濃茶のほこらと耕助石
金田一耕助が生まれた地・真備散策・・・その4 川辺宿から新道をまっすぐ進んで旧岡田村役場へとやってくる。 もうちょいと行けば横溝正史先生の疎開宅です。 先生が疎開していた頃は岡田村役場があったところだが、今は公園になっている。 金田一シリーズにも岡~の役場という描写がある。岡田地区のいろいろな地名や風景が小説の中にちりばめられている。 右折れすぐを左折れして住宅街を少し行くと正面に疎開宅が見えてくる。 とその手前に何やら祠がある。 八つ墓村に出てくる濃茶のばばの名前のもとの“濃茶のほこら”がある。ほこらの傍らに腰掛けられるほどの石がある。これが“耕助石”です。先生はよく散歩しこの石に腰掛けては創作の構想を練っていたと言うことです。 前回来た時と雰囲気が違うと思ったら昨年、道路工事のときに忠実に復元されなかったのだという。ちょいと悔やまれることですね。 (続く) (井原線てくてく日記)移住交流サイトJOIN“井原線ウォークと備中の窓”のブログサイト井原線沿線物産館『井原線まちおこし横丁』