「木のみかた 街を歩こう、森へ行こう」
「木のみかた 街を歩こう、森へ行こう」 2017年3月25日 初版発行 著者 三浦 豊 判型 A5判 95p 発行所 (株)ミシマ社 京都オフィス 森の案内人、三浦豊さんのコーヒーと一冊。 「森」の語源は「盛り」。木々が生い茂っている状態をいう。 「林」の語源は「生やす」。人が意図して手を加えて木々を植えた状態をいう。 巨樹の定義、地上から1.3mの高さで幹回りが3m以上の木をいう。日本の巨樹ベスト10のうち9本は「楠」。 日本全国の「この木、あの森」で森ツアーを企画している。街にも森はあるんだ。ヒトの手が遠のけば街にも森は生まれる。人智を超えた生命力が森を生み育てる。 人類よりはるかに長い歴史を持っている樹木、環境に適応しながらいつも勢力を拡大しようとしている。人類は植物が生産してくれた酸素なしでは生きられない。うまく共存していかなければならない。