬が好きなんです。だから犬たちと関わる仕事は、どんなに大変でも「大変ではない」ということ。このことがよく分かったんです。40歳を目前にして、「このままでいいのか?」と漠然な気持ちをもっていたのですがついにやりたいこと、目指す道が定まりました。それは「老犬介護」というお仕事。今やペットは大切な家族の一員。でも、年老いたペットのお世話や介護は、まだまだ確立されていない世界。私自身、実家の愛犬達(チビ&ポロ)を高齢で亡くしましたがそれぞれ年老いていき、白内障になったり心不全を煩う2匹を見るのは辛かったし、戸惑いもありました。この子たちにとって何をしてあげたらいいのか?かつての私のように年老いたペットをどうお世話したらいいのか分からないために、不安に思ったり、困ったりしている人が世の中にはたくさんいるんです。思いが固まれば行動の早い私。あの大地震の直前でしたが、求人の問い合わせをし、1週間前に、切望していた老犬介護をしているクリニックの面談にこぎつけました。必要資格を持っていないので、正式採用されたわけではないのですが今日から研修生として働き始めました。介助犬のボランティアも週に1~2度は行きながら、老犬介護について勉強し始めます。今は、老犬介護のための講座もあるので、受講して資格もとりたいと考えています。今日は研修初日だったのですが、久しぶりに緊張しました。「お役に立てるかな?」「みなさんとうまくやれるかな~。」と、気分はまるで新学期。私の緊張をよそに、1日とても楽しくてあっという間でした。やっぱり犬に囲まれていれば自分は幸せなんです。スタッフの方々もいい人たち&有能な方ばかりでとても勉強になりそうです。私の新学期、本日はじまり!どんな新生活になるのか、今からちょっと楽しみです。