シカゴ!
9月の旅の予定がほとんど決まった。チケットの手配、80%完了だ。成田からユナイテッド航空の直行便で行く。福岡-成田間も早割りが取れたし、シカゴ-フェニックス、LA-サンフランシスコもユナイテッドの周遊に入っているからフリーで飛べる。滞在期間1ヶ月、これで空港税、燃料代、税込みで12,7000円はお得だと思う。あとは友だちにトゥーソン-サンディエゴ間の格安チケットを取ってもらい、サンディエゴ-LAの移動手段を列車にするか、バスにするか考えるのみ。さて、アリゾナ州では友だちマンディとグランド・キャニオンへ行く予定。彼女の仕事の時間は、のんびりしようと思っている。たぶん、暇な時間は彼女のおばあちゃんが相手をしてくれると思う。おしゃべりでとても素敵なおばあちゃんだ。サンディエゴでは2泊予定、ここでは一人でのんびり過ごす。LAはマーティンとこでお世話になる。ここでもおしゃべりで素敵なお母さんが待っていてくれる。最後のサンフランシスコでは、彼がトロントからやって来る。さて、最初の目的地のシカゴだけど、ここには7泊予定。今思えば、何でそんなに滞在するんだろう…って頭の中は?がくるくる回っている。そこには、友だちのダニちゃんが住んでいる。先々週、ダニちゃんにシカゴへ行くよって電話した。彼女は喜んでくれたんだけど、なんとまあ、私がシカゴに着く日、彼女はLAのお母さんのところに行くのだそうだ。5日にシカゴに帰って来るって言っていたから、彼女と過ごせるのはほんの2,3日。まあ、それはそれでいい。ユースホステルに泊って、大好きな美術館めぐりなんかしちゃって、素敵じゃない。ミルウォーキーに小旅行なんかもできるし。ところがだ、私がシカゴへ行くって友だちや知り合いに話したら、どいつもこいつもシカゴはアメリカでいちばん治安の悪いところって吹き込みやがる。どうして人を不安にさせるかなぁ…。「アンタッチャブル」の時代じゃないんだから。それでも、そんなことを聞くとやっぱり嫌な気分になるんだよな。私は一人旅が多いけど、危ない目に一度も遭ったことがない。巻き込まれたこともない。今までは運がよかったのだろうけど、自分でも『私に近づくんじゃねー』ってオーラを出しながら歩いているつもりだ。犯罪のよく起こるっていうマドリッドの地下鉄の某所でも何も起こらなかった。だから、危険な目に遭うのはよほどボーっとして無防備かよほど運が悪い時にしか遭わないって思っている。治安のいいといわれる国や地域でも、慣れない土地を夜一人で歩くことはなるべくしない。たまに移動でそういう時もあるけど、人の流れに合わせて歩いている。どいつもこいつもシカゴは危ないって言うので、シカゴにいるドイツ人の友だちに連絡を取ろうかとも思った。最近連絡を取っていないんだけど。その前に書店で『地球の歩き方・シカゴ』を買ってみた。長い滞在期間を過ごすヒントにもなるはずだから。読めば読むほど、私の好きそうな町だ。とてもアーティスティックで、美術館、博物館のみならず町中がアートで彩られている。不安よりも、期待のほうが高まり始めた。もう外野の「危ない」って声は無視、無視。今までどおり、自分で気をつけて気を引き締めて旅をすればいいだけじゃないか!美術館、博物館めぐり、歴史的建築物ツアー(一人で)、公園でのんびり、ミシガン湖のほとりをお散歩、ユニオン駅で「アンタッチャブル」の有名なシーンの階段も見たいし。ほら、赤ちゃんを乗せた乳母車が落ちていくシーン!もう、楽しみで仕方がない。ってことで、待っててね、シカゴ!おまけ:本によると、シカゴの治安はそんなに悪くないそうだ。