先生たち
図書館から借りていた本、返却期限を過ぎてもなかなか読めなかったが、この病気の間に読み終えた。「リーチ先生」原田マハイギリスの陶芸家、バーナード・リーチ氏をモデルとして、原田マハさんによるフィクションである。前なら気になっていた人だったが、人物像をイメージすることができた。栃木県の益子に居を構えた濱田庄司さん、民藝運動の柳宗悦さんや多くの人たちのことを知り得たのもうれしかった。「ブラックジャック」手塚治虫説明の必要はないが、ブラックジャックの個人的な人生についてはほとんど何も知らなかったのだなと思った。二人とも先生である。まあしかし、教えを乞うという意味では、私にとっては世の中先生だらけである・・・