おばあちゃんありがとう
自分がどう思われているか知らないが、自分は非常に小さな、小さな人間である。時々妙に傲慢になるが。そして実にウジウジとしている。あるいはよく落ち込む。まあそれはいいや。そんで昨日は確か落ち込んでいて、いや確かに落ち込んでいて、暗い感じで近くのカワチ薬品に行った。いや、落ち込んでいたのとカワチに行ったのは関係ない。それで安いフェイシャルペーパー?って言ったか、あと何か買ってトボトボと歩いていた。すると向こう側から来たおばあちゃんが、あらこんばんはと言っている。こっちもこんばんはと返して、ああよくある誰にでもあいさつする愛想のいい人なんだな、と思った。すると今度は、この間はジャガイモありがとうございましたと言う。あれ、これは勘違いだなと気付き、間違いですよと説明。あら何とかさんの何々さんじゃなかった?と言われて、まあ笑って失礼した。夜だしよく見えなかったのかもしれない。近所ではあるが、家からちょっと離れているので、この辺の人の名前とかはよくわからない。しかし、その他愛もない会話のおかげで、何だか笑顔になれた。おばあちゃん、ありがとう。それからおばあちゃんにジャガイモをあげた何とかさん、ありがとね・・・