阿吽の龍の襖絵、お庭を借景に生きている!
☆矢掛町大通寺 古き良き日本の庭園芸術と言うもいうべき自然を取り入れ自然と一体になった大通寺の庭園日々の手入れは大変なものだと思う。自分の中に眠っている日本人の芸術感覚をもう一度呼び覚ましてやろう。 さて、このお寺には見るべきものが多い。仏像は不空羂索(ふくうけんじゃく)観世音菩薩がおられるが、こちらは60年に一度の御開帳の秘仏である。通例は写真でお姿を見ることができる。 本堂にお参りすると目に付くのが襖絵である。これは暫し時間をかけて鑑賞したい逸品である。 本堂左右の襖8枚では入りきらず入り口の4枚にも及ぶ阿吽の龍の姿は圧巻です。庭園があり、阿吽の龍がいる。庭園の姿を心に留めてコレを借景にしてこの襖絵を見るとここでしか鑑賞できない大作ですね。 11月にはなんとしてもほのぼのウォーク『紅葉の大通寺ウォーク』を企画したい気持ちに駆られますね。こちらの庭園と襖絵は多くの人に鑑賞して頂きたい芸術です。(井原線まちおこしネット岡田)