ラジオから札幌2
札幌時代、4年目の時、留年していたので4年目3年生という言い方だったが、学生寮に住んでいた。恵迪寮という寮で、木造の寮から鉄筋コンクリートの寮に引っ越していたが、中央のロビーから放射状にA棟〜F棟という各5階建の棟が伸びているような形だった。私はE棟1階の奥にいて、そこは10人で一つのグループを作っていた。学生寮は本来なら個室なのだが、われわれ寮の学生はそれに反発して、勝手に集団で生活するようなしくみにしていた。それを確か相部屋と言っていたと思うが、相部屋で強い絆を持つためという目的だったかな。まあ勝手なことをしていた。その相部屋で2年上の I 先輩がいて、その先輩は柔道部の先輩でもあったが、医学部の先輩だったので留年もせずに6年生までいたわけだ。その先輩は私と同じく神奈川出身だったが、2年下の妹がいたらしく、その妹さんは神奈川の大学の4年生だったとかで、もう卒業を控えているだけなので札幌に遊びに来たらしく、しかもわれわれの寮に来て、相部屋で一部屋個室をキープできるような話になって、結局、冬の時期だったが、約1ヶ月近くもわれわれと共同生活をしていったのである。もちろんその彼女はそのカギのかかる個室を使用していたので、安全は安全なわけだが、まあ彼女のお兄さんもいるからなおさら安全なわけだが、考えてみたらムチャクチャな話であった。そしてやっぱりまた長くなってきたので、また次回に続く・・・