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『上州の海』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桐生・江戸っ子寿司店主のブログ

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[養蜂] カテゴリの記事

全44件 (44件中 1-44件目)

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今年の総括（養蜂日記　vol 48）

とても久しぶりの養蜂報告です。今年は一度春に最初の1群目を捕獲した報告をしたきりで、コロナ禍が続く中、中々養蜂の事など書いている場合ではない日が続き、気が付けばもう立冬になってしまいました。仕事の方は時短営業ばかりで昨年同様にかえって養蜂に時間を使えるようになったことも幸いして今年も入居ラッシュ、養蜂仲間や始めたい人にも譲渡出来たし自分自身も昨年以上の保有数となりました。整理して報告します。今年最初の分蜂は自群から4月3日、これが春に既に報告済みの分蜂ですがその直後の7日に更に同じ自群から分蜂がありました。両方とも分蜂誘導カゴに蜂球となっていたところを強制収容。ところがこの2群は同じ場所に置いたら合体して一つの群となった後元群共々病気で消滅。もう10年ほどやっていますが何年経っても毎年経験しない事が起きるので何年やっても飽きませんし難しいです。でもこの後、7つの待ち箱（捕獲用箱）に 4月に3群、6月に1群。更に7月・8月に孫分蜂とも言われる夏分蜂があり4群入居してくれて嬉しい年となりました。この上の画像群は他から逃げて来た逃去群で多分、自然巣でスズメバチに襲われて逃げて来たものと思われます。しかし、他の夏分蜂群は小さすぎたり、蜂数が多くてもこの時期中々雄と交尾が出来ず消滅してしまったりして夏分蜂群で残ったのは逃去群も含めて2群。この上の画像の群は昨年からの越冬群でした。アカリンダニにやられて治療をしていましたが先日、女王不在の無王群となりスムシの巣窟となってしまったので巣を解体して群の消滅となりました。女王蜂が死んだ原因は不明です。寿命か？…アカリンダニか？… 治療に使ったシュウ酸か？何年やっても分からない事が多い。。その反面、上手くいく事もたくさんあってハチミツは順調に春秋に採れ蜂場を提供して頂いている常連のお客様にも家賃代わりのハチミツをお渡しし喜んで頂きました。で、結局残りは全部で5群。今日で全ての巣箱に冬囲いもしたし、この5群はこのまま越冬出来そうな感じです。今から春が楽しみです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2021年11月07日

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今年はやっぱり早い（養蜂日記　vol 47）

桐生では市街から里山まで桜が咲き既に葉桜となって来ています。今日は待ち箱と越冬群の様子を見に 3箇所ある蜂場の一つに行ってみたら何やら蜂がたくさん巣箱の外に出ている。しかも何やら落ち着きがない。近くの待ち箱には探索蜂がチラホラ出入りしている。よく見ると分蜂誘導板（ザル）に蜂球が出来てました。分蜂だ！…今年は早い! やっぱりこの暖かさで桜の開花も早まりそれに同調して分蜂も早まったようです。そのままでも近くの待ち箱に入るでしょうが今季1号なので持ち帰って巣箱に収容しました。無事に居着いてくれるといいですが。何はともあれ、早めに1群ゲット出来て良かったです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2021年04月03日

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犯人は？（養蜂日記　vol 46）

11月の始めに冬支度を済ませて久しぶりに蜂場に見に行ったら巣箱が一つ倒されていました。もう一つ、屋根だけ剥がされた巣箱も。風…？動物…？人間…？ここはフェンスに囲まれて施錠されてる施設です。ただ、フェンスの高さも低い所で1m位しかないので全く入れない訳ではありません。それでも、熊の仕業ではありません。熊なら巣箱を壊してハチミツを食べて行きます。人間ならフェンスを飛び越えて侵入する危険をおかしてわざわざ巣箱一つだけ倒して帰るのは不自然。風や地震は11月にそれほどの強風や大地震はなかったし巣箱一つだけ倒すのは不自然。残るは小動物…ハクビシンならあり得る事ですがこれもハチミツが目的なら剥き出しになった巣板に手を付けていないのは不自然。残る可能性は動物にしても人間にしても一つ倒したところで蜜蜂に反撃され途中でやめた可能性。何にしても、倒された巣箱の中にはまだ蜜蜂がいたので女王蜂が健在なら逃げずに再建してくれるか心配です。せっかく越冬に必要なだけ蜂数も蜜も増えたばかりの群なのに。。春まで生き延びて欲しい。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2020年11月25日

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今年の総括（養蜂日記　vol 45）

やっと越冬支度も整ったので今年の養蜂の総括をしたいと思います。今年は待ち箱に入居が5群ととても良い成績でした。蜂友からの譲渡も3群ありましたが、移送の際の巣落ちで残念ながら1群は逃去。その後、夏も順調に蜂数も増えて上の6段群は9月下旬に2段採蜜。他のハイブリッド群と巣枠群は今年の採蜜は見送りました。ここは昨年10月上旬に熊に襲われたのでフェンスに囲まれた蜂場に重箱式2群・巣枠式1群・ハイブリッド1群の全てを10月前に移送。里山の小高い丘の上だしすぐ下で桜が咲くので来春楽しみです。そして、今日冬支度も完了しました。ただ、ハイブリッド群だけが蜂数を半減させているのでこのまま越冬出来るか微妙です。（上画像はハイブリッド群の盛り上げ巣を上から写したものです）もう1箇所は工場屋根裏に2群。夏場以降、急激に蜂数を増やして手前の群だけ1段採蜜出来ました。そして、ここも昨日冬支度を完了。ここの2群は4段と5段、両群とも蜂数が多いので来春はすぐに分蜂しそうです。あと残りの1群は店の上のバルコニー群。こちらも9月下旬に巣枠箱に連結していた重箱を切り離して採蜜。ここも今日冬支度完了。今日、内検したところ上の貯蜜箱は7枚中6枚まで蜜の詰まった巣板が出来ていたのでこの群も来春すぐに分蜂しそうです。但し、ここは市街地なので分蜂されると大騒ぎ… 来春早めに里山に移送ですね。総括すると5群入居、 3群譲渡されて、その中の1群逃去。 3群から4段採蜜（約8リットル）。 7群中6群は越冬出来そうです。これは今までで一番良い養蜂成績となりました。来季は今年封印していた人工分蜂を再開してみたいと思ってます。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2020年11月04日

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入居結果報告と新たな蜂場（養蜂日記　vol 44）

6月11日に関東も梅雨入りしましたのでここで一先ず待ち箱入居の結果報告。前回までの報告からもう2群入居して計5群入居。プラスアルファーももう1群頂いて計2群、只今7群保有となりました。更に1群頂けるようなので最終的に8群保有となる予定です。これも新型コロナウイルスの影響で 4月と5月の仕事時間が減り養蜂に費やせる時間が増えたからでしょうか、皮肉な事にとても良い成果となりました。 4月下旬、一番最初に入居した群は 2ヶ月近く経って4段目まで巣板が伸び、秋を前に採蜜出来そうな勢いです。巣箱の置き場所もご常連さんから新たに提供頂いた 2箇所となり計4箇所に。新たな2箇所は蜜源は未知数なので秋の採蜜が楽しみです。そして、昨年10月に熊に襲われた場所には夏までしか置けません。新たな2箇所は工場の屋根裏とフェンスに囲われた施設の中なので今年は熊に襲われずその点は安心していられそうです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2020年06月15日

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養蜂日記　vol 43 （3群目ゲット＋α）

まだ緊急事態宣言中ではありますが、蜜蜂たちは何も変わらずに分蜂しております。入居も順調で、前回4月末の養蜂日記vol42でお話しした通り、あれから2群入居してくれました。 2群目は5月2日、拳大の小さい群で第2〜第3分蜂群の若い女王蜂でしょう。 3群目は6日の土砂降りの時に待ち箱の外側で蜂球になっているのを発見しました。手や息を吹きかけて待ち箱の中に誘導して何とか居付いてくれました。なぜ待ち箱の外側で固まっていたのか調べてみると分蜂したもののお目当ての隣の待ち箱の巣門にハキリバチが葉を詰めてしまって入ろうにも入れない上に雨も降り出して蜂球（3枚目画像）になって途方に暮れていたようです。このまま放っておけば雨上がりに他へ飛んで行ってしまったかもしれません。土砂降りの中、見に行って良かったです。そして、プラスアルファーはご常連でもある蜂友さんから明日1群頂けるのでこれで保有数は4群となり昨年と同じ数となります。まだ梅雨入り前だしあと1群位入居してくれるかもしれません。今年は他のご常連さんから巣箱の置き場所を提供して頂いているのでまだ保有数が増えても大丈夫です。増えると管理が大変ですが今は営業時間短縮と登山もソフトボールも自粛。。誰にも会わず1人で出来る養蜂に例年より時間を費やせてます。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2020年05月12日

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養蜂日記　vol 42 （今季ご入居第一号）

新型コロナウィルス一色で中々明るいニュースがありませんが、私にとっては昨日嬉しい事がありました。日本蜜蜂の今季初入居です。今季は越冬出来た群がなくここで捕り損ねると今年は養蜂が出来ないところでした。当たり前のように捕獲とか言ってましたが大事な日本蜜蜂に自分の意思で入ってもらう訳ですから丁重にご入居頂いたと言う方が正しいかも^_^ この場所は1週間ぶりに見に来たので入ったのは正確には昨日じゃないかもしれません。ただ、昨日は働き蜂が花粉を運んでいませんでしたが今朝見て来たら花粉を運び込んでいたので無事に女王蜂の産卵が始まって営巣し始めたようです。昨日は他の場所の待ち箱にも探索蜂がちらほらいましたからあと1群か2群は捕れるかもしれません。勝負は気温が上がるゴールデンウィーク。細やかな明るいニュースが続きますように。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2020年04月26日

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養蜂日記　vol 41

昨日の荒れ模様から一転して今日は暖かな日中でした。天気とは裏腹に只今の状況は仕事や趣味の登山にも制限が出て、仲間とやっていたソフトボールも開幕出来ず、人に会わずに遠くに移動しないで出来る養蜂だけが休みの日に許された罪悪感のないアウトドアとなりました。今年は桜の開花が早かった割には桐生では分蜂はこれからと言う感じ。前回のvol 40で例年通りの場所に捕獲箱を設置しましたが、常連のお客様から会社の敷地内に捕獲箱と巣箱を置いて良いと言って頂いたので早速、追加で捕獲箱を設置されて頂きました。金稜辺の花も咲き始めてここからが入居してくれるかどうかの大事な時期です。人間には外出自粛が叫ばれる中で日本蜜蜂には入居歓迎と叫びたいです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2020年04月15日

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養蜂日記 vol 39

思い返してみたら今年は一度も養蜂日記を更新していませんでした。実は今年も養蜂は色々あったのでかい摘んでご報告します。まず今年の春は去年保有していた群が越冬出来ずに0群からのスタートでした。それでも、早々捕獲に成功した蜂友から 3月と4月に1群づつ譲渡してもらいその後、その内の1群からの分蜂群を自力で捕獲して3群目。後に自然巣からの分蜂群を1群捕獲出来て夏場には計4群保有していました。しかし、いつもながら秋までには2群が病気で消滅。 1群は逃去…で残り1群となってしまいました。残りの1群は強勢群だったので越冬にも確信を持っていたんですが、 10月初めに朝行ってみると熊に襲われて巣箱が一部壊されて土台にしていたコンクリートの枡も倒されていて驚愕。近くの木に爪の跡が確認出来たので熊の仕業だと分かりました。いくら里山とは言え、こんな事は初めてです。蜜がたっぷりだった巣板は3分の1が食べられてしまい、襲われたのは数時間前の今朝方だったと思われ働き蜂もまだ多数生き残っていましたが、既に嗅ぎつけたスズメバチにも襲撃されていて一刻を争う事態でしたから急いで新しい巣箱に残った巣板と働き蜂を収容して熊の再襲来が来ない内にそのまま移送しました。その後、熊が来た形跡は見られず、幸い女王蜂も生存しているようでしたが 1ヶ月しない内に病気の症状が出てしまい今現在その群が越冬出来るかどうか微妙な状態です。ここ数年、夏場まではそれなりの保有数を確保していますが秋に数を減らしてしまうパターンです。日本ミツバチを助けているつもりですが中々上手く行きませんね。 1群だけでも越冬してくれると嬉しいんですけどね。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2019年11月18日

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2018年上半期養蜂状況（養蜂日記 vol 38）

梅雨が早々明けたので 2018年上半期の養蜂状況をご報告します。今年は昨年からの越冬群が1群のみでした。まずはその群から4月に昨年失敗した人工分蜂を少し手法を変えて成功。立て続けに半人工分蜂（旧女王蜂群を確保して後は王台だけ残し蜜蜂任せに分蜂してもらう）も成功。更にそこから出た分蜂群も近くの待ち箱に入ってくれたので確保。この時点で母・長女・次女・三女の母娘女王4群となりました。待ち箱も例年通り2箇所に計4箱仕掛けました。その一つに5月に1群、6月に1群が自然入居しましたが逃去と消滅でプラスマイナス0。それから、重箱で飼いたいと言う蜂友と重箱群2群を巣枠群と交換して更に巣枠群1群を貰い受ける予定もあり、現在はそれも含めて全て巣枠群で5群の保有となります。その内、1群は働き蜂が100匹を切り、女王蜂も死んで無王群となり消滅間近でしたが、先月他群から王台を移植して新女王蜂が誕生し花粉も運び始めているので産卵も済み徐々に蜂数が回復しそうな状況です。（↑ 女王蜂）採蜜は人工分蜂前の3月に行い、その後は巣枠の状況を見て少しだけ頂きました。今年はもう秋に採蜜すれば充分ですが、まだ保有出来ていない人は多分夏でも孫分蜂がありそうな感じなので諦めずに待ち箱は置いたままにした方が良いと思います。昨年は仕事と登山で下半期の報告が出来ませんでしたが今年は忘れないように頑張ります^_^; （群馬桐生・江戸っ子寿司）

2018年07月02日

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上半期の状況（養蜂日記 vol 37）

遅くなりましたが、 2017年上半期の家庭養蜂総括します。本来、梅雨入りした時点で養蜂の上半期は終了したも同然なんですが、今年は昨年の梅雨入り後の 6月中旬の捕獲より更に遅い 7月中旬に分蜂捕獲があったので今になりました。今年はキンリョウヘンの花も遅れたので誘引剤も使いながら少し出遅れて4月から捕獲準備。結果として昨年からの越冬群が1群、ゴールデンウィークに1群捕獲し、その後にもう1群捕獲。 6月下旬に越冬群を人工分蜂して1群増やし、更に7月中旬にこの越冬群が分蜂し捕獲して全部で5群となりました。しかし、お客様で養蜂仲間にもなった方が今年捕獲出来なかったので２つ目に捕獲した群を譲渡。更に昨年1群譲り受けた養蜂仲間の方に分蜂捕獲した群をお返しの譲渡予定です。最終的には手元に3群残し、当初の予定だった3群保有となる予定です。尚、保有の3群は全て巣枠式巣箱で管理しているのが今年の特徴で市街地での分蜂騒ぎで近所迷惑にならない為の方法です。まだ日本蜜蜂を巣枠式巣箱で養蜂する方法は実践している人も少なく手探りですが、現在の仕事や環境との兼ね合いからこれ位の保有数と巣枠式養蜂が蜜蜂にも自分の生活にも支障なく養蜂を楽しめる一番良い方法と考えての事です。既に今春の採蜜で来春まで店で使う分のハチミツは確保出来ましたから下半期は秋に採蜜出来たら病気とスズメバチの襲撃に注意して無事に3群を越冬させてあげられるように見守ろうと思います。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年07月30日

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捕獲準備完了と越冬群（養蜂日記 vol 36）

今年も日本蜜蜂の捕獲用待ち箱を4つ設置しました。第1待ち箱… 第2待ち箱と4月始めに設置。第3待ち箱は去年からずっと置きっ放し。今年は越冬群も店の最上階に居たのでここに来て新女王蜂が誕生間近となり旧女王蜂が分蜂したくてこんな分蜂未遂を起こしました。未遂に終わったのは街灯に働き蜂が集まったものの女王蜂だけが出られない器具を付けているため、巣箱に取り残された旧女王蜂の元に戻ったと言う事です。それでも、この市街地では近所迷惑になるので昨日、里山の第4待ち箱（画像奥）のそばにお引越し。人口分蜂をしたいのですがまだ重箱と巣枠式が連結したままで重箱を採蜜しないと巣枠を取り出す事が出来ません。このまま巣箱内で新旧女王蜂に統一王座対決してもらうか… 器具を外して分蜂させるか… 採蜜して人口分蜂させるか…思案のしどころです。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2017年04月18日

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今年の総括と越冬準備（養蜂日記 vol 35）

朝晩の冷え込みがめっきり厳しくなって来ました。今年の養蜂は色々ありましたが早いものでもう11月になりましたからこの辺で総括してご報告します。まず、今春から梅雨に掛けて捕獲したのが4群。その内、2群を譲渡。1群は巣落ちの後に逃去。もう1群は農薬被害やらスズメバチによる襲撃もあり最終的に逃去。更に1群をもらい受けましたから今、手元にある1群はその譲渡してもらった1群のみです。しかし、私の譲渡した2群も無事ですから他人からもらった群だけは残ったと言う今年の結果です。それにしても今年は仲間の皆さんが口を揃えて難しい年だったと言います。巣板を中々作らない…動きが鈍く集蜜が遅い…何月になっても雄蜂が出現し分蜂の気配がある…雄蜂は通常梅雨時には姿を消す存在。下の動画は10月18日に撮影したものですがまだこの時でも雄蜂が居ました。ウチの場合はお盆明け辺りからやっと蜜を集め始めて巣板も伸びて来た感じで9月いっぱいまで分蜂対策をしていました。重箱から巣枠式巣箱に移行するのにも手間取ったりなに分、寝坊な今年の蜜蜂たちな事もあり、今年の採蜜は断念しました。人間が食する分は一昨年採ったハチミツがまだ残っていますからこのまま越冬してもらって来春早めに採蜜と言う皮算用です。そして、幸い今年はアカリンダニは夏場からメントールを巣箱に配していたのが効いているようでここまで症状はありません。この時期まで症状がなければ大丈夫でしょう。という事で…早々と越冬準備。昨日、画像のように発泡スチロールと黒のビニール袋で冬対策。例年ですと発泡スチロールだけで簡単に囲うんですが、今年は重箱の中の巣板を巣枠式の巣枠に向きを合わせて設置してある為、とても歪で囲いきれないので熱を吸収しやすい黒のビニール袋を使いました。注意すべきは密閉しすぎない事、通常、蜂児を育てる為に働き蜂は35度前後を維持しますが越冬中でも巣内は20度以上になります。ビニール袋は結露を起こしやすいので適当に穴を開けておく事です。これから春までは蜜蜂たちも少々神経質になるので出来るだけそっとしておこうと思います。来春は2年ぶりの採蜜と人工分蜂が楽しみです。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年11月05日

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全滅防止策（養蜂日記 vol 34）

今年から全滅回避のメントールを投与し始めました。メントールは蜜蜂に寄生するダニを寄せ付けず蜜蜂を病気から守ります。昨年秋に蜂仲間の方から蜜蜂の様子がおかしいと相談を受けましたが、症状から越冬中に全滅する病いの様でした。私は諦めて巣箱を閉鎖することを勧めましたが、その方はメントールが効くとネットに書いてあったとメントール投与を始めました。私もそれは知っていましたが量を間違えると蜜蜂には毒薬にもなるため、詳しい処方量とかが分からず使ったことはありませんでした。結果、年が明けて2月頃にはかなり蜂数が減りましたが春には無事復活。分蜂を何度もする程、勢力を盛り返す完全復活したのを見てメントール効果は確かだと思いました。私の場合はスノコを使わない巣箱を使っていたので、まず天板を外してスノコをセットしその隙間を利用してメントール（まずは10g）を置きます。（今回は何匹か蜜蜂を犠牲にしてしまった…ゴメン。。）そして新たな天板蓋をして終了なんですが、注意点がいくつか…まず、メントールはガスになって下に落ちて行きますから巣の一番上に置くか下ならファンか何かを使って吹き上げる必要があります。そして、42度で液化しますが液化したメントールは蜜蜂に有毒ですから液化しても流れ落ちない容器に入れて置くことが必要です。それと、メントールをそのまま置くと蜜蜂は巣箱の外につまみ出してしまいますから容器内に蜜蜂が入れないようにする必要があります。画像のメントール容器は天板蓋をすると蜜蜂が入れない程度の隙間になるのでそのまま蓋をしました。（ネットをかぶせるのも手です）せっかくの貴重な日本蜜蜂、全滅させないように最善を尽くすのは大家である人間の役目ですね。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年07月05日

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只今４－３＋１（養蜂日記 vol 33）

珍しく連日の投稿になってますが、もう7月ですから今年の最終捕獲結果を報告します。本来なら梅雨入りと同時に分蜂も終わり捕獲は終了と言って良いところなんですが、今年は違いました。まず、上の動画は4月17日に捕獲した今年第1群目で下の動画は、梅雨入りしてからの6月17日にたまたま他の巣箱を見に行った時に入った瞬間の今年4群目の様子です。結局、1群目は保有し2群目は巣落ちして逃去、3群目と4群目は蜂仲間に譲渡しました。そして、逆に捕れすぎた蜂仲間の人から1群貰い受けたので現在の保有群は2群です。今年は例年より半月早く捕れて1ヶ月遅くまで捕れると言う珍しい年でした。しかも、蜜が採れないのか女王蜂の問題なのか天候のせいなのか分かりませんが巣が伸びてきません。花粉は運び込んで蜂児は育っているのに蜜は貯まっていないと言う傾向にあります。これは他の蜂仲間の人に聞いても同じような感じらしいです。今年は中々巣が伸びて来ないので巣枠式に移行する方法を一旦中止して秋まで様子見です。取り敢えず、ダニ予防にメントールだけは投入しておかないと。そのやり方はまた近日載せます。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年07月03日

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2016年捕獲2号・3号（養蜂日記 vol 32）

今日はホントなら至仏山に行く予定でしたが、仕事の都合もあり断念…その代わりに、良い事がありました。実は捕獲1号を報告した先週に2号も捕獲出来ていたと言って良いのですが、小さい群だったので働き蜂の出入りも少なく捕獲確定とまでは言えませんでした。しかし、今日確認したところ拳くらいの小さな群が入ってました。そして、捕獲1号が入ったハイブリッド待ち箱にも3号が入っているのを確認。これまた小さな群ですが、とにかく捕獲出来た事に感謝します。今後、ゴールデンウイーク中はお休み無しで営業するので捕獲出来ても回収には来れない為、同じ日に2群移送となりました。取り急ぎ、ご報告まで(^^)（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年04月27日

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2016年捕獲1号（養蜂日記 vol 31）

２年ぶりに日本蜜蜂の捕獲に成功しました。昨年は乾燥不十分のハイブリッド待ち箱で失敗してしまったので今年は百発百中の場所に百発百中の待ち箱、更に誘引剤とキンリョウヘンの併用で万全を期しました。去る17日にキンリョウヘンに蜂が球になっていると連絡があり、行ってみると↓画像のようにキンリョウヘンのネットに蜂球が出来ていました。ところが、今日行ってみると蜂球になっていた待ち箱ではない5mほど離した隣のハイブリッド待ち箱↓に入ってました。何はともあれ、今年は桜の開花も早めだった為、分蜂も早めになると予測されていましたが例年ゴールデンウイークに捕れていたこの場所でも半月早い捕獲となりました。今日はもう一箇所の方にも偵察蜂の出入りが盛んにあり期待出来そうなので、あと1ヶ月ある桐生の捕獲期にもう一群は捕りたいと思います。（群馬桐生・江戸っ子寿司）

2016年04月20日

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春本番！待ち箱設置　（養蜂日記 vol 30）

本当に久々の養蜂日記となりました。昨年6月以来です。。結局、昨年保有した5群は年越しまでに3群になりその全てが越冬出来ずに終わりました。私が2群譲渡したT氏とはお互い全滅した場合は譲渡し合う約束になっていましたがT氏も全滅となってしまいましたのでお互いまた一から捕獲し直しです。そこで市街地では桜が満開となった先週から今日に掛けてタイプの違う５つの待ち箱（捕獲箱）を設置しました。間もなく早咲きのフォアゴットンフルーツも開花予定、昨年大活躍だったキンリョウヘンの日月や原種も合わせれば１０本以上の花芽がここ一ヶ月ほどの間に次々と開花するので今年もルアー（京大開発ニホンミツバチ分蜂誘引剤）と合わせて全ての捕獲箱に設置して待ちます。毎年、ここ桐生の捕獲ピークはゴールデンウィークです。今年はある方からも捕獲を依頼されていますので自分の分も合わせて3群は捕りたいと思っていますが・・どうでしょうか？今日はエイプリルプール・・この日に願望めいたウソをつくと一年叶わないと言うジンクスがあるらしい・・なので・・クソ面白くないブログになってしまって・・すみません(;^_^A（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2015年04月01日

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今季の捕獲報告と巣枠式移行 (養蜂日記 vol 29)

関東地方も梅雨入りしましたので2014年の捕獲報告です。今年は越冬群のE群とF群の2群が4月15日を皮切りに分蜂連発で結果5群捕獲です。しかし、現在保有群は5群…内訳は…4月15日午前、F群分蜂捕獲(H群)。4月15日午後、F群2度目の分蜂捕獲(現在のＩ群)。4月16日、E群分蜂捕獲(現在のJ群(上の画像))4月19日、E群2度目の分蜂捕獲(K群)この後、21日E群・27日F群・30日F群と分蜂しましたが捕獲出来ず。。そして、5月7日に昨年初捕獲した場所で京大開発の秘密兵器を使って自然巣から捕獲(現在のL群)…と計5群…元々手元にいた2群と合わせれば7群(A〜D群は既に居ません)。しかし、K群は当初から約束していたT氏に譲渡しました。これでやっと上野村に蜜蜂の講習会に行った二人が晴れて養蜂家となりました(^_^)そしてH群ですが、来季に向けて巣箱を巣枠式巣箱に移行するため失敗も覚悟で巣板を切り取って巣枠にはめ込む方法でやってみましたが、あえなく逃去(T ^ T)。。結果、残りは5群。その中でも嬉しいのは最初から巣枠式巣箱に取り込んだＩ群(下の画像)が元気に増大中であること。この上の画像のＩ群巣箱は既に作ってしまっていた長方形重箱を二階建ての現代式縦型巣箱のように作り変えた巣枠式にも重箱式にもなる2WAY巣箱です。更にH群の反省を生かしてL群(下の画像)は巣箱をそのままにし下に巣枠の箱を継ぎ足す方法で只今気長に移行中です。「Before」⤵︎⤵︎⤵︎「After」⤵︎⤵︎⤵︎と言う事で、今年はなんだかんだ目標の5群保有を果たせたし、自然界にも日本蜜蜂を4群も還すことが出来たし、言うこと無しの成果でした。これからまた一年、楽しみです。出来るだけ多くの方に自然の恵み(百花蜜)をお分けしたいものです(^ ^)(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2014年06月06日

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捕獲の決定的瞬間動画　（養蜂日記　vol 28）

先日の「分蜂近し (養蜂日記 vol 27)でお伝えした直後の15日に分蜂があり無事捕獲に成功しました。しかも15日は午前と午後に2群…16日にも1群分蜂し、それを捕獲。動画は両方とも15日の1群目を撮影したものです。最初は切り株のハイブリッド捕獲箱に入るのかと思いましたが誘導板に集結し蜂球を形成したため巣箱に取り込みました。網がかかったキンリョウヘン(開花すると分蜂しようとする日本蜜蜂だけを誘引する東洋ラン)にも多数群がっています。下の動画がその後の様子、ちり取りで残党を捕り巣箱の前に置くと吸い込まれるように入って行きます。これが、女王蜂が巣箱内に居る証拠です。こうなれば放っておいても勝手に全部の蜂が入って行きます。これで現在5群保有となりました。私はもうこれで充分なんですが、分蜂ピークはまだこれから。昨日は他の場所に置いた捕獲箱にも偵察蜂がたくさん来ていたと言う情報がありました。この後も捕れれば家庭養蜂を目指している蜂友や全滅してしまった師匠が捕れなかった時に分けてあげて、来年はこの中から少しでも自然界に分蜂させて還元したいと思います。（注）：動画を見ると蜂がたくさん飛んでいて危険そうに見えますが日本蜜蜂は大変おとなしく刺せば蜜蜂自身も死にますから理由なしに刺す事はありません。特に分蜂中は女王のもとに集結する事に集中しているため滅多な事では刺しません。どうか蜂球を見掛けたら駆除せずに放っておいてあげてください・・短ければ数十分、長くて1日でいなくなります。(群馬　桐生・江戸っ子寿司)

2014年04月18日

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分蜂近し (養蜂日記 vol 27)

本日、雄蜂(真っ黒い方)を確認しました。雄蓋(雄蜂が生まれ出た巣房の蓋で働き蜂の蓋と違うのでひと目で分かる)は今月初めに確認していましたが、ようやく雄蜂本体が出現です。…と言っても、蜂マニア以外の方は…？？？…でしょうか(^_^;)説明しますと…雄蜂が出現したと言う事は分蜂(巣分かれ)が近い事を意味します。分蜂が近いと言う事は蜂マニアにとっては捕獲して保有群を増やせるチャンスなのです。捕獲と言っても女王蜂率いる大群が自ら気に入って巣箱に入ってくれなくてはならず、そう簡単ではありません。昨年は3群捕獲して今残っているのはその内2群。今年は今月初めに自宅保有群の周辺に捕獲箱を4つ設置、更に候補地3箇所に捕獲箱をまた4つ設置…只今計8つ仕掛けてあります。自宅周辺の捕獲箱には開花した日本蜜蜂誘引ラン(キンリョウヘン)を置き、そして今日、雄蜂の出現を確認して万を時して常連客でもあり蜂友でもあるTさんが購入すると言うので一緒に購入した京都大学開発の日本蜜蜂誘引剤を候補地の一つに設置して来ました。この誘引剤は開封後45日有効と言う事なので梅雨に入るまでの捕獲期間を丸々カバー出来るので効果があればとても有効なアイテムになりそうです。いよいよ梅雨入りまでのこの2ヶ月位が勝負です。(群馬桐生・江戸っ子寿司)

2014年04月11日

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無事越冬、そして始動！　（養蜂日記 vol 26 ）

まだ肌寒い3月…雛祭り（桐生では４月３日が雛祭りのため、只今恒例の「雛ちらし」を３月３日から４月３日までの期間で実施中・・詳しくは江戸っ子寿司HPを）も終わってE群とF群の２群が越冬に成功しましたが常連のお客様宅に置いた里山G群は消滅。。明日の定休日は天候が雨模様と言うことで今日撤収をして来ました。すると、着くなり巣箱の近くにオスのキジが。。家主さんの話ではつがいでよく現れるそうです。越冬出来ずに消滅したG群でしたが、ハチミツが残っていたためまずは採蜜し来月の捕獲箱設置に向けて巣箱はメンテナンスを施して再利用です。キンリョウヘンも花芽を日々膨らませていて画像のフォアゴットンフルーツは一番早く開花しそうです。新しい巣箱も作り足したし、桐生近辺ではゴールデンウィークが分蜂のピークと言われていますから今から楽しみです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2014年03月04日

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今年の総括　（養蜂日記　vol 25）

こんな時期に来てまだ何か忘れていると思いましたが・・そうです・・遅くなりましたが2013年、今年の養蜂最終結果報告です。2013年は年明け早々の3群全滅から始まって、5月に3群の初入居捕獲に成功して天国と地獄を見て始まりました。保有出来た3群は店の3階にE群、2階にF群、店から離れた里山地域にG群と配置。まず、最初から強群のこのE群は順調に2度の採蜜に成功し、分蜂も1度ありました。12月の現在でも5段いっぱいの強群を維持しています。巣作りが下手なこのF群は2度巣落ちを経験しましたが、落ちた巣を網をザルのように張った重箱で救済しE群より大きい重箱4群まで勢力を盛り返したところで12月に突入しています。巣箱の重量からして蜜量はE群を上回っているかもしれません。問題は捕獲場所に残したこのG群…昨年も同じ場所でダニにやられて消滅…今年も同じ症状で画像でも分かるように蜂数は少なく消滅は時間の問題となってしまいました。。やはり夏以降日当たりが悪くなるこの場所は来年から考えなければならないようです。みつばちの会の他の師匠達に聞いたところ、やはり消滅が相次いで多数あった保有群を2～3群に減らした師匠が多いようです。それを聞いたら、3群中2群残った私は上出来と言っていいようです。このまま無事越冬し春に元気に飛んでくれるのが待ち遠しいです。来春は今年もう少しで入居捕獲出来そうだった友人が捕獲に成功して保有するでしょうから蜂飼い仲間がまた増えそうですしこれで私も年末年始の仕事に専念出来ます。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年12月16日

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報告が遅れましたが・・（養蜂日記 vol 24）

今頃になってしまいましたが、前回の養蜂日記（vol 23）で今季入居2群と報告しましたがフライング気味の梅雨入り宣言後に無王群が雨宿りしていた待ち箱にまた1群入居していました。これで今季計3群となり、去年の轍を踏まぬようこの群（G群・最初の画像）は入居したこの地に残し全滅防止に分散して置くことにしました。今日内検したところ、巣は2段目まで来ていて順調なようです。そして強群だったE群（2番目画像）は既に4段でも蜜蜂たちが溢れ出したので5段にし、重さもかなり重かったので貯蜜も相当あるようです（順調v(￣∇￣)ニヤッ）一方、弱小群だったF群は2度目の巣落ち。。働き蜂が少ないから巣を作るのも遅い上に・・下手(;^_^Aそれでもめげずに落ちてしまった巣の蜂児も面倒見ながらまた天井に巣を作り始めました（3番目の画像）。これから市街地のE・F群は真夏の蜜枯渇期に入ります。逆にG群は真夏でも蜜源豊富な地域なのでどうなりますか。。去年まで経験があるので大体のことは余裕をもって見ていられる今年の養蜂です。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年06月19日

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今季の入居報告　（養蜂日記　vol 23）

本日、関東地方に過去3番目に早い梅雨入り宣言が出されました。あまりにも早すぎる。。。蜂飼いの世界では、これにより分蜂（巣分かれ）終了となります。私の今季の成績は2群捕獲。と言っても初の自然巣からの捕獲2群です。心情的には捕獲と言うより入居して頂いた位の感謝の気持ちです。上の動画は2群目（F群）が入居直前の様子です。その後、3群目が2群目を捕ったこの待ち箱に来ていたんですが、今日見てみたら無王群（何らかの理由で女王がいない働き蜂だけの群れ）が雨宿りしているだけでした(T▽T)これからは棚ぼたの逃去群を捕るか駆除依頼を待つしかありません。一応、誘引花の生きている待ち箱だけ残して他は撤去しようと思います。1群目は5000匹を超える中々の強群（E群）2群目は2000匹足らずの弱小群（F群）でした。しかし、全滅から3ヶ月。。2群だけでも来てくれたことに感謝します。下の動画はすっかり落ち着いて店の３階バルコニーに鎮座するE群。これでまた日々癒される(￣∇￣*)（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年05月29日

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1群目GETしました(≧∇≦)　　（養蜂日記　vol 22）

本日、めでたく1群目の捕獲に成功しました。昨年から有力視していた場所で、親戚の庭先に置かせてもらっていた3号捕獲箱に入ってくれました。群の全滅から約3ヶ月。。短いようで長かった。。これまで4群保有しましたが、貰い受けた群、そこから分蜂した群、駆除捕獲した群と。。自然巣から待ち箱で捕獲したのは初めてです。ここ桐生はゴールデンウィークあたりが分蜂のピークだと聞いていましたがどうやらその通りのようですね。日暮れに箱を回収して他の捕獲箱と差し替えました。また、同じ場所で捕れる確率が高いからです。とにかく嬉しい！！・・そしてそれ以上にホッとしました。。そして楽しみだぁ～しかし、まだ逃去の可能性があるので気が抜けません。。そして明日はまた築地です。。今日はこの辺にして明日の準備。。（（（（ヘ（；・＿・）ノタタタタタ（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年05月08日

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偵察蜂がやってきた（養蜂日記　vol 21）

先日、上州日本みつばちの会の定例会があり、新入会者さんの紹介と現在の保有数や捕獲状況の報告がありました。日本蜜蜂の養蜂家にとっては、捕獲で今の時期が一年で一番大事で忙しい時期でもあります。私は前にこの養蜂日記で報告した通り全滅で只今保有数0なんですが、先輩方の中にも4～5名ほどこの冬に全滅してしまった人がいました。捕獲状況はこの一週間ほどでゾクゾク捕獲報告が入ってます。そろそろ私の捕獲箱にも入って欲しい・・と思っていたら今日捕獲箱4号にキンリョウヘン(日本蜜蜂誘引ラン)を設置した途端に3匹の偵察蜂が寄ってきました。この偵察蜂が巣に戻って「良い物件があったよ」と報告してくれれば明日明後日にも蜜蜂が雲のようになって飛んできてこの捕獲箱に吸い込まれて行くはずなんです。私の捕獲箱は只今4箱仕掛けてあり、全てにキンリョウヘンが設置してあります。もう一つの丸胴ハイブリッド捕獲箱の1号にも探索蜂が来た形跡がありました。奇しくも去年の今日は我が家に初めて日本蜜蜂が来た日でした。全滅から早3ヶ月近く…早く1群だけでも入居してもらいたいヽ(´o｀；（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年04月17日

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いつやるか・・今でしょ！　（養蜂日記　vol20）

我が家のバルコニー花園に日本蜜蜂が来訪しました。どこから来たのか？去年、この同じバルコニーから逃去したＢ群か？いずれにしても我が家から２キロ半径に自然巣があると言う事です。一応、他の場所に仕掛けるつもりで仕上げておいたハイブリット捕獲箱を置いてみました。そばに置いてある蓮華はまだ咲き始めたばかり。今年は桜の開花が早く、それに伴って分蜂（分封とも書きますが巣分かれの事）も早い傾向にあります。九州ではもう盛んに分蜂していて徐々に北上しています。昨年はスズメバチの飛来が少なく日本蜜蜂の巣は多くが生き残りました。しかし、その代わりに我が家と同じ原因で消滅した群が日本中で多数出たようです。自然のバランス感覚とはよく出来たものです。。とにかく、この春に何とか自力で１群だけでも捕獲したい。。今回飛来した蜜蜂は花粉を採りに来た働き蜂、捕獲するには空き物件を探し回る探索蜂に来て貰わなくてはなりません。それにはまず日本蜜蜂を惹きつける誘引ラン「金稜辺（キンリョウヘン）」が咲かなければ。。部屋にはあと少しで開花する花芽が２本。少し遅れて開花しそうな花芽が２～３本。捕獲箱１つに花芽１本が必要になります。この時期、ネットオークションで盛んに出品されるので捕獲箱の数に応じてまだ落札する予定です。この金稜辺は分蜂しようとする日本蜜蜂だけを惹きつけます。ですから、ちょうどそのタイミングで開花した金稜辺を捕獲箱にセット出来れば捕獲確率が高くなるわけです。そこで、分蜂時期を逆算する・・分蜂するには新女王が誕生しなければならない。。新女王が誕生するには雄蜂が誕生しなければならない。。まだ雄蜂は出現したと言う情報は師匠たちから聞こえて来ません。昨年は伊勢崎市で４月２０日に分蜂が確認されました。旧桐生市はＧＷ頃でしたが今年はもっと早い。。準備をいつ始めるか・・・今でしょ(⌒^⌒)ｂ　（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年03月30日

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全群全滅・・(T ^ T)　（養蜂日記 vol19）

遅れ馳せながらご報告します。実は年明け早々に蜜蜂たちが病魔にやられている事が判明し全滅を覚悟していましたが全滅確定です。既に2群は巣を解体し、残り1群は余命を残した蜜蜂を看取るだけです。昨年秋から死ぬ働き蜂が多かったので師匠たちに聞いてみたんですが師匠たちも意識した事がなかったようで、この手の症状で越冬出来なかった群は皆越冬失敗の消滅群としてみていたようです。私の場合は越冬初体験でしたが蜂数もハチミツの量も寒さ対策も万全でした。しかし、働き蜂の死に方にある特徴があったので会の相談役でもあり日本のアマチュア養蜂家からも先生と呼ばれるY氏にウチの蜜蜂を顕微鏡で検体してもらいました。その結果、3群全群が病魔に侵されている事が判明…冬場は巣箱に篭りっきりになるため一旦病気になると巣内に蔓延してしまうんですね。よりによって一年目でこんな滅多にない病魔に全群やられるとは(T ^ T)…この一年色々体験するなぁ～( ；´Д｀)しかし、養蜂の大先生Y氏でも今回同じ病魔に日本蜜蜂の群だけを15群やられたそうです。元々西洋蜜蜂の病気でハチミツを採りに行った花畑で西洋蜜蜂と接触したりすると感染するそうなんですが薬が使える西洋蜜蜂は無事だったとか…野生の日本蜜蜂は飼うと言うより人のそばに間借りさせて住まわせてるようなものですから逃げられても不治の病にかかってもそれは自然の摂理と諦めるしかありません。巣箱には越冬用に貯えた糖度の高い濃厚なハチミツがたくさん残っていました。2群採った時点で昨年4群から採ったハチミツ量を上回るほどの量です。冬場に体温を上げるためのハチミツを吸う前に息絶えてしまったんですね。越冬させて桜の蜜を吸わせてやりたかったなぁ…(。-_-。)また暖かくなったら新しい日本蜜蜂の分蜂群を捕獲して一から出直しです。ちなみに今回の蜜蜂の病気はハチミツや人体にはまったく影響ないそうなので有り難く形見のハチミツを頂こうと思います。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年02月24日

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真冬の蜜蜂（養蜂日記　vol18）

「サクラサク」・・昨日、全国センター試験を終えた受験生には「サクラサケ」とエールを送りたい。ウチの大学受験真っ最中のバイトさん二人にも。。そして、そんな昨日は大寒。養蜂マニアの私としては心から「早く桜咲け」と願うこの冬です。一段と寒いこの冬に蜜蜂たちはどうしているかと言いますと、巣箱の中でジッと春が来るのを待っています。冬眠している訳ではありませんからポカポカする日中には少し巣の周りを飛んだりしますがほとんどが巣の下に落ちて死んでしまいます。女王蜂は２～３年生きますが働き蜂は夏場で約４０日、冬場で約３ヶ月の寿命です。しかも蜂の子は３５℃ないと育たないので働き蜂が貯蜜したハチミツをエネルギー源にして巣内温度を３５℃に維持していますがやはりどうしても冬に生まれてくる働き蜂より秋に生まれた働き蜂が死んでいく方が多くなる訳です。。上の画像がそれを物語ってます。下の画像は昨年末１２月１２日と先日１月9日に撮影したA群巣内です。一ヶ月ほどでかなり少なくなってしまいましたが画像では見えませんが巣の上部でかたまりになって春を待っています。年が明けて一段落したので、久しぶりに養蜂状況をご報告させて頂きましたが早くサクラサクことを願う今日この頃です。。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2013年01月21日

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異変・・緊急避難（養蜂日記 vol17）

異変に気が付いたのは10月中旬でした。Kさん宅に置かせて頂いていたD群の蜂数が急激に減り始めていました。これと言った原因が分からず師匠たちにも相談しましたが、多分、スムシが巣内に蔓延ってしまったんじゃないかと言うことでしばらく成り行きを見守っていました。一万匹近くはいた全盛期から2週間ほどで半分ほどまで蜂数が減ってしまったのが画像で一目瞭然です。上が9月の全盛時、下が異変後。どちらも底網越しのほぼ同じ位置からの画像です。蜜蜂が減少して巣板が見えてしまっていますし蜜蜂たちの遠近感でもその差が明らかです。。これで已む無く移設を決定。そんな矢先、原因が判明しました。原因は「ジョウビタキ」・・冬の渡り鳥です。毎日群れでやって来ては巣箱の前で蜜蜂たちを啄んで行くのを家主のKさんが突き止めてくれました。どちらにしても渡り鳥対策をしている間に冬本番が来てしまうので店の三階バルコニーに移設して寒さが本格化する前に出来るだけ蜂数を増やして越冬させる事にしました。只今、蜂の子が生まれるために必要な35℃に巣内を保てるよう、発泡スチロールで保温した移設後のD群。無事越冬してくれよ～～ジョウビタキ画像は「デジタル図鑑」より引用。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年11月05日

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今年の採蜜結果　（養蜂日記　vol16）

今年の採蜜をすべて終えました。10月以降に貯まるハチミツは蜜蜂たちの越冬用にもう採らないでおこうと思います。そこで今年の採蜜成果ですが、A群・・2回採蜜(計3リットル)B群・・1回採蜜(採蜜に失敗し、使えたハチミツは微量な上に群逃去)C群・・1回採蜜(大きい重箱を使用のため約2.5リットル(上の画像))D群・・1回採蜜（下の画像）　　　　(約1.5リットル、この内半分は巣箱を置かせてもらっているKさんに)合計すると7リットルにもなる予想以上の成果でした。「こんなに採れたの？」と思われるでしょうが、（私も思いましたが(;^_^A）来年の春まで店で使う分を取った他にお約束していた方々にハチミツを配る分を取ると少々心細いぐらいの量になってしまうんです。そして、問題はお味です。テイストについては季節や巣箱環境でそれぞれに特徴が出ました。A・B・C群(江戸っ子寿司群)は糖度が高く癖のないのが特徴で特に7月始めに採蜜したものは透明度の高い味で好評でした。9月に採蜜したものはそれを更に濃厚にした感じです。D群は梅田のKさん宅群で敷地内の栗の花の蜜の香りでしょう、香りが強めで糖度が低めでさっぱりしているのが特徴でした。一方、ハチミツを落とし終わった巣板は湯で煮て蜜蝋を抽出しました。まだ温かい内に紙コップに上に浮いた蜜蝋を注ぎいれて冷まして固めました。(下の画像)来年の捕獲用巣箱に塗って使います。今回、ハチミツが苦手だった方から思いがけずご好評頂いたので、また来年も欲しいと言う方も含めて来年の採蜜を楽しみにしていて下さい。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年10月03日

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天敵　（養蜂日記 vol15）

いよいよお盆も最終日にかかり我が家の巣箱もＢ群の逃去以降落ち着きを見せ始めていますが、そろそろ一番の天敵が姿を見せ始めています。５月あたりにはツバメが毎日のように狙っていました。先日は目の前でアブが蜜蜂をくわえて行きました。先月までよく姿を見せていたのは画像のハチノスツヅリガ。これは直接蜜蜂を襲ったりしませんが、これが夜な夜な巣箱に卵を産み付けると幼虫(スムシ)が木材の中に潜み蜜蜂の巣自体を食い荒らします。巣の内部で起きることなので人間にはどうにも出来ないのですが、蜜蜂の数が多く勢いのある群なら自分でスムシをつまみ出して駆除します。そして何より怖いのがスズメバチ。。スズメバチは夏場は他の昆虫たちと樹液を吸っていますが、お盆を過ぎるあたりから子(幼虫)にタンパク質を与えるために本性の肉食をむき出しにして他の昆虫たちを襲い始めます。先日もチラッと巣箱の回りを偵察（？）に来ていたスズメバチを見掛けました。特にオオスズメバチ（画像・「ふるさとネイチャーらんど」より引用）は怖く、襲われた日本蜜蜂は全滅を避けるために巣を捨てて逃去してしまう場合があります。日本蜜蜂は西洋蜜蜂と違って必殺技の蜂球蒸殺しで対抗はしますが相手が数十匹もいたらかないません。。先日のスズメバチは色かたちからしてチャイロスズメバチだと思いますが、しばらく人間が目を光らせて蜜蜂たちを守る必要がありそうです。対スズメバチから日本蜜蜂を守ると言う目的においては、この人間の目が光る家庭養蜂こそが最大の援護となります。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年08月16日

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逃去　（養蜂日記　vol 14）

桐生祭りで賑わう桐生市街地ですが、我が家では昨日の朝、突然Ｂ群が逃去しました。(画像は逃去前日のＢ群巣箱)いつものように巣箱の回りの掃除を済ませて部屋に入ってしばらくすると、何やら物々しい羽音にバルコニーに出てビックリ(゜ロ゜)住みやすい環境に仕上げたはずのＢ群でしたから逃去は頭のも無く、一瞬「夏分蜂か？」と思い、蜂球になっている場所を探しましたが、家のまわりに見当たりません。ここまではわずか２～３分の出来事。上空を見上げると数千匹の蜜蜂の大群が同じ方向に流れ出したのでバルコニーまで駆け上がってみると、既に大群はどこかに飛んで行った後でした。あっという間。。残ったのは置いてきぼりを食った残党蜂と巣板だけの巣箱です。こんなに巣板はあってもハチミツはほとんどありません。次の巣に移った時のためにと蜜蜂たちが吸って持って行ってしまうからです。今思えば原因はハッキリしてます。Ｂ群は7月に一部巣落ちがあった直後に採蜜(失敗に終わりましたが)、この時、既にアドバンテージはあった。。ハチミツが枯渇気味のところ、今週陽除け・土台工事・移動をしてしまい巣箱のまわりでしばらくガタガタうるさくしてしまった。。人間の都合で作業を急いでしまった私のミス。。逃去はＫ会長にも「必ず逃去や消滅は経験する」と言われた三日後でした。熟練の師匠たちでも皆さん逃去は経験していてＫ会長でも先月西洋蜜蜂の被害で９群失っている。新参者は特に基本を忘れてはいけませんね。。日本蜜蜂は野生なんだと言うことを。。人間はあくまでその補助をしているにすぎないのに上手く行っている過信が補助ではなく大きなお世話になってしまった。Ｂ群は蜜蜂の数からして中々の強群になっていましたから山に戻っても何とかやっていけるでしょう。元々駆除依頼から捕獲したＢ群、自然界で次の子孫へと命を繋いでもらいましょう。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年08月05日

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ハチミツとったどぉ～！（養蜂日記　vol13）

突然ですが、今朝方A群の採蜜を決行しました。前回の「養蜂日記vol12」では採蜜は9月以降と予告しましたが、梅雨時にもかかわらず思いの外、分蜂後の巣の回復が早かったので師匠たちに相談の結果、今日にしました。まずは少しでも蜜蜂たちに家賃（ハチミツ）取立てを知られるのを遅らせるために出入り口を一つに、そして天板と一番上の重箱の間をピアノ線で切ります。恐る恐る開けてみると・・「んっ！？・・蜜が無いのか？」・・時期尚早だったかと思いながら一番上の重箱と二番目の間を切ってみると・・w(°0°)w オォー　琥珀色に光ったハチミツがぎっしりじゃないですか♪蜂子の層まで到達していませんから最上段がハチミツだけだったのが分かります。すぐに切り取った重箱を父に手渡し、箱を隔離してもらいました。こうしないと蜜蜂がハチミツにたかって収拾がつかなくなります。私の方も写真を撮りながらも急いで新しい蓋をして最下層に一段重箱を追加して終了。無血開城を望んでいましたがやはりどうしても犠牲者（蜜蜂）が出てしまいました。。ﾓｳｼﾜｹﾅｲ。。隔離した箱に残った蜜蜂たちを何とか別の場所で丁寧に立ち退き頂いて、巣だけを重箱から外しました。早速舐めてみましたが、今まで知っている中でも最上クラスのハチミツです。手前味噌ならぬ手前ハチミツですみません(;^_^A手作りの採蜜機でひたすら落とすんですが、屋根裏の納戸を締め切りにしてファンヒーターで室温をサウナ状態にして蜜を二度濾しし落とします。こうしないと「落とし蜜」は濃度が濃く落ちないんです。糖度計で計ったところ、一度目が７９度、二度目が８０度と非加熱のままでも常温発酵しない度数をクリアしたのでこの室温でも大丈夫です。糖度が高い蜜ほど後から落ちますから更に糖度は上がるものと思われます。日本蜜蜂は百の花から蜜を採ることから、そのハチミツを「百花蜜」と呼ばれますが、その中でも最上なのはそのまま落としただけの「落とし蜜」これは先ほど撮った最新画像ですが、どうやら高さ１０センチの重箱一つで１リットル以上は採れるようですね。自然の恵み・・蜜蜂たちに感謝して取り合えず店で使う分を少しだけ確保m(_ _)m今回は手始めと言ったところですので、秋に他の巣箱からも採蜜出来そうですから今回ハチミツをお分け出来ない方もしばしお待ちください。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年07月11日

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養蜂日記　vol 12

ここのところ、日本ミツバチを取り上げた番組を目にします。先週ですがTBS「Nスタ」で東京での日本ミツバチの意外な増えかたやテレビ朝日「人生の楽園」では新潟の里山民宿での日本ミツバチ養蜂をやっていました。毎日の餌やりが必要な訳でもなく、巣箱が気に入ればただ放っておくだけで在来種の保護になって、おまけに自宅でハチミツまで採れると言う一石三鳥な日本ミツバチがここ数年ひそかなブームになりつつあるようです。と言うわけでマイブームのこれまでの経過を簡単にご説明しますと、「養蜂日記vol11」でA群の分蜂報告をしましたが、実はその四日後にA群が第二分蜂をしまして、それも無事捕獲、その捕獲した群(D群)は梅田のKさん宅に置かせてもらいました。これでA群の女王は新女王の次女となり、第二分蜂で出た長女がD群（下画像）、C群がその母女王で我が家の2階に鎮座、以前捕獲したB群も健在で計4群となっています。よくぞ一ヵ月半位でここまで増えてくれた。。これは最初に蜂球（分蜂群が一時的に固まること）を作ってくれた場所が簡単に捕れる場所だったことと同血統の群の分蜂だったので蜂球を作る場所が一緒だったことがツイてました。そして今月予定していたA群の採蜜ですが、分蜂が重なりミツバチの数もハチミツの量も四分の一程度になってしまった上、回復も遅れたので断念しました。何よりもミツバチ生存が優先ですから仕方ありません。ハチミツをお待ちの方、もうしばらくお待ち下さい(^.^)次の採蜜機会は9月以降になります。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年06月18日

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養蜂日記　vol 11 （分蜂しましたぁ～）

今朝、午前９時ごろにどうも３階の部屋の周りが騒がしいと思いふと外を見ると、分蜂がいきなり始まっていました。毎朝8時ごろに分蜂の兆しをチェックしていたんですが不意をつかれました(;^_^Aおまけに今朝は父の具合が悪くなり、この動画撮影直後に慌しく救急外来へ電話。。もうこの時点で分蜂群の捕獲は諦めましたが具合の悪いはずの父が病院に行く直前にちょうど目の前の桑の木に蜂球になったのを見付けしばらく時間を稼ぐためにスプレーで水を掛けて病院へ。幸い、父の病状は大したことなさそうで父もしきりにミツバチの事を気にしていたので診察中に一旦帰宅して水を掛けられ大人しくなっている蜂球を巣箱に取り込みあらかじめ準備してあった３つ目の群の置き場所へ。慌しくやった割には巣箱にちゃんと女王は入ったようでパニクっている働き蜂もどんどん巣箱に入っていってくれました。また近日中に第二・第三の分蜂があるそうなのでその準備です。これで現在・・元々いたＡ群に新女王の長女が残り、今日分蜂した母女王がＣ群に。以前駆除捕獲したＢ群も含めて３群の保有となりました。わずか一ヶ月足らずの間に趣味の方が忙しくなってきました(;^_^A分蜂と蜂球の動画はFacebookにて公開中です。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年05月23日

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養蜂日記　vol 10

今日から夏日が続くそうですが我が家で日本ミツバチたちを飼うまでは昨日のような雨の日などはまったく飛ばないものと思っていました。しかし、あのぐらいの雨なら使命感の強い女子（働き蜂）だけは飛び回っております。今日は以前、駆除捕獲した以降の経過を簡単にご報告します。まず駆除捕獲にて捕まえた2群の内一群(B群)は直接我が家に持ち帰るには近すぎたため梅田に一週間集団出向してもらいました・・↓もう一群は女王を捕り逃がしてしまった無王群でしたので、一応家に持ち帰って様子を見ましたが、翌日大半が死にその後自然消滅。。今は梅田の群も来て（↓）以前からいた群(A群)と同じバルコニーの両端から勢い良く飛び立ってます。B群には既にオスがいて新女王が誕生すれば分封(巣分かれ)するでしょう。ちなみにミツバチの世界においてオス(雄蜂)は繁殖以外何の役にも立ちません。図体ばかりでトレードマークの縞模様もないし針もないしの甲斐性なしです。雄蜂は英語では「Dronebee」・・「Drone」とは「なまけ者」「ごくつぶし」という意味だとか・・↓ｺｲﾂ（笑）話がズレましたが、最初に頂いた群にはまだオスはいなくて、思っていた以上に蜜集めがハイペースでもう四段目まで蜜と巣とミツバチでギッシリ詰まって来てます。師匠のK会長曰く、「四段目までミツバチが降りてくれば一番上の段はハチミツだけのはず」だそうです。最下層まで到達されてしまうと逃去も有り得るためとにかく一段追加して急場を凌ぎました・・↓これで近日中にハチミツが採れそうです(^o^)v本来は年に１～２回の採蜜しか出来ないと認識していたので、慌てて糖度計とハチミツを濾す道具を買い揃えてます。あまりにトントン拍子に事が進んでいて・・ちょっとコワイ位の経過報告ですが、さて、採蜜はどうなりますか(^_^;)（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年05月16日

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緊急駆除捕獲！(養蜂日記 vol 9)

思いがけない事から２群目を捕獲することが出来るかもしれません。昨日のことですが、市役所より電話を頂き、老朽化して廃墟となった市営住宅にどうやら日本ミツバチが巣を作っているらしいとのこと。スズメバチなら駆除業者がいますが、貴重な日本ミツバチであることが分かり、担当の方が気をきかせてネットで検索したところ私のブログがヒットしたようです。すぐに担当の方とお会いして日本ミツバチの会の会長と捕獲名人のＮ師匠に連絡をとって現場に直行。。あらかじめ写真で見た軒下から日本ミツバチが出入りしていました。まだ近くに巣がありそうだと言う会長の洞察で探してみると、隣の廃屋から二つ目の巣を発見。本日、時間を申し合わせＫ師匠まで出向して頂き用意万端、市の職員・近所の方の見守る中、駆除捕獲と相成りました。通報のあった最初の巣は結構大きくご覧の成果、私が見る初めての自然巣です。ミツバチたちは掃除機を改造した吸引機にドンドン吸い込まれていきます。捕った巣の蜜の詰まった部分をそのままかじってみましたが蜜の糖度も高く大変上質のものでした。二つ目の巣は師匠たちも驚いた大きさで一つ目の倍ほどあります。。ハチの数も多く大変な騒ぎっぷりです。新参者の私は師匠たちの邪魔にならないように作業していましたが耳元で唸る羽音はスゴイもんです。完全装備の我々では歯が立たないのかミツバチたちの攻撃対象は少し離れて見ていた市の職員さんのオデコに一撃。駆除捕獲では女王蜂が捕れた試しがないと会長が言っていましたが奇跡的に二つ目の巣で捕れたようです。今回は１群私に頂けると言うことなので群が女王蜂のいる巣箱に落ち着く日暮れを待って私がこの大所帯の巣箱を取りに行くことになりました。更に一つ目の無王群となってしまったであろう群もダメ元で私に頂ける事になりました。捕獲場所から家まで直線で２キロほどなので二つ目の大所帯群は一時的に店の常連さん宅に置かせてもらいます。会長をはじめ、師匠方々、市の方も皆さんお疲れ様でした。さて、ボチボチ巣箱を取りに行きますがミツバチたちは無事巣箱に居ついてくれるんでしょうか。。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年05月02日

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養蜂日記　vol 8

昨日のシトシト降る冷たい雨から今日は一転、朝から晴天に恵まれ、バルコニーの気温計も日中28℃近くまで上昇し、ミツバチ達もお引っ越し一週間目で初めて元気よく懸命に飛び回っていました。蜜を集めるもの、花粉を集めるもの、落ちた(捨てられた？)サナギを救出しようとするもの。。画像のように足に黄色い団子を付けているのが幼虫にあげる花粉です。私と同年代の方は昔、アニメ「みなしごハッチ」でミツバチの子ども達が美味しそうに食べてた花粉団子を覚えてませんか？あれですねo(*⌒O⌒)ｂ（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年04月24日

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我が家に蜜蜂が来たぁ～（養蜂日記　vol 7）

「蜜蜂、来たぁ～！」いよいよ家庭養蜂家の仲間入りをしました。と言っても自分で捕獲したものではありません(;^_^A実は先日紹介して頂いた上州みつばちの会の会長から巣箱ごと今朝方頂いたものです。でも、これで養蜂の第一歩が踏み出せた感じです。画像は設置時に巣箱を内検して撮影したものです。巣の半分しか見えていませんが、見た感じでは巣も白っぽくまだこの時期ですから蜜は貯まっていません。ミツバチ君たちもまだ警戒して上の方で固まっています。しかし、さすがに一匹飛び出してきて威嚇を受けました。このようにちょっと神経質な日本蜜蜂、逃去されないか少々心配ですε-((￣、￣Ａ）画像のように私の部屋のバルコニーに置いたので今後は室外機の音・振動・風が厳禁となり部屋での暖房・冷房なしになりますがここはミツバチ君のために喜んで我慢しましょう。日本蜜蜂は行動範囲が半径２キロ、会長宅から家までは直線で約３キロありますからＯＫ。何がＯＫかと言いますと、２キロ圏内だとミツバチ君たちの帰巣ナビシステムで元の場所に帰ってしまうからです。つまり逆に２キロ以上移動してしまう事でミツバチ君たちのナビシステムは一度リセットされて新しい場所の位置確認がされます。しばらくは辺りの探索に飛び回るでしょう。近いうち、皆さんに自家養蜂のハチミツを味わってもらえる日を楽しみにしたいと思います。。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年04月17日

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養蜂日記　vol 6

8日の日曜のソフトボール開幕試合では気温1度で桜も蕾が膨らんだままお預け状態でしたが、月曜・火曜で一気に桐生市街地の桜は満開となりいよいよ桐生近郊のミツバチも分封が始まったようです。そこで今日はいつも指導を受けているN氏に先週オークションで落札した画像のミツバチ誘引蘭（キンリョウヘン）の開花時期をお聞きしたところ「上州日本みつばちの会」の会長に引き合わせて頂き、色々アドバイスを頂きました。K会長は快く私の質問に答えてくれてこの冬、採蜜したハチミツを分けて頂き、更に丸太をチェーンソーでくり貫いた強羅型と言われる切り株捕獲箱を２つ持たせてくれました。今日は雨降りでミツバチは動きを封じられているため雨上がりの明日がチャンス日だと言うので、取り合えず、指摘された手持ちの捕獲箱の欠点を修正しただちに帰って成功率が高いと言われる切り株と重箱をかけ合わせたハイブリッド捕獲箱を２つ突貫作業で仕上げ早速、一番脈のありそうな設置場所の捕獲箱と交換してきました。これで、後は誘引蘭が開花してくれれば鬼に金棒・・です・・・・の、はずです(;^_^A（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年04月11日

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養蜂日記　vol 5

珍しくこんな時間の投稿です。なぜかと言いますと・・先週のお休みは上野村まで日本ミツバチの捕獲箱作りの講習に行っていたんですが、Facebookでは報告したものの忙殺されそのままになってしまいました。上の画像がその時作った新捕獲箱です。実は一緒に行ったのは当ブログでもリンクして頂いているpochiさんです。pochiさんは捕獲箱製作後、いち早く設置して捕獲態勢に。。捕獲出来たら私に日本ミツバチを託してくれるそうなので、他人事ではなく祈るばかりです。そして私も昨年作った捕獲箱も含めて今朝、４ヵ所に設置して1時間ほど前に帰宅したと言うわけです。まずは一番可能性の高いと思われる場所に・・これが上野村で作った捕獲箱で焼きを入れて設置です。ここは結構高いところです。今年は寒さが残る春になりましたので少々日本ミツバチの分蜂(分封とも書きますが巣分かれの事です)も遅れることが予想されています。捕獲可能な期間は今から精々5月末位までです。今年は何とか捕獲して本格的に在来種の家庭養蜂を実践して皆でハチミツを味わってみたいものです。（群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2012年03月28日

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養蜂日記　vol 4

いまだ日本蜜蜂の捕獲ならず。。実はvol 3 のあと、Kさん宅に捕獲箱２号（下の画像）を追加し日本蜜蜂誘引ランの一種フォアゴットンフルーツの切花も使ってみたんですが・・ハズレ。。晴れていれば今日は山に入って分蜂群探索でもしようかとリュックに捕獲道具も用意していたんですが雨では蜂はほとんど活動しないため・・断念。。そこで先日pochi's eyesさんから頂いた情報でたくさんの巣箱を見たと言う現場へ・・持ち主が分からないので画像は貼付出来ませんが情報どおり、広いレンゲ畑に面して日本蜜蜂の飼育重箱が６個。車の中からですが、ちょっと接近しいくつかの巣箱の周りを飛ぶ蜜蜂を確認しました。当店から直線距離で３～４キロでしょうか。こんな近くで日本蜜蜂養蜂に成功している人がいたのは心強いです。出来ればあとでお話をお聞きしたいものです。それからご常連のN氏がご自分のブログで鹿田山の菜の花畑と蜜蜂をわざわざ撮影してくれました。有難うございます　m(_ _)m許可を頂いていないのでとても素晴らしい写真と料理が並ぶそのブログを紹介することは出来ませんが、その鹿田山にも行ってみました。N氏ブログに載っていた蜜蜂は多分西洋蜜蜂だったと思うので自身で巣箱や日本蜜蜂を確認したかったのですが、残念ながら降りしきる雨で蜜蜂は一匹も見当たらず。。ツバメだけが気持ち良さそうに菜の花スレスレを滑空していました。また晴れた日に行ってみます。ちなみにネットでの聞き込みで判明したことですが埼玉の蜂駆除業の方の話で・・昨年の猛暑によりオオスズメバチが猛威を振るった為日本蜜蜂の自然巣はかなり数を減らしたと言うのです。そのため自然巣からの分蜂群が少なく、捕獲が難しくなるかもしれないと言います。その点、養蜂下にある巣はかなり残っていて西日本の日本蜜蜂養蜂上級者たちは例年以上に分蜂群を捕獲しています。この点では日本蜜蜂養蜂は固有種の保護に一役買っていることになるようです。私の場合は元々前年の秋には巣箱作りやらの準備を始めなければいけないところを今年２月からの急ごしらえですから、今年の捕獲は蜂だけに少々虫が良すぎるかもしれません(;^_^A上の画像は更に追加買いした蜜蜂誘引ラン「金稜辺・千代田錦」。。これで３鉢目。。今度は優良品種の蕾付きです。。蜜蜂が増えずにランと巣箱ばかりが増え、蜜蜂が飛ばずにお金が飛ぶ。。(ﾉ;´◇｀)ﾉ PS:でも諦めません　v(￣∇￣) （群馬　桐生・江戸っ子寿司）

2011年05月11日

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