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『上州の海』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桐生・江戸っ子寿司店主のブログ

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花の百名山・根子岳（行程表追記）

だいぶ報告が遅くなりましたが先月の24日、菅平の根子岳に登って来ました。ここのところ毎週山に登っていますが、中々書く時間がなかったので取り急ぎ簡単に参考資料としてご報告します。メンバーは私を含めてナンチャッテ登山隊5名でした。この日は西日本で一気に梅雨明けが進んで、長野でも強い日差しと高い気温が予報で出ていました。登山口は菅平牧場なので、直前に菅平のコンビニでお昼の調達です。日光と同じこげ茶色のセブンイレブンはうっかりすると見過ごしがちでしたが、店中に入るといきなりプロテインシェーカーが10種類程並び、奥へ行くとブロックアイスの6ドアの冷凍庫が表裏になり2台… 更に冷蔵庫にプロテインドリンクとエネルギーチャージ類がパンパンに並び、箱売りまでしているとはビックリ。触発されて私も副隊長も思わずプロテインドリンクを買ってしまいました（笑）それから登山口へ向かうまでにラグビーとサッカーグラウンドが何面もあり、ある一部の客層に特化したコンビニなんだなぁと感心しながら牧場で1人200円払って登山口に到着。駐車場には観光バスで団体さんが来る程の盛況ぶりです。登りだしは木階段でその後の登山道は昨夜の雨のせいか所々水たまりでぐちゃぐちゃ。私の夏用ズボンは泥ハネが目立つ色だったので登り途中でゲイター着用。登りは緩やかで緑鮮やかに花々が咲いています。花の百名山に選ばれた山だけのことはあります。休み休みで2時間程で山頂に到着。山頂は広く菅平が一望出来ます。それにしてもトンボを始めとする虫がたくさん飛んでいて、うっかりすると口に入ってしまいそうになるので注意しながら昼食。すると、四阿山（あずまやさん）に向かう登山道の先に人が木の上に立っている？… よく見ると手前の木と重なって大きな岩の上に人が立っていたのでした。早速、好奇心の強い3名が向かったところ、ここだけ岩稜帯で一際高く眺望も最高でした。かすかに根子岳山頂に残った2人も見えます。しばらく撮影して根子岳山頂に帰還。時間も時間なのでさっさと下山。暑さから駐車場の横の売店でアイスを食べて、温泉に直行。温泉はほど近い保科温泉へ。以前は国民宿舎だったらしいですが、管理者が変わっても日帰り入浴代は410円とお安いままでした。浴室はだいぶ年季が入っている感じですが、泉質は皮膚病に効くらしく肌がすべすべして温まりました。今年はまだ北アルプスに2座程登る予定があるので、根子岳ぐらいの山にはコンスタントに登りたいと思います。菅平牧場登山口登り出し 9:30 1600m 根子岳山頂到着 11:35 2207m 食休…岩場… 下山開始 13:07 菅平牧場登山口到着 14:19 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年08月05日

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北アルプス表銀座へ（2日目大天井岳〜常念岳?）

2日目の朝はまだ雨が降っていましたがだいぶ弱くなりました。当初の予定では常念岳まで行くつもりで 5時には出発予定でしたが、メンバーの疲れや天気も考慮して 5時の朝食を食べてからの出発に変更。雨合羽フル装備で5時47分に出発。小雨降る中、いきなり登りでフル装備はとにかく歩きにくい。しばらくしてauの電波が入ったので雨雲レーダーでここからは天候の悪化が無いことを確認して雨合羽のズボンだけ脱ぐ事にしました。歩きやすくなってから間も無く稜線の大天荘に到着。そして、空荷になって大天井岳山頂へ。 2日目は最初から予定より1時間程遅れているのでここからはメンバーの体力と時間の勝負。電波の入る常念小屋で登山口からのタクシーを手配しなければならないので、常念岳アタックは常念小屋に着いてから考えることに。足早に稜線を歩いて行くとにわかに青空が見えて雲の上に槍の穂先が現れました。まるで天空の城ラピュタのようで、これは晴天ではとても見られなかった光景で私も感動しました。雨も上がって雨合羽は脱ぎ、今度は日焼け対策のネックカバーです。ガスが晴れたり現れたりするので雷鳥の親子が見られるかもしれないよと言っていたら現れてくれました。私も見た中では最高の子沢山の６羽の雛を連れたお母さん雷鳥でした。これで思い残す事はありません。所々で足止めを食ったので常念小屋に着いた時には1時間半程遅れていました。ここでアクシデント… 常念小屋で食事を取る予定でしたが、大掛かりな清掃中と言う事で簡単な買い物以外は入れず。しかし、Kが自作のパンを焼いて来ていたのでこれをここで食べる事にしました。このK自作のパンはとても美味しくてメンバー内でもいつも評判なんです。大食漢のMも大満足、この時のクルミのライ麦パンとヨーグルトパンも美味しかった〜そんなこんなで時間は10時… ここから空荷で行ってもメンバーの体力的に往復2時間半から3時間は見なくてはならず、眺望も望めない事から今回は断念。そう決まったら後は余裕の下山です。 10時20分に常念小屋の前の常念乗越から下山開始。こんな天気でも世の中は三連休ですから、結構登って来る登山者とすれ違いました。途中、雪渓が崩落していて山荘のスタッフらしき人が雪の上に階段を作ってくれていて「間隔をあけて際を歩かないで下さい」と言って渡らせてくれました。だいぶ雪渓は融け始めているので注意が必要ですね。その後、下山の後半は食べたいものの話でみんなお腹が空いて来てしまい、温泉に入った後は何か美味しいものを食べようと言う事に。そうしてる内にちょうど3時間で一ノ沢登山口に到着。既にタクシー2台とタクシー待ちの登山者が数人居ました。我々は14時に5名用のタクシーを手配していましたが 40分早く到着して順番待ちです。予定より15分程早く順番が来て、車を停めてある駐車場へ。道中、運転手さんにシーズン中の状況や積雪… ラーメン屋情報を聞いて20分程で到着。料金は4500円でした。早速、目の前の安曇野しゃくなげの湯に直行。市内の人は500円、市外の人は700円です。露天風呂はぬる湯とあつ湯があり、私的にはその中間に入りたいところでした。それでも、疲れを取るには充分でサッパリしました。サッパリした後は施設内の食堂で全員定食&ラーメンの2人前注文。私は人並みの胃袋なので本来2人前も食べませんが、この日は食べられちゃいました。時間は15時40分を過ぎて、後は一気に桐生まで帰るだけ。お腹もいっぱいになったので眠くなり車内で寝ようかと思ったら道中も同級生トークで爆笑… 眠気も吹っ飛ぶ賑やかで楽しい一泊二日の登山でした。大天井ヒュッテ出発 5:47 大天井岳山頂到着 2922m 6:52 常念小屋到着 2466m 9:40 常念小屋出発 10:20 一ノ沢登山口到着 1323m 13:19 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年07月17日

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北アルプス表銀座へ（1日目燕岳）

勝手ながら7月13日（土）・14日（日）を連休させて頂きましたが、先にお詫びしておきます。その間にお電話を頂いたのに転送電話が繋がらなかったお客様に大変ご迷惑をお掛けしました。では、本題ですが今度も北アルプスの燕岳（つばくろだけ）・大天井岳（おてんしょうだけ）、更に常念岳も視野に小中学校時の同級生総勢5人で行って来ました。今回は槍ヶ岳の時と若干違い、日を優先して決めた為、天気が悪くても決行予定の登山です。 3日前まで登山天候はCランク… しかし、前日になって13日だけはAランクに回復… まだまだ私の晴れ男のツキがあったようです。出発は13日午前1時だったので 12日閉店後に仮眠も取らずに出る形。少しは寝ないといけないので、道中の車内で仮眠することに。今回の燕岳・大天井岳縦走登山は中房温泉登山口から登り表銀座コースと呼ばれる登山道を行くスタンダード登山ですから、三連休の初日に中房温泉の駐車場が空いている事は考えにくい為、かなり手前のしゃくなげ荘バス停のそばに駐車してバスで中房温泉へ向かう事に。 4時頃到着、始発のバスは5時20分なので、それまでちょっと仮眠。時間が近付くと周りの車からもワサワサ人が出て来て身支度し始め、我々5名を含めバス停には20名弱並びました。バスはマイクロが3台連なり、グループごとに振り分けられ1人1200円払って乗車。いくつか停留所を回って40分程で登山口に着くと、バスも満車…人もいっぱい… 登山届けを出して出発するまで 30分近くかかってしまいました。一番の混雑は出発前のトイレ。。梅雨明け前のこの時期でもこの混雑具合ですから梅雨が明けたら恐ろしい光景ですね。混雑はトイレだけではなく、北アルプス三大急登の燕岳の登りは登り出しから渋滞気味。予定より遅れて出発した上に、よく見ると渋滞の先頭の人が中々後続に道を譲らない。私の後ろのグループも「この時期にこんなに来るのか…」と同じ事を言っていた。その同じ事を考えた人達が自分も含めてこんなに居ると言うことですね。何だか、当店の混雑時の理屈と同じで妙に納得してしまいました。間も無くさっきの渋滞の先頭者は道を譲りましたが、この渋滞は2時間半後の合戦小屋に着くまで断続的に続きました。それでも、当初の予定時間より早く到着したので、しばし休憩。ここ合戦小屋はスイカが名物で周りではスイカを頬張る人がたくさんいましたが今回はパス。あと1時間程登れば稜線の燕山荘に着く予定なので、いざスパート。順調に高度を稼いで、燕山荘が見えたと思ったらメンバー1人の足に異変… 皆んな少なからず1300メートルあまりを一気に登って足にキテました。少し休んで稜線に上がると皆んなから思わず「おぉ〜」と声が。予報で晴れ間も出るかもしれないと聞いていましたが、ここまで良い眺望は期待していませんでした。晴れ間も出て、ついこの間登った槍ヶ岳もハッキリ見えます。私と槍ヶ岳に一緒に行ったK以外、他メンバー3人はそれなりに登山経験はありますが北アルプスは初めてなんです。私もKも他の3人にこの景色を見せられてホッとしました。ひとしきり撮影して先に食事を取ろうと燕山荘に入ったら、昼食は11時からだそうで… では、先に燕岳山頂に行って来ようと空荷で山頂へ。コマクサがこんなに群生している所は初めてです。イルカ岩は通り過ぎて反対側から見て気付きました。他にはメガネ岩も。燕岳側から見た燕山荘と稜線も素晴らしいですね。山頂で5人揃っての記念撮影も出来たし、後は雷鳥を見せてやりたいなぁ〜なんて言ってたら燕山荘までの帰り道に出て来てくれました（笑）もうこれだけで今回の登山は良かったと思ってくれと思いながら、燕山荘で昼食。実はナンチャッテ登山隊隊長から燕山荘のカツカレーが美味かったと聞いていたので注文したかったんですが、昼時の混雑で揚げ物は時間がかかるという事で今回は早く食べられるカレーに… 美味しゅうございました。だいぶ予定時間を過ぎてしまったので、ここからはちょっと急ぎ足。午前中は厳しい急登を登りっぱなしでしたが、ここからは今回のお楽しみの一つの稜線歩きです。素晴らしい北アルプスの眺望を見ながら足早に歩きます。初北アルプスのメンバーの感嘆の声を聞きながら大天井岳が近付いて来ました。しかし、ここからが長かった。宿泊予定の大天井ヒュッテは大天井岳の裏側。グルっと大天井岳を巻いて裏側へ行かないと着きません。巻道はガレて切り立った岩稜登山道で早足で歩く訳には行かず、慎重に進んでようやく眼下の鞍部に大天井ヒュッテの屋根が見えました。燕山荘を出てから約3時間半、 15時40分にやっと大天井ヒュッテに到着。すると、間も無く雨がパラついて来てここでも天候運に恵まれたことを実感しました。行動時間は8時間を超えて、全員疲れもあったので早速部屋へ。部屋は我々5人で小部屋を使えるとの事でラッキーでした。但し、混雑時はこの6畳程の小部屋に 12人寝るそうなので混雑時は絶対来たくありません。夕飯まで時間があるので各自持ってきたつまみと酒を持ち談話室でちょっと晩酌。と言っても、私は飲むと寝てしまいそうだったので飲んだのは他4人。夕飯はトンカツ、昼にカツカレーを食べていたらカブるところでした^_^; 美味しく頂いた後は毎度お馴染みのストレッチ。これをやっておかないと明日辛い事になります。登りで足に異変をきたしたTは念入りにKからマッサージをしてもらってから就寝。雨はヒュッテに到着直後からずっと降り、夜中にはかなり強く降っていました。以下は場所・高度・時刻です。中房温泉登山口登り出し 1455m 6:25 第二ベンチ 7:24 合戦小屋着 2489m 8:55 合戦小屋出発 9:05 燕山荘到着 2712m 10:10 燕山荘出発 10:40 燕岳山頂到着 2762m 11:15 燕山荘到着 11:40 燕山荘出発 12:15 大天井ヒュッテ到着 2650m 15:40 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年07月16日

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「アルプス一万尺♪」の槍ヶ岳へ（3日目）

最終日の3日目は3時半に起床。宿泊者で我々が一番最後に寝て一番早く起きました。太陽は大槍の方角から出る為、山荘からは見えません。前日に話し合って大槍から伸びる東鎌尾根に向かう事にしました。日の出前ですが既に明るくなって来ていて、行程表より早く出発。東鎌尾根はガレていてヘッドライトを点けていてもとても歩きにくくて危険でした。それでも、日の出直前に撮影スポットに到着しグッドタイミングで太陽が登場。何とも神々しいご来光で、これは剱岳の時でも経験出来なかった事です。これで今回の槍ヶ岳は夕陽に星空にご来光と大満足です。時間も予定の出発時間になったので東鎌尾根から殺生ヒュッテに下り、アイゼンを装着して凍結気味の雪渓へ。踏み跡を下る分には歩きやすい状態でしたが、経路を変えて隣の踏み跡へ移るには傾斜がキツくて結構怖いです。こんな時はやはりピッケルも必要かもしれませんね。いい加減雪渓を下ったところの岩場でお腹が空いたので槍ヶ岳山荘恒例の中華ちまきで腹ごしらえ。冷えてもち米は硬めでしたが、松の実や椎茸などが入っていて腹持ちも良く、山の行動食としてはエネルギー源豊富なのでよく噛んで頂きました。食休も終えて、ここからは一気に槍沢ロッジまで下ります。再び雪渓を下り始めて間も無く大曲に着き、アイゼンを外して大岩沢… ばば平キャンプ場… 赤沢…白沢を通過し8時前に槍沢ロッジに到着。ここでは前日に買わないで帰りに買おうと思っていた槍ヶ岳のTシャツを買いに寄ったのでした。 10分休憩する間に小屋が二日間一緒だった後続の30代程のカップルが追い付きました。聞くと我々が東鎌尾根でご来光を見ている我々を見て同じコースで来たのだとか。それにしても、男性はともかく小柄で細身の女性にしては足が速い。我々も遅い方ではありませんが寄り道が多いせいでしょうか。先に槍沢ロッジを後にしましたが、途中の沢で撮影会をしている間に抜かれました。ちなみに上が3日目の晴天時、下が初日の曇天時のほぼ同じ場所からの画像です。天気が違うだけで随分違うもんですね。だいぶ気温も上がり横尾に着いた時には N氏はとうとう半袖1枚になってしまいました。 40分程時間に貯金が出来たので横尾でしっかり休んでから出発。ここからの林道歩きは登山者には少々モチベーションが下がる行程なので、一気に上高地まで下ろうとスピードアップ。しかし、徳沢を過ぎた所で自衛隊の隊員にストップをかけられました。前日に貼り出されてた焼岳からの避難演習でヘリコプターが飛び立つまで林道は通行止め。仕方なく河原に出てヘリコプターの撮影をしていると先に行ったと思っていたカップルが後ろから来て、撮影に加わりました。どうやら徳沢で食休していたようです。そんな話をしている内にいよいよヘリコプターが離陸。にわかに風が強くなったと思ったら、砂が痛いほど飛んで来て、思わず後ろを振り向いてしまいました。すると、N氏の帽子が飛び、カップルの女性が風圧に押されて電車バック… 川の支流に落ちてしまいました。彼氏が大笑いするなか、我々も笑いを噛み殺しながら「大丈夫？」と聞くと「大丈夫です」と、ちょっと自分でもビックリしたように言いました。すぐに今度はN氏の帽子探しをしましたが、遥か彼方に飛んで行ってしまったようで捜索断念。ここで15分足止めを食いましたが、思いがけないものを見られたのと、思いがけないハプニングでその後しばらくその話題で退屈せずに上高地まで下れました。上高地の河童橋に着いたのはほぼ正午で予定通りに山荘を出発してからほぼ8時間でした。初日の時と違い、この日の上高地は人がいっぱいでサッサと通過。とにかく、お腹が空いたので御飯処で昼食です。今回の槍ヶ岳はモルゲンロート … 雲一つない快晴…山頂貸切…ブロッケン現象… 夕陽…満天の星空…御来光…と、登山憧れのフルコースで言うことなしの三日間でした。それぞれ濃厚な三日間を振り返りながら三人はバスに乗り込み、二日ぶりに沢渡に戻って、上高地ホテルで温泉に浸かり疲れが溜まった筋肉をほぐして一路桐生へ。私が明日は豊洲行きの日なので予定より1時間早く18時に帰って来れました。（運転のN氏に感謝）剱岳…槍ヶ岳…来年も当然3人で行きます。もう行き先は決まっていますのでお楽しみに。槍ヶ岳山荘出発 4:10 （食休）大曲 6:46 槍沢ロッジ到着 7:53 19.0度槍沢ロッジ出発 8:03 一ノ俣 8:37 17.8度横尾到着 9:21 横尾出発 9:47 新村橋通過 10:23 徳沢 10:34 （自衛隊ヘリ演習足止め15分）神明分岐 11:25 河童橋 12:02 上高地バスターミナル到着 12:13 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年07月07日

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「アルプス一万尺♪」の槍ヶ岳へ（2日目）

2日目は3時に起床。ちゃっちゃと身支度を整えてロビーへ。後から昨日の若いお一人君も降りて来て一足先に出発して行きました。空には月が出て雲は見当たりません。薄暗い中、我々も予定より10分早く出発。出て間も無く残雪が登山道を横切り、印も見えにくいため一度道を間違えそうになりましたが、事なきを得ました。やはり暗いうちのスタートは慎重に行かなくてはいけませんね。少し明るくなり左手の稜線が赤く染まるモルゲンロート現象が見られました。しばらくして遠くに雪渓が見え、その下にあの若いお一人君が居ました。ロッジを出てから1時間半程で我々も雪渓の始まりとなる大曲に到着。ここでロッジで作ってもらったちらし寿司を食べてアイゼン装着。槍沢ロッジの若い女性スタッフも N氏が私を指差して寿司屋だと言うと恐縮していましたがこれはこれで美味しく頂きました。腹も満たされ、いざ雪渓に突入〜まだまだ全容が見えない雪渓は朝の冷え込みで雪が硬くて 5月に登った針ノ木岳の大雪渓より歩きやすいです。徐々に傾斜もキツくなり陽が当たってある部分が段々近付き我々も日向に出ると、途端に雪が柔らかくなり暑くなって来ました。空は雲一つない快晴で梅雨の晴れ間どころじゃありません。登り出しの頃は5度位だった気温計がグングン上がって、高度が1000mも上がっているのに気温は10度以上も上がる暑さです。この辺から初めて大槍の頭が見えてきて一同からホッとした声が漏れます。雪渓が終わる殺生ヒュッテの横まで来た頃には8時半になっていました。もうここまで来ると槍ヶ岳山荘も見えて葛折りの登山道も確認出来ますが、先に行った若いお一人君はもう登り切ったとのか見当たりません。残り200m程のガレた葛折りを一歩一歩登って行くと若いお一人君が山荘から下って来ました。もう山頂にも行き、今日中に上高地まで下って帰るそうです…スゴい！そうしてる間に我々も予定より20分程早く槍ヶ岳山荘に到着。なんとリュックにぶら下げていた腕時計の気温計は19度近い…なんて暑さだ。それにしても、この山荘の正面ベンチからは穂高方面も富士山もよく見える。ふと見るとau繋がりますの文字が。 N氏が受付をしている間にネットでライブカメラを見てみるとしっかり映っていました。（下画像はネットからのスマホで撮ったスクリーンショット）受付も済んで、まずは部屋へ。二階の部屋の窓からは正面に3000mのパノラマ。左手にはこれから登る大槍が見える最高の場所が用意されていました。早速荷物を部屋にデポして軽装で山頂へ。登りと下りでは登頂経路が異なり、これは剱岳と同じでほぼ垂直のハシゴと鎖場の連続。少し登っただけでこの高度感。すると、今まで影に隠れて見えなかった小槍が見えました。これが有名な「小槍の上でアルペン踊りを踊りましょう」とアルプス一万尺の歌に出てくる小槍ですが、とてもアルペン踊りなんか出来そうにありません。ちなみにアルプス一万尺をメートルに直すと3030mでこの小槍の標高を表しているそうです。話が反れましたが、その3030m付近から更に150m登って行くと山荘から30分掛からずに山頂へ到着。誰もいない…3人貸切です…しかもこの天気…最高〜！！とにかく撮影ラッシュ。しばし山頂に滞在して幸運を分かち合いました。念願叶った後は慎重に降下。下りる時は登る時より高度感が目に入るから数倍怖い。凄く長い時間山頂に滞在していたように感じましたが、下りてみると数分だったようです。山荘に戻ると、時間も早かったので昼食を食べることに。昼食を済ませると、山荘前のベンチで眺望を堪能しながらちょっと休憩。そして、腹も心も満たされたところで予定通りお隣の大喰岳（おおばみだけ）へ出発。山荘前を大槍とは逆方向へ向かうと 650名収容の山荘はまだ増築中でした。そこを通過すると下り斜面にテント場が… 50張り分くらいでしょうか。この北側斜面でどれくらい風が吹き抜けるのか少し心配になりますが、そのテント場を100m程下って登り返した所にちょっとしたテーブルマウンテンの大喰岳山頂があり、今日は誰も来ていないのか山頂には 20〜30cmの新雪が積もっていました。大喰岳山頂から見る槍ヶ岳はまた景色が違って、山荘とのコントラストが素晴らしい。最初は槍ヶ岳のオマケで来たつもりでしたが、中々良い山です。ひとしきり記念撮影して予定では中岳に行くはずでしたが、行程では往復1時間半程掛かる為、私は明日の体力温存を考えてここで待つと言いました。すると、N氏がちょっと先を見て来ると言って稜線の少し先まで行き「取り敢えず、ここまで来てやめよう」と呼ぶので 100m程先に進んで今回は終了することに。山荘に戻る途中で新穂高温泉方面から登って来る登山者を1人発見、この人で今日の宿泊者は8〜9人… またしても幸運な事に貸切に近い状況です。それでも、部屋は我々3人の他に槍沢ロッジでも宿泊していた40代のお一人様だけ。夕飯までは荷物整理や明日の準備やストレッチなどをして過ごし、夕飯は少人数の為かロビー横のカフェルームで食べました。中々美味しかったですよ。後は夕陽と星空が出るのを待つだけ、談話室でニュースを見ながら待ちました。やっと陽が沈みかけて外に出てみると、先に着ていたN氏とK氏はブロッケン現象だよと言って指差す方向に人影が日輪の中に浮き出ていました。しかし、私がスマホを出す前に消えてしまいました。この時点で19時を過ぎていましたが、星空が出るまでは夏至を3日前に過ぎたばかりで日が長く中々暗くなりませんでした。それでも、その間夕陽が沈む素晴らしい光景が見られてとても良かったです。防寒対策をして20時過ぎになってから外に出て空を見上げると昨年の剱岳以上の満天の星空が見え 20時半の消灯を過ぎると一層良く見えました。ここまでは正に満天…いや満点の槍ヶ岳、残念ながらスマホでは星空は撮れないので、これは実際に観た人へのご褒美と言う事でご勘弁をf^_^; 後は明日のご来光が見られれば言うことなしです。他の宿泊者は既に床に着いているので、速やかに床につき明日の好天気を確信して就寝しました。槍沢ロッジ出発 3:50 1830 大曲（食休・雪渓始まり）5:19 2090 4.9度大曲出発 5:48 殺生ヒュッテ分岐（雪渓終わり）8:30 2860 16.1度槍ヶ岳山荘到着 9:43 3080 18.8度槍ヶ岳山荘出発 10:20 槍ヶ岳山頂到着 10:48 3180 槍ヶ岳山荘到着 11:10 （食休）槍ヶ岳山荘出発 13:10 大喰岳山頂到着 13:47 3101 槍ヶ岳山荘到着 14:40 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年07月06日

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「アルプス一万尺♪」の槍ヶ岳へ（1日目）

報告が遅くなりました。ネタ情報の際にも触れましたが 6月24日〜26日を3連休頂き槍ヶ岳に行って来ました。メンバーは昨年剱岳に行ったナンチャッテ登山隊副隊長N氏と同級生のK氏。行程表はいつも緻密で定評があるN氏が作って来てくれていて、あらかじめ日にちは予定していましたが最終決定は3日前に天気を読んでからと決めていました。幸い予報は良く、天気読みの上手いN氏からGOサインが出たので、 24日4時に集合場所の当店を出発。途中、姨捨サービスステーションで休憩の後、予定より一時間程早く沢渡バスターミナルに到着してしまいました。早い分には余裕が出来るので、そのまますぐに乗れるバスで上高地へ。出発時は我々3人だけ、途中数名乗って来たものの混み合うイメージの上高地行きバスでしたが些か拍子抜けでした。梅雨時で雨降り予報でしたからこんな感じなんですね。そんなこんなで25分で上高地に到着。早速、登山届けを出して出発。時間に貯金が出来た… 人混み嫌いな私は実は初上高地… まずは御上りさん的に河童橋でフラフラ。せっかくだから更に神明池でも300円払って拝観。ほぼ、ここで1時間の貯金をだいぶ使ってしまいました（笑）神明分岐を通過して徳沢ロッジが森の中に登場。上高地入りする前にコンビニで昼食を買うつもりでしたが、コンビニが少なくて買いそびれたのでここで全員カレーを食べて早お昼です。カレーは豚バラ肉が少々硬かったもののレトルトではなく、なかなか美味しかったですよ… 値段は確か900円（画像なくてすみません）雨は降ったりやんだりですが、当初の予想よりは降らず、 2日目・3日目の好転の前兆は始まっていた感じでした。予定より10分早く徳沢を出発し新村橋の横を通過（渡った訳ではありません）。そして横尾に到着。上の橋を渡ってしまうと涸沢・穂高方面なので我々は右手へ。そして、一ノ俣を通過して初日の宿泊先の槍沢ロッジに到着。行程時間はほぼ予定通り。初日は15キロ距離を稼ぐ代わりに高度は 300m程しか上がらない一番余裕ある行程なので写真撮りや寄り道でだいぶ遊べた歩きでした。このロッジは電波も入るし、建物はロビーも広くて綺麗でした。受付を済ませて早速荷物を部屋へ。部屋は二段の寝台になっていて、左側を我々3人、右側に30代位のカップルでした。この日は宿泊客が7名と少なく、風呂は男女時間交代で入る為、男性の時間になるまで濡れた衣類や道具を乾燥室に持って行ったり明日の準備をする事に。風呂はとても綺麗でこちらに泊まる事にしたのも第一には風呂があったからです。来る時に一ノ俣で我々を追い抜いて行った若いお一人君と明日の情報交換をしながらゆっくりと風呂に浸かり、その後夕食。唐揚げは柔らかくて美味しかったですよ。ごちそうさまでした。夕食後は談話室で明日の天気予報やニュースを見ながらしばし晩酌タイム… と言ってもいつも飲むのは他2名なんですが。明日が一番ハードな山頂アタックなので程々にして就寝。就寝後、夜中に目が覚めて窓から星空がかすかに見えました… 2日目が楽しみです。いつものように下記の数字は時刻・高度・気温の順です。（初日は時刻・高度のみです）沢渡バスターミナル 7:20 上高地バスターミナル 7:45 1505 上高地バスターミナル出発 8:00 神明池 9:30 1510 神明分岐 9:58 1510 徳沢（食休）10:48 1562 徳沢出発 11:45 新村橋通過 12:08 1580 横尾 12:52 1620 一ノ俣 13:51 1705 槍沢ロッジ到着 14:48 1830 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年07月05日

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三大大雪渓の一つ・針ノ木岳へ

先日も少し話しましたが、 5月29日の休みに天気が好転しそうだと言う事で以前から計画していた針ノ木岳へ急遽行って来ました。しかし、この日はあくまでも下見でしたから日帰りで行ける所までと言う制約の登山です。針ノ木岳は日本三大雪渓山の一つ、他二つは白馬岳大雪渓に剱岳大雪渓。私は両山登りましたが、剱岳の時は平蔵谷の大雪渓ルートからではありませんでしたから今回踏破しても三大大雪渓踏破とはいきません。桐生出発は4時、前日は通常営業でした… 睡眠時間は正味2時間弱でしょうか。メンバーは私の他に剱岳の時も一緒に行ったナンチャッテ登山隊副隊長。まずは扇沢ターミナル駅を目指します。長野に入ったあたりで予報に反して強い雨と霧。しかし、扇沢直前には雨は止んだので一安心。扇沢ターミナル駅の正面左側の針ノ木岳登山口で登山届けを出して出発。まだ人があまり通っていない気配の森林を進むと程なく舗装された林道に出てしまいました。表示に従いまた森林の登山道へ。倒木が多く雪深い所なのか横に傾いた木や枝が登山道を遮り中々歩きにくい。 30分程で開けた場所に出ます。ここで初めて大雪渓が伸びる針ノ木岳が見えます。更に沢を渡ったり涸沢を渡ったりまた林道を通過すること二度。 30分ちょっとで大沢小屋に到着。少し休憩して歩き出すと20分でようやく大雪渓に出ました。多分、この時期ですから残雪も多く大雪渓の取り付き地点に出るのは早い方なんでしょう。この時にはすっかり晴天になり、誰もいない貸切状態で早速アイゼンとヘルメットを装着して再出発。（今更ですが森林の登山道でしばしば木や枝に頭をぶつけたのでヘルメットは最初から装着してた方が良さそうです。）まずは大雪渓の危険箇所をチェックしながら NHKの百名山で大穴が空いて高巻道が出来てた箇所を確認してノドと呼ばれる場所を目指します。思ったより広い雪渓で白馬岳より落石も少ない。順調に高度を稼いで振り返ると後ろからは誰も来ない。前も後ろも誰もいないし雲一つない晴天貸切大雪渓で最高の気分です。大雪渓に入ってから1時間ちょっとで雪渓が狭くなっているノドと呼ばれる場所に来ました。どうやらこの時期なら雪も充分で抜け落ちている部分は無いようです。但し、ここは落石が多いので足早に通過。この辺から後ろを振り返ると傾斜のキツさから転げ落ちそうになります。すると、峠の方の彼方に2人登山者発見、どうやらスキーをしているようです。その人たちの足跡を辿って我々も針ノ木峠を目指し、登り始めてから4時間半… 大雪渓はちょうど3時間で登り切りました。針ノ木峠は小屋の屋根の高さまで雪が積もっていて大雪渓からは見えないので注意です。この時点でふくらはぎはパンパンになり、あと300mあまり登って山頂まで行くと日帰りは無理だと判断しました。それと、今日は日焼け防止にタオルとサングラスだけでしたが副隊長にネックガードを貸してもらって助かりました。結果的に鼻や耳までガードしたおかげで全く日焼けせずに済みました。峠から反対側を眺めると遠くに来月登る予定の槍ヶ岳が見え、北アルプスが一望です。陽射しが強く暖かく見えますが、風が舞っていてジッとしていると手がかじかむ程です。体感では10度以下かもしれません。ふと、眼下を見ると大雪渓で見たスキー登山者が反対側の谷に居ました。大展望の針ノ木小屋のベンチで我々が昼食を終えた頃、さっきのスキー登山者が上がって来ました。早いっ…聞いたら我々が見た場所から登り返して峠の反対側を300m程滑ってまた登り返して来たとか。更にちょっと我々と会話しただけの休憩で 2人は針ノ木岳山頂へ登って行きました。年齢は多分我々より少し先輩の50代後半だと見受けましたが、これが山の強者と言うものだなと槍ヶ岳に向けて気を引き締めました。下りは転げ落ちそうな傾斜の雪渓をアイゼンなど意味ない感じで滑るように下り始めました。下り始めてすぐに1人の登山者とすれ違いましたが、この人も我々の足跡を辿って来たと言ってました。しかし、この日会った登山者はこの人を入れた3人だけ。更に下って早い早い… 登りで3時間かかった大雪渓を下りはなんと50分で終了。逆に大雪渓が大きいこの時期の方が下りは早いかも。あまりに早く着いたので、副隊長がショートカットの別ルートがありそうだから行ってみようと雪渓の下を凄い勢いで流れる沢の上を渡って行ってみましたが途中で断念。パンパンのふくらはぎに鞭打ってまた登り返して25分のロスタイム。そこから1時間20分程で登山口に戻って来ました。コースタイムは登り5時間下り3時間の8時間ですが、今回は登り4時間半下り2時間で6時間半でした。さすがに2人共ヘロヘロ気味なので近場の大町温泉郷の薬師の湯でひと風呂浴びて帰って来ました。桐生到着はちょうど20時。やっぱり北アルプス日帰りは中々ハードでした。 ※数字は時間・高度・気温（気温計は直射などによりやや不正確）扇沢ターミナル到着 6:50 1433m 針ノ木岳登山口登り出し 7:12 1441m 17.6度開けた場所 7:40 1550m 16.4度大沢小屋 8:29 1681m 23.0度大雪渓終始地点 8:48 1738m 21.9度ノド 10:00 2056m 18.5度針ノ木小屋到着 11:46 2527m 14.9度針ノ木小屋出発 12:57 20.8度ノド 13:16 11.8度大雪渓終始地点 13:45 1746m 15.0度新道開拓失敗 25分タイムロス大沢小屋 14:27 1689m 18.1度開けた場所 15:10 1562m 15.4度登山口到着15:30 1437m 15.1度（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年05月31日

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剱岳登山3日目（山行終えて癒しのひと時）

雷鳥荘に入ると思いの外ロビーは広くて綺麗でした。こちらは我々が初日に立ち寄った大汝山休憩所も経営しています。カフェや談話室も外観からは想像出来ないお洒落で落ち着いた感じ。とは言っても、とにかく我々はまず温泉に入りたい。昨年宿泊した室堂山荘もお洒落で風呂も綺麗で良い雰囲気でしたが、天然温泉ではなかった。部屋も山荘と言うよりちゃんとした旅館のようで浴衣まであり布団もフカフカ。荷物を整理して早速温泉へ。浴場の画像は撮れなかったので雷鳥荘のホームページ画像をご覧ください。 http://www.raichoso.com/sisetu.htm 浴室に入るとまず循環の沸かし湯があり、奥の階段通路を上がると木造りの天然温泉風呂がありました。温度はぬる目でいつまでも入って入られそうな私好みの湯加減でした。右側の長手の窓からは半分だけ剱岳も見えます。この後、黒部渓谷歩道を歩いて来たと言うお一人様と剱岳の話などをして山荘温泉ならではのひと時を過ごしました。温泉から出たら18時半の夕飯まで時間があるのでカフェで浴衣3人細やかな下山祝いの乾杯。疲れも吹き飛んで夕飯でもメンバー1人が銘酒立山で一杯と言うので私も一杯…美味い！夕飯も中々ボリュームがあり、ゆっくり美味しく頂きました。夜は何やら星の観察会があると言うので、オジさん3人で防寒着で参加。参加者は数名で外国人カップルなども居て雷鳥荘スタッフの人が天体望遠鏡で土星…アンドロメダなどを順番に観せてくれました。 2日続けてこんな星空が観られるとは何とも幸せな事です。風が出て来て寒さもあったのでまだ星空の撮影をしていたメンバー1人を残して再度温泉へ。部屋に戻ると敷いておいた布団が温かい。床暖房でした。外はそれなりに寒いのに部屋は床暖房で布団もヌクヌク、浴衣一枚で毛布一枚でもいいくらいです。翌朝は風呂は7時までと言う事で、 6時半からの朝食前にひと風呂。 3度目の温泉から出て、朝食はバイキングです。朝食後はカフェで100円払ってセルフでコーヒーを1杯。メンバーと落ち着いた雰囲気の談話室で次なる目標の話をしながら部屋に戻って帰り支度。何もやる事もないので、長野で美味しいものを食べようと早めに出発。室堂ターミナルで剱岳の手ぬぐいを買って、黒部平で水晶岳や赤牛岳が見える席で昨年も食べた蕎麦を食べて2日ぶりに扇沢に到着。まずは昨年も行った葛温泉・仙人閣へ。行ったらまだ内湯のみで露天風呂に湯を入れてる途中でした。これはこれでここは熱めの温泉なので横になって入るとちょうど良い。次はメンバーの副隊長のオススメ、安曇野の竹風堂へ。途中で竹風堂に着く手前で田淵行男の邸宅跡があり驚きました。するとすぐに竹風堂に到着。こちらの栗おこわが美味しいと言うので頂きました。栗おこわの栗が甘い、煮物も優しい味で美味しい。むかごは甘しょっぱい美味しい味噌味で初めての味でした。次回安曇野に来る時は田淵行男記念館にも寄りたいと思います。今回の二泊三日の剱岳登山はこれまでで最高の登山となり、今年の運を使い果たしかのような満足度でした。（場所・時刻・高度）雷鳥荘出発 7:48 2377 室堂ターミナル出発 9:15 2438 扇沢ターミナル到着 10:49 葛温泉仙人閣到着 11:40 葛温泉仙人閣出発 12:40 桐生到着 14:40 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年10月17日

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剱岳登山2日目（「点の記」剱岳に挑む）

この日は4時半に起きるつもりでしたが、物音や人の動く気配でちょこちょこと目が覚めていたのでちょっと早く3人とも起床。剱岳アタックは荷物は最小限にしてヘルメットを被り身支度を整えて5時過ぎに小屋を出発。予想より多少気温が高く2〜3度でしょうか。まだ真っ暗な夜明け前のガレ道をヘッドライトの光を頼りに歩いて行くと、 6時前に剱岳を正面に剣山荘を見下ろす絶好のポイントでほんのり明るくなって来たので、ここで20分程撮影休憩。剱岳が段々朝陽で赤くなり鹿島槍ヶ岳の陰から朝陽が昇って来る光景は息を飲む程の美しさでした。撮影で予定よりだいぶ遅れましたが、今日もどうやら快晴無風、撮れた画像に満足しながら剱岳を目指してまた歩き出しました。しかし、快晴無風だと陽が出るとすぐに気温が上がって来て暑いくらいで、私は昨晩足がつりそうになったあたりからどうやら脱水気味だったようで、この太陽が後々足に効いて来ました。足がつりそうになった昨晩の内に塩分チャージと水分補給をしておけば良かったと後になって思いました。まずはさっきまで見下ろしていた閉まっている剣山荘の横を通過し、 1番鎖…2番鎖を難なくクリアして一服剱に到着、振り返ると剣山荘から随分登りましたが今度は急な下り。いくつかの鎖場や金属製の架け橋を渡って前劔までガレ場とアップダウンを繰り返して記録することも忘れて前劔山頂へ。一休みしてまた鎖で下り、前劔の門・平蔵の頭・平蔵のコルと通過、この辺から見下ろす平蔵の谷の傾斜を見ると改めて剱岳の厳しさを感じます。登りルートに立ちはだかる9番目鎖場のカニの縦ばいに到着。先に登っている2人が安全な場所まで登ったのを確認して登り始める。思ったより怖さはなく、3人共順調にクリア。ここまで来れば尾根はもうすぐで、間も無く山頂の社の裏側が見えて山頂に到着。ここでやっと感激。昨年から計画してずっとこれを目標に今年は山に登っていました。それが、この晴天無風の360度大パノラマ。槍ヶ岳も一昨年登った白馬岳も日本海の富山湾まで見えます。ひとしきり撮影してせっかくだから画像もSNSにアップ。山頂でも電波が入る事に驚きです。そして、ここでやっと行動食。 30分程して社に登頂の感謝と下山の安全… それからご縁も？（笑）…お祈りして下山開始。今度は下山ルート、10番目鎖場のカニの横ばいが待ち受けていました。縦ばいよりは楽だと思いましたが、中々の難所です。しかし、足の置き場所さえ確認しながら進めば大丈夫です。カニの横ばいをクリアするとすぐに今度は金属製のガッチリした梯子を下ります。ボルトも鎖もいかにも頑丈そうなので全く心配はいりませんでした。これもクリアして仮設トイレらしき横を通過。そして今度は今回の登山初めての雷鳥が2羽でお出迎え。今年生まれた子かな？ 2羽の雷鳥が道を空けてくれるのを待ってから進んで又アップダウンの繰り返し。剣山荘から山頂までの標高差は500m位ですが、このように登り下りを繰り返すのできっと累積標高差は倍以上ですね。 1時間40分程で一服剱に到着。脱水気味の私はいつもより倍以上水を飲みスピードダウンもしてしまったので少々時間がかかってしまいました。この辺から劔御前小屋までは喉がヒリヒリしながら手持ちの水の残量を気にしての下山でした。下山開始から3時間ちょっとで小屋に到着し、水分と栄養を補給して一気に生き返りました。 1時間程休憩して小屋のスタッフにお礼を言って一路雷鳥荘へ。ガレた道を下り、紅葉を見ながら雷鳥沢・キャンプ場を抜けて最後の石畳の登りを登り切ると丘の上に立つ雷鳥荘に到着。行動時間9時間半…前日の疲れもあり早く温泉に入りたい。癒された2日目の夜と3日目は次回に… （場所・時刻・高度）劔御前小屋出発 5:07 2750 剣山荘通過 6:22 一服劔通過 6:46 2617 3番鎖 7:21 2708 平蔵のコル 8:28 2823 剱岳山頂到着 9:12 2999 下山開始 9:45 一服劔通過 11:27 2610 剣山荘通過 11:45 2469 劔御前小屋到着 13:03 2750 劔御前小屋出発 14:05 雷鳥荘到着 15:34 2370 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年10月16日

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剱岳登山1日目（立山室堂〜雄山〜大汝山〜真砂岳〜別山〜劔御前小屋）

先週も言いましたが10月8日から10日まで市場移転に伴って連休を頂いて北アルプスに行って来ました。目的は剱岳。台風通過でギリギリまで天気とにらめっこして日程・行程を決め、泊まる山小屋こそ予定と変わりましたが、ほぼ予定通りのコースで行く事になりました。 8日は午前3時出発予定なんですが祝日だった為、前日の店も忙しくてお客様にもご協力頂いて早仕舞いさせて頂きました。何とか3時間の仮眠が出来、 7月に八海山に行った他のメンバー2人と桐生を3時に出発。 3時間程で扇沢ターミナル駅には着きましたが、祝日だったので無料駐車場はどこも満車。仕方なくターミナル駅直下の有料駐車場に停めてターミナルに行くと、既に始発バス待ちの長蛇の列。一番後ろに並びましたが、始発に乗らないと予定時間に室堂に着けないので私1人がチケット売り場には並び、他の2人は先にトロリーバス乗り場の最前列に並びました。バス発車2分前ギリギリにチケット購入出来、ダッシュでトロリーバス乗り場の最前列に並ぶ2人の元へ。連携プレーが功を奏して始発のトロリーバスで時間通りに室堂に到着。登山届けを提出して外に出てみると直下は雲海…空は快晴…最高です。身支度・記念撮影を済ませてまずは雄山を目指して歩き出し。大汝山までは昨年行っていますが、昨年は雨と霧で何も見えないままの登山でしたから全く初めての景色の中、雄山神社に到着。大勢の登山者が神社前で休憩しているので、あれっ？と思いましたが残念ながら神社は閉まっていてご祈祷は受けられませんでした。それでも一段高い標高3003mの峰本社からの眺めは格別。ひとしきり撮影と休憩を挟んで昼食を摂るために大汝休憩所に向かいました。休憩所に荷物をデポして昼食の前にすぐ上の山頂へ。休憩所前にいた他のグループの方から少しお裾分けを頂き、情報交換をして次の真砂岳に出発。直後の富士の折立までの急な下りを無事に下りて1時間弱で真砂岳に到着。その後の別山への急登が数字以上にキツく、背中の荷物が足に効いてきました。別山南峰に到着すると目の前には頑強な岩陵に覆われた剱岳がドッシリと鎮座していました。ここで時間と体力があれば10分程で行ける北峰に行く事も考えましたが、私は明日の剱岳アタックに体力温存。同級生の健脚メンバー1人が早足で向かいました。ここから宿泊先の劔御前小屋は目と鼻の先なので北峰からメンバーが戻るまでのんびり休憩。その後、当初の予定よりは撮影や休憩に時間がかかり 1時間程遅れて劔御前小屋に到着。思った以上に外見は傷んだ感じでしたが中は意外とそうでもなく、剱岳に一番近い剣山荘が閉まったこの日は結構登山者で賑わっていました。ちなみに風呂無しシャワー無し、我々は夕飯・朝弁当付き一泊で3人で個室使用の1人1万円。ここで健脚メンバーが劔御前にも行ってみたいと言うので、荷物無しなら負担もないだろうと今度は3人揃って向かう事に。すると5分程で山頂標記があり、大きなカメラを持ったご年配の女性が日没待ちをしていました。皆んなが劔御前と呼んでいるのは更にここから30分程先に行って剱岳を目前に臨む場所ですが、雲海に沈む日の入りに間に合わなそうなので小屋に戻って17時からの夕飯を早食いし小屋前から絶景を見る事が出来ました。昨年の立山でも一昨年の白馬岳でも見られなかった絶景です。この景色は忘れないでしょう。ちなみに夕飯は思ったより良かったです。この後も以前見れなかった星空を堪能。オジさん3人で何が日没だぁ星空かぁと思いますが、天の川・白鳥座・オリオン座・流れ星…それなりに感動するものです。残念ながらスマホでは星空は写らないので、メンバーの敏腕カメラマン？（ナンチャッテ登山隊副隊長）が撮った星空画像を後で頂こうと思います。明日の剱岳アタックは5時出発。夜になって初日なのに足がつりそうになってしまったのでメンバーのマッサージの達人？にケアしてもらって、この日は私は早めに21時頃横になりました。（場所・時刻・高度）立山室堂出発 9:25 2468 一の越到着 10:30 2659 雄山山頂到着 11:30 2938 雄山山頂出発 11:51 2990 大汝山山頂到着 12:16 3015 大汝山休憩所出発 12:47 2997 富士の折立通過 12:57 真砂岳山頂到着 13:36 2861 別山山頂到着 14:27 2868 別山山頂出発 14:49 劔御前小屋到着 15:10 2754 劔御前小屋出発 15:25 劔御前岳道標到着 15:30 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年10月15日

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1200mの登り・男体山

今回も1週間遅れとなりましたが、先週の8月26日の日曜日はお休みを頂いて日光の男体山に登って来ました。前日が土曜日で忙しかったので睡眠時間は3時間でしたが 6時に小中学校の同級生3人がウチに集合して出発。今回のメンバーは2名がまだ登山4回目の初心者、 1名はよく北アルプスにも登っている上級者です。順調に7時半には二荒山神社に到着。しかし、日曜日だけあって駐車場はもう結構車がいっぱいです。早速社務所で500円払って登山証明書と登拝のお守りを頂いていよいよ標高1300m弱の中禅寺湖畔から男体山山頂2586mまでの高度差約1200mの登り出しです。ここでトイレや水の確保を済ましておかないとこの先無いので夏は特に要注意です。最初は階段、そして次は森歩きに笹薮歩き。しばらく登ると工事用舗装道路に出ます。この舗装道路を更に歩いて行くと登山口から1時間位で4合目の登り口に到着します。軽い休憩の後、ここからが登りの本番。この辺から登山道も細くなり登山者も多くなりました。高度計で半分の600m上がった所が6合目だったので一休み。ここでちょっとしたアクシデント… 後から登って来たベルギー人カップルの男性が女性に何か言い放った後に帽子を地面に叩き付けて女性を残したまま下って行ってしまいました。我々は見なかったふりをしながらも途方に暮れた顔の女性に男性が叩き付けた帽子を拾って渡し登りを再開しました。ここからしばらくはこの話題で登りの苦しさも忘れることが出来ました。しかし、2000mを目前に体重90キロの初心者1名の足がツリ始めたので、ここからペースダウン。 8合目になってもまだ森林から抜けずに蒸し暑く、 9合目あたりからやっと空気が変わった感じになり森林限界を超えた感じでした。ここからは目の前が開け眺望を見ながら山頂の奥宮に予定より少し遅れて到着。山頂はまだか、まだか、と言っていた初心者2名もこの快晴の眺望に一気に元気が戻りました。山頂は思ったより広く団体さんが来ても大丈夫そうです。我々は中禅寺湖が正面に見下ろせる場所を陣取り昼食。やっぱり快晴の下でこの眺望は登山としては最高ですね。時間的にも余裕があるので、少し離れた山頂西側の太郎山神社に。今度は東側の大きな御神刀で記念撮影。空と雲が写り込んで透明の刀のようでした。だいぶ山頂でゆっくりしたので体力も回復し12時半頃に下山開始。岩場の急坂は下山では要注意、男体山の最大の難関は登りではなく下りです。案の定、足にきていた1名がバランスを崩して岩場で転倒。後日大アザになりましたが転倒場所によっては大怪我をするところでした。しかし、高度差1700mを経験した私でも下りながら「よくここを登って来たなぁ」と感じたくらいですから初心者なら無理もありません。下りは約2時間で何とか二荒山神社に到着。さすがに疲れました(^^; とにかく皆汗ダクで温泉に早く入りたいと言う事で最初は奥日光の休暇村に向かいましたが日帰り温泉は15時までだったので小西ホテルに変更。初心者2名もこの奥日光の白濁したお湯に大満足してくれたようで良かったです。今回の初心者2名は日曜日休みなので中々私とは都合が合いませんが、また何かの機会に一緒に登りたいものです。以下（場所時間標高気圧）二荒山神社到着 7:30 1273 879 登り出し 7:44 4合目 8:41 1642 840 6合目約600m上がり 9:10 1860 818 7合目 9:41 2005 803 8合目 10:13 2154 789 9合目 10:40 2277 776 山頂到着 11:05 2486（高度修正） 764 下山開始 12:29 4合目 13:56 1730 839 二荒山神社到着 14:38 1385 876 小西ホテル到着 15:12 （群馬桐生・江戸っ子寿司）（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年09月02日

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鎖場の難所と信仰の山「八海山」

先週の水曜日は新潟の八海山へ。ここは鎖場の名所でもあるので今回は強化訓練を兼ねて秋に北アルプスを予定している 3人だけで向かいました。今回も念入りにナンチャッテ登山隊の副隊長が行程表を制作してくれてまずは5時半に桐生を出発。予定より早くロープウェイに着いてしまったのでゆっくり身支度を整えて周辺を散策。ちょっと雲を被っているけど予報は上々。 8時に山麓駅が開いたので一番にチケット売り場へ。副隊長が西武プリンスの会員だったのでロープウェイ往復チケット1800円が 3人とも1300円になり副隊長に感謝。そして3分早くロープウェイ始動。ロープウェイが動き始めるとみるみる晴れて来ました。今日も暑そう〜職員さんの観光案内を聞きながら10分で高度差約700m上がって山頂駅に到着。いよいよ8時半過ぎに登山開始。まずは緩やかな登山道を進みますがいつもなら足元はぬかるんでいるはずの登山道がこの日は普通に歩けると言うことはここでもしばらく雨が降ってないと言うことでしょう。最初の目印の大倉口四合半分岐を20分程で通過。六合目の女人堂には予定より少し早く 1時間で到着したのでちょっと休憩。この日は暑かったので小まめに休憩を取る必要がありました。予定時間まで休んで出発。 40分程で薬師岳山頂に通過。もう山小屋も見えます。更に10分程で九合目にあたる千本檜小屋に到着。休憩200円…ジュースも水も500円ですが 2500円のTシャツはちょっと欲しいかも… 帰りに買おう(^^; 立て看板にここから先は上級者コースにつき初心者・飲酒者などは進んではいけないと言う内容が書いてありました。私もここからはヘルメットを着用して、いざ鎖場へ。八つの峰の最初は地蔵岳。一つ一つの峰ごとに鎖やハシゴで上り下り。画像だとその斜度が分かりづらいですね。続いて不動岳。登って降りてが忙しい上に中々の高度感。三つ目の七曜岳を制覇してあと五つ。四つ目の白河岳のあと釈迦岳の山頂表記が見付からず八ツ峰分岐を通過。摩利支岳もクリア。しかしまた剣ヶ峰の山頂表記が分からずとうとう最後の八海山主峰・大日岳に到着。ここでロープウェイからずっと付きつ離れつで登って来た 70歳位の方が我々の会話から何かを感じ取ったのか話しかけて来ました。聞くと黒保根出身の桐生高校OBで私の同行者二人の先輩でした。二週に渡って山の上でまた桐生の人に会うとはまた奇遇。取り急ぎ、記念撮影と昼食を済ませて早く着いた分、行程表より長めに休んで下山開始。下りは鎖場の上に立つと高度感がもろに目に入って来るので数倍緊張します。そこで、迂回路も確認しておこうと八ツ峰分岐から迂回路へ。迂回路だから安全で鎖場もないと思ったら大間違いでした。登山道は一部崩落していたり鎖は伸びた草に隠れて掴みづらく、むしろ迂回路の方が危ない位でした。でも、迂回路は鎖のアップダウンが少ないせいか予定より早く千本檜小屋に到着。小屋に着くと年配の女性登山者から迂回路について聞かれたので危険であることを伝えました。ここで登りの時に目を付けていたTシャツを3人とも買い小屋の中で冷たい飲み物と共に休憩。小屋には本家本元らしく八海山本醸造が鎮座してました。これを一杯やりながら一泊もいいですね。迂回路で出来た貯金時間分休んで下山再開。 30分で女人堂… 休憩挟んで更に30分で四合半分岐… 更に20分で山頂駅に到着。靴を洗ってまだ時間があると思ったら 10分早くロープウェイが出ると言うので飛び乗るようにして貸切で急降下。ちょうど15時に山麓駅に到着。常に予定より早め早めに行動出来て気持ち的に余裕がある良い山行でした。あそこまで登ったのかぁ。。この後は五十沢温泉に向かいますが、その前に名水湧き出る売店に寄る事に。五十沢温泉には20分程で到着。玄関を入ると大きなロビーにパンダとツキノワグマとニホンジカのはく製がお出迎え… 人間は一人も出て来ません（笑）早速、湯料700円を払って露天風呂へ。こちらは男湯となってますが浴室は繋がっていて混浴です。熱いとは聞いてましたが…熱い。内湯は入らないと露天風呂に行けないので我慢して通過するのが精一杯。露天風呂も熱いけど内湯よりはぬるい。熱いのが苦手なのでほとんど足湯状態です(^^;) でも、これはこれで温まりました。予定より長湯して桐生への帰路へ。八海山は今まで登ったどの山より緊張感を必要とする山で良い強化訓練になりました。（以下…場所・時間・標高・気圧）桐生出発 5:36 八海山ロープウェイ山麓駅着 7:30 467 973 ロープウェイ始動 8:17 山頂駅 8:27 登り出し 8:33 1147 892 大倉口四合半分岐 8:54 1216 六合目女人堂着 9:31 1355 869 六合目女人堂発 9:42 千本檜小屋着 10:30 1619（1650に修正） 842 千本檜小屋発 10:45 八ツ峰分岐 11:31 1721 835 大日岳山頂到着 11:45 1744 832 大日岳山頂出発 12:20 八ツ峰分岐 12:34（迂回路へ）千本檜小屋着 12:53 千本檜小屋発 13:23 六合目女人堂着 13:53 六合目女人堂発 14:01 大倉口四合半分岐 14:26 山頂駅着 14:42 ロープウェイ発 14:50 八海山ロープウェイ山麓駅着 15:00 五十沢温泉着 15:30 五十沢温泉発 17:01 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年07月25日

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八ヶ岳連峰のテーブルマウンテン・蓼科山

随分報告が遅くなりましたが、 7月11日に八ヶ岳連峰最北端の単独峰・蓼科山に登って来ました。今回は当店のお客様が登って良かったと言うので、その場にも居たナンチャッテ登山隊隊長も心動かされたようで決定しました。まず桐生を6時に出て約2時間半で標高1900mの7合目登山口に到着。駐車場は手前に大型バスも停まれる程の駐車場もありますが、少し先に登山口正面に10台程の駐車スペース登山口トイレがあります。身支度を整え8時56分に登り出し。登り始めは笹に囲まれ足元は昨夜の雨水が流れる登山道を上がって行きます。しばらくすると八ヶ岳らしい苔生す森となり急激な気温上昇で湯気が上がって神秘的な光景が見れました。登山口から630mの登りですから徐々に傾斜がキツくなり足元も石がゴロゴロとガレてきます。 1時間程登ると天狗の露路の表記が。「路地」ではないところに惹かれて露路に入ると、そこには開けた岩場で眺望の良さそうな場所でしたが、この時間はガスって見えませんでした。再び登山道に戻って更に傾斜がキツくなりながらも将軍平に立つ蓼科山荘に到着。ここで小学生の団体と遭遇、混み合う前にと休憩もそこそこに先を急ぐと鎖場で別の小学生団体が渋滞。ここから山頂まで渋滞かなと思ったら小学生団体が休憩を取り、その傍をすり抜ける形で先に行かせてもらいました。鎖場のあたりから段々足元の石は石から岩になります。そうこうしているうちに山頂へ。まず最初に山頂ヒュッテが目に入りますが、山頂はその大きな岩を敷き詰めたような直径100mはあろうかと言う広大なテーブル型。取り急ぎ記念撮影を済まして山頂神社にお参りし北横岳が見える側で昼食。この山頂なら団体が何組来ても昼食場所はどうにでもなりそうです。しかし、テーブル型で日陰はないのでこの日のように下界は35度超えだと 2530mでも暑いですから帽子は忘れずに。そして1時間ほどゆっくり昼食を頂いて下山開始。と思ったら、またさっきの小学生団体が下山口で渋滞。ここでも横をすり抜けてパスさせてもらいました。蓼科山荘に着くと副隊長がアイスを食べたいと言うので付き合う事に。長門牧場の牛乳から作ったアイスは美味しい。すると、山荘スタッフの愛想のいい年配の方が話し掛けて来ました。「皆さんどこから？」…「桐生です」…「おぉ、私は前橋在住なんです」聞いたら6年前まで桐生工業高校の校長先生をしていたTさんという方で副隊長の父上ともよく知っている間柄とか。今は定年となり好きな事をしているんだとか… お顔にその充実感は出てますよね。 Tさんに見送られて下山再開。ほぼ14時に登山口に到着。時間も早いので近くの御泉水自然園に入りました。ここは涼しい…涼しさの原因は蓼科山からの冷たい湧き水らしい。流れる沢の水を触ると手がジーンと来るほどの冷たさで気持ち良かったです。しばし遊んで春日温泉へ。独特の佇まいと宿名の「旅舎十二館」さん。期待通りの貸切状態の中、アルカリ性の強いお湯と風呂からの閑静な眺めを堪能。足腰の疲れも吹き飛びました。蓼科山は苔生す森に急登ながら 2時間で登れる2500m級と広大な山頂が魅力のテーブルマウンテンでした。また季節を変えて来てみたい山です。（場所・時間・標高・気圧） 7合目登山口駐車場 8:36 1904 820 登り出し 8:56 天狗の露地 9:40 将軍平・蓼科山荘 10:20 2333 777 鎖場 10:35 2389 772 山頂到着 11:00 2496（修正して2530 に） 762 山頂出発 12:10 鎖場 12:30 2432 772 将軍平・蓼科山荘 12:45 登山口到着 14:02 1948（修正して1900に） 819 御泉水自然園 14:16 1826 御泉水自然園 15:00 春日温泉到着 15:33 996 春日温泉出発 16:22 142号線から佐久南インターチェンジ 16:46 太田藪塚インターチェンジ降りる 18:08 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年07月23日

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切込湖と刈込湖、湯元光徳線歩道一回りトレッキング！

6月27日のお休みに久しぶりに登山に行く予定で、いつものナンチャッテ登山隊隊長が私の行きたい所からA案は日光白根… B案は男体山と予定を立てくれました。しかし、前日にA案は曇りでダメ。当日、5時半に桐生を出発して日光へ。日光に着いてすぐに男体山がスッポリ雲を被っていてB案も取り止め。最終案としてC案に切込湖・刈込湖へのトレッキングも想定していましたので、結局光徳牧場から日光湯元へ抜け（湯元光徳線歩道）、また光徳牧場へ戻るグルっと一回りトレッキングとなりました。まずは7時10分に光徳駐車場に到着。身支度を整えて27分に歩き出し。緑豊かな森の中を歩きながら約300m程高度を上げて行きます。約1時間で山王峠に到着し間も無く車道と合流。車道と並ぶ登山道を今度は120mほど下って行くと 20分ほどで広く拓けた涸沼に到着。ここでしばし休憩して目的地の湖に向かいます。 1時間ほどすると木々の合間から切込湖が見えて来ました。切込湖は簡単に湖畔に降りるところがないので、繋がっている刈込湖の方へ進み 10時前に刈込湖湖畔に到着しました。ここで記念撮影に寄った千葉や東京から来た小中学生が200人程に遭遇し昼食をとりながら「こんにちは〜」の嵐(^^;) この朝は男体山の予定で早く着いた為、刈込湖に着くまで団体さんに会わずに済んだことでここまで順調な行程でした。切込湖・刈込湖と日光湯元間はこうした団体さんが多いのですれ違いに多少時間がかかるそうです。昼食を手早く済ませて10時44分に刈込湖を出発。途中、またご年配グループ20人と東京の小学生80人とすれ違いながらほぼ1時間で湯元そばの120号線に出ました。ここから舗装された120号線を下り、途中でバスに乗る予定もありましたが、停留所に着くとバスの時間とは中々合わなかったので、そのまま湯元から4キロ程歩いて光徳牧場に戻る事になり 120号線に出てから1時間程で光徳牧場にやっと到着。光徳牧場から湯元までは約7キロと言った所ですから、ざっと11キロを実質行動時間4時間半位でしょうか。それにやっぱり登山靴でアスファルトの道は足に来ますね。注意して歩かないと怪我の元です。ここから勿体無いようですが、今歩いて来た4キロの道を車で逆戻りして湯元の高原ホテルで入湯と思いましたが修学旅行生の予約でいっぱい。仕方なくお馴染みの休暇村でひと風呂。この時、露天風呂に入ったタイミングで土砂降りに。早い時間の歩き出しが雨に降られなかったドンピシャのタイミングとなりました。湯上がりにソフトクリームも頂いて結果オーライのトレッキングとなりました。また時系列は記入されてない部分もありますが以下の通り… 場所（行動）・時刻・高度・気圧の順です。光徳駐車場 7:10 1378m 856 歩き出し 7:27 山王峠 8:30 車道 8:35 1660m 涸沼 8:55 1545m 838 切込湖通過 9:45 刈込湖到着 9:53 1560m 837 昼食終了・出発 10:44 120号線 11:45 1504m 光徳駐車場到着 12:50 1380m 857 休暇村到着 13:10 1441m 休暇村出発 14:32 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年06月30日

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黒檜山お一人登山

またまた報告が遅くなりましたが、先週の3月28日は雪残る赤城山の主峰へ行って来ました。前日の予報でこの日は快晴夏日と言うので急遽一人で黒檜山に登る事にしました。近々新しいアイゼンを買おうと思っていた事もあり、友人のアイゼンで試し登りにちょうど良い機会です。 9時過ぎに家を出て赤城山へ。朝だと言うのに標高1000mを超えても17度もある。おのこ駐車場手前の表示板でも11度とありましたが無風だったので体感ではもっと暖かく感じました。それでも湖面はまだ凍結しワカサギ釣り真っ盛り。天気は最高！私の他に4人グループとお一人さんがほぼ同じ時間に登り口へ。まずは高度差450mの急登を1時間ほど登ります。登り始めて間もなく尾根に取り付く手前でアイゼン装着。途中、4人グループもお一人さんもパスして分岐に到着。コースタイムでは登山口からここまで75分になっていましたからほぼコースタイム通り。稜線は硬めの雪が積もっていますが、この日の高い気温のせいか所々踏み抜きました。間も無く黒檜山山頂に到着。そのまま抜けて先の眺望スポットへ。年配の方が2人先に昼食中でしたが他に人は見当たらず眺望も右手奥は谷川岳、更に武尊山でしょうか。ここで昼食と甘いもので40分程休憩。下山は駒ヶ岳経由の周遊コース。登りの時の分岐をそのまま通過して稜線伝いに進むとすぐに駒ヶ岳分岐。そこから大ダルミを通って30分程で駒ヶ岳山頂に到着。大沼とは逆側の眺望も見ながら更に10分程で鉄製階段に。ここは雪が残る季節には要注意です。しかし、駒ヶ岳登山口から登ればアイゼン無しでも行けそうです。結局、駒ヶ岳経由の下りはコースタイムより早く駒ヶ岳登山口に到着し、約3時間半の楽しい単独山行終了となりました。この調子で今年は天気の良い日を狙って今まで天気に恵まれなかった山に単独で挑戦したいと思ってます。尚、この日は腕時計を忘れて随時高度・気圧が測れませんでしたので時系列だけでも参考までにご覧下さい。 10:10 1350m おのこ駐車場到着気温11度 10:20 歩き出し 10:34 黒檜山登山口 11:11 富士山の見える尾根 11:44 分岐 11:48 1828m 山頂 11:50 眺望スポット 12:27 黒檜山下山開始 12:33 駒ヶ岳分岐 13:02 1685m 駒ヶ岳山頂 13:12 鉄製階段 13:38 駒ヶ岳登山口到着 13:41 おのこ駐車場到着気温17度（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年04月04日

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晩秋の里山、小野子・中ノ岳縦走

11月1日は「寿司の日」でしたが、水曜日の定休日で繁忙期間近でもあるので今年最後となるかもしれない登山に行って来ました。先週は笠ヶ岳が悪天候で中止になり、直前で参加人数も3名だけになってしまった為、当日の出発時に私が行っていない近場の小野子山から中ノ岳への縦走と決まりました。元々近場の山に登るつもりだったので出発は7時。高山村天文台に上がって行く道とは逆に一旦下って小野子山登山口（赤芝）に8時40分過ぎに到着。登山口の所には先に車が1台停まっていましたが舗装道路の横に4〜5台は停められるスペースがあります。快晴の秋晴れ、朝はひんやりして標高もあり気温が低く低山とは言え 1000mを越えれば更に気温が低い事も予想されるので防寒着は必須ですね。 8時50分に登り出し、 15分程で舗装された林道に合流（画像は上から撮ったもので登山口からの道は左の道です）。間も無く舗装道路が終わり急登に入る分岐に到着。しばし急登を味わった後にこの日初めてのご褒美の眺望… 1ヶ月前に登った武尊山、遠くに至仏・日光白根。反対側には利根川と吾妻川が合流する渋川の街が。この辺から尾根でしょうか、間も無く県指定の天然記念物ゴヨウツツジを通過して分岐に。黄色く染まった唐松の林の稜線を抜けて小野子山頂に10時8分に到着。 5〜6分休んで下画像の中ノ岳に向かう為、鞍部まで一気に高低差200mの急坂を下ります。昭文社のコースタイムには15分、登山口看板には10分とありますが落ち葉で滑りやすく20分かかって鞍部に到着。ここで小野子山林道へ通じる道との分岐を発見、息を整えて今度は中ノ岳への急登160mあまりを登り返し。ここは約30分で登りましたが 1ヶ月ぶりのせいか足にきて2時間ちょっとかかって中ノ岳山頂に到着。余裕があれば十二ヶ岳へという考えもありましたが、今回はここまでにして昼食。ちなみに三山縦走は看板やサイトマップでは片道2時間20分から2時間半となってます。遅めの紅葉と青空と山並みを見ながら手早く昼食を済ませて12時前に下山開始。下山は当初ピストンの予定でしたが、先ほど見付けた分岐から小野子山林道への道を下山する事に。但し、地図に「林道へ入るべからず」とあるので林道に迷い込まないように注意しながら下ります。地図通り車道に出るまで北に向かって枝道には入らないように下ると 40分程下った所で小さな十字路。地図では舗装の車道に行き当たるはずだからここは違うということで通過すると10分程で車道に出ました。車道から小野子山が丸々見えました。反対側は高山高原牧場の敷地。帰り道でススキが群生しているのを見てこの日が十三夜である事を思い出し、帰ってから母が前日に作ったけんちん汁を食べて今回の登山の打ち上げとしました。以下は今回の時系列…後ろの数字は高度です。登り出し 8:50 824 分岐 9:04 910 尾根 9:36 1122 赤芝からの分岐 9:47 1189 小野子山頂 10:08 1241 出発10:14（1208に高度修正）鞍部10:35 1032 中ノ岳山頂 11:02 1191 中ノ岳下山開始 11:50 1188（高度修正）車道 12:45 750 駐車場所到着 13:28 810 （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年11月05日

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ヤマトタケルの上州武尊山に登る

また報告が遅くなりましたが先日の20日の水曜日は上州・武尊（ほたか）山に登って来ました。出来るだけ簡潔に説明しますので武尊山登山の参考にして下さい。当初、八方尾根の時と同じメンバーの7名編成の予定でしたが、急遽1名怪我の為キャンセルになり 6名で桐生を5時に出発。武尊牧場のゲートは8時から開きますので早い出発に感じますが、 7時にゲート前に送迎車が迎えに来てくれるように予約していた為、余裕を持っての出発でした。その甲斐あって6時半頃にゲート前に到着。すると6時45分には送迎車が来てくれて他に乗る登山者もいないので、そのまま早めに送迎車で武尊牧場へ。ちなみに送迎代は1人往復1000円でした。武尊牧場内の案内板の所から10分ほど歩いて登山口へ。今日の行程は標高差こそ700m程度ですが往復15キロの中々タフな道のり。おまけに登山道はブナ林に覆われた森林の中を前半は進みますがぬかるみの連続です。全く眺望もなく1時間ちょっとで避難小屋に到着しました。この時に武尊牧場のバンガローから出て来たお一人様の登山者に会い、1人でも泊まれるお安いバンガローに1400円ほどで食べられるジンギスカン定食などの情報を聞きました。休憩を終えて歩き出して間も無く初の眺望… 実は距離的には避難小屋が中間地点になりますが、ここからが連続する鎖場と急登で中々の難所続きです。最初の鎖場は岩がツルツルで登りにくいです。連続する鎖場をクリアするとしばらくして中の岳分岐通過。ここからはご褒美に剣ヶ峰・前武尊方面の良い眺望の連続。でも、景色に見惚れてると足元の笹林を踏み抜くのでご注意を。そんな事をしている内に菩薩界の水場を通過。冷たくて美味しい湧き水です。更に連続する３つの池が並ぶ三ツ池に… そこにオタマジャクシに紛れて山椒魚？らしき生き物がいっぱい。副隊長曰く、オタマジャクシなら足が出れば尻尾はなくなるはずだから山椒魚だろうとの事。確かに手に取って見ましたがカエルの後ろ足とは付き方が違うような。ここでもあまり池に気を取られていると頭にガツンと太い枝が当たるのでご注意を。三ツ池を過ぎて山頂方向を見上げると日本武尊像が見えます。ちなみにご存知ない方の為に簡単にご紹介しますとホタカと言えば北アルプスの穂高岳が有名ですが、上州武尊山は1000年前まで保鷹山と書いたそうです。武尊と表記するようになったのは日本武尊（ヤマトタケルノミコト）の東征の故事にまつわる伝説から来るものだそうです。そんなちょっと怖い顔の日本武尊像を過ぎるともうすぐに山頂です。山頂は結構広く、ハイマツや笹に多少遮られますが眺望はほぼ360度見えます。我々より先に既に3組ほど居ましたから記念撮影してすぐに昼食。隣で食べていた4人組の登山者は川崎から来たそうです。昼食も早々に済ませ後続の登山者も上がって来たので場所を空けるために1時間程で下山開始。下山はまた同じ登山道を折り返し。難関は鎖場… 下りは更に難易度が上がり腕力のない女性には厄介な箇所です。ナンチャッテ登山隊の女性陣もだいぶ苦しみました。避難小屋で休憩の後、一気に武尊牧場へ… ざっと登り3時間半、下り3時間と言うアプローチの長い武尊山登山でした。帰り際に登りで情報を得た武尊牧場のバンガローとシャワーやレストランなどをチェックしてパンフレットも頂いてから駐車場まで送ってもらいました。帰りはこちら方面に来たらお馴染みの「ささの湯」さんで疲れを癒しました。山行の大体の時系列は下記の通りです。武尊牧場駐車場出発 6:50（時間） 1030 m（標高）登山口 7:16 1454m 避難小屋到着 8:23 1759m 鎖場 9:30 中の岳分岐 10:17 2100m 三ツ池 10:31 2092m 山頂到着 10:48 2170m 山頂出発 11:44 中の岳分岐 12:19 2121m 鎖場 12:45 避難小屋到着 13:48 登山口到着 14:47 （標高はCASIOのPRO TREKで計測していますので気圧により多少のズレが生じる場合があります）（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年09月24日

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立山雄山山頂神社から3015mの大汝山へ（2日目）

白馬岳の経験から冬着を用意して来ましたが、室堂山荘さんは建物がしっかりしているせいか全く寒くなく、むしろ暑さで寝苦しいほど。 5時半に起床して6時に朝食。夕飯より朝食を食べる人が随分少なかったのは暗い内に山荘を出た人がいたせいでしょう。天気は遅くなればなるほど回復傾向ではありましたが、桐生に帰るのも遅くなってしまうので上下レインウェアでゲイターまで装着して7時過ぎに登山開始。すると強い雨足は無くなりました。しかし、ガスと風で少々気温は低め。まずは雄山山頂を目指します。登り出して間も無く雪渓が。山頂での食事はないし余分な荷物は山荘に預けての登山なので背中は軽く、 1時間ほどで2700mの一の越山荘に到着。この辺から風が強くなり気温も更に低く感じた為、冬用手袋を着用。ここからはガレ場と岩場の急登になり風を避ける場所もあまりありません。途中途中で強い西風に煽られながら更に1時間ほどで雄山山頂神社に到着。早速、参拝料500円を払って登山の安全と健康をご祈祷して頂きました。月山の時も祈祷して頂きましたが、こちらでのご祈祷は随分しっかりやって頂き、お神酒まで振舞われる丁寧さでした。 NHK連ドラの「ひよっこ」に登場する漫画家の部屋に貼ってある雄山山頂神社のお札も頂いて神社すぐ横の3003mのお宮に。ちなみにここ立山では登山と言わずに登拝と言うとの事。富士山・白山と並ぶ日本三大山脈信仰の山である立山は神の山であり神聖な場所だからですね。立山は関西圏の人が多く外国人も多い。そんな中には参拝もしない不届き者もいます。現に我々の後から来た関西圏の人は神社の事を聞いて来たので隊長や副隊長が教えたら参拝料をケチって参拝すらしなかったし、韓国人登山者も神聖な神社や山への敬意は感じられませんでした。山に登る前にその地域や国の文化位は理解して登りたいものです。話は逸れましたが、ここから大汝山までは 20分と表記があったので天気は回復しませんでしたがせっかくだから行ってみることに。 20分もしない内に大汝山休憩所に到着。荷物をデポして体調のすぐれない隊長を残し休憩所のすぐ上の山頂へ。雄山より若干高い3015mの大汝山山頂に到着。休憩所に戻って当初予定していた浄土山へは行かずに下山する事に。すれと、折り返して帰りに再び寄った雄山神社でやっと微かにガスが飛んでくれました。下りは主に雷鳥探し… 実は登りの際に雷鳥の鳴き声を聴いたのでハイマツ帯の辺りを注意しながら下りました。もう室堂平間近の所で下に雷鳥親子がいたと言う情報を聞き下ると… ガスの中の岩の上に立つ母雷鳥を私が発見。遠くてスマホではこの画像が限界でしたが、辺りを警戒して岩の上に立つ母雷鳥の周りに白馬岳で見た雛雷鳥より大きな子雷鳥4羽が見えました。更に下ると草むらで餌を探すモグラも発見。自分では気が付きませんでしたが、どうやらいつも動物を見付けるのは私らしく、思わぬ所で特技を発見しました。 12時半頃に室堂山荘に到着し直ぐに帰宅開始。 13時ちょうどのトロリーバスに乗れそうだと言う事で最後は駆け足。途中、時間待ちを利用して黒部平で遅い昼食。白海老のかき揚げが乗った蕎麦。立山の文字が入った蒲鉾も良いですね。食事中、正面には野口五郎岳・水晶岳・赤牛岳が見えました。 15時過ぎに扇沢に着き、副隊長がネットで探した葛温泉「仙人閣」に直行。外観はこんな感じでしたが秘湯を守る会に加盟していると言う事で湯代700円払って風呂場に行くと… こんな感じですごい綺麗…しかも貸切状態。露天風呂の向こうは川が。こちらは女湯と繋がっている混浴風呂。全部で4槽、源泉は川向こうと敷地内の２つだそうで90度を超えるらしいです。微かに硫黄臭がして言うまでもなく大当たりの温泉でした。 1時間程登拝の疲れを取って桐生に帰宅したのは20時半になっていました。今回は山荘と温泉には当たったものの残念ながら立山からの眺望・星空・ご来光のどれも見られませんでしたから再度リベンジする事を誓った初の立山挑戦でした。 6:00 朝食 7:06 室堂山荘出発 8:01 一の越山荘到着 2700m 気圧739 9:05 山頂雄山神社到着 3003m 10:00 大汝山休憩所 10:20 大汝山到着 10:28 下山開始 11:00 一の越山荘通過 12:48 室堂山荘から撤収 13:00 トロリーバス 13:20大観峰ロープウェイ 14:00 ケーブルカー 14:35 黒部湖トロリーバス 15:05 扇沢駐車場出発 15:30 葛温泉仙人閣 16:30 出発 20:30桐生着（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年09月04日

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黒部アルペンルートから室堂へ（1日目）

先週の29日・30日を連休して昨年行き損じた立山連峰に行って来ました。メンバーはfm桐生「ナンチャッテ登山隊」の隊長夫妻と副隊長と私の4人。今回の計画は黒部アルペンルートで室堂まで行き一泊した翌日に雄山・大汝山・浄土山を登って室堂に帰る予定。しかし、若干30日の天気予報が良くなかったので白馬岳の時のように予報がハズレる事を期待して朝7時少し前に桐生を出発。 10時半に扇沢駅に着き、何とか無料駐車場に車を停めて 11時発のトロリーバスで黒部ダムへ。ここでちょっと話題のダムカレーを食べようと言うことになりダム湖より先にレストランへ。こちらがスタンダードな中辛のアーチカレー。こちらはコロッケが乗ったグリーンダムカレー。角スコスプーンとマニアが喜ぶダムカードもお土産としてゲット。あとはダム見学… この日は山登りは無いので足慣らしに展望台まで。雄大な立山連峰の姿もしっかり見えます。それにしても北アルプスもダムもデカい。この黒部第四ダム工事の際の事故死亡者は171名だそうです。さて、当初の予定より長居してしまった黒部ダムを後にしてケーブルカーで黒部平駅へこちらは赤沢岳・針ノ木岳方面。こちらは大観峰駅・立山連峰方面。そしてロープウェイで大観峰駅へ。先ほどまで居た黒部ダム湖もあんなに遠くに。大観峰からまたトロリーバスで 13時半近くなっていよいよ室堂平に到着。石畳道が綺麗ですね。遠くに室堂山荘が見えます。これほど豊かな高山植物のお花畑も中々ありません。この時間になると予報通り立山も雲に覆われて来ました。本日お世話になる立山室堂山荘さん。建物もお部屋も山荘と呼ぶにはもったいない綺麗さです。部屋は角部屋で窓からの景色もご覧の通り。玄関前には日本最古の山小屋も資料館として佇んでいます。まずは荷物を置いて山荘からも見えるミクリガ池温泉へ。硫黄の香りに白濁した熱めの良いお湯でした。山荘までの帰り道も室堂平の景色を堪能。まだ夕飯まで時間があるので今度は山荘のお風呂に。こちらは雪解け水を沸かした湯を使用しているそうですが、そもそも山荘にお風呂がある事も稀ですし、画像はありませんが綺麗なお風呂でビックリしました。 18時に待ちに待った夕飯。夕飯もトンカツにスモークサーモンやら蕎麦が付いて中々豪華です。ご飯も味噌汁も美味しい。ここ室堂山荘では若い女の子の従業員も多く、おかわり自由のご飯・味噌汁もお願いすれば持って来てくれます。ここまで来たらやっぱり地酒「立山」で一献。お腹もいっぱいになりお酒も入ったので部屋に帰る頃には天気は荒れ模様になり星空も望めない為、お互いマッサージを施して明日の為に21時前には就寝。 8月29日 6:57 桐生出発 10:30 扇沢駐車場着 11:00 トロリーバス出発 12:40 黒部湖駅発ケーブルカー 13:00 黒部平発ロープウェイ 13:15 大観峰発トロリーバス 13:28 室堂平到着 18:00 夕飯 21時頃就寝（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年09月04日

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谷川岳に行ってみたら梅雨明け宣言

報告が遅くなりましたが、先週の水曜日は谷川岳に行って来ました。先々週の白馬岳に続いて二週連続で少々疲労が気になりましたが、谷川岳は2000m級で登り出しの天神平からオキの耳までの標高差は650m位ですから白馬岳の時の登り1700mに比べれば楽なものです。今回は急遽ナンチャッテ登山隊副隊長が行けなくなり、隊長と私と女性3名の5名で6時に桐生を出発。実は過去に谷川岳は一度、日光白根は三度登りましたが眺望に恵まれなかった為、私の為のリベンジ登山でもありました。なので2日前まで日光白根に行く予定でしたが谷川岳の方が天気が安定していると言う事で谷川岳に変更になりました。 7時40分に気温17度の谷川岳ロープウェイに到着。チケット販売が7時55分からだったので暇つぶしにチケット売り場の横にある計りでリュックの重量を計ったら8キロ… ちなみに隊長のリュックは10キロ…さすがです。そして8時18分にロープウェイを降り、 1319mの天神平から同22分に登り出し。前回の谷川岳では雨でガスって視界は10m程でしたが、今日はちょうど梅雨明け日に当たって谷川岳の全容も下界も良く見えます。但し、この時はまだトマの耳もオキの耳もガスの中。 9時8分に避難小屋に到着ししばし休憩。若い登山者は比較的軽装でスイスイ登って行きます。この日は谷川岳にしては人は少な目でしようか。 9時55分に天狗の溜まり場を通過、既に天神平駅が小さく見え中々の眺望。この辺の標高は1700m位… 気温は標高差100mで 0.6度下がると言われてますから下界は相当気温が上がっているんでしょうか、この辺から陽が出てきてかなり暑い。そして前回はなかった雪渓を通り、これが辺りに気温差を生みガスっているようにも見えました。この辺から万太郎山・仙ノ倉山に繋がる稜線が綺麗に見えました。そうしてるうちに10時39分、肩の小屋に到着。 11時に1963mのトマの耳に到着すると白馬岳の時のように急にガスが飛びオキの耳が見えました。急いでデポ（荷物を置いて行くこと）してオキの耳に向かうと右も左も素晴らしい眺望に。前回は悪天候だった為にトマの耳までで下山したので、 11時10分初めて1977mのオキの耳に到着。登り出しから3時間弱でした。さすがにオキの耳は混雑気味でしたが記念撮影を終えてトマの耳に戻り少し下の絶景ポイントで昼食。 1時間程、昼食と眺望を堪能して下山開始。雪渓を通過しザンゲ岩を過ぎた辺りで後ろから大きなリュックを背負った人が。聞いてみたら120リットルのリュックだそうですが重量は何キロあるんでしょう。重量だけなら歩荷さんの方が重いかもしれませんが、あんなに大きなリュックは初めて見ました。 13時49分避難小屋を通過し 14時29分に天神平に到着。ちょうど梅雨も明けて白馬岳に続いて天気にも恵まれ、前回の雪辱を晴らす谷川岳リベンジになりました。 4度目の正直で残る日光白根リベンジはいつになるでしよう。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年07月24日

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白馬岳2日目「天空の稜線と雷鳥」

2日目の朝になってもまだ雨風が残った状態。取り敢えず5時に起きて5時半に朝食、早めに出る予定でしたが6時半になってしまい、おまけに濃霧のため山荘を出てすぐに道が分からず山荘に逆戻り、 30分時間をロスして改めて7時に出発する羽目に。それでも前日のコース変更で余裕ある行程になった為、雷鳥の出現と天候回復を待ちながら三国境を通過して間も無く友人が雷鳥に気付きました。濃霧の中に一羽だけでしたがとにかく会えて良かった。まだ雷鳥が濃霧に紛れて出て来るかもしれないと探しながら小蓮華山に到着。すると、強風がガスを飛ばして稜線や眼下の景色を見せてくれました。ここからは楽しみの一つだった天空の稜線を貸切で進みながら雷鳥坂と呼ばれる這松帯では期待通り雷鳥がお出迎え。各所で撮影会をした為、10時5分に白馬大池に到着。ここで山荘で作ってもらったお弁当（1100円）を頂き一休み。少々のんびりし過ぎて11時に白馬大池を出発。 11時28分に乗鞍岳山頂を通過して、今度は雛が4羽の雷鳥親子に遭遇。 …ですが、上手く撮影出来ず。気を取り直して這松地帯を後にすると初めて遥か遠くに町が見えました。ここから天狗原までは雪渓と岩場の難所が続いて約12時半に通過、 13時33分に栂池自然園に到着。しばしたくさんの観光客に紛れて休憩した後に14時のゴンドラとロープウェイを乗り継いで 14時半頃蒸し暑い下界に下りました。ロープウェイ駅の前にタクシー乗り場があり 5500円で猿倉までとあったので観光協会で電話番号を教えてもらい待つ事15分、アルピコタクシーに乗って30分程で猿倉へ。時間も余裕がなくなって来たので、すぐ下の「おびなたの湯」で一風呂浴びて16時半に一路桐生へ。道も空いてたおかげで友人宅を経て19時半過ぎに帰宅。下山してすぐにまたあの稜線に立ちたいと思わせる素晴らしい山行でした。また北アルプスには絶対来たいと思います。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年07月16日

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白馬岳1日目「大雪渓にアタック」

7月11日・12日と連休して幼馴染みの同級生と2人で白馬岳に登って来ました。正確には10日の月曜日の営業を終えて、そのまま0時過ぎに桐生を出発、太田藪塚インターから北関東自動車道に乗って長野インター下車、国道19号線を通って白馬長野有料道路を抜けて猿倉登山口に約3時半に着きました。猿倉荘下の村営駐車場で仮眠を取り6時半登り出し。 7時45分に白馬尻小屋に到着、アイゼンを装着し8時に大雪渓にアタック開始。この日は天気予報に反して午前中は快晴で大雪渓を登るほとんどの時間は我々2人でした。主に杓子岳の側の斜面の方から細かい落石はありましたが 10時15分に大雪渓を登り終えて岩室に到着し、ここで早い昼食。間も無く作業服姿の4人組が下りて来て休憩した後に大雪渓を下り始めました。すると白馬岳の側の斜面から人の背丈の3分の1程もある落石が 4人組の目の前を通過して一瞬息を飲みましたが何事もなくて良かったです。こんな事もありますからアイゼンはしっかり動ける 6枚刃以上をお薦めします。ちなみに友人は6枚刃でしたが私は4枚刃の軽アイゼンだったので何度か足を滑らせました。 10時35分に登り再開、岩場と雪渓でアイゼンを脱いだり履いたりを繰り返しながら避難小屋に11時37分… この辺から足が前に出にくくなりました。標高2333mの管理センターの案内板に12時19分。ここから目の前に見える村営宿舎までの 400mあまりの高度差がキツい。振り返って大雪渓を見下ろしたり、青空を見上げたり、高山植物のお花畑を眺めたりして村営宿舎をクリア。休憩を挟んで目的地の標高2832mの白馬山荘に13時25分に到着、コースタイム通り約7時間でした。この日は前の方でも言いましたが急に好天に恵まれたおかげで 800人収容の山荘にわずか10人と言う貸切状態でした。その為、谷側の二階6畳の「白馬」と言う個室を 2人で使わせてもらえる幸運に恵まれることに。ちなみに三階は個室ではなく仕切りだけの雑魚寝大部屋でした。早速明日のお弁当も頼んで（一泊二日、翌昼の弁当付きで10900円）、一先ず部屋に荷物を置き一休みして天気が崩れない内に山頂へ。身軽な格好で約20分ほど登って 15時位に標高2932mの白馬岳山頂制覇。この頃にはガスって辺りは見渡せず山荘に帰る途中で雨も降り出しました。取り敢えず、18時の夕飯までやる事もないので明日の行程を確認したり、着替えてマッサージを施したり、軽く仮眠を取って待ちに待った夕飯。前にテレビか雑誌で見た夕飯より質素に見えましたがおかわり自由だし山小屋ですからこれで充分です。しかし、だだっ広い食堂の片隅に 10人が固められて食事するのには少し違和感を感じました^_^; そして山荘のスタッフから情報を得て当初の予定を変更し明日は白馬大池から栂池へ下る事に。満天の星空は諦めて御来光に望みを託して 3時半に目覚ましをセットし19時に消灯。残念ながら3時半になっても天候は回復せずに5時まで10時間寝ました。この歳になると10時間寝たことなどもう記憶にない位昔のことですから自分でもビックリです。しかし、前日の寝不足も解消され驚くほど体調が良い（笑） …2日目「天空の稜線と雷鳥」に続く… （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年07月15日

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テーブルマウンテン「三峰山」

またまた遅ればせながら先週の5月17日にナンチャッテ登山隊も未開の地であるみなかみ町の三峰山（みつみねやま）に行って来ました。天候は予報通りの雨模様。。ルートはピストン登山の為、天候具合によってはすぐに下山する事も想定して桐生を6名で7時に出発。途中、川場の田園プラザでトイレタイム。写真を撮り忘れてしまいましたが、この場所からテーブルマウンテン形状の三峰山が良く見えます。ちょっと角度は違いますが雪国観光圏推進協議会さんから画像を引用させてもらいますとこんな感じ… 出発してから約2時間で登山口の河内神社駐車場に到着。（こちらにはトイレもあります）ここで標高827m…ちょうど9時に登り出し。一般車両は通行止めですが舗装された登山道を登っていくと天狗岩の案内板があったのでちょっと寄り道… どうして天狗岩なのかは不明^^; そして、本線に戻ると今度はアトラクション？いえいえ、こちらはテーブルマウンテンを利用したパラグライダーのテイクオフ場になっているのでここから人と機材を上げるケーブルカーになっているようです。この日はあいにくの天気でしたがそれでも1組上がって行き飛び立つのが見えました。程なく、標高900m位で河内神社に到着。こちらからの眺望も中々（晴れてれば…ですが(^^;; ）眼下は月夜野町でしょうか。少し休憩して更に登ると神社を回り込んで屋根を見下ろすあたりがテーブルマウンテンの端らしいです。ここから5キロ先のテーブルの反対側の端に 1122mの三峰山山頂があります。この辺からしばらく雨に降られましたが森は豊かで赤松やクヌギ・オオカメノキの巨木が立派です。テーブルマウンテンと言っても100m程の登り下り落差を繰り返すので駐車場から山頂まで約6キロの道のりですが思っていたより足腰に来ます。そんなこんなで、11時7分に山頂到着。晴れてれば谷川岳が正面にそびえ立ってるはずでしたが。。また雲が出て来たので1時間程昼食をとった後に下山開始。この時期の三峰山はちょうど桜が散ったばかりで他に見頃の花が咲いていませんでしたが花が咲く時期ならきっととても綺麗な森ですね。そんな訳で、少々物足りなかったので帰りは三峰沼に寄り道。農業用の人工沼ではありますが釣りも出来るらしく静かで中々綺麗です。下山は寄り道したりして参考タイムにはなりませんがそれでも2時間半位だったでしょうか。帰りにみなかみ町営三峰の湯に入る予定でしたが、まさかの休館日。仕方なくこの間も行った老神温泉・東明館へ。この日は久しぶりに悪天候の登山となりましたが夏場に予定している3000m級登山に向けて良い予行練習になりました。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年05月23日

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群馬の眺望最高お手軽トレッキング＆温泉情報

先日のネタ情報の際に少し触れましたがゴールデンウィークが終わってしまう前に眺望最高のお手軽な登山と加温加水無しの源泉掛け流しでとってもリーズナブルな温泉宿をご紹介します。今回は女性4名を含む私の幼馴染みの同級生との4月25日・26日で一泊二日の登山＆温泉ツアー。女性陣はまったくの登山初心者なのでまずは地元の人なら勝手知ったる赤城山（七山の総称）の鍋割山と地蔵岳。初日の鍋割山は初心者女性3名だけを連れて私が引率。標高1022mの姫百合駐車場に車を停め荒山高原へ向けてトレッキング開始。通常のコースタイムは以下の地図に記した通りですがまったくの初心者なので山頂まで2時間は見て余裕を持った行程にしました。一部文字が逆になってて見にくくてすみません。ほぼ40分で荒山風穴まで来ました。ここまで来ればあと5分〜10分の表示が出てます。荒山高原でしばし休んで、ここからは眺望良い登山道が続きますから登山初心者たちのモチベーションも上がります。鍋割山と同じような標高の火起山と竃山を越えて… と言うか、通過して… ここの反対側を見ると浅間山の手前に重なって榛名山、横には谷川岳・武尊山なども見えるはずですが…この日は残念。。と言ってるうちにコースタイム1時間20分のところを 20分オーバーするだけで標高1332mの鍋割山山頂到着。天気は良いけど、もう少し空気が澄んでいれば富士山も関東平野も見えるんですが。。登山初心者達ががんばったのでモチベーションが上がるアイテムを持参。記念撮影もひと通り済んだし昼食も済んだので下山開始。下りは1時間ちょっとで駐車場まで来ました。この日は他の同級生達と老神温泉の東明館で落ち合う計画。ここから赤城山越えして1時間弱で老神温泉に到着。老神界隈ではこの時が桜の満開期でした。ここ東明館は加温加水無しの源泉掛け流し温泉、館内食堂に「餃子の満州」が入っている変わり種旅館。一泊（先払い朝食付き）6000円ですが施設はピカピカです。夕飯は男女7名でよく飲んで食べて小宴会。全員心行くまで飲み食いして 1人2000円程と言うリーズナブルさです。下の画像は朝食のバイキング、お盆のラインナップは私のチョイスです。そして、前日まで半分諦めていた天気が大丈夫そうだと言う事で地蔵岳へ。しかし、登り口の八丁峠に着いてみたらご覧の積雪。でも、登山道は大丈夫そうなので全員揃っての記念撮影を済ませて登山開始。通常だとコースタイムは30分程ですからあっと言う間に山頂に着くんですがこの日は木段以外は残雪の登山道でしたからゆっくり足場を確認しながら、所々で撮影もしながらでこんな登山も初心者には楽しかったみたいです。ちょっと登っただけでこの眺望、この日は前橋方面に雲海が広がりよくこの方角の雲海を眼下の鳥居峠から撮影している人を見ます。右下には小沼、左下に小さく水溜りのように見えるのは覚満淵です。そんなこんなで電波塔が立ち並ぶ標高1674mの地蔵岳山頂に到着。こちらの眺望も鍋割山に負けず素晴らしいですよ。お地蔵さんは何故か首がもぎ取られていてこれも一連の事件の一つなのだろうかと、ふと複雑な心境に。。ここでも全員で記念撮影を撮り簡単に昼食も摂って下山。下りの方が滑りやすいので最後まで注意注意。八丁峠に戻って、ここから30分位車で下った滝沢温泉の露天風呂に直行。最後は帰り際に旅館の出入り口にカモシカまで現れて今回の一泊二日登山＆温泉ツアーは終了。ゴールデンウィーク最初の週末には間に合わなかった情報でしたがご参考までに。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年04月30日

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恒例、花見登山2017

毎度、アップするのが遅れますが 12日に毎年恒例の柄杓山花見登山に行って来ました。ナンチャッテ登山隊6名で吾妻公園駐車場8時に出発。今年もチューリップ祭りと重なって吾妻公園は桜とチューリップの競演でした。更に公園職員さんに教えて頂いたのがイチリンソウチューリップ花壇の上の壇の傾斜に咲いてましたよ。この日は富士山こそ雲で見えませんでしたがトンビ岩からでもスカイツリーと副都心ビル街が見えました。真ん中にスカイツリー、右にビル街… どうです？…分かりますか？ここまで少し寄り道し過ぎたので足を早めて1時間ちょっとで女吾妻に到着。気温計は11度位でした。そして、そんな11度＋強風のなか村松峠を通過。さいと山（岩木戸山）山頂。ちゃんと簡易ベンチが置いてありました。ちなみに座っているのは隊長（プライバシー保護しました（笑））。ここまでの登山路の端々に咲いていた片栗の花。なんだかんだここ岡平（標高約600m）まで 11時頃だったと思います。ここを右に下って柄杓山に向かいます。画像の左（真っ直ぐ）行くと鳴神山です。 20〜30分下って桐生城趾柄杓山に入りましたが今年はビックリ…椿も満開。例年だと花見登山の時には花が落ちていて見られませんでしたが今年はしっかり咲いていました。他に画像はありませんがツツジも。そして柄杓山の桜も満開。細い杉がなぎ倒されるほどの強風にも耐えていました。今年は桜・椿・ツツジ・チューリップ・片栗の花… 全部揃い踏みの豪華な花見登山となりました。カンバ〜イ♪ 一応、桐生市以外の方にも分かるように吾妻山山頂から柄杓山までの登山経路を載せました。高低差は500m位。この日は3時間半ほどの登山となりました。花見だけ希望の方は柄杓山山頂すぐ横の駐車場まで車で行けば徒歩10分で柄杓山山頂には行けます（笑）（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年04月15日

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困った時の奥日光

7月27日の水曜日は奥日光にトレッキングに行って来ました。本来なら長野方面への登山を予定していた登山隊でしたが、この日はあいにくの天気と言う事で、隊長曰く「困った時の奥日光」…だそうです。今回は6名の為、車2台で6時に桐生を出発し約1時間半で赤沼駐車場に到着…ここで標高1390m。副隊長達が1台をこの日の終点である湯ノ湖の駐車場に停めに行ってくれている間に教えてもらいましたが、ここの自然情報センターで100円で売ってる下の画像のような奥日光マップがあると各コースタイムが書かれていてとても便利と言う事で朝はまだ閉まっていたので帰りに買って帰ることにしました。そんな事を言ってる内に全員身支度も整ったので8時過ぎにトレッキング開始。私がまだ戦場ヶ原の木道を歩いた事がなかったので、この日は当初の予定を変えて王道のコースでまずは湯滝を目指します。男体山も雲を被ったままでしたが…一瞬…。木道を歩き始めて間もなく大きな牡鹿に遭遇。最初は高い所の葉を首を伸ばして食べていましたが、私達が歩く木道に沿って川の中を歩き始めて驚いた事に水を全く恐れず顔を突っ込んで水草をムシャムシャ食べていました。真鴨も牡鹿が近づいても逃げもせずお互い顔馴染みなのか勝手知ったる感じでした。動物も野鳥も花も虫も躍動する季節ですから標高1000m以上ならトレッキングも良いもんです。湯滝に近づくにつれて小学生の団体に会うようになって来ました。そんな中、やはり水不足のせいか本来流れているはずの湿地帯の小川が所々枯れているのを見ながら写真を撮ったり休憩したりのんびり歩いて1時間20分ほどで湯滝に到着。枯れた小川とは打って変わって湯滝の水量は多いように感じましたが、水量同様にここで急に中国人観光客も多くなり小学生の団体も更に多くなりました。仲間の一人が聞いてみると町田・府中と言った東京の小学生達でした。休憩の後、湯滝脇の三百数十段の石段を登って標高差60mの滝の上からさっきまでいた滝の下を写してみました。そして、登ったここが湯ノ湖。湯ノ湖を右手に見ながら30分程で半周して湯元側の岸で昼食です。奥日光マップのコースタイムでは2時間半のところをのんびり約3時間でした。その後、前々回の女峰山の時に入れなかった温泉寺へ。こちらは500円で入湯出来ます。やはり日光湯元は源泉が熱いので最初に水で薄めないと入れません。しかし、私の好きな硫黄臭の白濁した良い温泉でした。続いて、そのまま歩いて2軒目…日光湯元休憩村へ。こちらは先程とは全く違うリゾートの雰囲気で900円払って入湯。写真は撮れませんでしたが、施設は綺麗で特に露天風呂は湯ノ湖畔の森の中なのでロケーションも最高です。この日は結果的に隊長の言った通り「困った時の奥日光」…予報では危うかったものの全く雨に降られず、明るい内に桐生に帰れる余裕あるトレッキングで次の日の築地行きも少し楽でした。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年08月01日

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初級者も喜ぶ湯の丸山に上級者も喜ぶサルノコシカケ湯

また少々ご報告が遅れましたが、7月6日に長野県の湯の丸山に行って来ました。まずは6時に桐生を出発。途中、横川パーキングエリアで7時の開店のたか弁経営パン屋さん「ベッカライグリュック」で美味しいサンドイッチを昼御飯用に購入。そこからちょうど1時間で湯の丸高原地蔵峠に到着。ここは標高1730mあり、山頂までは400m弱の標高差ですから桐生人ならお馴染みの吾妻山に登るような感じの初級者向けの山です。現に同じような行程のお隣の烏帽子岳には小学生がバスで乗り付けて団体で登っていました。湯の丸高原は冬場はスキー場で夏場は牛が放牧されています。だから登り始めは牧柵ゲートを抜けるまで牛糞を踏まないように注意してください。この日は少々ガスった感じではありましたが時々太陽が顔出す感じでむしろ登山日和でした。この季節は花畑さながらに花が咲いていて、珍しく花をたくさん撮ってしまいました。2000mを超えた辺りから風が強くなり、山頂は画像では分かりませんが、とても食事が出来る状態ではなかったので風が避けられる場所まで移動。雲の流れが早く中々シャッターチャンスがありませんでしたが、小さく見える湖は田代湖。こちらは菅平方面ですが、右の端に雲に隠れて見えませんが四阿山。早めに着いた分、食事を終えても10時半には下山開始です。どうやら今日は登山より温泉がメインになりそうです。下りは烏帽子岳方面へ下り、鞍部で休憩して中分岐を通ってキャンプ場を抜け12時ちょうどに地蔵峠に帰って来ました。後は万座温泉「湯の花旅館」に直行です。こちらの自慢はサルノコシカケの湯、日帰り入浴料700円。浴場の床が何とも味のある作りでこちらのサルノコシカケを敷き詰めた湯漕に高温の源泉を通して浴槽に落としてます。露天風呂はサルノコシカケを通さず源泉直に。結構熱いので水をガンガン投入します。ちなみに露天風呂は混浴となってます。こちらの「湯の花旅館」は平日4500円（休日前1000円増し）で半湯治料金と言うのがあるそうで、半湯治にはご飯とお味噌汁と漬物が付きますが、後は自分達で用意するプランだそうです。こちらは万座湯畑。一行大満足の万座・サルノコシカケ湯を後にして時間も早いので草津・西の河原大露天風呂へ。こちらは撮影禁止なのでここまで。リニューアルされた大露天風呂へは初めてです。こちらは更に開放的でしたが、私的にはサルノコシカケ湯でもうお腹いっぱいと言う感じでした^_^;前回、女峰山で修行に近い山行をしたので今回はユルめの登山と温泉三昧…癒されました。今回も一応、時系列で山行レポートを書いておきました。（時間:高度:気圧:場所）600: 桐生出発700: 横川パーキングエリア800:1730:830湯の丸高原（地蔵峠）843:1859:822:鐘分岐924:2101:799山頂1030:2084:800:山頂出発1114:1859:822:鞍部1139:1832:825:中分岐1200:1743:834:地蔵峠到着1300 万座温泉1420 万座温泉出発（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年07月12日

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長丁場と獣臭の女峰山

先週の22日の定休日に奥日光の女峰山に行って来ました。今回は5名、内2名女性で朝5時に桐生駅前を出て6時半に三本松駐車場に到着。そして、志津乗越（しずのっこし）まで行って4キロ程林道を歩く予定でしたが光徳そばの駐車場で車両通行止めに。。当初から長めに歩く事は予定していましたが更に5キロ程歩く羽目になり裏男体林道を登山口まで2時間半近くかかってしまいました。登山口と言ってもいきなり下りから始まり、所々漂う獣臭に注意を払って進むこと約2時間、2000mも超えてやっと水場に到着。しばし休憩の後、程なくして唐沢小屋に到着。ここでデポ（荷物を一時的に置いて行く）して山頂を目指す事に。ガスが風に流され一瞬視界が開けるとデポして正解だとすぐに分かります。急登のガレ場で女性にはリュックを背負って登るには体力を消耗しますから。更に途中でこんな慰霊碑も…このガレ場で19歳で力尽きた鈴木君に心の中で手を合わせながら50分掛かって山頂へ。残念ながら今年は晴れ男返上のようで、眺望良しとは言えませんでしたが冷たい風が気持ちの良かったです。休憩の後、お腹も空いていたので唐沢小屋まで30分程で下って昼食にしました。ここまで6時間…帰りも下るだけじゃないし林道もある長丁場なので食後サッサと出発。志津乗越まで来ると通行止めのゲートを通過して観光バスが停車してました。まぁ、一時的な停車ですから違反と言うには大人気ないですが…快適そうな車内を横目に更に1時間程歩いて車まで到着。行きも帰りも唐沢小屋までは4時間半…全部で10時間半…高度差1000m…総距離25キロ〜26キロ…獣臭プンプン…良く歩きました。多少の高度や気圧にズレはありますが私がメモした登山時系列は以下の通りです。（時間:高度:気圧:場所）500: 桐生発628:1380:860 三本松駐車場655:1484:849 裏男体林道歩き出し809:1751:822 志津乗越（しずのっこし）845:1683:831 分岐915:1781:825 登山口1102:2117:788 水場1129:2208:779 唐沢小屋1220:2483:756 女峰山山頂1300:唐沢小屋1349:唐沢小屋出発1516:登山口1625:志津乗越1736:光徳そばの駐車場到着三本松駐車場に向かいながら取り急ぎ温泉を探した結果…日光湯元の山の宿に決定。修学旅行か、高原学習か…子供達でどの宿もいっぱいでしたが、これからキャンプファイヤーだから先にどうぞと言うことで…入浴代500円と格安な上、白濁して湯の花の香りがする源泉69度の湯がドバドバ…熱くて入れません（笑）女将が水でドンドン薄めて良いと言ったのでもったいないですが入浴出来る温度までこれまた水をドバドバ。大変良い湯で、思わぬ穴場掛け流し温泉に皆大満足でした。湯上りに女将に隊長が山情報を聞いていましたが、やはり女峰山はかなり熊が出るようなので入山する人が少ないようです。確かに我々も帰りの志津乗越の観光バスまで誰にも会いませんでした。今年の日本列島での熊出没ニュースを見る限り、あまり女峰山はオススメ出来ないようです。しかし、個人的にはこれだけ歩けた事に密かな自信を付けました。次は晴れた眺望を期待してまた登ります。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年06月28日

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妙義山で奇岩・石門巡り

今更ですが、先月の25日に妙義山に行って来ました。実は一度書いた登山ブログを誤って消してしまったのでしばらく書き直すのに心が折れており報告が遅れましたf^_^;まずは幼稚園からの同級生と2人で7時に桐生を出発し太田藪塚インターから北関東自動車道で妙義松井田インターを出て中ノ岳駐車場へ。雨が降り出せば別の山にするはずでしたがここまでは降らず、午後には好転して行くようなので9時過ぎに駐車場から5分ほど歩いた登山口から開始。第一石門…第二石門は「蟹の横ばい」に続き「蟹のたてばり」を登り、「つるべ落とし」の鎖場を下ります。第三石門はその先が行き止まりになっています。そして、第四石門も前には広い休憩スペースと四阿があり第四石門の先に小さく見えるのが間も無く行く大砲岩です。その前に第四石門の右側を回り込んで「日暮らしの景」を堪能。しばし、撮影で休憩したので大砲岩へ。これは（↓）同行者に「天狗の評定」側から撮ってもらった画像。同行者の同級生は登山経験は私よりはるかに豊富なんですが、以前、この大砲岩で肝を冷やしてから高所恐怖症になったらしく、今日は私ばかりが岩に登って楽しませてもらいました。こちらは「天狗の評定」。実は私が怖さを感じたのはこのいずれでもなく画像はありませんが、両岩の間にある「胎内くぐり」です。掴まるところも足場もないため雨が一滴でも降っていたらやめた方が良いと思います。さて、ここまで結構緩々登って来ましたがまだ1時間足らず、時間が余れば途中まで行ってみようと言っていた金洞山（別名・中ノ嶽）に向かう事にしました。分岐から入るといきなり看板で装備のない人や上級者ではない人はこれ以上登らないようにと書いてあります。もちろん、私達もそのつもりで決して無理に立ち入らないようにと行ける所までと急登を登り始めました。確かに段々鎖場やロープの連続となり注意が必要でしたが何とか山頂下の尾根に出ました。ここでテーブル型の山頂に辿り着くには後ろに映る20m程の鎖場を登らなければいけない事が分かり今日はここまで。ここで私の高度計では1058mですが金洞山の標高は1094m、駐車場の標高が720m〜730m位でしたからわずか300m位登っただけでこの高度感はお得に感じます。下に小さく見えるのが中ノ岳駐車場です。時間も時間なので、ちょっと浅間からの冷たい風で冷んやりして来たこの尾根で昼食。第四石門からここまで来るのに約1時間、すれ違ったのは1人だけで金洞山を貸切状態の贅沢な時間でした。1時間程滞在し12時25分下山開始…下りは分岐点まで20分でした。分岐点からすぐ側の見晴台へ。そして、中ノ岳神社上の轟岩へ。この画像は轟岩の上からです。中ノ岳神社に下りたところでちょうど13時。13時半には駐車場を出て近くの温泉「妙義ふれあいプラザ」へ。ここの露天風呂は見晴しが良くて身も心も解放的になりますよ。さて、ここまで来たら帰りはちょっとおぎのやまで寄り道して峠の釜飯をゲット。今日一日、楽しい楽しい岩遊びと山登りでした。案内役に運転までしてくれた同級生に感謝です。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年06月04日

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今年の花見トレッキング

毎年恒例になりました。柄杓山への花見トレッキング。先週、柄杓山の麓を通った時には全く桜の開花が確認出来ずこの1週間で咲くとは思えませんでした。今年は例年の吾妻山を越えて岡平から柄杓山に下るのではなく川内の自然観察の森から尾根に直登して岡平手前で合流するルートでした。まずは8時に桐生駅から総勢8名で循環バスに乗り川内町小倉会館前まで。20分ほどで着き、更に20分ほど歩いて自然観察の森に到着。ここから自然観察の森の中を山頂方向に登って行きますが中々の急登です。約40分で吾妻山の表記。更に20分ほどで例年通っている吾妻山から鳴神山へ向かうルートに合流します。ここまで約1時間…後はいつものルートですから鳴神山方面へ向かい岡平で右の斜面を下れば更に1時間で柄杓山城跡に… ここで今年も香りました…桜餅の匂い…いやいや、これが満開の柄杓山の桜の香りです。思わず、なんちゃって登山隊隊長が「匂うぞぉ〜」と後続の隊に叫んだほどです。登り始めからキッカリ2時間で満開の桜咲く柄杓山に到着。吾妻山越えより早いかもしれませんね。ここで車にて柄杓山駐車場からの超簡単ルートから3名合流。私は今日はこの後運転があるのでノンアルコールで乾杯して宴もたけなわの皆さんを後に1人先に下山。今年は中々山に来る機会がなく今年初めての登山となりましたが程良い身体慣らしに最高の満開の桜で今年も乾杯出来、何より隊長の方々に私の晴れ男パワー持続を喜んでもらえたのでとても良い登山シーズン滑り出しとなりました。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年04月06日

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真田丸の岩櫃山と世の塵洗う四万温泉

今回も先週の岩櫃山(いわびつやま)＆四万(しま)温泉のご報告。いつも1週間遅れで紅葉情報の参考にはなりにくくてすみません(^^;;しかし、今回の岩櫃山周辺や四万温泉はまだ色付きが浅かったので今週以降の方が良いと思われますので参考にして下さい。東吾妻の岩櫃山は戦国時代に真田家の岩櫃城があった岩山で標高は802mと低山ではありますが密岩通り登山口からの登りは上級者でも侮れないタフさです。今回は私の仕事の都合で出発時間を遅めにして頂きました。メンバーは男性3名・女性2名…7時半に桐生出発…平沢登山口駐車場に。只今、平沢登山口第1駐車場は綺麗なトイレを建設中で第2駐車場へ。9時50分に登山口登り始め、この時点で標高510mですから山頂まではわずか約300mの標高差です。登り始めて間も無く、視線を感じたので顔を上げてみると丘の上にニホンカモシカです。前にも子持山で遭遇しましたが、この辺ではよく遭いますよ。次に遭遇したのはラフな格好のグループ…聞いたところ、NHKの撮影クルーでした。来年の大河ドラマ「真田丸」に使う映像を撮っていたそうです。どうりで登山口にパンフレット・・・のぼり旗・・・トイレまで急いで作ってる訳だ・・・と納得。。この平沢登山道ならそんな大河ドラマに影響された登山をしない方でも登れるでしょう。しかし、山慣れしたこの隊には今ひとつ物足りないだろうと今回唯一ルートを知っている副隊長が平沢登山道からまた標高500m程の潜龍院跡まで下山し、再度密岩通り登山口から登山開始。標高711ｍ、尾根鞍部を11時半に通過し、最大の難所の「天狗の架け橋」に…画像では分かりにくいですが両側は谷底へ真っしぐらの幅40〜50cmの石の天然橋です↓更に渡り切った所にこちらも両側が谷底状態の長さ5m位の鎖場です。私は結構こんな感じが好きなので楽しかったのですが女性の方々にはちょっと怖かったようです。初心者にもあまりオススメ出来ません。そんなこんなで、ようやく数々の岩をくぐり抜けたり回り込んだりよじ登ったりして12時ジャストに山頂到着。今年はすっかり晴れ男となって昨年までの汚名返上です。昼食は本丸跡まで下山してとりました。今回は共同浴場の時間が15時までと言う事もあり、食後足早に下山…平沢登山口駐車場にジャスト14時…急いで四万温泉へ。駐車場に車を停めて、まずは四万川沿いにある共同浴場「河原の湯」。狭いながらも趣きがあり湯温も45度と熱め。時間ギリギリにも関わらず他にも入る人が居ました。でも、脱衣所が狭いのでせいぜい5〜6人も入ればいっぱいですね。ちなみにこちらは善意の寄付金が必要ですよ。次も隊長オススメの三木屋旅館の露天風呂へ。1000円払ってタオルとハミガキセットを頂き、旅館裏の山肌に沿って造られた離れの露天風呂。こちらは貸切状態で眺め趣き共に最高です。湯温は先程の「河原の湯」より少し低く、秋風が湯の上の頭を冷やしてくれているので長湯出来そうです。露天風呂から見える紅葉はあともう少し後にピークが来そうな景色ですが、平日にも関わらず他県からの宿泊客でどこの旅館も車がいっぱいでした。この日は低山とは言えアスレチックのような侮れない登山と趣きがある良い湯も堪能した一日でした。(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2015年11月04日

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静かな尾瀬

♪夏が来れば思い出す〜♪…の尾瀬に先週の7日の水曜日に行って来ました。しかし、尾瀬は尾瀬でも尾瀬ヶ原ではなく尾瀬沼。最初、富士山に登りたくて始めた登山でしたがブームもあって山小屋はごった返し、登山道が渋滞する富士山には登りたいと思わなくなってしまいました。尾瀬ヶ原も鳩待峠から尾瀬ヶ原への登山道が渋滞し、いつも木道が人でいっぱいのイメージがあるため行った事がありません。したがって、今回はいつもの登山隊副隊長に率いてもらい大清水から尾瀬沼へ登って尾瀬沼を一周するコースとなりました。まずは大清水の駐車場に7時40分に到着、標高1180m。8時のワゴンタクシー(700円)に乗り、8時12分に一ノ瀬到着、標高1407m。程なく出発し沢沿いの結構寒い登山道を進みますと所々に黄色を基調とした紅葉が広がり始めました。そして、9時17分に三平峠を富士山を確認しながら通過、この時の標高1745m。9時33分に三平下に到着…標高1666m。しばらくトイレがないのでここで基金100円投入して用を済ませました。ここからあまり人気がない尾瀬沼周遊道南岸道へ進みます。この木道は人気がないだけあって所々木道が欠落していてデンジャラス…少々風も強くて寒いし、場所によってはホントに危険な部分があるのでご注意を。沼の向こうに名峰・燧ヶ岳。そんなこんなで小沼湿原を通過し10時55分沼尻に到着。ここでしばらくぶりに集団の人と遭遇です。沼尻休憩所は先日作業中の発電機が火元となって全焼してしまったそうです。画像に写るように建物の基礎しか残ってませんでした。この道は燧ヶ岳へ向かうナデックボ登山道。草紅葉も程よく色付いてます。いい加減お腹も空いて来たので長蔵小屋を目指します。11時50分に長蔵小屋に到着したんですが、さっき沼尻で会った子供達に占領されていたため、静寂を求めて先の三平下へ。12時18分、三平下に再度到着…早速食券を買って昼食です。たくさんのメニューがあり迷いましたが、辛いのが苦手な私は辛さ控えめのキーマカレーに。こちらは副隊長が選んだ激辛のグリーンカレー…味見させてもらいましたが辛いけど美味い。お腹もいっぱいになり、少し休憩して13時31分に下山開始…13時49分三平峠通過…14時44分一ノ瀬到着。ここで大清水で倒木があった為、1時間程通行止めでこの時間より早く下山して来てもワゴンタクシーは出走しなかったと聞かされました。そう言えば途中でも尾瀬沼でも風が強くて寒かった…防寒対策はお忘れなく。15時のワゴンタクシーに乗ってまた12分で大清水に到着。さて、久しぶりの山歩きで結構足が疲れたので早速温泉へ。尾瀬大橋のところにある「畔瀬」さんです。こちらは宿泊客がいない時は宿の人が出掛けてしまうので電話予約をしておいた方が良いです。湯代は600円と格安、風呂の施設は静かな館内とは裏腹にとても綺麗に整ってます。風呂場に入るといきなり硫黄臭がイイ感じに香り、泉質は透明のアルカリ性単純温泉で毎分約200リットルで47.6℃の掛け流しが私にはちょうど良いです。貸切状態の露天風呂はいつもながら心も身体も癒されます…良いお湯でした。尾瀬沼の紅葉も派手な赤紅葉を求める方には薦められませんが静かな尾瀬の紅葉を求める方には是非オススメです。明日の水曜日は日光方面への紅葉＆温泉＆食事です…またご報告させて頂きます。(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2015年10月13日

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花畑と雪渓の月山

先週の事になりますが、山形県の月山に登って来ました。当然、群馬県から山形県までの道程がありますから日帰りは無理…と言う事で先週は火曜日に夜営業をお休みして山形県に向かった次第です…お客様にはご迷惑をお掛けしましたm(__)mメンバーは私を含めたいつものFM桐生ナンチャッテ登山隊5名。準備を済ませて桐生を出たのは15時半頃でまず東北道寒河江インターの所にあるチェリーパークホテルにて350円で源泉掛け流しの温泉に。こちらは塩分や鉄分をたっぷり含んだ硫黄の香りのするとても良い温泉でした。結局、月山駐車場に着いたのは20時半過ぎ。早速、夕食&宴。私は半日営業だったのでネタとシャリを持参してメンバーに握りを振舞いました。残念ながら7月7日の七夕なのに天の川は見えませんでした。おまけに記憶は14度プラス強風で上着だけでは足らず暖パンをメンバーの方から借りて就寝。朝は日の出と共にウグイスが鳴き始めたので睡眠時間はあまり充分とは言えませんでしたが、その分移動中の車内で寝かせて頂いたので助かりました。先に起きていた方から聞きましたがキツネも姿を現したようですよ。朝食・身支度を整えて8時に動き出すリフト乗り場に向かいました。少し待って我々が一番乗りで標高1480m程の所まで姥ヶ岳の残雪やリフトの下で足をかすめるように咲いているニッコウキスゲを見ながら運んでもらいました。今回は姥ヶ岳は経由しないで残雪を横断する形で直登を目指すルート。残雪部分は登りはアイゼン、下りは尻セードで滑り降りる予定。登りのコースタイムは2時間予定と出ていました。台風３つが迫り来る中、段々晴れ間が増えてきて最高の登山日和になってきました。リフトを降りて既に森林限界、前も後ろも見晴らしが良く、この時期は花の月山とも言うだけあってあちこちに花畑があり全く飽きる事のない登りです。ツツジの一種でしょうか…ご存知チングルマ…日本のエーデルワイス、ミヤマウスユキソウ。今回は1人初心者の方が居たので、休憩を余分に取りゆっくりペース。9時半に牛首、しばらくすると雲海の上に鳥海山が見えました。10時20分に地蔵と鳥居、10時半山頂…画像では分かりませんが太平洋の海がチラッと見えました。結局、リフトを降りてから2時間20分で山頂到着。私達は姥沢登山口から一番に登って来ましたが既に一休みしたりしている人がいたので別ルートから登って来た登山者のようです。山頂は結構広大で奥にチベット寺院のような月山神社があります。早速、お参り。神社内は撮影禁止と言う事なので気を引き締めつつ参拝料500円を払うと、すぐに神主さんからお祓いをしてくれます。直後に人型の切り紙で全身を拭いて災難を人型に移して水瓶に浮かべて災難を流します。これで完了…本宮をお参りして認定証と御守りを頂いて、今回は下山してから食事するので昼食は軽めに下山の途へ。下りは上記したように雪渓を尻セードで滑走。思ったより止まらず焦りましたが、それもそのはず…滑り終えて振り返って見たら絶壁のような斜面を滑って来ていました。でも、とても気持ち良く楽しい体験でしたし下山の時間が随分短縮されました。そんなことをしながら楽しく下山しているとちょうど午後に入ったあたりから台風の余波で雨が降り出して来てちょっと急ぎ足に。13時過ぎに駐車場に着き、今回は温泉直行ではなく天童にある名物の「鳥中華」を食べに車を走らせました。「水車」…創業150年だそうです。要するに蕎麦だしに中華麺の組み合わせと言う事なんですが、思いの外マッチして美味しかったです…ご馳走様でした。さて、後は温泉に入るだけですが今回は福島県の新菊島温泉へ。こちらは湯量・泉質だけは半端ないです(^^;;画像のように男湯から壁穴をくぐって大浴場に出るとそこは混浴です。女湯からはボタンで扉が開閉出来るようになっている仕組みです。300円と格安ながら、施設がかなりのレア物なので湯だけを求める方のみオススメです。何はともあれ貴重な体験をして20時半に桐生着。出来るだけ短めにご報告しましたが、やはり二日分は長文になってしまいました(;^_^Aしかし、かなり満足で楽しい月山紀行でした。 (群馬桐生・江戸っ子寿司)

2015年07月15日

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快晴の子持山と43.3度の源泉掛け流し

ご報告が遅れましたが、先週の水曜日に２度目の子持山に行って来ました。この山は1296mと決して高くはない山ですが1000m付近にある大黒岩(獅子岩)の天辺からの眺望や多彩な登山ルートが楽しく、絶壁が多いのでロッククライマーもよく訪れてます。昨年は霧や雨に祟られた私の登山でしたが、先々週の鼻曲山に続いてこの日も天気に恵まれました。今回もfm桐生登山隊の方々と40代から60代までの男女各3名の総勢6名体制。まず多くの場合は前回の時のように7号橋駐車場の登山口から登り始めますが、今回は6号橋登山口から8時2分登り出し。あまり登る人がいないのか少々荒れた急登を登り8時28分に稜線に出ました。尾根を縦走する形で通過点の反射板に8時56分に到着。後方を振り返り、やっと見渡せる場所に出ました。後はこの日のメインイベントの獅子岩を目指しちょうど9時30分に到着。前回の11月の眺望とは一味違う初夏の景色が広がります。気温も高くなり残念ながら富士山は見えませんでしたが、前回見えなかった浅間山は見えました。それにしても季節柄、羽虫が乱舞してオチオチ深呼吸も出来ません。そしてひとしきり眺望を楽しんだ一行は分岐に…これが10時27分。ここで私を案内役として前回参加していなかった人が山頂へ…他の人は大タルミまで下って先に昼食の支度をしておく事になっていましたので隊は二手に分かれました。分岐から山頂までの登山道はロープと岩場の連続です。途中振り返ると獅子岩がこの角度からは獅子と言うより犬に見えます。山頂には10時50分に到着、獅子岩で遊んだ分を差し引けば登り出しから約2時間半でしょうか。山頂で少しするとトレイルランらしき人が標記の脇から出てきました。地図を見ると、どうやら高山村天文台からの縦走登山道を来たようです。次回はそのコースも踏破してみたいものです。お腹も空いたので昼食設営隊に合流すべくいざ大タルミへ。先ほども通った分岐を過ぎると大タルミまでの登山道はかなり足元が滑る難所です。11月の時は一面落ち葉…5月のこの日は乾いた砂と小石…更にタフな山頂までの往復が無意識に足に負担を掛けているので怪我要注意の場所です。11時32分、何とか大タルミで合流し早速湯沸かしを始めて昼食準備に参加。この日のメニューは隊長夫妻が用意してくれたベーグルです。焼きスパム・チーズ・レタスなどに塩レモンをたっぷり…美味しく頂きました。ここから帰りは8号橋までの半分は沢歩きです。12時36分に大タルミを出発し、またまたモミジガサを摘み摘み13時27分に7号橋駐車場到着。前回同様中々タフなコースでしたが色んな表情があり、やはり楽しい子持山でした。この後はお決まりの温泉…早速隊長オススメの上牧温泉・大峰館へ。こちらは事前の電話をオススメします。しばらくぬる目の温泉が続いていましたが、こちらは源泉掛け流しの湯温が43.3度と熱め。一切、循環も加温も薄めてもいないそうです。浴場には珍しい大谷石系の石を使い、木材の檜も良い感じです。この日は宿泊客も居なかったので貸切で贅沢に疲れを取らせて頂きました。子持山も、大峰館も、また来たいと思わせるこの日の登山でした。(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2015年06月01日

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霧積温泉から鼻曲山へ

20日水曜日の事になりますが、群馬と長野の県境にある鼻曲山に登って来ました。まずは車２台に分乗し男性４名・女性３名の７名で桐生から登山口でもある霧積温泉へ。今は水車だけになってしまった霧積館跡地にある金湯館駐車場に車を停めてホイホイ坂を登るんですが、水車横のピンク電話から金湯館に電話を掛ければ駐車場手前にあるゲートを開けてもらえて１キロ先にある金湯館まで車で入れます。しかし、我々は約１キロ、標高差100mあるホイホイ坂を登り、更に600m高い山頂を目指します。7時43分駐車場出発、ホイホイ坂は最初火山性の砂利道で中々の登りです。800mで金湯館への車道に出ますが、そのまま鼻曲山方面の登山道へ。歩き出しからちょうど１時間で本尾根に出ました。登山道は私好みの静かで植林のない綺麗な森を進みます。途中、覗きと呼ばれる崩れ落ちた場所や切り立った崖の横、ロープを伝って登る場所、高低差40m程ある登り返しなどもある上、最後の急登はちょっとハードな登山道でしたが、約３時間の10時半に山頂に到着。しかし、山頂より見晴らしが良いすぐ横の小天狗に移動して早めの昼食タイムです。ここまで他の登山者に会っていません。そう思って昼食を摂っていると、長日向方面から登山者が登って来ました。小天狗は我々７名でほぼいっぱいになってしまったので長日向から登って来た方々は山頂へ行きました。小天狗からは東が高崎方面、北には浅間山、西には軽井沢と中軽井沢が見えます。今日22日になって浅間山で火山性地震が増加と言う発表がありちょっと昔頻繁に桐生にも火山灰が降ったのを思い出しました。昼食後、記念撮影も済ませて今度は来た道を戻り霧積温泉を目指します。11時42分小天狗出発、登った分だけ下りますが高低差がある分膝に来ます。約２時間の13時29分に金湯館に到着。今回は高低差があり少々足に来ました(^^;;早速、登山隊隊長オススメの湯を頂く事に。浴室はタイル張りのレトロな感じでサッシを開けるとデッキに出られるようになってます。湯はヌルッとした湯ざわりでシュワシュワと泡が肌に付きます。(ちなみに霧積温泉の泉質は39度のカルシウム硫酸塩泉らしいです)湯温がぬる目なので何時間でも入っていられそうなお湯でした。ゆっくり入ったせいか小腹が空いたので湯上りに蕎麦を。手打ちじゃありませんでしたが、添えてあったモミジガサが美味しかったので若女将にモミジガサとヤブレガサの違いのレクチャーを受けて最後の駐車場までの帰路に。帰りは車道を40分掛けて駐車場まで下山、ここまでで15時40分…そして桐生に直行…運転者の皆様、お疲れ様でした。疲れましたがとても良い山、良い登山、良い温泉でした。(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2015年05月22日

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2015年、柄杓山の桜

西日本・関東の方には今更ではありますが桐生の山間部では今まだ桜が見頃となっています。ここ3年ほど続けています、柄杓山(城山)への花見登山。本当は先週の水曜日にfmきりゅうナンチャッテ登山隊が10名ほどで計画しておりましたが残念ながらまさかの雪…そこで、低気圧の合間を縫って今日の午前中だけチャンスがあると言う事で単独で行って来ました。今回は時間もないので登山は省いて柄杓山駐車場からわずか10分ほどで登頂(^^;;しかし、ご覧下さい…まだまだ見頃、花びら舞う中の素晴らしい景色です。正午、予報より早めに爆弾低気圧が雷をゴロゴロ言わせて近づいて来たので昼食を済ませてサッサと下山。今年の柄杓山の桜は今日で終わりのようです。ちなみに昨日いらっしゃったお客様情報では赤城の千本桜が見頃のようですよd(^_^o)(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2015年04月15日

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初の雪山へ

ご報告が遅れましたが、先月の28日に地元赤城山へ初めての雪山登山に行ってきました。知らない方の為に言いますと、赤城山とは7つの山の総称で、今回目指すのはその中の最高峰・黒檜山です。当日は快晴、ただ黒檜山の山頂だけ雲に隠れた状態… 取り敢えず、行ってから決めることにして赤城山へ登り始めの大沼の湖畔は−10度(^^;; そんな重装備はしてないけど無理はしない約束なので4本刃の軽アイゼンを付けて黒檜山登山口から8時すぎに登山開始。しばし登ったところで見下ろすと大沼がカチンコチンに凍っていて綺麗な雪景色です。それにしても風が強くなって来て体感温度はとっくに−10度を下回ってます。でも、急登の雪山ですから身体は暑いです。しかしながら、1時間半ほど登ったところで断念。今回は雪山で昼食をとることも目的だったので予定を変更して7つの中では緩やかな荒山高原で昼食をとるため大沼まで下山、荒山高原入口であるローラーすべり台の姫百合駐車場へ。再度登山…と言うよりトレッキング開始…今度は荒山高原へ。標高も低くなったため、風はかなり穏やかになりましたが日陰の分だけ道はカチンコチン… まだ午前中ですから気温は−12度になってました。1時間かからずに荒山高原に到着。風は少々強いですが空気がキ〜ンとして快晴で気持ち良いです。ツツジの季節にはここは綺麗なツツジが咲き乱れるそうですから次回はその季節に来て、鍋割山まで足を伸ばしてみたいと思いました。目的の昼食は風との闘いでしたが仲間の焼いてくれるいつもの厚切りベーコンとカマンベールチーズは寒さも吹き飛ぶ美味さでした。食べ終わったら足早に下山して今度は温泉に直行です。本日の温泉は赤城山南面の滝沢温泉・滝沢館。ここはいつもお世話になってる fmきりゅう・ナンチャッテ登山隊隊長オススメの源泉掛け流し露天風呂です。行ってみたら今日は女風呂しか用意していないから予約のお客様が来る前にどうぞとのこと。女風呂にオジサン3人で入ることなど中々出来ない体験なのでちょっと得した気分でもありながら露天風呂へ。前にこの上にある赤城温泉・湯の沢館の露天風呂に入った時は37.5度の湯温だったので、同じならこの気温の低さでは出るに出られなくなることを心配しましたがここは大丈夫…じんわり芯まで温まりました。 3人共長湯ではないので、ほぼ同時に上がって脱衣所で着替えているとガチャッと戸が開いて予約客らしき人が… あれっ？ビックリΣ(￣。￣ﾉ)ﾉ…隊長じゃありませんか。世の中って狭いなぁとつくづく感じた瞬間でした。何はともあれ無事に帰れて良かった初の雪山登山でした。(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2015年02月07日

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断崖絶壁の子持山に立つ！

この間、少し触れましたが先週行った子持山をご紹介します。よく高速道路から断崖絶壁にそそり立つ岩壁の山が目に止まり、「あの岩壁の上に立ってみたい」と思っていました。それが子持山です。「群馬の山歩き130選」によりますと、この岩壁のテッペンこそが獅子岩(大黒岩)で、その下の岩壁は直径150m、高さ100mの岩体だそうです。どうりで8号橋の駐車場に車を停めた時に隣の車から降りて来た人たちはロッククライマーでした。まず8時から登山口で入山者カードに記入して登り始め、木道を登ったあと渇水した沢を登ります。この落ち葉の降り積もった景色と静寂さが地元の鳴神山にそっくりでした。なかなかの急登のあと、やっと尾根に出て1時間半ほどで獅子岩へ。遠くにかすかにちょこんと富士山も見えるんですが・・・・・見えますか？(;^_^A先程の獅子岩表記の脇のこの鎖梯子を上がり更に鎖を登ると・・・こちらが獅子岩の上・・・１００ｍの断崖絶壁のてっぺんです。獅子岩は獅子岩と山頂の間にある分岐を浅間（せんけん）山方面へ下っていく登山道から振り返るとまさにスフィンクスのような獅子の姿に見えますよ。そして、雲行きが怪しくなってきたのでこの辺で山頂へ。尾根から段々タフな登山道となりロープや岩場が多くなりましたが約2時間で山頂到着。この時、獅子岩から見えていた武尊山に掛かった雲が上空で小雪を降らせたため風も冷たくなり山頂では食事がとれそうになかったので分岐の近くまで降りて昼食、このときは既に晴れ間がでて天気は回復していました。そして昼食後に今度は分岐を浅間方面に下って別ルートで下山です。子持山は岩体で溶岩が隆起して出来た大岩が所々に点在した地形です。ロッククライミングには打ってつけの絶壁だらけでした。最後に見送りに来てくれたのはカモシカ。登山道のすぐ脇に現れたため写真を撮りながら通りましたが全然逃げないのでこちらが驚きました。子持山は当初のイメージと違ってバラエティーに富んだ登山道と懐かしい里山の景色、登山ブームにもまだ荒らされていない素晴らしい山でした。今度は季節やルートを変えて、必ずまた来ようと思います。そして、下山後はお決まりの源泉掛け流しの温泉。しかし、この日は予定していた小野上温泉の美人の湯がお休み・・次の温泉もダメで、帰り道にある赤城温泉に行くことになりました。意外に・・と言っては失礼ですが奥まった赤城温泉郷へ着くと車がいっぱい。少々遠くに車を停めて、洞窟露天風呂があると言う「湯の沢館」さんへ。凄くレトロで雰囲気ある宿・・湯代600円です。お風呂は男湯がなく混浴露天風呂か女湯のみ・・男は選択の余地がありません・・いざ、混浴へ！すると、またしても先に女性が入っていました。実は私は混浴風呂に入ると必ず女性がいるので登山仲間の人たちから遭遇率１００％の男と言われていたんですが・・今回もです(;^_^A 話はさておき、お湯は37.5度とぬるめで夏場は良いですがこれからの時期はちょっとキビしいですね。でもロケーションや雰囲気は最高ですよ。今年の登山はあまり天候に恵まれないことが多かったですが今回の子持山は今までの中でもとても楽しく綺麗で登山後の温泉も含めて、来年の登山にまた期待を持たせてくれる登山となりました。これで年末の繁忙期を前に今年は登り納めです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2014年11月26日

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黒斑山と展望露天風呂

台風19号が只今本州を通過中ではありますが、先日に続いて今回は先週の8日に登ったばかりの黒斑山登山と浅間山レポート＆展望露天風呂に信州蕎麦を足早に説明致します。友人N氏が先月登った時の画像が綺麗だったのでこの日N氏に全て丸投げの形で黒斑山に連れて行って貰いました。天気予報は全国的な秋晴れ。小諸に着いてみると予報通り…と思いきや、浅間山はスッポリと雲の中。。まずは車坂峠からトーミの頭を越えて黒斑山山頂を目指します。この日の浅間山噴火警戒レベルは「１」。8時過ぎ、真上に青空は覗いてるものの、この時期のせいでしょうか、霧が山肌を伝わって上がってきます。霧男としては少々心配(^^;;前半は箱庭のような森歩きで1時間ちょっとでシェルターまで到達。鉄板の厚さは5cm位でしょうか、画像の友人曰く雷を受けても大丈夫な措置がしてあったそうです。まぁ、黒斑山まで飛んで来る噴石なら鉄板の厚さは問題ないのでしょうか。そして、間も無くトーミの頭に到着。上の画像はトーミの頭から来た道を見たもので同じ場所から下の画像は黒斑山頂を見たもの、この下の画像は黒斑山頂からトーミの頭を見たものです。前後しますがここトーミの頭は切り立った断崖絶壁でここだけ強風が吹き荒れて暫し居ると寒い位でした。下を見ると（↓）こんな感じで足がすくみます。もう黒斑山山頂は目の前に見えているので足早に登頂。2時間てとこです…こちらはほぼ無風。さて、本日の浅間山は…山頂に着いてもまだ中々姿を現してくれなかったんですが、昼食途中でやっと出てくれました。地元の人から、霧が晴れる時は一瞬で晴れるからと聞いていましたが、ホントに一瞬の出来事。それからは頻繁に現してくれて私の霧男の汚名も返上出来ました。余談ですが、昼食に友人が焼いてくれた厚切りベーコンとカマンベールチーズ…美味しゅうございました(^.^)山頂に居た周りの人たちにもお裾分けして和気あいあいムードの中下山開始、帰りは中コースを抜けて1時間で車坂峠に到着しました。しかし、雨模様の時はこのコースは避けて下さい。ほとんどコース道が塹壕の中を歩いている感じで雨が降ればたちまち川になると思われます。そして、紅葉ですがご覧頂いた通り黄色が基調でちょっと終わりかけな感じ。よく登山に同行させて頂いてる登山隊の副隊長曰く…「この山はカラマツの紅葉くらいで、ツツジ科の低木が赤くなる程度でしょう。」…とのことです。さて、車坂峠から早速1000m近くまで車で下りて菱野温泉・常盤館の展望露天風呂「雲の助」に直行です。玄関ロビー左手の暖炉の横に6人乗りのゴンドラがあり、自分でボタンを押して「雲の助」まで上がります。幸いにも誰も居なかったので遠慮なく撮影…そして入湯。ここまで下りてくると霧もなく天気は最高、小諸の町を見下ろして暫し疲れを癒しました。すっかり温泉で癒された後はやはり信州蕎麦。私は知らなかったんですがN氏ご推薦の「草笛」さんへ。外観はいかにも長いこと営んでる風の佇まいに店内には有名人・著名人が来ているようでサイン色紙が数々飾ってありました。蕎麦は簡単に言えば田舎蕎麦なんですが、もりが650円に大きなかき揚げ250円ですからコストパフォーマンス的に大満足です…ごちそうさまでした。帰路はちょっと足早に1時間半で帰宅。中身の濃い半日となり友人にも感謝です。もし行かれるなら黒斑山紅葉は9月下旬でしょうか。どうせ行くなら雲の助も草笛も下ってすぐだからオススメですよ。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2014年10月13日

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秘湯「赤湯」登山・・はしご風呂！

先月の24日に苗場山の麓の秘湯「赤湯」に入湯登山に行って来ましたがブログに載せ忘れていました;^_^Aこの秘湯「赤湯」は今ちょっと話題のNHKｰBS「グレートトラベラーズ」の田中陽希くんも前回の放送で入っていました。しかし、番組に関係なく以前から行く予定だったんですが放送日がこの日の四日ほど前だったので「百名山」後の日光白根山の時みたいに平日でも秘湯に人が殺到するんじゃないかと内心心配していました。当日の天気は夕方から下り坂、その頃には帰りの車中の予定です。苗場プリンスの右手、ドラゴンドラの脇をすり抜ける感じで奥へ奥へ、ところが、この日の直前まで降り続いた雨で登山道入り口手前の駐車場までの道が落石と崩落で行けなくなっていました。仕方なく予定より10分ほど余計に歩くことになりました。赤湯までの登山ルートは登って下りてを二度ほど繰り返す森歩きのコースなんですが後半の赤湯直前の森は手付かずの原生林と言う感じで癒されます。この日は2時間10分ほどで赤湯に到着、道中、苗場山から下ったと思われる男性1人とすれ違っただけで宿の主人も宿泊客も誰も居ない。早速、玄関の箱に入湯代500円を入れて露天風呂へ。テレビでも映っていた男性が入る「玉子湯」は混浴なんですが一応、脱衣所があり女性でも一安心でしょう。女性だけで気兼ねなく入湯したい方は、この下流のすぐ隣に女湯(下の画像の左側、その上に玉子湯）が新設されていましたからご安心を。お湯ですが鉄分が多いのか色は名前の通り鉄褐色、白いタオルは出る頃には褐色になってしまいます。風呂底はヌルヌルで滑るのでご注意を、湯に使って上を見上げると渓谷ごと独り占めしたような気分に浸れます。一緒に行ったメンバーのリーダー方は4回目でしたが来る度に湯量や温度が違うそうです。この日は私好みの熱すぎずちょうど良い湯加減。誰も居ないし川にも入ったりして長湯させてもらいました。充分お湯を堪能したのち少し戻った渓流沿いで昼食をとり下山、山岳登山と違い帰りも同じだけの時間がかかって車に到着しました。帰りもまた一汗かいてしまったので今度は猿ヶ京温泉の湖城閣へ。こちらも源泉掛け流しで湯量もたっぷり、しかも湖を臨める混浴露天風呂は7つの湯が楽しめると言う事で…男湯で汗を流した後、一旦出て階段を降り赤い絨毯を進むと…大樽風呂・岩風呂・長寿年輪風呂・寝湯年輪風呂・美人大釜風呂・五右衛門風呂・羽衣の湯(女性のみ）と夜にはライトアップされ、ムササビの餌付け台にムササビが飛んで来るのを見れるそうです。余談ですが、我々の前に一組…後から一組、カップルが入ってきました。貸切露天風呂もあるんですが…ここはカップルには穴場のスポットなんでしょうか(^_^)a今日は渓谷ごと貸し切ったような赤湯に始まり、計9つの源泉掛け流しの湯を堪能させて貰いました。何だか、登山ではなく温泉レポートになってしまった今回のご報告です;^_^A(群馬桐生・江戸っ子寿司）

2014年10月10日

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谷川岳トマの耳へ

先日のネタ情報でも少し触れましたが、3日の水曜日にいつものFM桐生・登山隊の面々と一緒に谷川岳に登って来ました。今回は私の要望もあって実現したのでとても楽しみにしていたのですが、当日は好転するはずの天気が回復せずに終始霧と小雨の中の登山となり景色も見えずとても残念な初谷川岳でした。この日は女性も含む6名だったのでコースはロープウェイで天神平へ上がり、天神尾根を進む初心者向けのコースでしたが、多雨の影響からか登山道が一部崩れていたり、木道がよれて浮いていたり、名物?の蛇紋岩がツルツル滑って中々タフな登山道でした。登りは2時間半…熊穴沢避難小屋・鎖場・天狗のとまり場・ザンゲ岩などの要所要所で休憩を取りながら肩の小屋へ。その肩の小屋からトマの耳までは10分とかからない距離でした。肩の小屋で昼食をとろうとしましたが風が強すぎて無理と判断し、西黒尾根へ下る分岐点のそばで昼食。この時、ほんの一瞬太陽が顔を出しましたがこの日太陽を見たのはこれが最後でした。下りは元来た道を2時間掛けて下りながら気持ちは既に湯檜曽(ゆびそ)のかけ流しの湯の中でした。無事に下山してあとは湯檜曽の林屋旅館へ直行…女湯の3倍はある川沿いの明るくて広い男湯は湯量も豊富で癖のないほぼ中性、とても落ち着く良い温泉でした。今日の初谷川岳の一番の収穫でしょうか(^_^;)ともあれ、次回は是非晴れた日を狙い撃って来ようと思います。(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2014年09月05日

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赤城の北面で星空キャンプ

先日の土日に中学時代の友人たちと星空キャンプなるものを企画して黒保根の利平茶屋森林公園でBBQ＆星空観測＆トレッキングを楽しみました。利平茶屋はバンガローやバーベキュー施設が森の中に点在しそのすぐ脇を沢が流れてこの時期、桐生市街地より10度以上は涼しい避暑地です。当日は桐生市街地では真夏日でしたが、そんな涼しい場所でまずは夕方からバーベキュー…スペアリブ・牛タン・手羽先・帆立貝など盛り沢山。私は本ワサビやレモン塩・柚子胡椒…寿司シャリなども持ち込んでちょっと他とは違うBBQに…友人たちも喜んでくれていました。ひとしきり騒いだ後は片付けて1棟しかない20人用バンガローへ。6人用(5140円)もありますが20人用は15420円(寝具は別料金で1人410円)と割安なので宿泊は6人でしたがこちらで正解でした。寝る支度だけして、今回の目的の一つである星空を見にバンガローより少し上の空が開けた場所へ。スマホでは撮れず、画像でお見せ出来ないのは残念ですが、真上に天の川が流れ白鳥座も…そして数個の流れ星…最高でした。翌朝も早く起きてトレッキングなのでこの夜はこれで消灯。翌朝6時半から赤城山鳥居峠までトレッキング。天気は最高、道中多水跡の少々崩れた沢を渡りましたが特に問題なく2キロ半ほどの道のりを1時間半かけて鳥居峠に到着。ロープウェイ駅跡側の眺望は雲海の広がる絶景。反対側…遠くに赤城大沼、手前に覚満淵を見下ろす景色も最高。その右手には赤城山最高峰の黒檜山。帰りはロープウェイ跡を下って御神水を頂いて利平茶屋へ下りました。最後に利平茶屋より8キロほど下った水沼温泉でひと風呂浴びて企画終了。期待していましたが、期待以上に楽しく美味しく素晴らしいキャンプでした。夏休みに涼しいアウトドアをお探しの方は利平茶屋…オススメですよd(^_^o) (群馬桐生・江戸っ子寿司)

2014年07月28日

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ヤシオツツジの袈裟丸山

先日の14日の水曜日、いつものFM桐生登山隊のお誘いで袈裟丸山(前袈裟)に登りました。今はツツジが見頃と言うことで平日なのに駐車場は車が溢れていました。中でもヤシオツツジが綺麗に咲いているこの時期、駐車場を後にする人たちの首にはあちらでもこちらでもカメラが。。小丸山からの眺望・・そして駐車場から歩くこと3時間、前袈裟山頂です・・我々の他に５～６組・・30名ぐらいは居たでしょうか。しかし広いので昼食場所には困りませんでした。私は山頂でのランチに恒例のワサビ巻とかんぴょう巻を持参、今回は本ワサビをその場ですり下ろして更にトッピング、風味が増して疲れも癒され大好評でした。そして下り・・こちらは標高１５００M付近にある賽の河原、展望台もこのそばにあります。そのすぐそばで鹿のペアと遭遇・・そっと近付いてパチリッ！そして一行は一路水沼温泉へ・・水沼温泉では警察がウヨウヨ。。そう言えば、天皇陛下が来ると新聞に載っていた。行きの道中、道路が片方だけ綺麗に舗装し直されていたのはそのせいか。来週22日は水沼温泉及び駅は封鎖だそうですから当日のご利用は避けてください。今回は前日まで体調不良で一番足が重かった登山でしたが・・さて、次はどの山に登ろうか。。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2014年05月17日

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柄杓山（城山）お花見登山

今日は昨年まったく桜が咲かなかった柄杓山（城山）にリベンジのお花見登山です。いつもは車で集合場所に向かいますが今日はお花見・・当然お酒を飲むので店から歩いて吾妻公園駐車場へ。本日のメンバーは初対面の方2名を含むいつもの登山隊8名です。まず吾妻公園は今年は桜が満開でチューリップは8分咲きと言った感じ。。昨年と同じ場所に片栗の花も咲いていました。今日は気温も上昇し前橋方面は霞がかってよく見えません。さて、主役の桜は・・・満開です・・桜餅のような香りがします。これほど香る中でのお花見は初めてです・・最高！！毎年来る隊長曰く・・過去の花見登山の中でも今日が柄杓山の花見のピークでは・・との事でした。では早速、乾杯！！ひとしきり花見の宴を楽しんでお腹も一杯になったので下山。下山ルートはほろ酔いで満開の桜の中を抜けて花吹雪を浴びながら日枝神社まで下山・・これまた最高！！下から見ると桜饅頭のようです(;^_^A最後は巡回バスに揺られてJR桐生駅下車。とても良いお花見が出来ました。桜が散ったらいよいよ今度は蜜蜂の分蜂（巣分かれ）シーズン到来です。引き続き、楽しみ・・楽しみ・・ (^∇^) （群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2014年04月09日

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鳴神山からの眺望

ご報告が遅くなりましたが、24日の日曜日、退院した友人のリハビリを兼ねて、前に至仏山に一緒に登った友人の道案内で同級生３人で桐生・鳴神山に登りました。桐生生まれで桐生育ちなのに未だに私とその病み上がりの友人は鳴神山に登ったことがありませんでした。日の出前の朝6時に川内町から登り始めました。11月に入って山登りもスポーツもオフ状態だったので少々身体が鈍り気味。。それなのに道案内の友人も病み上がりの友人もペースが速く、私は付いて行くのがやっとでした。このコースは途中にご褒美の眺望もなく森の中をひたすら登っていくので結構しんどかったです。。でも、1時間10分ほどで山頂に付くとそこからの眺めに息を飲みました。まずはその眺望をご覧下さい・・あれは男体山？・・↓左下に連なって見える小高い山が吾妻山らしいです・・↓赤城山もよく見える・・富士山もこの通り・・朝日の下、微かに雲の中に見えるのは筑波山・・見えないかなぁ・・そして、登りは薄暗くてあまりよく見えなかった紅葉も帰りは堪能・・家から程近い山でこんなに素晴らしい眺望があったとは驚きでした。紅葉も終わり気味でしたが最後にギリギリ間に合った感じです。また季節を変えて登ろうと友人たちと誓い合って今年の登り収めとなりました。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年11月29日

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秋の尾瀬・至仏山へ

先日のネタ情報で述べた通り9日の定休日に登った至仏山の登山報告を致します。今年は水曜日絡まりで台風が接近するようでこの日も西日本から日本海を北上して来る台風と競争となりました。桐生を同級生の友人と朝5時出発…尾瀬バス乗り場駐車場に6時半頃に着き、乗り合いバスで鳩待峠へ。鳩待峠を出発したのが7時半過ぎでまずは朝食をとって小至仏山を目指しました。途中で見下ろした尾瀬ヶ原は真っ茶色で紅葉は終わった様子…ずっと雲の中を歩いてやっと空が見え始めたら小至仏に到着。下の画像は小至仏から至仏山頂を見たものです。至仏山の石は滑りやすいと聞いていましたが…なるほど…注意、注意。。ここから更に1.1km歩いて至仏山山頂…ここからは台風の余波で大変な強風でしたが、途中途中で素晴らしいパノラマが広がりました。下りでゆっくり時間をとって昼食を頂き、13時半に鳩待峠に到着…鳩待峠から往復9km、6時間の楽しくて気持ちの良い登山でした。帰りは尾瀬戸倉温泉のかもしか村さんで源泉掛け流しの湯に浸かりリフレッシュ…こちらは入浴料500円と格安…手打ち蕎麦も自慢のようなので、次回は是非頂いてみたいと思います。帰り道、友人行きつけのりんご園でリンゴを買って帰宅…楽しい登山…良い一日でした。今日は体育の日ですが、体力作りとして登るのも良いですね (^∇^) （群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年10月14日

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那須の登山とテルマエ天狗の湯

先週のネタ情報の際に後日報告すると言ったのにご報告が遅くなってしまいましたm(_ _)m台風一過の18日、絶好の晴天の中、那須へ・・まずは100人以上一気に運べるロープウェイで那須連山・茶臼岳（１９１５M）に登ってから画像の同じく朝日岳（１８９６M）へ・・今回も前回の日光白根の時同様のメンバー男女8名でトライ。平日にもかかわらずお天気が良いので幼稚園児・山ガール・ベテラン登山客・普通の観光客・・ぞくぞくと人が増えて来て、各々自分の力量・装備に合った目的地に向かって登って行きます。下の画像はそんな登山者が眺めた茶臼岳に向かう途中からの那須の眺め・・茶臼岳頂上の那須岳神社にお参りです・・茶臼岳から見た朝日岳・・いざっ・・制覇・・朝日岳からの眺望・・羽蟻の群れが凄くて大変でした・・朝日岳から見た茶臼岳・・活火山のため、登山中終始硫黄の匂いが立ちこめて登山道のすぐ脇から勢い良く蒸気が噴出していました。下山して近くの北温泉へ・・ここは映画「テルマエロマエ」にも登場した知る人ぞ知る由緒ある秘湯・・男6人で混浴の天狗の湯へ・・なんと先客に中年カップルがほろ酔いでご入湯(;^_^A隣と言うか、奥には打たせ湯と一人で寝て入れる風呂もあり入れます。そこでアクシデント・・40歳ほどの女性がタオルも巻かずに湯から上がったので一同、目が点（゜ｏ゜"）。。こちらは滝を見ながら入れる男湯露天風呂・・朝6時に集合して夕方6時に桐生に帰ってきました。すぐ下山祝いで・・( ^-^)／U ( ^-^)／U☆U＼(^-^ ) U＼(^-^ )カンパイ話が天狗の湯での出来事に終始したことは言うまでもありません（笑）次回は日光白根リベンジです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年09月27日

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日光白根山へ・・GO!

先日のネタ情報の時にも触れましたが、24日のお休みに日光白根山に登って来ました。週間予報で懸念していましたが、当日はやはり霧と雨で最悪のコンディション…パンフレットにある好コンディションの日光白根の画像がこちら・・今回もFM桐生登山隊のお誘いで参加させて頂いているので、ロープウェイで2000メートルまで上がって隊長の最終判断と言う事になりました。上がった先には無料の天空の足湯とコマクサがお出迎え。一応、天気予報は下り坂でしたが所要時間内は大丈夫と判断し男女8名全員で決行…不動岩・大日如来像・七色平を通って途中、弥陀ヶ池で休憩…上のこの一枚をFacebookの新プロフィール写真に採用（笑）その後、2400メートル付近で森林限界を過ぎ3時間で標高2578メートル山頂に到着しましたが雨が強くなり食事も摂らずに写真だけ撮って即下山となりました。この間、上も下も絶景はまったく見えず(＞人＜;)…下山途中で2人の山ガールに会いましたが、山頂までの所要時間とロープウェイの最終時間を計算すると、多分登頂出来なかったでしょう…そんな事を皆で心配しながら我々は2時間位で2000メートルまで下山…少々高度変化が急だったのか隊長夫人が体調を崩しましたが大丈夫と言う事で速やかに食事と宴…^_^;帰りは丸沼の畔の「環湖荘」源泉かけ流しのニジマスの湯で生き返りました。次回はもう少し装備も揃えて好コンディションの中で絶景リベンジです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年07月27日

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