パブリック・エネミーズ
ハワイにいくノースウェストの飛行機で見ました。これは日本語字幕がついていた・・・かな?ジョニー・デップが主役で、ジョン・デリンジャーというお尋ねものの銀行強盗を演じます。のっけから、監獄に入っているデップが仲間の助けで脱獄するところから始まります。そして、銀行強盗を繰り返すのですが、デリンジャーとその仲間には、銀行強盗の美学があって、人をむやみに殺さないんですね。銀行の金庫から金はとるけど、居合わせた客からは金をとらないんです。しかも、仲間の絆はかたく、デリンジャーに至っては、女性をとことん愛するという美学まであります。でも、FBIを創設することになるエドガー・フーバーにとって、彼らこそFBIを作る理由にもなったわけで、フーバーは彼らギャングを「Public enemies」と呼び、映画の始まる前のニュースなどで大々的に、彼らの悪行を触れまわり、徐々に包囲されていったギャングたちはついに警官を殺すことまでしてしまうんです。 こうやって、捕まっても、結局うまく脱獄して、しかも女性保安官の車を盗んで逃げるのですが、やはり追跡はきびしくついに彼は味方と信じた人間に裏切られ、警官によって殺されるのです。このとき、彼は大事な女性となんとか一緒になろうとしていたんですが、最後のことばもなかせることに「バイバイ、ブラックバード」っていう、その女性への言葉だったんですね。とにかく、スピード感のある映画ですが、とちゅう、だれるところが少しあって、完成度は今一つです。ジョニー・デップの演技はすばらしく、しかもかっこいいいです。