コンデジ欲しい
沖縄から帰宅後、目の回る忙しさだったので更新をサボってしまいました。今日から再開です。私は現在4台のデジタルカメラを持っています。3台はデジタル一眼レフで、もう一台は、ニコンのクールピクス5000(=E5000)という2002~2003年あたりにかけて販売されていたコンデジです。E5000は500万画素2/3型CCDを採用し、メーカー希望小売価格150,000(税別)と、いわゆるハイエンド機で当時はそれなりの評価を与えられていた銘機でした。しかし、ホワイトバランスや露出、AFのスピード・精度など非常にピーキーでじゃじゃ馬的なキャラクターを使いこなすにはそれ相当の練度を求められるカメラでした。(この大きさ・画素数のCCDを使って、現在の画像処理技術でコンデジを 新開発すれば、どれほど素晴らしい画質のカメラが出来ることでしょうね。)ところで、私は広報関係の業務を担当しているのですが、先日、取材にこられた地方紙の記者さんが使っていたカメラが何とE5000!我が家ではすっかり防湿庫の肥やしとなって久しいこのカメラが現役として最前線で活躍している姿に驚きとうれしさを感じました。かといって、個人的にはいまさらこのカメラを引っ張り出してこようとも思わず状況によっては大きく重い一眼レフのボディ・レンズが邪魔に感じる時があります。そこで、普段使い用に、手軽に何処にでも持って行けるコンデジが欲しいと前々からおもっていたのですが、フジのデジタル一眼S5Pro購入以来、すっかりフジの画作りのファンになってしまったこともあり、画質の評価の高いFinePix F31fdが気になっていました。しかし、新型発表のうわさが以前からあったこと、記録メディアがXDカードだったことなどがネックになり購入にはいたっていませんでした。そんな中、先日、後継機と思われるF50fdが発表されました。SDカード対応や、CCDシフト式の手振れ補正機能が採用され、その点では魅力的なのですが、問題はCCD、F31の1/1.7型630万画素からF50では1/1.6型1200画素に変更されてしまいました。F31が評価された理由の一つに、高感度時のノイズの低さがありました。手振れ補正機能がなくても、ISOを高い値にセットすれば、同じ環境でも撮影できる効果が得られるわけです。しかも、より高速なSSで撮影することになりますので、被写体ぶれのリスクも軽減されます。この高感度特性の良さは、比較的余裕を持って設計されたCCDの画素ピッチによるところも大きいと推測されますが、新型のCCDは若干大型化されましたが、1200万画素と、極小ピッチ化されてしまいました。はたして、フジのウリだった高感度特性のよさが維持されているのでしょうか?フジのホームページには何枚かサンプル画像がUPされていますが、???なのもがありますし、高感度のサンプルが無いのも気になります。在庫処分セール?で、今なら2万円強で買えるF31を購入するか、F50が発売され、評価がそろうのを待つか?(でも、その頃には、F31の在庫はなくなってるんだろうな)う~ん、悩みどころです。また、同じコンデジでも、ここぞといった時用に、シグマのDP-1の発売を待つという手もあります。デジタル一眼レフSD-14と同じ画像センサーを用いた広角単焦点レンズ搭載のコンパクトデジカメ・・・ちょっと気になる存在です。でも、DP-1はきっと10万円以上するのでしょうね。写真は、S5Pro+micro Nikkor 60mm 2.8D で撮影したバブルコーラルシュリンプ、ミズタマサンゴのふかふかベットで暮らすエビさんです。