自分らしい服を選んで着る
会社で勤めていたときのほうが洋服選びは簡単でした。だってドレスコードは決まってました。「クライアント受けがいい服」「仕事ができそうに見える服」管理職だったので、きちんと感はマスト。デザイン・企画系だったので、センスは大切ですがデパートや百貨店であるていどのショップで買うスーツは、おおよそ合格ライン。そういう普通のクオリティを保ったスーツに、キレイなカラーのカットソーをインに着て、小ぶりのシルバーやゴールドのアクセサリーを着ければそれでOK。だからあまり迷わなかったんです。何を買ったらいいか、って。ところが今は、主婦 & ボランティア。ドレスコードは決まっていない。だからこそ迷うんです。どんな服を選ぼうか、って。それに年齢的なことも考えてしまいます。アラフォーなわたくし。30代で着てきたこの服、40代でもいけるのかしら!?こんなふうに自分の持っている服を見つめながら思うこともしばしば。そして昨日、図書館で手にした1冊。「暮らしのアイデア帖 ワードローブ編」(柳沢 小実 著)人のワードローブって気になりませんか?私は大いに気になります。みんなどんな服を持ってるんだろう。着まわし方は?数はどれぐらい?価格帯はどんな?この本では著者のワードローブと着まわし方を紹介するだけでなく、センスの良さそうなクリエーターたちのワードローブや買っている服のブランドも紹介。そして着まわし方や簡単なリメイク。さらには収納方法まで。写真も文章もいいし、1ページ1ページの構成のセンスもいいこの本。すてきな服や小物などがたくさん登場し、ページをめくっているだけで楽しくなります。テーマは「自分らしい服を選んで着る。」この当たり前なようで難しいこと!でもページをめくっているうちに、おぼろげながら「あぁ、こんな風に選べばいいのね。」とか「こんなこだわりを持って服を選ぶなんて何だか素敵・・・」と思うようになってきました。さらに著者が服に愛情をもって1枚1枚の服を大切にしている姿勢にも感心します。この本で私のファッション・ボルテージは一気にアップ!というわけで今日はボランティアの帰りに、お気に入りのショップで買い物をしてしまいました(セール初日だったのです)。でも、ちゃんとじっくり試着もして悩んでしっかり「自分らしい」服を選んでこれたと思っています。暮らしのアイデア帖(ワードローブ編)価格:1,680円(税込、送料別)