おもてなしの達人
私がよく訪れる友人宅があります。職場で知り合った3歳年上のMちゃん。いつも明るくてニコニコしてて、でも仕事はとっても優秀!そんなMちゃんはご主人と、甲斐犬ねねちゃんとの4人暮らし。1年半ぐらい前に、ねねちゃんの産んだ子犬を見に行くことがきっかけになって、しょっちゅう遊びに行くようになりました。ひどい(?)時は、週に1度。そして今でも、2~3週間に1度は会社帰りに遊びに行き、おいしい手料理をごちそうになっています。行く度に思うのですが、Mちゃんの家は「本当に居心地がいい!」。わたくし、あまりの居心地良さに時々ねっころがったりしてます(笑)。肩の力が抜けるというか、のびのびするというか・・・その原因のひとつは、床に近いスタイル。Mちゃんのおうちのリビングダイニングには、ダイニングテーブルは無くて、ちょっと大き目のローテーブルが置いてあります。そしてすわり心地のいいフカフカクッション。この低めのスタイルが落ち着くんですよね~。ふつめの考えられる原因は、「キレイ過ぎない」ところ だと思います。Mちゃんは、私が行くからと言っても急に掃除をがむしゃらにやったりはしません。おそらく普段どおり。行くとテーブルの上には、スーパーのチラシや化粧水が載ってたりして、行くと「あはは。ごめんね~」と言って片づけます。でも、それが何だか実家に帰ったような安心感なんですよね(笑)。あ、「汚い」お宅はイヤです。でも、「お迎えするためにガンバッテキレイにしましたー!」という感じも気が引けちゃうんです。お迎えしていただいたのはいいけど、無理をさせてしまったのでは? とこちらが気を使ってしまうんですよね。そして3つめ。それは、Mちゃんのおもてなしの絶妙な力加減。Mちゃんは迎えてくれるとき、特別なお掃除や服装はしません。普段どおり。でも、用意しておいてくれる料理には「心づかい」があふれてます。私ひとりで行くこともあれば、他の友人も一緒に行くことがあるのですが、Mちゃんは全員の苦手な食べ物を熟知していて、それをメニューから外してくれてるんです。そしてお料理の手順にも「心づかい」が。私達が行く前にほとんどの調理を終えておき、着いてから最後の仕上げをしてアツアツを出してくれます。よく遊びに行く私のためにはカワイイ専用箸まで用意してくれてるんです。なんでもご主人といっしょに選んでくれたとか。美味しい食事、デザートをごちそうになった後は、食器は遊びに行ったほう(ゲスト)が洗います。これもすっかりルール化してます。「気にしないで!私が後で洗うからっ!」なーんて、断固拒否されるよりも洗わせてもらえるほうが気持ちが楽なんですよね。そして帰るときには、多めに作っておいてくれたお料理をおみやげに持たせてくれます。(多分おみやげの分まで考えて作っているのかも)そして帰るときは、犬達を連れて近くのバス停まで一緒に行ってくれます。ニコニコ笑いながら、「また来てねー!」と言って見送ってくれます。帰り道は、毎回、とっても幸せな気分です。Mちゃんのおもなしは絶妙な思いやりに溢れています。まさに、彼女は「おもてなしの達人」!私もいつか、来る人を幸せにするMちゃんのような「おもてなしの達人」になりたいものです。 フロアーライフとっても落ち着く床に近い生活 ファブリックなら★FIQ ONLINE.R★かわいい雑貨はソニープラザ★送料無料!おしゃれなローチェアー design by ともまお☆