欲張りお花見コース
☆ほのぼの岡田さんの井原線ウオーク 春編『欲張りお花見コース ・・・魅力的な穴場随所に』 春です。井原線沿線もウオークにぴったりのいい季節を迎えました。寒さが残ったせいか、沿線の桜の開花が遅れているのが残念ですが、そろそろ軽いジャケットを羽織って歩きに出かけませんか。今回は沿線の桜の穴場をはしごする欲張りなコースを紹介します。出発は井原駅です。上り列車で備中呉妹駅(真備町)に向かいます。駅の南側には約1kmにわたって約260本の桜が植えられた「まきびさくら公園」があります。成長株の若い桜ばかりで将来が楽しみです。下り列車で矢掛駅(矢掛町)へ。街並みを抜け小田川に架かる流れ橋「観月橋」を渡ると「嵐山公園」に着きます。千本の桜が谷を染める景色は一見の価値あり。駅から往復3kmで、夜桜も楽しめます。下りの終着駅神辺駅(広島県神辺町)の付近では駅の東側にある「吉野山公園」がお勧め。千本の桜があります。往復3kmのコースですが、高低差が苦手な方は神辺駅―湯野駅間の車中から遠望するのもいいかも。上り列車で井原駅に戻り、小田川の日芳橋付近から始まる「井原堤」の桜並木を楽しみます。 「3月26日の井原堤ソメイヨシノ標準木の開花」 七百本の桜が一周3.5kmにわたって続きます。戦前から桜の名所として知られ、多いときには数万人の花見客でにぎわいました。一時は樹勢の衰えも目立ちましたが、地元の有志が新たに植樹を重ね、再び往時の美しさに戻りつつあります。ここを歩く5kmのウオークは井原出身のわたしにとって至福のひとときです。市内には嫁いらず観音院そばの相原公園(300本)や青野ダム(250本)、明治池(300本)、天神山ダム(300本)などがあります。(井原線まちおこしネット代表・岡田正樹)●歩く距離13キロ ●時間 5時間●消費カロリー 620kcal※これは「2005/04/03 の中国新聞井笠おかやま版 ほのぼの岡田さんの井原線ウオーク春編第1弾」 の連載を修正加筆したものです。・・・ではまた※井原線を利用して備中呉妹から神辺までお花見はしごはいかがですか。今年は井原線沿線のお花見スポットの踏破をお楽しみ下さい。