パッシブ・ジンバルの設計
3軸ブラシレス・ジンバル・スタビライザーを使って見たことで、車載カメラ雲台の新しいアイディアを思いつき、更にアイディアを膨らませて、臨場感の高い走行動画を撮る為の雲台を設計してみた。(仕事ではなく趣味の領域です)設計は3D・CADを用いて完了している・・・。(動画はそのモデリング画像から作ったものだ。)動画はここをクリック機能は3軸雲台そのものだ、サーボモーターもジャイロも入っていないパッシヴな装置だが、これを製作すると、予想では・・・およそ40,000円程費用がかかってしまうかもしれない・・・。もし、私の設計費を上乗せしたら、もう非常に高級な電動ジンバルも買えてしまう値段になってしまうだろう。要するに、グラヴィティー・ジンバル・スタビライザーであるにもかかわらず、量産では無く、1台を設計製作するという事は、こうした単純な装置をどれだけ高価なものにしてしまうかを如実に表している・・・。とは言っても、このような車載用の走行動画用に特化したパッシヴ・ジンバル等、殆ど需要は見込めないはずだから、沢山作って安くすることも出来ない・・・。いずれ自分用の一台を作って実験して、効果が確かめられれば、ここにもその動画をアップしてみたい。なお、ここで発表してしまったから、この装置で工業所有権はもう誰も取得することは出来ないから、誰でもこの装置と同様な仕組みの装置は権利の侵害に問われることなく自由に作れることになるが、効果がどの程度か解らない内は作っても費用の無駄となることもあるはずなのでご注意ください・・・笑。まあ、私の旧碓氷峠を駆け登る動画を見て、もっと上手く、臨場感がさらに良いものを作るべき、などと思う人も殆どいないはずだから、こうしたパッシヴ・ジンバルの需要が見込めるかと言えば、大いに疑問である・・・。つまり、久方ぶりに旧碓氷峠を実際に登った私としては、あのレベルの動画では、「とても鑑賞に耐える物とは思えない。」という事ではある。だが、その為に私が設計して作って見ようというからには、そこには「それだけの理由もあるし、私にとっては小さくない秘密もある・・・。」という事です。