[セブ]の記事一覧 | DEL PACIFICO

コンデジ欲しい、その後

以前、コンデジ欲しいとのブログを書いた事がありますが、結局購入には至りませんでした。記事中に登場した、当時の最新型フジのＦ50fdはやはり画質は前機種のＦ31fdよりも劣り、画質的には良いＦ31fdは、広角撮影が出来ない事と、記録メディアがXDカードである事がネックになっていました。そうこうしているうちに、先日後継機F100fdが発表されました。F50fdとCCDサイズ・画素数やCCDシフト式手振れ補正には変更はありませんが、コンパクトデジカメとしては大型のCCDを継続採用した上で、35mm換算で28mm～140mmの広角撮影から中望遠域までカバーした新設計のズームレンズの開発、そして何より、従来機比400％を謳う広ダイナミックレンジ特性が非常に気になるところです。400％ダイナミックレンジというと、フジS5Proを連想しますが、S5ProのSR型ハニカムCCDが、感度特性の違う2種類のCCDで得られた画像をカメラ内で合成するのに対し、F100fdはハイライト側の破綻を避けるように撮影した場合に起きる黒つぶれをカメラ内で部分的に増感処理しているようです。ダイネミックレンジ拡大の手法としては、S5Proの方が有利なのでしょうが、カメラ内のおそらくRAWデータ段階、もしくはCCDの信号段階での（メーカーから、詳しい情報開示がありませんので、　どの段階での処理なのかは不明です。）増感処理は意味のあることだと思います。しかし、このF100fd、絞り羽根による絞り値コントロールでなく、NDフィルター（減光フィルター）による絞り値コントロールが採用された為か、露出決定には、プログラムオートと、シーンモードのみしかなく、絞り優先・シャッタースピード優先・マニュアル露出などが見送られています。水中写真での使用を考えると、背景となる水中の青抜き・黒抜きのコントロールが出来ない可能性が高い事が危惧されます。今のところ、サンプル画像は出ていないようですが、諧調性・広角撮影時の諸収差等、早く確認してみたい機種の登場です。写真は、昨日に続いて、消えた画像の復活シリーズ（セブ島編）です。ストラプヘッドドワーフゴビー posted by (C)anthiasトガリモエビの仲間 posted by (C)anthiasフリソデエビ posted by (C)anthias

2008/01/27

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イザリウオ

イザリウオの一種です。詳しい種類はわかりません。梅雨空が続いていますが、こんな綺麗な雨傘を持ってのお出かけなら、さぞ、気分も晴れやかでしょうね。

2006/07/20

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ハナヒゲウツボ幼魚

ハナヒゲウツボの幼魚です。ちなみに成魚はこちら。色彩といい、目つきの悪さといい、悪役のイメージがピッタリですね～。でも、遠めに見ればこんな感じで、いつも口を開けたまんまでおとぼけです。

2006/07/17

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悲しい・・・＆究極の水中ワイド用レンズ

本来なら、今は旅先でストレス解消のはずだったのですが、諸事情のために昨夜自宅に帰ってきました。途中福岡までは行かざるを得ないスケジュールだったので、松江－福岡間の往復交通費をどぶに捨てるのも癪なので、福岡でいっぱい買い物だけはしましたが…は～っ、悲しいっす。っと、ここでぼやいていても仕方が無いのですが、トキナーからデジタル一眼で水中ワイド撮影をする場合に究極に有効なレンズが発売されます！！水中ワイド写真というと単焦点フィッシュアイレンズを用いることが一般的なのですが、その広すぎるほどの画角のために、とてつもなく大きな群れだとか、限りなく被写体に近づけるだとか、よほど良い状況で無いと使いこなせないことが多々あります。しかし、このレンズはズームフィッシュアイ、画角を持て余すことはありません。しかも、最短撮影距離は14ｃｍ！！、最大撮影倍率約0.4倍！！！と驚愕のスペックで、ワイドマクロ撮影もバッチリです。（ちなみに、ニコン純正10.5ｍｍフィッシュアイは最大撮影倍率約0.2倍です。）問題はアンティスから対応のズームギアと、出来れば専用のドームポートが出てくれれば言うこと無しなのですが、このレンズなら、陸上でも十分楽しめそうなので早速予約しようと思います。今日の写真は、セブで撮影したシロオビイソハゼさんです。可憐な、オオシライトゴカイに彩られたお住まいで、さぞご満悦でしょうね。

2006/07/15

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カミソリウオ

カミソリウオです。サボテングサに擬態しているタイプです。

2006/07/05

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グリーンテールラス　幼魚

日本では見られないベラの仲間、グリーンテールラスの幼魚です。洋書の図鑑Fairy & Rainbow Wrasses and their relatives によると、インドネシア近海で見られるとあります。セブではリーフ上の浅瀬にごく普通に見られました。幼魚は鮮やかな赤と緑を身に纏っていて非常に艶やかですが、成魚は白・黒・緑とシックな色合いになります。

2006/07/01

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ストライプヘッドドワーフゴビー

日本では見られないベニハゼの仲間、ストライプヘッドドワーフゴビーです。REEF FISH Identification TROPICAL PACIFICによると生息域はモルディブからGBR・PNG・パラオ・フィリピンと広範囲にわたっており、セブでは水深5ｍぐらいの浅場のいたるところにいる普通種でした。日本でも近い将来発見されるかもしれませんね。

2006/06/27

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ココナッツオクトパス

今日の写真はココナッツオクトパスです。貝殻やココナッツの殻を２枚合わせて住処とするのが特徴で、以前のブログに、貝殻を被ろうとしている途中の写真を載せました。今日の写真はその後、実際に貝殻のスウィートホームの中でこちらの様子を伺っているところです。

2006/06/24

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セブのハゼ2

セブで撮影したハゼです。英名スパングルシュリンプゴビーだと思いますが、よく判りません。ニチリンダテハゼです。もっとじっくり粘って撮影したかったのですが、ダイコンが激怒していたので、あきらめました。テッポウエビのヒゲがハゼの眼に掛かってしまった失敗作です。

2005/10/05

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セブのハゼ

今日の写真は前回のセブで、残念ながら撮影できなかったハゼたちです。しかし、どちらも証拠写真しか撮れませんでした。これらのハゼがいるポイントには、-45ｍあたりのモエギハゼSPやメギスSPに始まり、ボルケーノシュリンプゴビー、ガルゴビー、ルビロマクラタス、そしてこの２種と、非常に多くの美しいハゼたちが生息し、いつもどっち付かずになってしまいます。タイニーダートゴビーです。背鰭が立ってません。こんなダメダメ写真しか撮れてません。イエローラインドシュリンプゴビーです。もっと綺麗に撮りたいと、気持ちばかりが空回りです。あ～っ、自己嫌悪。

2005/10/04

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セブのネオンピグミーゴビー

今回のセブでのテーマの一つに、ネオンピグミーゴビーを被写体に印象的な画を撮る事がありました。ネオンピグミー君はセブではどのポイントでも、多数見られる種で、それゆえ良いシャッターチャンスにも巡り会いやすいと考えたのです。本日ＵＰした写真は、イソバナや、オオシライトゴカイの前にホバーリングしていたものですが、いまひとつ納得行く出来にはなりませんでした。次回への宿題ですね。

2005/10/03

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セブのベニハゼ３

セブのベニハゼで、特に目を引く種類のひとつが、このキャンディーケインドワーフゴビーです。セブでは10ｍ以深のドロップオフの壁際に多数生息していますが、残念ながら日本では発見されていません。その名のとおり、縞々のキャンディー棒を連想する非常に美しいハゼです。

2005/10/02

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セブのベニハゼ２

セブのベニハゼの2日目です。前回（5月）に訪問したときにも、観察できたのですが、残念ながらまともに撮影できなく悔しい思いをした、スキンスポットドワーフゴビーです。今回のセブの目標の一つにこの子をきっちり撮影することがあったので、一応達成できました。国内でも見られ、私のホームグランドの鹿児島でもごく稀に現れるようです。図鑑「日本のハゼ」にベニハゼ属の1種-7と紹介されています。ニンギョウベニハゼによく似ていますが、眼の周囲の青線で別種と判断されるベニハゼ属の1種です。手持ちの図鑑などで調べてみましたが、それらしいものは見当たらず、どうやら新種のようです。

2005/10/01

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セブのベニハゼ１

セブで撮影したベニハゼの仲間です。ストライプヘッドドワーフゴビーです。水深５ｍあたりの浅場の岩陰などで見かけられます。頭部の特徴的な縞模様は胸鰭あたりまでで、後部にはありません。日本では発見されていません。リングアイドワーフゴビーです。セブでは-30～-5ｍの水深で非常に多くの固体が観察されます。国内でも、沖縄あたりで稀に見られます。

2005/09/30

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セブで撮影した、リボンゴビー

リボンゴビー（タンザクハゼ）の仲間は、まるでベビーパウダーを敷き詰めたようなシルト状の泥地に住みます。ハゼを撮影する距離までつめる為には、どうしても泥が舞い上がってしまいます。一旦、舞い上がった泥はクリアに撮影することを困難にします。泥の煙幕が収まるまで、ひたすら我慢となるのですが、このハゼは非常に敏感で、少しの動きにも過敏に反応してすぐに巣穴に引っ込んでしまいます。で、結局、こんな霞に包まれたような写真しか撮れませんでした。次回への課題です。写真は全て、ブルーバードリボンゴビーで、３枚目は幼魚です。

2005/09/28

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セブのハナヒゲウツボ幼魚

ハナヒゲウツボは幼魚＝黒色、成魚雄＝青色、成魚雌＝黄色と一般的に言われていますが、青色の個体同士のペアリングがよく見られますし、逆に、青と黄色のペアの話は聞いたことがありません。個人的には黄色の個体は老成魚だと思うのですが、皆さんどう思われますか?今日は、セブで撮影した幼魚の写真です。ちなみに成魚（青）はこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/delpacifico/diary/20050704/ハナヒゲウツボは巣穴に体の大部分を収めているので、全身を見ることは、まず出来ません。

2005/09/27

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セブのイザリウオ

今日はセブ・マクタン島のイザリウオです。少し大きめのプチトマトのような赤いカイメンに擬態している、イザリウオの仲間です。

2005/09/26

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セブのヨウジウオの仲間

この三連休は、嫌味な様に中途半端に半日づづ仕事が入っていて、さきほど、午前中の仕事を終え帰宅しました。またこのあと夕方から仕事なのですが、寝不足なのでそれまで昼寝でもしようかと思います。さて、今日の写真はセブで撮影した、ヨウジウオの仲間です。マッシュルームコーラル（和名：パラオクサビライシ）という、一見イソギンチャクのような触手を持つサンゴを住処としています。名前はまんま、マッシュルームコーラルパイプフィッシュです。（別名：スレンダーパイプフィッシュ）西表などの内湾域でも、このサンゴは見られるのですが、こちらのヨウジウオは発見されていないようで和名はありません。このクサビライシには、ペリクリメネスコロレンシスというエビがつくこともあるのですが、（コロレンシスのコロはパラオの首都のコロールから来ています。）両種が同居することは決してないそうです。（コロレンシスは西表などでも見られます。）うねうねと非常に良く動き回る魚の為ピントあわせが大変で、この１枚しか撮影できませんでした。ウミテングです。ダイビングサービスPcomのクラブハウスで、常連ゲストのＫ氏に見せていただいたビデオに３匹のウミテングが電車ごっこのように一列に並んで、ヒョコヒョコと砂地を進むシーンがありました。こういうのを見るとビデオもいいな～と思うのですが、たぶん、編集の手間で挫折するでしょうね。

2005/09/25

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セブの甲殻類５

先日撮影したセブの甲殻類も今日で最後です。昨日UPした、ブルーレッグボクサーですが、過去に全身を撮った写真を載せていましたので、一応書いておきます。http://plaza.rakuten.co.jp/delpacifico/diary/20050629/筒状の海綿の中に住む、クシノハカクレエビです。カイメンの口径が小さく、ストロボ光を当てるのは困難な状況だったのでビデオライトでカイメンの下側から照らして撮影しました。（もはやワンパターン化?　　　　http://plaza.rakuten.co.jp/delpacifico/diary/20050630/）逆光での撮影の為、エビがシルエット状になりました。エイリアンの登場みたいに見えませんか? 今回見たエビの中では個人的に最大の収穫だった、未記載種のエビです。Pcomのガイドのドドンが見せてくれるので、現地ではドドンシュリンプと呼ばれています。ハナヤサイサンゴの隙間にいました。この写真も、ストロボ光を当てるのには困難な状況だったので、ビデオライトのみで撮影しています。

2005/09/24

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セブの甲殻類４

今日もセブ島（正確には隣のマクタン島）の海で撮影した甲殻類です。今年５月に訪れたときに初めて見たブルーレッグボクサーシュリンプです。今回は自分で、３個体発見できました。マクタン周辺では比較的生息数が多いのかもしれませんね。写真はオトヒメエビの仲間の特徴であるはさみ脚が写っていません。カッコ悪～っ。ビシャモンエビを真正面から撮影してみました。ヒゲ親父にしかられてるみたいです。

2005/09/23

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セブの甲殻類３

セブ島の海で撮影した甲殻類の３日目です。トガリモエビの一種です。英名はゴルゴニアンシュリンプといいますが、ゴルゴニアン＝ウミウチワではなく、ウミカラマツ類を宿主とします。爪楊枝のように非常に細長いエビですが、今回は頭部を中心に切り取った写真を載せています。抱卵していますね。

2005/09/22

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セブの甲殻類2

セブで撮影した甲殻類の2日目です。どちらもウニを宿主とするエビですが、大きさが7ｍｍ程度と非常に小さく、よく動き回るので、なかなかピントを合わせられませんでした。シラヒゲウニにつくマガタマエビです。神様にお祈りしているみたいですね。ナガウニに住むニジイロヤドリエビです。初めて見ました。図鑑によると、わりと生息数は多いようなので、自分でも探してみようと思います。

2005/09/21

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セブの甲殻類1

セブ（マクタン島）で撮影した甲殻類です。見事にサボテン草に擬態している、コノハガニです。サクラコシオリエビです。セブでは、少し大きめのツボカイメンに必ずと言っていいほど当たり前のようについています。ハイキー（露出オーバー）ぎみに撮影してみました。

2005/09/20

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セブの魚2

今日もセブで撮影したお魚たちをUPします。まずは、エナガイザリウオです。3ｃｍぐらいの個体でした。撮影時は種類がわからなかったのですが、知り合いのガイドさんからエナガとのコメントをいただきました。続いて、イッテンアカタチです。アカタチの仲間は通常80m以深に生息しますが、この写真は20m台で撮影しました。シルト質の濁った海では比較的浅場にもすむのですね。鹿児島の錦江湾でも20ｍほどのところで複数種観察されたポイントがありましたが、土砂災害で埋まってしまいました。今回のセブの目的のひとつだったボルケーノ君です。しかし、こんな写真しか撮れませんでした。リベンジせねば！！セブのあちこちで、潜るたびに見かけるネオンピグミー君です。このような、普通種こそ色々工夫して撮影できる好対象だと思うのですがなかなか良いシャッターチャンスには恵まれません。もっと綺麗に撮りたいです。最後は、マングローブダイブで撮影したトビハゼSPです。マングローブ域で潜るには潮の大小と干満のタイミングと我々のスケジュールの3つがそろわないと行けません。今回はラッキーでした。重い金属性ハウジングに装填したままの撮影だったので、手振れの連発でした。

2005/07/03

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セブのお魚1

今日はセブで撮影したハゼ以外の魚をUPします。まずは、大好きなハナダイの写真から。パープルビューティーの幼魚です。この写真も、構図・背景・ボケ味、お気に入りの1枚です。同じくハナダイの仲間、メラネシアンアンティアスです。日本では見ることの出来ない種ですが、ここセブでは普通種です。オスメス両方、画角に収めることが出来ました。セブでは、残念ながらハナダイの種類は少ないようです。理由は、周辺には浅めの海が広がっており、外洋に面したところを好むハナダイが住むのに適していないからのようです。そういえば、沖縄でも久米島にはたくさんの種類のハナダイが観察されますが、隣の慶良間ではあまり多くの種類が観察されません。このことも同じ理由かもしれませんね。お次は、クロヘリイトヒキベラです。各鰭が全開のところを撮影できました。単なる偶然ですが…。あとピンなのは、目を瞑ってください。４つめは、オイランヨウジです。抱卵中の雄です。このときは105ｍｍレンズ（私のカメラでは実質160mm相当）を装着しており、かなり引き気味にしないと全身の写真は無理だった為、ハイライトとなる目と卵が収まるように撮影しました。最後はカミソリウオの雄です。海草のサボテン草に似せた見事な擬態をした固体です。このような擬態は珍しいらしく、ガイドさんも興奮してらっしゃいました。今日は今から休日出勤です。あ～めんどくせ～っ。

2005/07/02

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アラジンとスント

本当なら、木曜日から宮古島へ行く予定だったのですが、土曜に仕事が入ってしまい、断念にせざるを得なくなってしまいました。今日は憂さ晴らしに、近場の坊津で潜ってきました。私はいつもはアラジンのダイコンを使用しているのですが、今回はいつものアラジンとスントの2つを付けて潜りました。よく「スントは反復潜水に厳しい」との話を聞くので試してみようと思ったのです。1本目はアラジン3分のDECO表示、スントは4分でした。で、いよいよ2本目。アラジンは5分、スントは15分。なんと3倍もの差が出ました！！普段はアラジンでも30分を超えるDECOを出す時もあるのですが、アラジンの感覚でスントを使用すると、エア切れしても浮上できませんね。減圧管理に厳しいダイコンを、体の為に良しとするのか？ゆっくり潜れないので、否定するのか？思案のしどころですね。さて、本日の写真はセブで撮影した、イカ・タコ・ウミウシです。1枚目はハナイカです。興奮すると赤・黄・茶の体色がめまぐるしく変化します。本当は、正面足側から撮りたかったのですが、嫌がられてしまいました。2枚目はココナッツオクトパス。セブ滞在中、毎日のように観察しに行ったちょっとしたアイドル状態だった子です。名前どおりココナッツの殻や貝殻を2枚合わせて、即席のマイホームにする、ちょっと変わったタコです。同じように見える貝殻でも良し悪しがあるらしく、ひとつのお気に入りの殻をめぐって仲間同士で奪い合ったりして、かなり人間くさいタコさんでした。写真は、殻をかぶろうとしているところです。次はアデヤカミノウミウシです。ウミウシの撮影は個人的には苦手なのですが、この写真は、構図・ボケ味・背景の処理等非常に気に入っています。最後にツノザヤウミウシです。何の為かよく判りませんが、筒状のゴカイの巣の先端に、チョコンと留まっていて、ゆらゆらしていました。

2005/07/01

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セブのエビ２

昨日に続いて、セブで撮影したエビの写真です。一つ目は、クシノハカクレエビです。筒状の海綿（おもにザラカイメン）の中で生活しているので、ストロボの光を当てることは困難なのですが、この写真は海綿の側面から高光量のHIDライトで照らし、海綿越しの透過光を使って撮影しました。次はコガラシエビ、ワリバシエビとの通称の方が有名かもしれません。通常、ガレ場の転石下やガンガゼの棘の間などで見られます。最後は、アヤトリカクレエビです。宿主のナシジイソギンチャクにそっくりで、なかなか発見できません。昨日は、中途半端な青抜きで失敗したトガリモエビを載せましたが、このアヤトリのように、エビカニ類は黒抜きにしたほうが良いようです。

2005/06/30

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セブのエビ1

セブのハゼをしばらく続けましたので、今日は少し毛色を変えてセブで撮影したエビを４つほどUPします。いづれも、国内ではなかなか見ることの出来ない種類です。始めはトガリモエビの仲間です。国内でも柏島等での観察例がありますが、どこででも簡単に見れるわけではないと思います。写真は透明度が良くなかったにもかかわらず、中途半端にバックを青く抜こうとした為、どんよりとしてしまったのが悔やまれます。次はマガタマエビです。たいちょう5ｍｍ程度の非常に小さな種類のエビですが、この写真は1.5倍撮影のカメラにクローズアップレンズをつけて撮りました。3番目はピンクスクワットロブスターです。私のホームグランドの鹿児島の海でも昨年2個体観察できたのですが、ここセブではうじゃうじゃいます。最後にブルーレッグボクサーシュリンプです。国内では過去に、慶良間での観察例があるそうですが、かなり珍しい種だと思います。

2005/06/29

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セブのハゼ３

調子に乗って、セブのハゼ第3弾です。ベニハゼの仲間は今回は10種ほど撮影できましたが、そのほとんどが、明確に水深による住み分けをしていて興味深かったです。その中でも今日は日本では見ることの出来ない４種の写真をUPします。一つ目はセブの定番？、キャンディーケインドワーフゴビーです。パラオなどでも見られるようですが、ここマクタンでも非常に多く生息しています。タイミングよくあくびが撮れました。二つ目はブラックスポットドワーフゴビー。セブでも比較的珍しいらしく、毎日のように潜っていらっしゃる常連さんも見たことが無いとおっしゃていました。セルフのポイントの-20ｍの小さな窪みで２個体発見しました。三つ目はストライプヘッドドワーフゴビーとの見たまんまの英名の外人さんです。-5ｍあたりの岩陰に多くの固体が観察されました。最後はレッドスポテッドドワーフゴビーです。メタリックな赤と白の色彩の対比が非常に印象的なハゼです。背鰭が立ってません。。。残念！！

2005/06/28

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セブ島のハゼ２

昨日に引き続き、セブ島で撮影したハゼの写真をUPします。この子はモエギハゼSP。沖縄などで発見されているモエギハゼの近似種です。この種のハゼは比較的深場で見られますが、この写真も-45mほどの水深で撮影しました。一般的には稀種とされていますが、ちょうどシーズン真っ盛りだったようで、割と多くの個体を観察できました。しかし、この時はカメラの記録メディアのトラブルが発生し、最初に撮影したこの1枚しか画像がありません。残念。。。

2005/06/27

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始めます。。。セブ島のハゼ1

水中写真を始めるようになり、我が駄作をご覧いただいた方からホームページは無いの？とのお声をいただくことが稀にありました。そこで、このブログを始めることにしました。ぼちぼち更新して行こうと思います。写真は、フィリピン・セブマクタン島の－１４mのドロップオフの壁の砂溜りにいたニチリンダテハゼさんです。105ｍｍレンズの最短撮影距離で、２０カット以上レリーズしても引っ込まなかったつわものでした。

2005/06/26

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