ぼんやり上海生活→海辺生活→炭酸生活　　　　　　　　　

[日々の生活] カテゴリの記事

全101件 (101件中 51-100件目)

< 1 2 3 >

• シャンヤン最終日とアメリカ人の友だち

  今日で有名なニセモノ市場、シャンヤンが閉鎖される。最終日は、いつもよりもっと値段が下がるし、閉鎖された後は店がバラバラに移転し、なかなか色々なものを一度に買えなくなるということで、なくした指輪のこともあり、おじさん半額にしてくれないかなーというわずかな望みを胸に、アメリカ人の友人と一緒に行って来た。その彼女はいつも怒っている。そして、いつも半ば強引で、半ば自己中。一日に3度も4度も電話をかけてくる大の電話魔で、とても人に気を使う、何の努力もしない、何でも人任せのとても気の合う友達。私がこれまでにシャンヤンでゲットしてきた数々の戦利品を彼女も欲しい！と、行くことになった。今朝、タクシーに乗った時から、いつものように彼女はずっと怒っていた。彼女のダンナ様、そのダンナ様と変な関係にある元彼女、お姑さん、この国のこと、自分の妹、アイさん（お手伝いさん）。次から次に色んなネタを持っていて、尽きることがない。彼女の持ちネタにびっくりしたり、同じように怒りを感じたりしながら、いつものように2人、あーだこーだと話す内、これまたいつものように彼女のボルテージは上がっていった。普段から時々2人でランチをするが、この上がってしまった彼女のボルテージは相当なものでいつも周りの人が皆、ケンカが始まったのかと私達2人をじっと見る。そしてしばらくして2人が笑う姿を見ると、な～んだ、とまた自分達の食事に戻る。シャンヤンに着き、溶けそうなくらいの蒸し暑さにくじけそうになりながら、いつにも増してすごい人でごった返す中、先ず彼女が欲しいと言った私と同じものを買いに行った。彼女はそれ以外にも色々と買い、ランチのお金以外もう持ってきたお金がなくなったから、とさっさと打ち止め。大満足の彼女。さぁ、私はどうしようかなー、友達の子供に服や本物の虫の入ったキーホルダーなんかを買って行こうか、とブラブラ始めると、「どこ行くん？」    「どっちに行くん？」   「次は何？」   「まだ？」   を連発しだす。あ～、うるさいやっちゃ。   自分が終わった途端にこれかい。黙って付いて来いや。  と思いながら彼女のどこ？どっち？攻撃を適当に流していたが、素晴らしい蒸し暑さと人ごみに加え、この攻撃。だんだんとやる気が失せていった。「もうええわ、ランチ行こ。」  と言うと、「ほんまに～？  ええの～？？」  と白々しく言う。どないやねん。何も買わずに出ようとする私に、自分だけ色々買って悪いと思ったのか、「何も買ってないやん。  何か買いや。」と、店員も顔負けのセールストークであれこれ薦めてくる。うるせーよ。昨日も、明日ランチするところをどこかチェックしといてー、と嫌いな食べ物が沢山ある、上海在住歴2年の彼女は在住歴10ヶ月の私に一任し、お陰でこのところ毎日忙しい私は夜遅くまで色々な情報誌を彼女の為にめくった。そしてここなら彼女も食べるものがあるだろう、と買い物を諦め歩き出したのに。目的の場所まで徒歩10分～１5分。「まだ～？」 「あとどれくらい～？」「もうだいぶ歩いたでー。」「こんなに歩くんやったらタクシー乗れば良かったー。」おめぇ、私もそろそろ切れるぞ。人に全部任せといて、文句を言うな。痩せたい、痩せたいと言うならちょっとは歩け。私の口がそう発する前に目的のカフェに着いた。キンキンに冷えた部屋に暑さと怒りを忘れ、また彼女のいつもの怒りのネタに花が咲いた。シャンヤンにあったお気に入りのいくつかの店が7月１０日から地下鉄の上海科技館駅のビルに入ってオープンする。「今より近くなるやん！  じゃぁ再来週また行こや！！」今日の買い物にとても満足し、さらに勢いのついた彼女はそう言った。おめぇとはもう行かねー。彼女とはとても気が合う。

  2006年06月30日

  コメント(12)

• あ～、忙し。

  月曜、テニス。火曜、シャンヤン→中国語。今日、小学校の懇親会→造形教室。明日、テニス。明後日、朝市→シャンヤン最終日→幼稚園に支払い→長男お迎え→体操教室→19時帰宅。忙しい。

  2006年06月28日

  コメント(4)

• パスポートの更新と健康診断

  ダンナ様の会社から年に一度の健康診断に行くように言われ、指定された病院は日本領事館の近く。ちょうど私のパスポートも残り一年を切り、中国滞在のビザの更新もあり、新しいパスポートに替えなければいけなかったので、両方を一度に済ませようとダンナ様と２人で行って来た。今使ってるパスポートは、長男を妊娠する一年前に更新した10年用パスポート。写真を見ると、若い・・・（泣）。長男を妊娠してからは、それまで１ー２ヶ月に一度は海外へ仕事を含め、出ていたにも係わらず、妊娠・そして近所のスーパーにも行けないほどの地獄の育児のため、パッタリと出なくなった。スタンプを見ると、１０回ほど出入りしている。ドイツ･イタリア･パプアニューギニア・韓国・台湾・南アフリカ・ハワイ、そして中国。どれも何をしに行ったのかハッキリ覚えている。  楽しかったなぁ。このパスポートももう終わりか・・・。おばはんの写真に変わるのか・・・。 （←これが一番イヤ。）そして、昨日の夕食の後から飲まず食わずの私たちは「腹減った～。干からびる～。」と言いながら、どんな美味しい昼ご飯を食べてやろうか、ということばかりを考えていた。健康診断の前に日本領事館にパスポートの申請に行き、おぇっ！と言いながらバリウムを飲み、久しぶりの注射に泣きそうになりながら、美味しいランチを目指して耐えた。さんざん悩んだ末、５つ星ホテル、シェラトンにあるイタリアンに行くことにした。ランチコースは多くて食べれないだろうと思い、単品でサラダ・ピザ・ニョッキ・メインのお肉をそれぞれ一つずつシェアし、デザートだけ２人分頼んだ。とっても美味しかった。だが、悲しいかな、バリウムと一緒に飲んだ炭酸のお陰でお腹がふくれた私たちは、サラダのあとのピザとニョッキの時点で満腹になっていた。それでも、こんなに美味しいの残したくない！という意地でメインまでたいらげたが、ドルチェがきた時点ではちきれる寸前だった。ありえないことに、その美味しいドルチェを半泣きになって食べることになってしまった。炭酸のバカ！！

  2006年06月22日

  コメント(4)

• 美味しい火鍋屋さん

  火鍋、有名だが食べたことがなかった。そんなに辛いもの、子供は食べれないし、行けないと思っていた。でも子供のいるお母さんが、火鍋が大好きでよく行くと聞いて、辛いもの以外で子供の食べられる物があるのか、と行ってみたくなった。何度も会社の皆様と火鍋屋に行ったことのあるダンナ様に言うと、「うん、一つの鍋にしきりがあって辛いのと辛くない普通の鍋と食べれるねん。」と言う。おめぇ、知ってたのか。なんで今まで連れて行ってくれなかったんだ？接待だ、歓送迎会だ、と日本に居るときからいつも自分だけ美味しいものを食べに行っている。   と思うのは私の被害妄想か。日本に帰りたい、と泣く息子を横目に自分だけ毎月必ず日本に帰り、毎回とは言わないが、息子の一番好きな寿司や刺身を堪能し、日本の清潔さに気分をリフレッシュして帰って来る。 中国滞在を家族の誰よりも一番楽しんでいる。本人曰く、外食ばかりはしんどい、家のご飯が一番ホッとする、らしいが、私は自分の作る家のご飯が一番嫌いだ。外食に連れてけ、と言いたいが‘外食ばかり嫌だ’と言われると行きたいともなかなか言えない心優しい私。でも毎日毎日自分で作るご飯にはうんざりだ。  作る気もしない。食材の限られたここでは、作れるものも限られている。だいたいせっかく中国にいるんだし、色々食べてみたいではないか。ダンナ様には申し訳ないが、お友達が美味しいと教えてくれた火鍋屋さんに行くことにした。浦東のヤオハン前の時代広場８Fにある、川国演義。美味しかった！何度も色んな火鍋屋に行っているダンナ様もここは美味い！と言うほど。サイドディッシュにとった野菜の料理も美味しく、家でも簡単に作れそうだ。私のレパートリーが一つ増えた。外食の度に刺激を受け、美味しいものに出会うと家で真似してレパートリーが増える。ダンナよ、外食も悪くないんでないか？

  2006年06月17日

  コメント(6)

• ティファニー７００円

  子供達の学校の臨時休校3日目。夕方から２人の大好きな体操教室に行くだけなので、朝ダンナ様を見送ったあと、８時過ぎに寝ているヤツらを起こし、朝食もとらせず近くのマンションで毎週金曜日にやっている朝市に連れて行き、そこで野菜や手作りのオーガニック豆腐･豆乳、オーガニックのさくらんぼとブルーベリー、帰ってから食べる甘いパンを買い、ゆっくりと朝食をとり、その後も急ぐことなくコーヒーを飲んで本をめくったりしていた。そこにお友達から電話。「急だし、子供もいるし、断られると思いながら電話してるんだけど・・・・。ティファニー買いに行かない？」朝、私の頭は動きが悪い。  外の世界との交信がない朝は殆ど動いていない。以前これで、「今日忙しい？」とかかってきた義母からの電話に、素直に「いえ、別に。」と答えたがために、朝から宗教の映画を見に行かされるはめになったことがある。よくある義母からの奇襲攻撃である。だが今回はティファニー。でもそんな簡単にティファニーで買い物なんて出来ない。電話の向こうからの話を鈍い頭で反芻しながら聞いていると、行き先はティファニーブティックではなくシャンヤン市場だという。ここは今月いっぱいで閉鎖されるらしく、最後の駆け込みで最近みんなよく行ってるらしいが、私は上海に来てから１０ヶ月というのに、今月になって初めて行った。ケイコ･リーのライブのときと店の戸棚の奥の店のときの２回。２回ともそんなに時間がなく、色々と見て回った訳ではないが、上海歴の長いお友達に付いて行くと、ピンポイントで良い店に連れて行ってもらえる。前回２回は服と靴とカバンだった。今回のティファニーは、彼女のシンガポール人のお友達お薦めのお店だそうで、ちゃんとティファニーのブルーの紙袋･箱・アクセサリーを入れる小さな巾着袋・お手入れ用のクロス・お手入れの仕方を書いた紙が付いてくるらしい。私はアクセサリーをよくなくす。  特にピアスはジュエリーボックスの中に片方だけになったものがいくつも入っている。今、ペアとして存在しているものは、とても高価なものか大ぶりのおもちゃで、お風呂に入る時も寝るときも気にせずずっと付けていられる小ぶりのものが欲しいと思っていた。聞くとそのティファニーは一応シルバーだと言うし、シルバーでなかったとしても、小ぶりのものならいい。   普段使いのおもちゃで十分だ。早速体操教室の用意を持って、子供と一緒に行って来た。ネックレス、チョーカー、各７００円。ピアス各４２０円。普段使いのおもちゃとしても、日本ではこんなに安くない。教えてもらった通り、ちゃんと付属品も付いている。どれも全部可愛く、本物と見分けがつかない。テニスとサルサ用の服と、子供の服も買い、大満足で体操教室ヘ向った。  今日も楽しい一日だった。

  2006年06月16日

  コメント(2)

• 臨時休校1日目・汗だく

  今日、臨時休校1日目は、午前中テニスのレッスンを受けてから、朝から集まっているチビの幼稚園のクラスメートとその兄弟･母達とのお約束に行って、夕方子供達を近くの造形教室に連れて行って・・・とパンパンのスケジュールだった。が、あいにくの雨で午前中のテニスはキャンセルになり、朝からみんなと遊べるようになった。‘厳しい交通規制’ということで予め知らされていた規制のかかる道路・地区は、今日は通らずに約束の場所まで行けるはずだったのだが、実際家を出ると、知らされていなかった場所も規制されており、遠回りをして行くことになった。反対車線は渋滞で車が動いておらず、帰りは早めに切り上げないと家に着けないかも・・・と思うほどだった。・・・そう思っていたのに、子供達は大盛り上りで、かなりのハイテンション。みんなシャワーでも浴びたのかというくらい汗だくになってはしゃいでいた。母達もそんな彼らを少しでも長く遊ばせてやりたい、と結局いつもの時間より少し早いくらいの時間まで遊んでしまった。さぁみんな、いつお家に着くか分からないからトイレに行ってー、と準備しタクシーに乗った。タクシーはいつものように、いつもの道をスイスイと行き、へっ？という間に家に着いた。この時点でようやく造形教室があることを思いだし、しかも充分間に合う時間に着いたため、汗だくになって遊び疲れ、眠い～というヤツらを半ば無理矢理連れていった。ボーっとしながら教室に入って行った息子達。母は、その間１時間、ゆっくりスターバックスでお茶させてもらった。ありがとう。

  2006年06月14日

  コメント(0)

• 店の戸棚の奥の店？

  偽物の中でも本物に限りなく近いニセモノを置いているという、面白い店に連れて行ってもらった。一見普通のローカルなお店が立ち並ぶ通り。その中の一軒に皆のあとに続いて入っていくと、店の奥のレジの向こう、壁に設置されている棚がスーっと開き、その奥に続く通路が出てきた。何？  隠れ家？  忍者屋敷か？？  アンネの日記に出てくる家のよう。びっくりしながらついて行くと、そこにはちゃんとまた店があり、ニセモノのブランド商品が所狭しと並んでいた。映画に出てくるような古～い建物の、踏むところが悪かったら底が抜けそうな階段を上がるとまたお店。そこに並んでいる商品はシャンヤン市場で売られているものよりもはるかに本物に近い。みんな、シャンヤンとそこを使い分けているようだ。上海在住歴が長いお友達がいると色々と面白い所に連れて行ってもらえる。何も買わなかったが、かなり楽しかった。ここに来て１０ヶ月、私はようやく街に出始めた。

  2006年06月07日

  コメント(5)

• 

  ケイコ･リーのライブ

  怒涛の２週間を無事終え、楽しみにしていたケイコ･リーのライブに行って来た。誘ってくれたお友達はチビの幼稚園のクラスメートのママで、今日知ったのだが、同じく楽天仲間だった。  （pingguo017さん）彼女は上海歴３年（だっけ？）で、色んなお店を知っている。私は１０ヶ月もいるにも係わらず、まだほとんど初心者。ライブの前に、シャンヤン市場という、偽物天国に連れて行ってもらった。本物の横流しなのか、偽物なのか区別がつかない精巧なものも沢山あり、お互い趣味の似ている私達は（と勝手に思っている）、バッティングしたらごめんね、と言いながら同じようなものを色々と買った。上海に来てから、なーんの購買意欲もわかなかった私だが、初めて自分用の服と靴を買った。  やっぱり買い物って楽しい。そして時間になりライブ会場に向った。日本にいる時はBlue Noteによく行ったが、あそこを少しこじんまりとさせたような感じのところだった。中では食事をとることも出来、ゆっくりと楽しめた。久しぶりのあの雰囲気。ライブも素晴らしかったけど、あの空気を感じられたこと自体、独身のとき以来でとてもイイ気持ちだった。次の日がお休みだったら終わった後も少しはゆっくり出来たのだが、月曜日なら仕方ない。それぞれダンナ様と子供たちの待つ家に帰った。気持ちよく行かせてくれたダンナ様に感謝しつつ、次への期待を胸に抱き、心地良い疲れと共に眠りに落ちた。

  2006年06月04日

  コメント(8)

• 日々の多忙とデリバリーの嵐

  ここ２週間ほど、多忙を極めている。子供の学校行事に出ること５回、習い事の体験レッスンに付き合うこと２回、それに加え自分の予定が６回、子供のお友達が家に来たり行ったりが２回。毎日最低２‐３件の用事が入っていてドタバタドタバタ、掃除をしたり買い物に行く時間もない。掃除は週に２回、マンションの掃除のおばさんが来てやってくれるが、その時間に家にはおらず、かと言って自分でする時間もなく汚れ放題。買い物は宅配サービスを利用し、夕方以降に持ってきてくれるよう手配するのだが、これがまた件数が多く、キャパの小さい私の頭はショート寸前。明日は最高に多い。水とお米、魚屋さん、クリーニング、牛乳屋さん。  明日は長男の英語の授業参観に行く前に、午前中にしか配達してもらえない水とお米の代金をマンションの管理事務所に持って行って、空いたタンクを家の前に出しておかなければ。これを忘れると、次の水の配達までに家のベランダは１９Lの水のタンクだらけになる。そして、子供の日で明日が休みになるチビをお友達の家に送ってから、ようやく学校にＧＯだ。予定表が真っ黒に埋まり、毎日何度も確認しなければ何かがぬける。あー、のんびり過ごしていた毎日が、日本人学校が始まっていきなり忙しい日々に変わった。もうちょっと大きい予定表を買わなければ書ききれなくなってきた。今週いっぱい走りまわれば、来週から少しはマシになるのだろうか。でも日曜日は独身のとき以来のコンサートに出かけるのだ。お友達と２人、夜のコンサート。それまでに疲れてダウンしないようにしなければ。

  2006年05月31日

  コメント(4)

• テニスレッスン始める

  テニスコートのあるこのマンション。  ナイターもありで、しかもタダ。テニスも上手い我がダンナ様には申し訳ないが、場外ホームランを連発するホームラン王の私。   相手にならない。何度かダンナ様にレッスンを受けたが、ちゃんと基礎から習って、ちょっとくらいは相手になりたい、と思っていたところに、マンションで個人レッスンが始まったとのお知らせ。同じく、いつもベランダからテニスコートを眺めていただけの韓国人の友人と「やっちゃう？」と意気投合。かくして私達、テニス超初心者の３０代の手習いが始まった。教えてくれるコーチは中国語オンリー。  ほんの少しの英単語ならOK。中国在住７年目、中国語ベラベラ韓国人の通訳を交えながら、ぼちぼちと始まった。ラケットの持ち方から始まったレッスンはなんだかとってもいい感じ。そして何より‘イイ感じ’なのが、コーチの「ナァ゛イス！」「スォ゛ーゥリィ」とかけてくれる声。何をかくそう私は、トライセラトプスのボーカルの声が好きでたまらない。あの、ツンとした声、ぞくぞくする。それがこのコーチ、この英単語の時だけ‘あの声’になるのだ。いいんでないかい？ぞくぞく楽しいレッスンは続く。

  2006年05月24日

  コメント(2)

• 初体験・ウェイト コントロール マッサージ

  ここ上海にはエステ、マッサージ店が沢山ある。マンションのクラブハウスにもあるし、一歩外に出ても沢山ある。マンション内のSPAで時々フェイスマッサージやボディースクラブ、ボディーパックをしてもらうのだが、それは痩せるためのものではない。でもここに来てから運動量がかなり減り体重も増えだし、ちょっと痩せなきゃなぁと思っていた。そこに丁度、近所の店で‘ウェイト コントロール マッサージ’なるものがあることを知り、早速行ってきた。通常、3週間コースなのだが、ちょっとお値段もはる。どんなものか分からないものにそのお金は出せない。とりあえず、トライアル セッションを頼んだ。薄暗～い個室で裸になり、朝市に並んでいるマグロのようにベッドに横になると、可愛いお姉ちゃんがグイグイと脂肪の付いているところを揉みほぐしだしたのだが、そのなんと痛いこと。マッサージはどんどん強くなり、ほぐした脂肪を分散させるかのように押し流す。終わる頃には内出血してるんじゃないかと不安になるほどだった。   が、痩せるためにはこんな痛い思いもしなきゃいけないのだ、と自分に言い聞かせひたすら我慢。2時間のマッサージは最初の1時間がウェイトコントロール、残りの1時間は普通の足のマッサージだった。何かにつけ、すぐに目に見える効果を望む、短距離ランナーの私。余分なもにその存在価値を認めない。  ウェイト コントロールにただのフットマッサージはいらないだろ。この1時間で効果を感じたか、というと、それはもし続けたら痩せるかも、という可能性だった。

  2006年05月23日

  コメント(4)

• マンションでバザー

  毎週金曜日朝市がある近くのマンションで、今度はバザーがあると聞いて家族で行って来た。そのマンションの住人の皆様がブースを出す、フリマのようなものかと行ってみたが、違った。子供の遊具のある公園の広い芝生の敷地に、わたがし、アクセサリー、服から中国家具まで揃い、ピザやマクドナルド、そのマンションのレストランからはBBQと、とにかくイイ感じなのだ。飲み物はビールやワインまで揃っている。久しぶりの良い天気の中、子供たちはハイテンションでわたがしを食べ、遊びまくっていた。我がダンナ様は、これだ！これなんだ、僕の望んでいたのは！！という顔でビールを飲み、BBQをつまみ、お日様の元、その雰囲気を満喫していた。いい日だったねぇ。

  2006年05月21日

  コメント(0)

• 接続、切断

  この日記の日付は18日。  でも今日は23日である。18日午前中、PCを立上げ、食料品・日用品の注文をしてからこれを書いて・・・と思っていたら接続されていたラインが突然切断された。な～ぜぇ～。そして昨日来るはずだったメンテナンスにすっぽかされ、と言っても、私も来てもらうことをすっかり忘れてお友達の家でしゃべっていたのだが（お互いすっぽかし合った）、今日やっと顔を合わせた。お兄ちゃんは中国語オンリー。  結局何が原因だったのか分からないままだが、何かまだおかしい。ネットに接続出来るものの、メールがちゃんと機能しない。サーバーが接続を解除した、と送受信がリジェクトされるのに、しばらくすると突然送受信を開始する。そして、さっきからずっと友達からの同じメールがどんどん届いている。どうなってんだ、こりゃ？

  2006年05月18日

  コメント(0)

• 上海・クリーニング屋

  ここに来てからずっと、良いクリーニング屋を探していた。うちの近所のは悪くて評判。近所のカルフールの中のもダメだそう。冬休み日本に帰った時、わざわざダンナ様のスーツと自分のコートを持って帰ってクリーニングに出した。   大切な服、ダメにされたくなかったのだから仕方ない。ダンナ様のワイシャツは自分でアイロンをかけ、セーターやドライクリーニングものは、自宅でエマール。  ホームクリーニングだ。でも、自宅でするにも限界がある。同じく、色々なクリーニング屋を試して回っていた友達から‘ここは大丈夫’というところを教えてもらってからは、ワイシャツ、子供の服、デリケートではないものは出せるようになった。が、相変わらずダンナ様のスーツやコート、デリケートなものは恐くて出せない。加えて、デリバリーサービスがないのは辛い。こたつ布団セット、毛布など、大物を抱えて行くのは大変なのだ。また私のクリーニング屋探しが始まった。大切な服を安心して出せて、デリバリーサービスのあるところ。そして見つけた。九安クリーニング。   なかなか良いとの評判。  日中合資らしい。デリバリーしてくれるのか、ちょっとドキドキ電話をかけた。日本語の話せる男性が出てきて、場所によるけどデリバリー可、とのこと。住所を言うと、うちでも大丈夫と言う。！！   やった～！    これで、日本に持ち帰らなくても、ホームクリーニングしなくても、サンタもびっくりするような大きな袋を抱えて持って行かなくても済む。大仕事を終えたような達成感。そう、私の感動レベルは、ここに来てから日に日に低くなっているのである。 ＜追加＞  7月１８日これを書いてから２ヶ月が過ぎた今の感想は・・・。アイロンは私がかけた方がキレイ、というのがあったり、スーツのズボンの股のところのシワはしわしわのままだったり、評判とは違い、大したことない。私のリサーチによると、地区毎に工場？が違い、その工場によってとても良いところとそうでないところがあるらしい。私の住む辺りははずれ、のようだ。この辺では「はなわたクリーニング」が良いと聞いた。すぐにでも試してみよう。

  2006年05月16日

  コメント(2)

• 初！ バトン

  Ｙａｓｕ０７２７さんからバトンが回ってきた。では、上海在住じゃんまる、お受け致します！＜ルール＞　経験したことがあるものには○、ないものには×を付ける。　そして１個だけ質問を増やして５人にバトンをまわす。●入院　　○　妊娠中に牡蠣にあたって１回、出産直前に妊娠中毒症で１回。●骨折　　×  ●献血　　○　２-３回。   ●失神　　○  長男出産時出血多量で気を失った。これって失神？それとも死ぬ前だった？●風俗orホストクラブ　 ×   ＴＯＫＩＯの松岡くん主演の夜王はおもしろかったけど、お金払ってちやほや持ち上げられてもねぇ。 ●補導　　×　●女を殴る　　×　●男を殴る　　○　殴られて相応のバカを殴ったけど、殴られたくらいじゃ直らない本物のバカだった。●就職　　○　エアライン数社で働いた。今は主婦のお勤めをひたすらこなしている。  でも、仕事したいなーと思う今日この頃。●アルバイト　 ○　アメフトの専門店と英語＆英会話の家庭教師、塾の先生。●海外旅行　　○　かなり行きました。  一番遠いところでは、南アフリカのケープタウン。    何度も行ってるところは、ソウルとローマ。 もう１度ゆっくり行けるなら、ニースとフラゴナール。●ピアノ　　○   フルートも少々。●テレビ出演　　×   ヨーロッパに出張で行ったとき、その国の女優（アジア系ね）と間違われ小学生の女の子達に取り囲まれた。  誰だったのかしら？   女優といっても色々ある。●合コン　　 ○   昔はそれなりに。  今はさっぱり。  当たり前か。●北海道　　○　旅行で何度か。●沖縄 　　　○　こちらも旅行で何度か。  真っ白の貝を背負ったヤドカリに感動してたら、後ろでうちのバカが３人、頭に真っ黒なナマコを乗せて「ちょんまげ～！」とはしゃいでいた。　●エスカレータを逆走　　○   恐くて乗り遅れた息子を救済に。  今じゃぁ中国人が私の横を普通に逆走して行く毎日。●電車とホームの隙間に落下　　×　 落下するほど細くない。●金髪　　×　 ●ピアス　 ○　高校のときから。●ラブレターをもらう　　○   電車でもらった。  ドキドキしちゃった♪●幽体離脱　　○    部屋で上がった（上に）。   ドキドキしちゃった♪●先生に殴られる　　×  ●コスプレ　　×　ハロウィンのとき以外、趣味でやったことはない。●同棲　　○　 大学の寮生活の頃、付き合ってた彼が「好きなら四六時中一緒にいて当たり前」と、いつも横にいるのが嫌で、嫌われて別れた。   「なんでいっつもおるんじゃー！」とは言えなかった。●ナンパ　　 ×   したことはない。●逆ナンパ　○   ありますとも。  若かりし頃の栄光。●交通事故　　○  自分の運転する車が見るからに恐～い外車とぶつかった。 でも兄ちゃん、とっても良い人だった。●パーマ　　○   ストレートパーマかけてるの？と言われるほどの超ストレートが嫌で。●飲んで記憶喪失　　×　酒豪に見られるが、実は一滴も飲めない。  でもなぜか、「飲んでなくても酔っ払ってるから」とお酒の席にはいつも呼ばれる。  ？●警察にお世話　　×●芸能人を見た　　○　仕事柄沢山。  ＳＭＡＰ、パヴァロッティ、上沼恵美子（！）、辰吉、シューマッハ、今は亡きアンディー・フグ、神田川先生、女優２-３人、本木雅弘、レニー・クラヴィッツ、マドンナ、いも欽トリオの普通の子、政治家の先生方、サッチャー元首相（エスコートした）など（思いつくまま順不同）。●愛されるより愛したい派　　×　 愛し、愛されるのが一番。●ぬるい牛乳飲める　　○　飲めと言うなら。　●告白　　×　  ●運命の再会　　×   したくない。   過去の誰と運命感じるのよ。●スカウト　　×    「ねぇちゃん、なんぼ？」 のスカウト（？）は過去に多々あり。●抜歯　　×   歯並びだけは最高に良い。●宝くじ高額当選　　×　●ペット　　○　  息子たちの虫たくさん。●絶叫マシン　　×  乗れるけど乗らない。  あーいう機械ものは信じられない。   観覧車なんて超恐い。   実は飛行機も恐い。●鼻から飲食物がでたことがある　　×　  難しい。●食べ物にあたったコトがある　　○   妊娠中の牡蠣。●ミクシィでお友達になって、会って遊んだことがある　×　 ミクシィのお誘い丁度受けたとこ。●いい年なのにお年玉をもらってる　　×　 あげるばかり。●スキー＆スノボ　　×   過去に数回スキーはあるが、ムリ。  スノボ？  ムリ。●天然　　○   そのつもりはないが、そうらしい。●車を運転してて人身事故　　×  人に傷を付けたことはない。●めがねを愛している　　×　持っているが、必要に迫られただけ。●中国人の日本語の語尾には「アル」を付けて欲しい　　○  mustでしょー。●今好きな人はいますか？または恋してますか？　もしくは今恋したいですか？ ○   もちろん、ダーリン、あなたよ♪●今までで一番、気持ちがスッとするような買い物をした　　○  子供の抱っこ時期が終わり、好きな服を好きなだけ買った。  スッキリ！     ●目玉焼きには醤油を掛ける　　×　 マヨネーズです。●マック(マクド)を夕飯に食べる　　○　 健康を気にしなくて良いなら、食べまくりたい。●こう見えて実は怖がりなんです　 ○　 幽霊、事故の類は勘弁願います。●友達と同居生活　　○　 大学時代の寮で、２部屋+リビング+バスルームに住んでいたが、１人１部屋だったし、食事は大学のカフェだったので、同居というほどの同居でもなかった。●人前で何でもできる　　○  独身時代鍛えられた。  幼稚園の卒園のお別れ会では、あのド派手な衣装を着、バックダンサー付きでマツケンサンバを踊らされた。●３度の飯よりお菓子が好きだ　　×　 ご飯最高。●バンド経験あり？　　×　  ●自分の性格は犬派？　　△   犬ときどき猫。●実は死兆星をすでに見ている　　×  これはもしや、北斗の拳？  レイが好きだった。●思い出の香りがある　　○   初めて男性にもらった香水。●二股したことがある　　 △   二股というか、別れを切り出せず、新しい申込みにうん、とも言えず、しばらく悩む時期はあった。●告られたことがある　　○　はい、はい。  若かりし頃の栄光です。●夜の校舎、窓ガラス壊して回った事がある　　×   朝学校に行ったら割れてたことはある。　●大きい方をするときは服を脱ぐ　　×   そんな人もいるのね。●男(女)は、黙ってセブンスター　　 ×　 そういう自分にひたってる人を横で冷たく見てる方。今なら「いい加減目覚めなさい」と一発叩くだろう。（女王の教室風）●納豆にタマゴを入れる　　○  ときどき。●成長期　　×    人間いつも成長期！と思っているが、今はなだらかに下降気味。●喧嘩したら、どちらかというと謝るほう？　×  悪ければ謝る、そうでなければ謝らない。基本に忠実。●腹筋、割れてる？　 ×   肉、垂れ気味。●ゲームやってる？　 ×　●貢がせてますか？　×   ダンナ様に貢がれたところで所詮一緒のサイフ。●ご飯よりパンを食べる事が多い　×　１日に１度くらいは小麦粉系。●虫の知らせ（予感）が的中した事　　○  何度かある。  長男も何度か予言したことがある。●コーヒーはブラック派　　△   その時の気分によって。追加の質問●恋人又は配偶者とよくケンカする  ×  話し合い、が基本です。バトンを受けとって欲しい方：  mayu*mayuさん、manma666さん、ひとみっくすさん、minami_shさん、ＢＯＮＳＫＹさん、時間があったらよろしくお願いします！

  2006年05月15日

  コメント(4)

• 日本のＤＶＤ屋さん、近所に急増！

  フリーページに載せているＤＶＤ屋さんが、今年の初めの頃だったか、に出来たこの辺（聯洋・金橋地区）の初めての日本のドラマが売っているお店だった。私が知らないだけなのかも知れないが。ところが、そのお店の２-３軒横に、新たにお店が出来た。しかも、そこは売っている量も多く、日本の映画も沢山あった。最初に出来たお店には殆ど映画は置いてなかったので嬉しい限り。  きっとこれも、古北に行けば沢山あるのだろうが。上海に来て、初めてＴＶを見る時間と余裕が出来た我がダンナ様。「日本のドラマっておもろいなぁ～。」  と、今では彼の方がはまっている。私の素晴らしいセレクションに彼は、ちょっとイイヤツみつくろってー、と自ら買い物に行くと言い、またまた、しこたま買い込んできた。そして同じ日、家の前にも新しいお店がオープンした。まだ、工事も完成しておらず、ＤＶＤも半分程しか並んでなかったが、日本のＤＶＤはかなりの範囲で並べられていたので、ここも期待出来そう。４月にこの辺りに新しく日本人学校の第２キャンパスが出来てから、かなりの日本人が住むようになったようだ。  ＤＶＤ屋さんだけでもこの数ヶ月に３件出来たのだから、これからどんどん便利になっていくのだろう。  あと２ヶ月ほどで、今日本で放送しているドラマも並ぶ。ダンナ様と私のお楽しみが増える。

  2006年05月14日

  コメント(0)

• マンションの朝市

  先日教えてもらって行って来た、Ｏ Ｓｔｏｒｅ というオーガニック食材を扱うお店。うちからだと少々遠いのだが、近くのマンションでやっている毎週金曜日の朝市に出店しているというので、早速行って来た。そのマンションに住むお友達に聞くと、７：３０から１２：３０と書かれているが、実際９時や１０時になると、売り切れていてお目当てのものがないことが多いので、早めに来る方が良いとのこと。   息子達を送り出し、その足で行ってみた。オーガニック栽培されたハーブの鉢植えや、アロマオイル等の関連商品。イタリアンレストランからは、パスタやサラダ等に使えるソース（その数１０種類以上）や私の大好きなプロシュート、チーズなどのイタリアン食材。Ｏ Ｓｔｏｒｅからは手作り豆腐や豆乳、スプラウト各種、卵、乾物など。（Ｏ Ｓｔｏｒｅの野菜は、電話で予め注文していたものを持って来てくれる。）どこの店かは忘れたが、食パンから菓子パン、マフィン、ケーキ、ジャム、はちみつ。冷凍の魚、牛、豚、鶏のお肉。    切り花。そして、有機栽培された野菜やハーブたち。種類はとても豊富で、カルフールに並べられている有機野菜よりはるかに多い。 そして新鮮。人参・トマト・きゅうり・じゃがいもなどの定番野菜に加え、アーティチョークなどの西洋料理に使う野菜もあった。  超がつくほど嬉しかったのは、ハーブが沢山あったこと。ルッコラ・バジル・フェンネル・セージ・タイム・ミント、などなど。明日ダンナ様が出張から帰ってきたら、ルッコラとプロシュートとパルメザンチーズでイタリアンサラダだ！これからは、毎週金曜日の朝市が私の楽しみになりそうだ。

  2006年05月12日

  コメント(2)

• 出産時の輸血話

  日々の日記を書きつつ、長男と私の病院にまつわる話が多くなってきたことに気付いたが、思い返せば私達の病院話は、出産の時から始まったのだった。妊娠中、私は妊娠中毒症になり、どんどん巨大化していった。水分が外に出ないのだ。  足のむくみもひどく、靴が履けなくなってきていた。出産予定日まであと１０日となったとき、先生の我慢の限界がきて(？)入院を言い渡された。体重は+１７ｋｇだった。入院した私は、中毒症のため、血圧が最高１７０台をマーク。分娩のとき、いきみ過ぎると血圧が上がり意識が飛ぶのでイージーに、と無理な注文をつけられ、照明が明るいとそれも刺激になり意識が飛ぶと、少々暗くされ、酸素マスクを付け、腕には血圧計をまかれ、大学病院だったため大勢のギャラリーに見守られながら分娩台に上がった。が、子宮口が開かず、長男がなかなか出て来れない。夜中だったため、担当の先生は新人の先生、直子ちゃんに任されたが、彼女も不安になり、中堅どころの男の先生を呼び、その先生が私の上に馬乗りになってお腹をぐいぐい押し出した。「息は鼻から吸って、口から吐いて！！」  と何度言われても、どれが鼻で、どれが口だかも分からない。  そして長男誕生。針と糸で、七匹のこやぎのおおかみのように、裂け目をちくちくと縫われて終了。病室に戻った。でもこれで終わりではなかった。元気な赤ちゃん長男と私を見、母とダンナ様が帰った直後、また陣痛の痛みといきみが始まった。    えっ！？双子だったの！！？ナースコールを押し、バカな私が本気でそう思い出した時、いきみと同時に体から体液が大量に噴き出していくのを感じた。看護婦さんが走ってきたが、彼女は小さな叫び声をあげて、また出て行った。何が起こってるのか分からなかったが、いきむ度にどんどん体液が出て行く。彼女が車椅子を持って走ってきた。彼女に抱きかかえられ、車椅子に乗ろうとしたとき、流れ出ていた体液が自分の血だったことに気付いた。シーツも床も、スリッパも何もかも血だらけだった。車椅子に乗りながら、だんだん意識が遠のいていくのが分かった。診察台の上で子宮の中を引っかきまわされる痛みで意識が戻ってきた。何がどうなったのか分からないまま、個室に移されたが、大量の血液が一気に流れ出て体温が下がり、ガタガタと震えが止らなくなっていた。  そして吐いた。ベッドにようやく横になり、ポロポロ涙がこぼれ落ちる私に、先生が「大丈夫？」と横についてくれた。「直子ちゃん、寒いよ・・・。」直子ちゃんは、走って電気毛布を持ってきてくれた。そして私は眠ったようだ。次の日、大量の出血を補うべく、輸血された。なーんにも知らずにお見舞に来た姉が、慌てて母に電話を入れる。駆けつけて来た母が、「私の血を！！」  とドラマさながらの名演技を見せてくれた。退院の日、私１人の退院となった。長男は、新生児感染症と診断され、もう少し入院することになった。ダンナ様に付き添われ、帰る私は、まだ足のむくみが引かず、靴も履けずに裸足で帰った。それ以来、入院中友達になった人達に会う度に、「あんたー、裸足で帰ってたやろー。  笑かすわ。」 と、笑われている。数日後、遅れて退院となった長男を迎えに行った私は、看護婦さん達に「じゃんまるさん、家に帰ってから大変やと思うよー。」と、不気味な笑いと共に、その後の地獄の日々を予告されて帰ってきたのだった。ノストラダムスもびっくり、カンゴフマダムスの大予言、的中。お見事。

  2006年05月11日

  コメント(0)

• タイ料理のお店のチョコレート

  フレンチジャズの流れるタイ料理のお店で美味しいチョコレートデザートを食べる。タイ料理なのに、フレンチジャズでチョコレートデザート、なのだ。新天地にある、タイ料理のお店に行って来た。お友達が、デザートのすごく美味しいお店があるので一緒に行こう！と誘ってくれた。行ったら、タイ料理のお店だった。確か彼女は、チョコレート系のデザートが、東京で一番美味しい！と思ったお店よりも美味しかった、と言ってたはずだったが。ここ？違うんじゃないの？と思いながら入った。とりあえず、昼ご飯。トム・ヤム・クンスープにきし麺のような麺が入ったものを頼んだ。うーん、美味しい！あっという間に食べ終わり、目的のデザートメニューを持ってきてもらった。そこには、目移りするほどの美味しそうなデザートの数々の写真があった。彼女と一つずつ違うものを頼み、両方食べたが、美味しかった！ホントに。タイ料理とデザート、どっちがここのメインなの？タイ料理屋のデザートなんて、あまり期待出来るほどのものじゃない、と思っていた。なのに、どっちもいけてた。しかも、大好きなフレンチジャズが流れていてお洒落なのだ。帰りにビジネスカードをもらって来たが、そこにはタイ料理のタの字もなかった。VISAGE(店の名前)DESSERT BAR AND CAFEPATISSERIE CHOCOLATESＢａｎｇｋｏｋ， Ｔｈａｉｌａｎｄ / Ｓｈａｎｇｈａｉとあった。今日は小雨が降っていたが、いい日だった。

  2006年05月10日

  コメント(2)

• 日本食材のお店と有機野菜のお店

  上海に来てから１0ヶ月、今まで一度も日本食材のお店に行ったことがなかった。一番近いところで、タクシーで15分くらいかかるのだ。  近所のカルフールで、カレー粉や味噌等の調味料も大体は手に入るし、タクシー代は片道200円くらい、と安いのだが、それでもわざわざなぁ・・・と思っていた。日本人のお友達に、行ったことがないの！？とびっくりされ、そんなにみんな行くのか、とこの休みの間に行ってみることにした。しんせん館。お店はとても小さいが、無駄なものがない、というか、ポイントをついたものが色々と並べられていた。カルフールでは置いていない、あじなどの魚、こんにゃく、たらこ等々。やっぱり、ここはこれからも来ないと。それと、その向にある日系マンションの中にある、コンビニ。さすが日系！と拍手したくなるような品揃え。食料品の他に、整髪料、洗剤、シェーバー、文房具、全て日本のものが置いてあった。これからは、日本に出張に行く度に買い物して来なくてもいいね、ダンナ様っ。有機野菜。それは、ここにいる多くの外国人が農薬漬けの野菜から身を守るため？に探すものではないだろうか。安心して飲める水、安心して食べられる食材。私も色々試してみた。そして今回、O Storeという有機野菜や食材を扱うお店を教えてもらって行ってみた。お豆腐も美味しいと聞いたので、出来たての温かいお豆腐とがんもどき（というよりは、豆腐ハンバーグのよう）と野菜、ドライフルーツを買った。大根や人参は葉っぱも付いている。明日はこの葉っぱで炒め物をしよう。今日の我家の晩ご飯はとっても和風だった。  全て美味しく、大満足。  長男はたっぷりネギをのせた冷奴をおかわりした。この豆腐、とても固い。豆腐の角で頭を打って死ねるかも、なーんて話していた。チビも「あご、だるいー。」と少々大袈裟だが言っていた。オンラインショップもあるこのお店にも、これからお世話になりそうだ。レストランとパン屋さんもあるが、今日は改装中で食べられなかった。ここは、いくつかのマンションにも週に何度かマーケットをだしている。近いところがあったので、そこにも今度行ってみよう。豆腐一丁          １８０円がんもどき４つ     140円きゅうり2本          89円人参（葉付き・小～中サイズ５-６本入り約４００ｇ ）   109円ネギ（日本で売っている束3束分くらい）  91円ラディッシュ（葉付き・中～大サイズが12個）   73円大根（葉付き・大サイズ）        308円O Store / O BISTRO浦西の遵義路１０７号 （シェラトンホテル前の虹橋公園向い）6237-5538www.ostore.com

  2006年05月05日

  コメント(6)

• 今年の家族写真は変身写真！

  長男が生まれてから毎年、家族写真を写真館で撮っている。今年はここ、上海での写真撮影となった。評判の良い、チャイナドレス等の衣装とヘアーメーク付きの写真館（萬紅写真館）を教えてもらい、早速予約を入れて行って来た。途中、地下鉄の中で、長男が以前通っていた現地校の、スクールバスの世話係のおばさんに偶然会った。このおばさんは、長男が学校に通い始めて毎日泣いていた頃から、言葉が出来るようになり楽しく通うようになるまで、一番良く彼のことを見ていてくれた人だった。おばさんは、久しぶりに長男を見て、いつものように頭と顔をなでまわし、涙ぐんでいた。偶然の嬉しい再会に、私も目頭が熱くなった。そしてたどり着いた写真館では、沢山の衣装の中からそれぞれ好きなものを選び、それぞれヘアーやメイクをしてもらった。出来上がった息子達は、小さな孫悟空のよう。ダンナ様は、いんちき漢方売り。そして私は、マダムヤン。覚えてないけど、きっとこんな感じだったのではないか。私としては、こないだ終わった香取慎吾の西遊記に出てきた、凛凛ちゃんが良かったのだが、ヘアーメイク担当のお姉さんに言ったら、あれは子供がする髪型よ、と笑われた。どうせ私は若くないですよ。いいじゃん、写真くらい若く撮らせてくれたって。ブツブツいいながらも、マダムな自分もいいか、と撮影。明日には、自宅に届けてくれる。かなり楽しみだ。

  2006年05月04日

  コメント(9)

• スキーとチビの誕生日

  私以外の家族と隣のフランス人のおじさんとそのお友達で昨日行って来た、上海の屋内人工スキー場。入場料大人170元、子供150元でスキーウェアーから何から全て貸してもらえ、そんなに混んでもなく、とても楽しかったよう。広さは、ベタな比較だが、私達がよく行った六甲山人口スキー場の長さが倍くらい、だそうだ。そして今日はチビの4歳の誕生日。チビはお菓子以外の食べ物に興味がない。何を作っても、お菓子かラーメン以外、苦しそうに食べる。そんなヤツのために何時間もかけて誕生日のご馳走を作る訳もなく、ケーキだけ焼くことにした。焼いたケーキはシフォンケーキ。それにむりやり生クリームといちごをのせ、崩れそうになったうえにさらにローソクをたて、歌を歌って写真撮影。直径２０ｃｍ以上もあるケーキ、少し取り分けて昨日のお礼に隣のおじさんに持って行った。フランス人のおじさんの口に合ったかどうかは分からない。持って行ったとき、中国人のお友達もいた。甘い物好きの中国人。  売ってるケーキはどれも嫌になるほど甘い。私がここでケーキを買わない理由の一つ。この2人、こんな会話してたりして。中国人    「ん、このケーキ、味がないねぇ。」フランス人「コルドンブルーには程遠いねぇ。」でも、うちの皆さんはこの大きなケーキをすごい勢いで一瞬にしてたいらげた。よろしいっ。

  2006年05月03日

  コメント(4)

• 上海で初スキー、私は家でぼんやり

  2-3日前、私の怒りに触れ家の外に放り出された長男が、助け舟を出してくれた隣のフランス人のおじさんからゲットしたもの、日帰りスキーツアー。（詳しくは、にぃにぃまたもや放り出される）昨日ダンナ様が何時に家を出るか聞きに行くと、チビも連れて行きたければ君と一緒なら連れて行ってあげるよ、と嬉しいオファー。元々スキーはインストラクターをしていた程上手な我がダンナ様。子供が一緒だと雪遊びかソリくらいしか出来ないが、それでもやはり、スキーと聞けば行きたい。部屋に戻ってきた彼は、明日僕もチビも行って来るわ、と言い、かくして私はこの9連休のど真ん中、思いがけず1人、家で過ごすことになった。少し離れたところにある日本食材のお店に買出しにでも行こうかとも思ったが、ここはやっぱり家でぼんやりすることにした。私も休み、だ。

  2006年05月02日

  コメント(3)

• お客様

  今日はここに来て初めて、ダンナ様の会社の方が2組、家族で遊びに来られた。昨日の晩から用意し、作った料理は以下の通り。・枝豆の冷製ポタージュスープ・ミックスビーンズのアンチョビサラダ・キッシュ2種類・タコス（たこ酢ではなく、メキシカン！）・おにぎり3種お客様が満足されたかどうかはさておき、私は非常に満足だった。自分で言っちゃぁいけないが、美味しかったのだ。全て手作りし、それに念入りな掃除、洗濯、ソファーのカバーまで洗い、お花を飾り、かなりの労働だったが、優秀なアシスタント（我がダンナ様）のお陰でスムーズにいった。そして来られた会社の方も、その奥様達もとても楽しい方達で、子供同士も仲良く遊び、とても良い連休の一日を過ごすことが出来た。明日は子供がスキー、明後日はチビの誕生日。連休中ずっと良い天気だといいな。

  2006年05月01日

  コメント(0)

• チビを通して垣間見る、よそんちの内情

  「におってみ。」   そう言って足を差し出すチビ。男の子２人を育てて７年、ダンナ様と結婚して８年、今までの人生三十数年で足を臭えと言われたのは初めてだった。しばし呆然としている私に、「におってみってっ！」  とさらに迫って来る。「どこでそんなこと覚えてきたの？」  と言うので精一杯の私に「ようちぇーん！  ○○くんがやってんねん！」  と言う。そして昨日、お風呂に入ろうと服を脱ぎ、もう脱いだ？とヤツらを振り返ると、そこにはしゃがんで私の下着を臭う３歳のチビがいた。その情況を理解するのに、しばしまた呆然と立ち尽くした。「ぁ、ぁぁあんた！  何してんの！！？」  やっとこさそう言うと、その下着を持ったままこっちを向き、ニヤッと笑う。何も見なかった、と無理やり自分をごまかし風呂に入る。風呂を出て下着を付け、濡れた髪をアップに留めていると、何やら腰の辺りが温かい。髪を持ち上げたまま下を見ると、そこには私のはいている下着に鼻を近づけ臭いを嗅いでいるチビがいた。変態か、お前は。  ３歳にしてすでに変態。    ・・・・えーっ！！「ちょ、ちょっと！！」    うろたえる私に、「○○くんがやってんもーん♪」  とまたもや○○くんが出てきた。その○○くんのお母様はとってもひかえめな方で、そんなことをお家でやってる訳がない。お父様にもお目にかかったことはあるが、あ、・・・・有り得るかも・・・。おとなしそうなダンナ様だが、そこも男の子２人のいる家庭。とっても元気な坊ちゃん達。きっと茶目っ気のある、おもしろいお父さんなのだろう。そうそう、そうなのだ、うん。  きっと。

  2006年04月27日

  コメント(0)

• ヒロミ・GOを聞きながら

  「抱きしめ～るとぉ、いつもキミは～♪」こんな歌詞だっただろうか。私が小学生くらいの頃に流行った郷ひろみの歌。もうその存在すら忘れていたが、ここ上海に来てから、私の意思に反して毎日聞いている。何をしてても、郷ひろみ。子供達を送り出すのも郷ひろみ。一日に何度聞いているのだろうか。マンションの前に、幼稚園付きの現地校があるのだが、そこから毎日流れてくる。毎朝の朝礼のときに始まり、放課後まで何度も。校長よ、あなたに聞きたい。何故に郷ひろみ。何故に今、ヒロミ・GO？

  2006年04月26日

  コメント(0)

• 回虫さん、いらっしゃぁ～い！

  何かの記事で、中国在住日本人の10人に1人はお腹に回虫がいる、というのを見た。原因は大体が、水や野菜、外食のせいなのだそうだ。恐るべし、中国。そろそろ私のお腹にもおいでなすったか？

  2006年04月23日

  コメント(5)

• 韓国では。

  ここに来てから仲良くしている韓国人のお友達。子供同士が同じクラスで、同じマンションの横の棟に住んでいる。私は韓国が好きで、子供が生まれる前はよく遊びに行っていたが、知らないことばかり。子供の帰宅時間、バス降り場からそれぞれの棟の入り口まで子供と一緒にしゃべりながら歩いていると、子供同士の会話を聞いた彼女が「○○（うちの子）は韓国語話せるの？！」とびっくりして言う。「えっ！そんなはずは・・・。」「でも今、‘カバン’って言った！  これ韓国語よ！」訳が分からず、「え、違うよ、カバンって日本語やで。」と言うと、「違う、違う、bagのことを韓国語で‘カバン’って言うのよ！」「うっそぉ～、一緒なの！！？」とびっくり。そして、彼女はいつも私の大好きな美味しい韓国料理を多めに作っては持ってきてくれる。料理の下手な私だが、いつももらってばかりでは悪い、と下手でも出来るたこ焼きを作って持って行った。すると彼女は不在で彼女のダンナ様が出てこられた。「アニョハセヨー、なんちゃって。  これ、作ったので食べて下さい。」と蓋を取って見せると、「おぉー！」と何だかちょっと嬉しそう？次の日彼女に会うと、「昨日はありがとー！たこ焼き韓国で流行ってるのよー！」と言うではないか。そうなんだ。  知らなかったけど、何だか嬉しい。「納豆って食べる？」と彼女が聞く。「え？  納豆って納豆？  食べるけど、なんで納豆知ってんの？」「韓国人も食べるのよ。  どこで買ってるの？」「え～っ！  本当？！  カルフールで売ってるけど・・・。」その晩、納豆に彼女にもらったキムチを入れて食べてみた。    彼女がそうしているかは知らないが、とても美味しかった。    我が息子達も美味しい、美味しい！と食べた。とまぁ、色々なちょっとした日常のびっくりを彼女から教えてもらっている。そして昨日は、遊びに来た彼女が溜息まじりに言う。「○○（うちの子）、結婚しちゃったねぇ・・・。」「はい？」「ほら～、言ってたじゃん、○○が韓国の俳優のパク・ヘイルにそっくりだって。  その彼が結婚したのよ。」そう言えば、そんなこと言ってたなぁ、とPCで彼を探してみる。ほんとだ、そっくり。

  2006年04月13日

  コメント(0)

• それはいつも突然に

  昨日、夕飯を5品も作り上げ、あとは食べるだけ、のときだった。最近、ときどき夕飯に間に合う時間に帰って来る我がダンナ様。今日も間に合うかな？とメールを打ち始めたところで電話が鳴った。「ごめん、今日外で食べることになった。」「あ゛ぁ～！？」なんでもっと早く言えへんねんっ！  家で食べれる時は外食の多い彼のために野菜を多めに、等、色々と私なりに考えて、品数も量も多く作っているのに。と言っても仕方ない。  わかった、と言って電話を切った。そしてきっと遅くにしか帰って来ないだろうと、早々と寝ることにした。 今朝起きて、朝食の用意をしていると、「あ、今から北京行って来るわ。  金曜日に帰って来るわ。」 と言う。なんで「今」言うのか。寝てる間にでも決まったのか。そして私は今日も、昨日大量に作った残り物ご飯をなくなるまで食べ続ける。

  2006年04月12日

  コメント(0)

• My space ドット コム

  上海に来てから日本の友達とはいつもメールで連絡しあっている。ところが何人もの友達が、メールしても時々届かないことがある、と言う。こちらから送る分には問題ないようなのだが、なぜそうなるのか分からない。ここのアメリカ人の友達も時々メールをくれるのだが、今度は私からのメールが届かない。何の表示もないので私は送れているものだと思っていたら、一度も届いてなかったらしい。そして彼女からの提案。アメリカで流行っているサイト、My spaceに自分のページを作りそこでやり取りしよう、と。そこではブログも出来るし、世界中の人と話せるし楽しいよ、英語だけど（･･；と。近所に住んでいるが、お互い小さい子供のいる身。  電話の出来ない時間帯はメールが便利。そうね、じゃ、そうしよっか。  と、気軽に引き受けたものの、これが結構じゃまくさい。自分のページを作ってしまえば、あとはメールのやり取りだけに使えばいいのだが、その最初が面倒なのだ。いつまで経っても作らない私に彼女が業を煮やし、今からそっちに行くからＰＣ立上げといて！と電話がきた。強制かよ～！そして今日は一日彼女とＰＣに向かった。昼はマンション内のレストランからランチを取り、缶詰状態。子供の帰って来る時間の少し前にやっと出来あがり、彼女は帰って行った。彼女の上の子とうちのチビが同じ幼稚園に通っている。バスを迎えに行くと、彼女がメール送っておいたからちゃんと届いてるか確認しといて、と言う。え、もう送ったの？私は一日ＰＣと睨めっこで結構疲れたのに彼女は色んな写真やビデオを送ってくれていた。タフな彼女であった。

  2006年04月11日

  コメント(2)

• さよなら、ダイマッカチンさん・・・

  去年の夏、ここに引越してきてすぐこのマンションの敷地内の池で捕まえたザリガニのダイマッカチンさん。日本にいたとき、その季節になるとザリガニ釣りに出掛けていた私達、特に息子達には、唯一「日本と同じ」を感じられる、象徴でもあった彼。いつもいつもペットフードでは可哀想、と池で大量のメダカとドジョウを捕まえてきた。早速ドジョウを一匹たいらげ、良かったねーと皆で話していた。そして子供たちはベッドに入り、私達夫婦は買ってきたばかりのＤＶＤ「アンフェア」を観ていて気付いたら夜中の１時半。  えー、うそ！？という展開にドキドキ、そしておもしろいけど重い内容に疲れ果て、でも早く次を観たい！！という気持ちを断ち切り寝ることにした。重～い気持ちのまま、ダイマッカチンさんの様子を見てから寝ようとケースを覗き込むと・・・！事件発生。何と、ダイマッカチンさんは２匹目のドジョウを大きなはさみで捕まえたまま裏返って死んでいたのだ！なんでこうなったのか訳が分からず、じっと覗きこんでいた私にダンナ様がどうしたの？と聞く。「事件発生・・・」慌てて来たダンナ様もケースの中を見て黙り込む。ダイマッカチンさん、ダイマッカチンさん・・・。なんでこんなことになったの？慌てて食べて窒息したの？私達の大事なザリガニ、ダイマッカチンさん。ごめんね、そして今までありがとう。  あなたのお陰で子供たちは癒されていたのよ。明日池に帰してあげるね。こうしてアンフェアに続き、さらに重～い気分のままベッドに入った私達。

  2006年04月10日

  コメント(0)

• いらっしゃったのですね！

  うちのマンションは日本人がいない、と思っていた。と言っても、去年の夏に引越してきて９ヶ月、一度だけ小さなお子ちゃまを連れたママにすれ違ったことはある。でも、その親子にもそれ以来出会ったことがない。ところが、今日、敷地内にある池で子供たちと魚取りをしていると、その池でボートに乗っていた家族から「すみませ～ん、日本人の方ですか～？」と声がかかった。ちょうど池の橋の低い手すりを立って歩いていたチビに「こらっ！そんなとこ歩いたらあかんやろっ！！」と怒鳴った直後だった。それを聞いて私達が日本人と分かったようなのだが、日本人に声をかけられたこと自体びっくりなことで、しかも、チビを怒鳴った直後、私の顔はまだ怒ったままの状態で振り向き、慌てて顔を作ったが、超シドロモドロ。愛想もくそもなかった。  反省。  「日本人の方に初めて会ったので・・・。」とおっしゃっていたのに。そして夜、サルサ教室に行った。我がダンナ様も一緒に行っているのだが、彼のぎこちない動きになんじゃそれ～！と言いながらやっていると、終わったあと、隣で踊っていた男性が急に「大阪の方ですか？」と来られた。日本語で話し掛けられることに慣れてない私。ここに来てから幼稚園で知り合った方以外日本語で話すのは家族だけだった。マンション内で家族以外の人と日本語で話すなんて皆無だったのだ。嬉しかったのだが、突然のことでまたシドロモドロ。  踊ったあとで顔も真っ赤、ゆでダコのよう。あたふたしていると、今回はダンナ様がいっぱいしゃべってくれ和やかな雰囲気でお話を終わることが出来た。その方はもうここに２年も住んでいるそうだが、その方も日本人は私達以外に１人しか知らないとおっしゃっていた。でもでも、いらっしゃったのね、日本人のご近所さん。そして、今日出会った２家族以外に最近引越してこられたダンナ様と同じ会社のご家族。何だか嬉しいわー。 池で会った方には今度会ったら謝っておこう。

  2006年04月09日

  コメント(0)

• サルサ始める

  チビが幼稚園に行くようになって、ここでの生活も落ち着くと、1人の時間が急に出来た。それは７年ぶりで、始めはダラダラ過ごすのがやけに嬉しくて、本当にダラダラを楽しんでいた。昼寝したり、本を読んだり、ドラマを見たり。でも、ダラダラし始めると、やらなきゃいけない家事もどんどん面倒くさくなる。そして挙句のはてには、肉もどんどん付きだし、ジーンズがきつくなる。ようやくこれではマズイ、とジムに週２－３回通い出した。いつ行こうが、どれだけしようが関係ない。 行きたい時に行く。それが良かったのだが、それは自分に甘い私にはやっぱり良くなかった。今日はもういっかー、と怠けたりする。そこで、その曜日、その時間、に行かなければいけない、サルサ教室にも行くことにした。行ってみたら、とても楽しい。とても上手い人もいるが、私と同じ初心者も何人もいて、これもなかなかイイ感じ。出けへんわー！ギャハハってな西洋人もいて。これはなんだか続けられそうな予感。

  2006年04月03日

  コメント(4)

• 誕生日のゴチソウ

  お客様のときと家族の誕生日、クリスマス以外、いつもまんねり、お馴染みの料理で、食べたい！という気にもならなければ、作りたい！という気にもならない、普段のご飯。でも今日は久しぶりに、ない腕を奮った。長男の誕生日のお祝いだ。朝から買い物に行き、とりあえず手に入るものだけで出来そうなものを考えた。ちょっと遅めのランチのメニューは以下の通り。・スパニッシュオムレツ・ロブスターと貝柱のパスタ・スコーン・インサラータ スズキ・手作りの苺のロールケーキ（長男のリクエスト）スパニッシュオムレツは幼稚園のスペイン人のお母さんに教えてもらったもの。ロブスターと貝柱のパスタは日本から取寄せた、茹でたパスタに和えるだけ、の手抜き。インサラータ スズキは、ミラノに行った時に入ったレストランにあったメニューで、牛肉とベビーリーフ、ルッコラ等を和風のドレッシングで和えていただく、というもの。昔鈴木さんという日本人の方がその店によく来られてリクエストされたものが、メニューになったそうだ。こう書くと、大したものは作っていない。ケーキやスコーンに時間がかかっただけだ。日本にいた時は、もっと色々作っていたなー。 フルコース並に。でも、思うように材料が揃わないここではこれで良しとしよう。何時間キッチンに立っただろうか。 久しぶりに‘料理’をした。スコーンは間に合わず、明日の朝ご飯となったが。しかも今になってスープがなかったことに気が付いた。でも、ま、これも良しとしよう。 朝からずっと立ちっぱなしで少々疲れたが、料理らしい料理をして何だかとっても気分がいい。でもやっぱり毎日は出来ないな。

  2006年03月26日

  コメント(0)

• タクシぃ、プリ～ズ！

  うちのマンションは部屋からゲートの守衛さんにインターホンでつながり、タクシーを部屋の下まで呼んでもらうことが出来る。ロックマン（チビが守衛さんのことをこう呼ぶ）は英語が話せない。でも、「タクシー」という単語くらいは分かる。こちらが「タクシー、プリーズ」と頼み、インターホンを置く。部屋の下までタクシーが来たら、今度はロックマンから来たよ、とインターホンが鳴る。でも、｢来たよ」が言えない彼ら。「タクシぃ、プリ～ズ。 バァあ～イ♪」 （タクシー来たよ。じゃぁねー♪）とってもカワイイのである。

  2006年03月20日

  コメント(2)

• 幸せ～。 その２

  ダンナ様の取ってくれた休み、２日目。今日は私の誕生日。この歳になると全然嬉しくない。 でも。今日は５つ星ホテル、セントレジスでランチ。久しぶりにお洒落して、ゆっくり食事を楽しんだ。なんて幸せなんだろう。長男の学校が終わる２時に合わせて迎えに行き、一緒に帰ってきた。その途中銀行に寄ったのだが、そこで長男はかざぐるまをもらい、ポカポカ陽気の中、用事が終わるまで、外でかざぐるまを手に嬉しそうに走りまわっていた。その様子を見た、銀行の女性とガードマンのおじさんが出て来て、彼らもまた、ニコニコと長男を見ていた。「あなたの息子さん？ とってもラブリーね！」うん、私も本当にそう思う。 日の光の中、かざぐるまを持って走っている彼は輝いていた。そして銀行を出ると、その前にある小さな池ではおたまじゃくしが泳いでいた。３人でしばしおたまを眺め、幸せだなー、とまた思う。家に帰り、夕食の用意をしていると、２人の息子が大きな花束を抱えて来た。「お母さん、お誕生日おめでとう！」思いがけないプレゼントに胸がいっぱいになる。その後ろで、ダンナ様がニコニコと微笑んでいた。

  2006年03月10日

  コメント(2)

• 幸せ～。 その１

  行って来た。日本人学校と日本人が多く住むという古北へ。日本語の看板が沢山あり、歩いているとあちらこちらから日本語が聞こえてくる。周りに日本人のいない私にはちょっとした感動だった。そして、DVD屋さんも見つけて入ってみたが、これまた予想通り日本のDVDの多いこと！何枚も見れなかったドラマを買った。 嬉しい～。昨日で結婚丸８年。 結婚記念日だった。忙しい我がダンナ様は、結婚記念日、誕生日、クリスマス、ここぞ！のピンチ、に家に居たためしがない。 でも今年は、今日と明日、２日も休みを取ってくれた。日本人学校、DVD屋さんに行った後、シェラトンホテルの２階で中華をいただき、デリでパンやスィーツを買い、幸せな気分で帰って来た。誰に気兼ねすることもない、７年ぶりのデート。そして夜は、近所に出来たメキシコ料理屋さんに家族で行った。元々メキシコ料理が大好きな私。 家の近所に出来るなんて、素晴らしいっ！子供たちも美味しい、美味しいと、沢山食べた。幸せ～。

  2006年03月09日

  コメント(0)

• 日本のＤＶＤを売ってる店発見！

  ここに来てから日本のドラマに飢えていた。唯一の日本語放送はＮＨＫのＢＳ。 つまらない。連続テレビ小説など見たことなかったが、今ではそれが私のたった一つの楽しみになった。全然おもしろくないのに、趣味の園芸？やペットのしつけ（ペットもいないのに）まで何となく見ていたりする。ところが、同じマンションの韓国人の友達が、韓国や日本のドラマ・映画のＤＶＤを売ってる店が出来たよ！と、彼女お薦めの韓国ドラマのＤＶＤを持って来て教えてくれた。やったー！！これでわざわざ遠くまで行かなくても日本のＤＶＤが買える！来週、日本人学校に書類を取りに行く時にたんまり買い込む予定にしてたのだが。今日、早速行って来た。感動。お正月にやったばかりのスペシャルドラマなんかももうあった。しかも安い。そして私は、日本にいた時に買いたかったが高くて諦めたものを発見！それは、「怪奇大家族」。一年ほど前だったか、深夜1時ごろにやっていて、たまたま見たのだが、怖いけど笑えるやめられないドラマだった。出演者は室井滋、藤村俊二、モロ師岡etc。 ＤＶＤは￥16,000くらいだったか。それが、40元（￥560）。やったー！！「野ブタ。をプロデュース」５０元（￥７００）「となりのトトロ」１０元（￥１４０）そのほかに、ドラマと子供のアニメ数枚を買い、今日はこのくらいにしといたろか、的に帰ってきた。大満足な日であった。日本人学校付近には、もっと豊富に取り揃えてる店があるだろうから、書類を取りに行くときに覗いてみよう。「My Lovely Samsoon」のあとの楽しみが増えた。

  2006年03月04日

  コメント(9)

• 韓国ドラマ‘My Lovely Samsoon'

  以前ここの韓国人の友達に、「これ私の好きなドラマなんだけど、すごくいいから観て！」ともらった韓国ドラマのＤＶＤ。日本にいたときも韓流ブームにはまりにはまった友達が何人もいて色々ＤＶＤを観せられた？が、イもぺもピにもはまることなく無事終わった。はまった友達はみな、すごいことになっている。子供をダンナ様に任せ、彼らに会いにどこまでも行く。そこの角から急に「彼」が出てきたら、こんな私じゃ恥ずかしい！と、シミとり、シワとり、歯の矯正、エアロビクス、韓国料理に韓国語、その他色々忙しい。これらにかかるお金も果てしない。でも、特定の俳優にはまることのない私だが、ドラマ自体はすごく好きなのもあった。例えば、「HOTELIER」。あの主人公の女の子がとても可愛かった。 そしてそこに出てきた総支配人。ぺよりもそっちの方が私は好きだった。で、今回もらったＤＶＤ「My Lovely Samsoon」。全部でＤＶＤ８枚。 まだ６枚目で見終わってないけど、これもイイ！！涙あり、笑いあり、で出てくる俳優は最初はそんなにカッコイイとは思わなかったけれど、観ている内にどんどんカッコ良く見えてくる。韓国の文化や家庭生活が見れるのも楽しい。毎日毎日これを観るのが楽しみで仕方ない。元々感情移入が激しく、映画やドラマを観るとかなりエネルギーを消耗する私。そして、その後しばらくは主人公のまま。泣きながら観ていて、子供のお迎えの時間に気付き、慌てて迎えに降りるものの、「主人公」の私は切ない気持ちを引きずりながらボーっとバスを待つ。あー、切ない・・・。あー、心が痛い・・・。そして夜、ふと横を見る。 そこにはドラマの「彼」とは違う我がダーリンの顔。・・・あ。 一瞬で現実に引き戻される。でも。 こんなことを考えて一日を過ごせる私は幸せものだ。

  2006年03月03日

  コメント(2)

• 祭り月

  ３月。私の大好きな季節が始まる。だんだん日が長くなり、それだけで心が晴れる。だんだん暖かくなり、それだけで動きたくなる。だんだん木が膨らみを付け始め、生命の力を感じる春が来る。そして我家は虫だらけ。 ヤツらも動き始める。３月。それは我家の祭り月。夫・私・長男の生まれた月。 そしていつも忘れる結婚記念日。今年の誕生日は何がいい？、のダンナ様の問いに、一日だけ会社を休んで欲しいと言った。長男の日本人学校の書類を取りに行って、その周りを歩いて見たい。住むところを選ぶときにマンションからマンションへ車で移動しただけで一度も歩いたことのない地域。沢山の日本人が住むという、日本を感じられる場所。放送したばかりの日本のドラマが即、DVDになって売っているというところ。たんまりDVDを買って、美味しいランチを食べて、一日デート。６年ぶりの、誰に気兼ねすることなく２人で外出できる日。付き合ってもらうわよ～。

  2006年03月01日

  コメント(0)

• あぁ、アルバム・・・

  上海滞在中に私に課せられたもの、それは子供のアルバム作製。長男もうすぐ７歳。次男もうすぐ４歳。アルバムの中の長男は今、１歳４ヶ月。次男、なし。はぁ、コーヒーでも入れて、「ぼちぼちいこか」。*「ぼちぼちいこか」子供の大好きな絵本

  2006年02月26日

  コメント(0)

• たこ焼きリベンジ！

  たこ焼きの大好きな我家。たこ焼き器持参で上海まで来たが、初回にして失敗（というか、焼くまでに至らなかった）だった前回。その理由は‘買ってきた冷凍タコが解凍したら腐っていた’から。それ以来、たこ焼きというメニューは我家からなくなっていたのだが、新しく出来たシティースーパーという、外国人向けのスーパーに行ったら、近所のカルフールでは見ることのない、サバ・スモークサーモン・北海道産生食用ホタテ・揚げるだけの魚のフライ（何の魚かしら・・・？）等々、そしてタコ！があった。海のものが肉より好きな我家の息子達。 でもここに来てからカルフールで売っている魚はいつも同じ、サーモン、カレイ、太刀魚、秋刀魚。 もういい加減、買う気もしない。久しぶりのいつもと違う魚にとっても嬉しくなった私は沢山買った。 沢山。そして、今日の晩ご飯はたこ焼きだー！いつも友達の韓国人から美味しい韓国料理をもらってばかりの私はここぞとばかりに出来たてのたこ焼きを持って行った。これで、少しはお返しが出来た。 ほっ。そして美味しいたこ焼きに大満足の我家。日本から大量に持ってきたたこ焼きの粉も捨てられることなく、賞味期限のくる前に捌けるだろう。

  2006年02月25日

  コメント(0)

• 胃の所在地

  以前、それはもう１０～２０年くらい前。何故か忘れたが病院でレントゲンを撮ったとき、医者から「胃下垂で腸がとぐろを巻いている」と言われたことがある。「とぐろ」と言われても、健康優良児の私は、ふ～ん・・・、と思っただけで何の不都合もなければ、先生お薦めの「逆立ち」も一度もしたことがない。胃が痛くなることもなく、「胃下垂」の胃が、自分の体のどの辺に位置するのかも知らなかった。そして昨日、年末日本から大量に送られて来て、まだ食べきれずにいたじゃがいもに芽が出始めていたので、そろそろ処理しなきゃ、と大量に調理した。皮をむいたときうっすら緑色だったが、気にせず調理し食べた。その何ともエグく、酸っぱかったこと。 腐っているわけではなかったが、味は確かに変わっていた。緑も全部むいてしまえば良かったのか。でももったいない一心で頑張って食べた。 すると子供達をお風呂に入れ、さぁ寝ようとベッドに入れたところで「胃」が痛み出した。 お腹ではなく、それは確かに腹痛とは違う部分の痛みだった。うっ！ 慌てて胃薬を飲んだ。そして気付いた。ここだったのか～、私の胃。ヘソの横に位置する。

  2006年02月21日

  コメント(2)

• カマキリの赤ちゃん餓死寸前！？

  金曜日の早朝ゾロゾロと出てきたカマキリの赤ちゃんたち。肉食だというのに、早産だった彼らには、まだ寒い外の世界に食べるための小さな虫はおらず、どうしようかと母は途方に暮れていた。とりあえず、花鳥市場だ！彼らに食べさせるものを探して行ってみた。そこで見つけたのは小さな赤ちゃんコオロギ。 それが唯一の小さな虫だった。これなら大丈夫だろう、と家に帰り早速中に入れてみた。ところが、赤ちゃんコオロギは赤ちゃんカマキリよりも随分しっかりしていて体も少し大きい。 動きも素早く、しかもカマキリ達はそれが食べ物だと認知していないのか、すれ違いざまに体が触れるとびっくりして逃げてしまい、コオロギ達もピョンピョン！っと見事なジャンプで行ってしまう。いつまでたっても食べるどころか、捕まえようともしない。母は心配でその場を立ち去れず、いつまでも虫かごの中を見つめて動けない。ガンバレー！情けないなぁ、もう・・・。何だか誰かさんを見つめる時と同じ気持ちになっている。子供ってみんな、こんななのかな。母はいつでも、こんななのかな。

  2006年02月20日

  コメント(0)

• 

  勘違いな虫たち

  今朝起きたら窓の外は一面の雪景色。中国語の先生に聞くと、ここ上海では３年程前から年に１回くらい雪の積もる日があるという。 それまでは雪が積もることなんてなかったらしい。ここも異常気象なのだろう。そして家の中。ここはもう春。 プラスチックケースの中のザリガニが動き出し、昨日の早朝にはカマキリの卵から無数の赤子がぞろぞろと出てきた。久しぶりに赤ちゃんの母となった私は何を食べさせればいいのか分からず、あたふたとりんごや野菜を入れてみたり、マンションの植込みに生えている草を引き抜いて来て入れてみたり。う～ん、でも確かカマキリは肉食。子供の図鑑で調べるとアブラムシを食べるという。まだ寒い空の下、アブラムシなどいるわけもなく、途方にくれる。ヒーターで常に温められた家の中は、彼らにとっても異常気象なのだろう。

  2006年02月18日

  コメント(0)

• 世界共通、主婦の話題

  子供を産むまで働いていた仕事の関係上、色んな国に色んな人種の友達がいる。海外に住む日本人の友達、日本に住む外国人の友達も。そして、ここ上海に来てからも、周りに日本人がおらず出来た友達は外国人。最近特に、どこも同じだなーと彼女らとしゃべっていてつくづく思う。子供の成長で悩み、嫁姑の関係に悩み、そしてダンナ自身に悩み、話題のドラマで盛り上がる。そして、そんな私達にいつも知恵と元気をくれるのが自分達の母親であることも。日本でのある晴れた日のこと。私 「今日晴れてんのに、雨降るらしいよー。」ドイツ人 「なんで！？ 晴れてるよ。」私 「だよね。 でもうちの母がそう言うんだよねー。‘感じる’らしいわ。」ドイツ人「なら、降るわ。 うちの母もそういうこと言ってしかも見事に当る。」私・ドイツ人 「不思議だよね、あの人達。」そして、イタリアからのメール。「ちょっと古いけど sex and the city にはまった！ 見た？」私「もうとっくにはまった！」２人 「見てるだけで、楽しい気分になるよねー。 独身時代が懐かしい！」フランス在住南アフリカ人「子供って大変だよねー。 毎日戦争中。」私 「ホント、特に男の子は体力勝負。」２人 「だよねー、家の中はいつも、泥棒の入ったあとみたい。 母は倒れられないしお互い頑張ろーねー。」ここのアメリカ人の友達「こないだダンナのお母さんが来たんだけど、また子供（女の子）の髪の毛勝手に切っちゃって最悪！ せっかく伸ばしてたのに。 台所の物から家中の物まで勝手に動かして亀の餌がどこにいったかわかんない！ 早く帰ったらいいのに！」私「ご飯つぶ、食べるんじゃない？・・・・あ、ごめん。 そういう問題じゃないよね。 すまぬ。」アメリカ人「今からお母さん（自分の）に電話してスッキリして来る！」ここの韓国人の友達「プルコギ食べる？ 沢山作ったから持ってきたんだけど。 それとこれ、前に言ってた、私の大好きな韓国ドラマ‘My Lovely Samsoon'。 最高にいいから見てー。 あげるから。」私「ラッキー！ 今日のうちの晩ご飯！」ドバイ在住のいつもの彼女「今ここの日本人会の婦人部で麻雀やってまーす。」私「うそっ！ ドバイで麻雀？？ 何かいいね、私も入れてー！」もうすぐ日本からドイツに帰るドイツ人「結婚ってするまでも大変だよね。 もうすでにうちの親と相手の親でもめてるわ。 家柄が互いに気に入らない、とか。 家柄って何だよ。」私「うちももめたよー。 嫁はとりあえず‘気に入らない’から入る。」ドイツ人「そうそう！ なんだ、どこも同じじゃん。」そして、日本の日本人のお友達「今日また学校でうちの子がさぁー・・・・・とつづく。電話が鳴る。母「にぃハぉ？ えーっと、何やっけ？」私「なんじゃ！」母「お母さん今な、中国語習いに行ってるねん。 うふっ。 今日は中華料理食べるんやって。」私「よろしいなー、楽しい老後で。」また電話が鳴る。アメリカ人「昨日ダンナの元彼女が来てさ・・・ちょっと聞いてくれる？！！ 今からそっち行くわ。」そして今日の私は彼女待ち。

  2006年02月17日

  コメント(5)

• バカの父親

  我がダーリンは、いつも「お腹いっぱい」と言ってからが長い。どんどん食べる。そして最後はいつも「あ～、食べ過ぎた。 胃がしんどい。」と言う。ときには「ちょっと出してくる。」と言ってトイレに吐きに行く。三十数年生きてきて、どうしてこうなるのだろう。そして、彼は辛いものを食べるといつもお腹をこわし、お尻が熱いと苦しむ。今日も「お腹痛いー、お尻熱いー。」と帰ってきた。お昼に四川料理を食べたらしい。・・・。返す言葉もない。私に何を言って欲しいのだろう。どうしてこうなることが分かっていながら、同じことを繰り返すのだろう。バカの父親だからこうなのか？

  2005年12月23日

  コメント(0)

• 隣のおじさん

  隣に住むフランス人のおじさん。会社に行く時、帰って来る時に会えば少し話すくらいだが、いつも穏やかで、とても感じの良い人だ。昨日の騒動迷惑だっただろう、会ったら謝らないと、と思っていたら子供のお迎えに下に降りた時ちょうど彼も仕事から帰ってきたところだった。｢昨日はごめんなさい、夜なのにうるさかったでしょう。」彼は笑って言った。 自分にも子供がいるから分かってるよ、あれくらいどうってことはない、と。そして騒ぎの原因の張本人に、もう大丈夫だから、と優しく言った。何を言われたか分からないながらも少し涙目になった息子を見て、まだか？と私に聞いた。まだ・・・かな、とその原因を話した。すると彼は彼の子供の話をしてくれた。 彼も子供が小学校のとき、ニューヨークに転勤になり英語の出来ない娘を２人連れて行ったこと。その娘達も辛い時期を過ごしたが、今は２人とも結婚してフランス語、英語、ドイツ語を話し、それぞれ別の国に住んでいること。そのときに同じく英語の出来ない日本人の男の子が同じクラスにいていつも２人手をつないでいたこと、など。そして日本人が子供にとても厳しいこと、でもやれば出来ること。彼にはいつも救われる。もう２度目だ。 彼の言葉は誰よりも、今の私に必要なアドバイスと温かさをくれる。「 Love him and help him 」

  2005年12月21日

  コメント(0)

• 驚きの中国語会話レッスン

  あなたは、アメリカ人ですか？あなたは、オランダ人ですか？あなたは、ポルトガル人ですか？あなたは、エジプト人ですか？あなたは、デンマーク人ですか？あなたは、ガーナ人ですか？あなたは、ソマリア人ですか？中国語でこの会話をすることがあるのだろうか・・・？

  2005年12月04日

  コメント(0)

• ひぃおばぁちゃんの足

  ここに来て２ヶ月ほど経った頃、ダンナ様の実家のおばぁさん、子供達のひぃおばぁちゃん、が来た。ひぃおばぁちゃんにとって上の子は初ひ孫。彼が１歳半の時に実家の近くに引っ越してから、よくバギーに彼を乗せて散歩に連れて行ってくれた。可愛くて仕方のないようで、色々と甘やかしてくれたりもする。とっても元気で口も達者、すぎるくらいだった。そばにいた時はギャーギャーうるさい子供に迷惑な時もあったようだが、ここに来てからは灯が消えたようで寂しく、会いたいと泣いて電話をかけてきていた。ここの生活ぶりを伝えると、なおさら不安になるようでいても立ってもおれず、お義母さんの妹に付き添ってもらいはるばる上海まで来た。空港に迎えに行くが、待っても待っても出て来ない。ツアーガイドのいない始めてのシロウト２人旅、入国用の書類はちゃんと用意できたのか、入国審査の長蛇の列に立っておれず倒れてはいないか、車椅子の用意をしておいてもらったら良かった、等々、心配になってくる。おばぁさん、何歳だっけ？次々にロビーに出て来る年輩の方々を見ながら、もっと年だったよなぁ・・・やっぱりおばぁさんに海外はキツかったか・・・ブツブツ考える。やっと出て来たその顔にお互いホッとし、３人で涙する。前の晩に作っておいてくれたという、ひぃおばぁちゃんお得意の天ぷらを持って来てくれていた。 久しぶりの味、美味しかった。次の日、疲れていたであろうに、ひぃおばぁちゃんは‘いなりずし’を作ってあげたいから、と材料の揃う日本食材のお店に連れて行って、と言う。ここに来る前に何を作ろうか、色々考えていたようだ。言われるがまま連れて行き、３人でいなり寿司を作る。その夜、腰が痛いと言うひぃおばぁちゃんに歳を聞いた。７８歳。見せてくれた足はパンパンにむくんでいて、足の裏まで内出血していた。痛がっている腰にはコルセットがまかれてあった。こんなになってまで来てくれた、おばぁさんの子供を思う気持ちに、ありがたく、涙が溢れた。

  2005年11月30日

  コメント(0)

全101件 (101件中 51-100件目)

< 1 2 3 >