国安かれ
さて、先日の六本木に続いて本日は九段下でのお話・・大体、九段下と言えば察しがつくかもしれません。。私が言ったのは靖国神社なんですが、年頭で今年は2つのことをやろうと思っていました。一つは日本蜜蜂の養蜂を始めることでもう一つが靖国参拝だったんです。それはどうしてかと言いますと、昨年は映画「硫黄島からの手紙」や倉本聡・脚本の「歸國(きこく)」などを観て、更には尖閣諸島中国船事件などがあり以前から日本人なら一度はお参りしておきたいと思っていました。靖国神社によりますと「幕末の嘉永6年(1853)以降、明治維新、戊辰の役(戦争)、西南の役(戦争)、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、ひたすら「国安かれ」の一念のもと、国を守るために尊い生命を捧げられた246万6千余柱の方々の神霊が、身分や勲功、男女の別なく、すべて祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として斉しくお祀りされている。」とあります。正直言いますと若い頃はそんなに一部の隣国が騒ぐのであれば公に参拝したり祀ったりしなくてもよいのではないかとかと考えていたことがありました。しかし、よくよく史実を調べて本当の事を知ってみるとこれは亡くなった英霊たちにとても失礼なことで日本人としても恥ずかしいことであると思いました。彼ら、彼女らは国のため、愛する家族のために戦い死んだら靖国神社に英霊として祀られる事を信じて亡くなったんです。人としてそんな人たちを尊敬し「ありがとうございました」と言ってはいけないなんて国はどこにもないはずです。そう言う気持ちで鳥居をくぐり神門をくぐって拝殿の前に立つととても静かな気持ちになりました。多分、そこにいるだけで人がそんな心境になれる数少ない場所の一つなんだと思います。来てみると意外にも私のように一人で参拝に来る方も多く少しづつ誤った歴史認識が正されているようにも感じました。こう言うことはちゃんと次代の人にも伝えないとと思い、この日に娘にも伝えておきました。末代まで「国安かれ」。。最後の画像は拝殿前に置かれた岡敏雄陸軍兵長が母に宛てた遺言です。(群馬 桐生・江戸っ子寿司)