ヘンリーの国際関係学

[ヘン国の問題] カテゴリの記事

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• 第１６回 日本国憲法第9条の改正について

  どもども！お元気でしたか？ひっさびさにやっちゃいましょう☆ってな訳でヘン国の問題を復活です！とはいえ、僕が就職活動中なんで完全復活とまではいきませんが、ちょっくらやってみたくなったもので。仕組みは 大昔と同じです。掲示板でやっても盛況とは言えなかったんで、殻に再び閉じこもってみます。肝心の課題の方は「憲法第9条」について。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 第１６回 日本国憲法第9条の改正についてどう思うか。変えるべきだと思うならば、どのようの変えるべきか。そのままにすべきだと思うならば、その理由は？出　題　日　 3/31提出の目安　 4/10 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・回答はメールの「本文」でhenkoku@hotmail.comへ。添付ファイルじゃない方向で。 ・字数は目安なんで１００００００字でも、100字でも構いません。 ・提出の目安を過ぎてしまった場合でも、気にせずに回答は送って下さいませ♪ 参考までに。【第9条　戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】（１）日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。（２）前項の目的を達する為、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。また、2005年3月28日に明らかになった衆議院憲法調査会の最終報告書によると、9条に関しての多数意見は、・国権の発動としての戦争放棄を定めた1項の堅持・個別的自衛権としての武力行使の容認・国連の集団安全保障への参加を容認自衛隊については、なんらかの憲法上の措置をとることを否定しない意見が多く述べられた（多数意見ではない）。集団的自衛権については、「認めるべきだ」「認めるべきだが行使に限度を設けるべきだ」「認めるべきでない」の三論併記の形を取った。とまぁそんな感じな現状です。憲法改正まではまだまだ時間がかかるようですが、折角なんで、今のうちから考えておくのも大事ではないかと思います。ではでは健闘を祈ります☆

  March 28, 2005

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• 第12回問題 理想的な世界（社会）とは?

  毎度ー☆ヘンリーでございます。ヘン国でございます。今回はあれです、テーマがダタっぴろいです。それだけに自由度が高いと思われます。そういう訳ですので、「夏休みの自由研究」位の気持ちで、のほほーんとやってみて下さい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーー 第12回問題理想的な世界（社会）とは何か？ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーー ・回答はメールの「本文」でhenkoku@hotmail.comへ。添付ファイルじゃない方向で。 ・字数は目安なんで１００００００字でも、20字でも構いません。 ・提出の目安を過ぎてしまった場合でも、気にせずに回答は送って下さいませ♪ それでは健闘を祈ります☆

  December 30, 2004

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• 「自由貿易とは何か？その理想と現実の違いを踏まえてどう思うか感想を書いてみよう！」

  「自由貿易とは何か？その理想と現実の違いを踏まえてどう思うか感想を書いてみよう！」課題の目的：肯定的な言葉である「自由」の意味を再考してみる。前回の「Happy」を具体化できるアイディアが加味できるかを試す。―――――――――――――――――――――――――――――――（詳細は10月23日の日記参照）＜へんりー＞★自由貿易を考える前に「自由とは何か」の定義をしましょう。広辞苑には、「自由は一定の前提条件の上で成立している」「自由は、障害となる条件の除去・緩和によって拡大するから、目的の為の自然的・社会的条件を変革することは自由の拡大である」とあります。★ここから自由貿易を考える上での２つの点を強調します。1つ目は「目的を鑑みた上で、自由貿易について考えなくてはならない」と言うことです。なぜなら、「目的の為に『ある条件を加える』ということもまた、自由である」と解釈できるからです。目的次第では、「制限を取り除くこと」だけが「自由」とは限りません。まずは目的を考える必要があります。2点目は「『誰にとっても自由だ』という為には、構造的障害を取り除くことが必要だ」という事です。自由貿易の構造的障害については「アンフェアなトレード」と「弱い発言力」が挙げられます。アンフェアなトレードとは、途上国が安い労働力を用いて、気候に左右されやすく、「規模の経済」が使えないことで発展につながりにくい農業、鉱業などの「一次産品」を扱う一方で、先進国が、一次産品を加工した工業製品などを「二次産品」を扱うことで、続ければ続ける程、前者が貧しく、後者が富むような、両者の利益が構造的に不均衡状態であるような貿易です。弱い発言力とは、先進国は安い外国製品が入ってきた際、自国産業を守る為に、輸入を制限したり関税をかけたりすることができるように立場にある一方、もし途上国が同様の政策を行えば「自由貿易の妨げだ」と非難されるような立場にあることです。★この2点を踏まえて、自由貿易を考えてみましょう。まず1点目。自由貿易とはどのような目的を持つのでしょうか？自由貿易が叫ばれるようになった起源はどうあれ、「お互いの経済的利益になること」が自由貿易の持つべき役割、すなわち理想の目的であることであると僕は考えます。この目的を達成する為に、2点目を考えると、「お互いの経済的利益になる」という自由貿易の目的を達成する為に、「アンフェアなトレード」と「弱い発言力」という自由貿易の構造的障害を変革すべきだと言えます。フェアトレードに関しては、まーちゃん氏が秀逸な回答をしてくれているので、そちらを参照して頂きたいと思います。弱い発言力に関しては、「発言の強化をする」という解決策が自然でしょう。その方法については、AFTAのような自由貿易圏を作ることも一つの方法と言えるかもしれません。ゆえに、この視点からは、「AFTAには、かえって日本のような経済的強国が入らない方が好いのかもしれない」なんて見方も可能だと思います（あくまで案であり、完全な根拠があるわけではありません）。★以上のように考えると、「言葉の持つイメージ」に囚われて、本質を見失う恐れがある」ということが言えると思います。「自由貿易」というと、「何でもかんでも規制を取り除けば好い」なんて考えてしまいがちですが、本来持つべき目的を思い返してみれば、規制することもまた「自由貿易」と言えるのだと思います。言葉を使う際は、その言葉が持つ意味（目的）を吟味してから使わないと、本来あるべき結果と逆になってしまうかもしれません。今回は抽象論になってしまいましたが、「誰にとってもHappyになるような自由貿易」になるようには、今後具体的な策を考えなくてはならないでしょう。＜まーちゃん＞私の理想とする自由貿易は、”フェアトレード”にたどり着きました。 私は、今年の大学祭でチャリティーバザーの手伝いをする機会がありました。そのバザーは、タイの民芸品を売り、収益金をすべてタイのエイズ孤児へ売るというものでした。そして、そのタイの民芸品は、”フェアトレード”されたものでした。前々から、”フェアトレード”については耳にしたことがあったのですが、それがどのようなものであるのかは、よく知りませんでした。今回は実際に”フェアトレード”された品物を見て、正直こう思いました。「こんなに手の込んだ品物なのに、この値段で売ってもいいのか？？」と。勿論、日本円とタイの通貨の価値は違うから、日本で２０００円で売れたら、タイではかなりの収入になるとは思うんだけど、やっぱりどこか日本がその品物の価値を過小評価している気がしました。これは本当に”フェアトレード”なのか？じゃー、一般的に言われているフェアトレードってどんなものなんだろう？ 国際フェアトレード組織連盟（IFAT）のHP、www.ifat.orgにその詳細が載っていると思いますが、ここではフェアトレードと利益追求型貿易の比較をしてみます。といっても自分で調べる時間がなかったので、フェアトレード会社の「グローバル・ヴィレッジ」の出版している商品カタログ「People　Tree」に載っていた比較表をもとに、書きますね。 　　　　　　　　　　　　　　　　フェアトレード　　　　　　　　　　　　利益追求型貿易 利益と受益者　　　利益は生産者にすべて還元される　　　　　株主や役員には還元されるが、生産者に恩恵　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　がいくことは稀 雇用　　　　　　　　主に、農村や小さな作業場　　　　　　　　　都市部の工場がおおい 生産　　　　　　　　雇用の機会を守るために労働集約的な　　機械化 　　　　　　　　　　手作業が中心で、できるかぎり付加価値 　　　　　　　　　　をつけることをめざす 技術　　　　　　　　伝統技術　　　　　　　　　　　　　　　　　　　先端技術 原料　　　　　　　生産地で採れる自然素材　　　　　　　　　　人工的な素材を人件費の安い国に運ぶこと　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　も多い などと、他にも色々と比較されている項目があったのですが、すべて書くと長くなっちゃうので、一部だけにしました。 さて、ここで何が言いたいのかというと。もちろん、世界のすべての貿易が、このようなフェアトレードにすることが可能ではないですよね。いろいろな産業、農業があるわけだから。でも、先端技術を使って大量生産をする時にはたいてい、安い労働力が買われることになる。私は、この「安い労働力が使われる」というところをどうにかできないものかと思うのです。自由に貿易ができるとは、労働力が公平に価値付けられることではないだろうか。「こんなに働いたのに、この値段でしか買ってくれない。」なんてことが起きたら、どちらかが得をしてどちらかが損をする、あるいは、売りたいものも売れないという状況になる。これは、明らかに自由に貿易ができてないことになる。では、労働力が公平に価値付けられたら、自由な貿易は成立するのか？ 労働力を公平にみて値段を決めたら、あらゆる製品が今よりもずっと高い値段になるだろう。そうしたら、人々は高い！と言ってたくさん物を買えなくなる。そうなると、私たちは、ほんとうに必要なものだけしか買わなくなる。売りたいものを正当な値段で売り、それを買うことができるようになるのではないか。 とはいっても、貿易ってすごくスケールが大きいものだから、そんな理想は実現不可能といわれるのは当たり前だ。しかし、私たちは今、大量消費社会の中で生きている。需要が増えれば、会社は競争をして安く売ろうと必死である。そんな、消費社会を見直すことが、まずすべきことだと思う。―――――――――――――――――――――――――――――――ではでは皆様の感想、お待ちしております。

  November 17, 2004

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• 勉強宣言／Happyについて考えてみる　其の２

  本業の勉強がえらいことになっております。そちらに専念しますので、その間、「前回の追加提出分について考えましょう！」な期間にしたいと思います。（日記は更新できるけど短めかな。いつも長いから丁度良いのかも（笑））是非、コメントをして下さいますよう、ご協力お願いします。また、今回の「自由貿易」の方も回答お待ちしております。議論：Who are the happiest people in the world?（世界で最高に幸せなのはどんな人々か？）＜まる＞　幸せというのは心の充足から来るもので、その原因は人によって異なってくるんですね。そしてそれを感じる事によって人間は更なる欲求を得るのだと思います。　誰が世界で一番幸せなのか？　私は、「世界で一番幸せな人間」＝「常に全てに満たされており、更なる欲求が常に湧き上がる人間」ではないかと思います。物質的・金銭的に恵まれている、もしくは家庭環境に恵まれているといったように様々な「幸せ」の要素が存在しますが、どれもこれも特定の種類の「幸せ」の原因でしかなく、人間は常にどこかが満たされていても別のどこかが満たされていない、もしくは満たされた部分が全くない状態でいるものなのではないでしょうか。　　幸せになるには人によって異なった様々な原因が必要だ、と前に書きましたが、これを途上国支援の場合に当てはめてみるとどうでしょうか？支援する側は同じことばかりを繰り返し、「金」で全ての支援を終わらせようとしてはいないでしょうか？確かに「金」は多くの幸せの原因となる事が出来ますが、その可能性もどう使われるのか、最後まで見張っていないと幸せの原因になるどころか、不幸の原因になるかもしれません。また、支援されている側も支援をされっぱなしになるのではなく、これまでのそれを土台に、次は個人個人の異なった幸せの原因を作るために支援を使わなければならないと思います。---------------------------------------------------------------------この回答に対して、僕が勝手に解釈させていただきました。それをまる氏に見ていただいた所、「（へんりーが）まとめたものでほぼ合っています」とのことでした。その解釈を公開するか否かについては「ヘンリーさんの解釈は『ヘンリーさんの意見』という形で載せてはどうでしょうか」と言うお言葉を頂いたので、以下に掲載します。＜ヘンリー的解釈のうじ氏の意見＞幸せは「心の充足」によって感じることができる感情である。心の充足を感じる理由は人それぞれである。例えば、「物質的・精神的に恵まれているから」や「家庭環境が恵まれているから」などがある。また、心の充足は更なる欲求を生み出す元にもなる。世界一幸せなのは「常に心を充足させながらも、そこで満足して立ち止まるのではなく、更なる向上心をもって行動し続けられる人」である。これを途上国に応用すると、以下のようになる。（１）支援する側・「幸せになる方法」の多様性を重視した支援を行なう。・「金」を出すことで満足してしまうのではなく、結果を見守り、その支援をどうすればもっと有効に使えるかを考え続けるべきだ。その努力を怠れば、途上国に火種を与える事態を招きかねない。（２）支援される側・「金持ち＝幸せ」という見方、憧れを持つのではなく、本来の生活の中で幸せ／大切なものを省みる。・支援される状態に満足するのではなく、どうすれば自らの力で幸せをつかめるか、向上できるかを考える。この点には、支援する側にも考慮を求められるだろう。--------------------------------------------------------------

  November 5, 2004

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• 華氏9.11を見る前に／ロジックの三角形／ヘン国15回問題「自由貿易」

  ＜ヘンリのヒトリゴト　「華氏9.11を見る前に」＞「華氏911のような映画が上映されることは、アメリカの報道の自由を証明している」･･･って今、適当に僕が考えた文章ですが、これって論理的にビミョーですよね？これを論じる前に、まず「ロジックの三角形」の話をしましょうClaim（主張）：ソクラテスは死ぬ。Date（データ）：ソクラテスは人間だ。Warrant（根拠）：人間は死ぬ。これがお手本のロジックの三角形。もう１つ例を挙げるとClaim：のび太は馬鹿だ。Date：のび太は、テストで10回のうち9回は0点を取る。Warrant：テストで10回のうち9回も0点を取るのは馬鹿だ。とまぁ、こんな感じです。Warrant部分には「当然」「常識」に受け入れられるものがくるようになっていることが多いです。（但し、のび太の例であるように、Warrantは主観的にもなる為、争点になることが少なくありません）これを今回の本題「華氏911のような映画が上映されるのは、アメリカの報道の自由を証明している」を当てはめてみると、Claim：華氏911の上映はアメリカの報道の自由を証明しているDate：華氏911は反政府的である。Warrant：反政府的な映画を上映できるのは、報道の自由があるからだ。ってな訳になるわけです。で、突っ込みどころがあるのは勿論ココですね。「反政府的な映画を上映できるのは、報道の自由があるからだ」というWarrant（根拠）の部分。これ、ある程度は真実ですよ。「報道の自由がない」国では、反政府的な映画は上映できないでしょう。でも、だからといって、これが逆でも成り立つかというとそうではないと考えるべきでしょう。すなわち、反政府的な映画を上映できるからといって、「報道の自由がある」ことの証明にはならない、ということです。「反政府的な映画の上映」は必要条件であって、十分条件ではないのです。「何を当り前な事を言ってるんだ」とお叱りを受けそうですが、たまに見ますよ、こんな意見。あ、補足しておきますが、話の都合上、映画も「マスコミ・報道」に含めて議論を展開することを御了承下さい。では話を戻します。僕は元々「アメリカのマスコミと言えば、ネオコンと仲良し」という先入観を持っているので、「アメリカでは報道の自由が制限されている」もんだと思っていたのですが、前述のように、このような主張を見て、あまり一般論ではないんだなぁ、という事にビックリして「さすがアメリカ」などと変に感心してしまいました。そんな偏った人間の言うことだ、と頭に入れながら、「反政府的な映画を上映できるからといって、『報道の自由がある』ことの証明にはならない」を一緒に考えてみましょう。正直言って、「反政府的な映画を上映できるからといって、『報道の自由がある』ことの証明にはならない」の反論は、「映画だけが報道ではない」と言うだけでも十分証明可能だと思われます。ですが、それじゃあ面白くない気もしますし、他の部分について書いてみたいと思います。反論は以下の2点から展開します。（１）見えているものだけを判断材料にしている。（２）マスコミにおけるActorsを政府と市民に限定している。（１）見えているものだけを判断材料にしている。これは誰でもそうなんですけどね。見えないものは判断材料になりません。つまり、見えないようにしておけば批判されないわけです。「報道の自由が制限されている」という証拠を挙げないと判断できないわけですが、例えば、日本の新聞の情報だけに耳を傾けていると西側情報に依存してしまいます。そこからは「西側諸国で、報道の自由が制限されている」ことを聞く事は難しいのではないでしょうか？それは日本だけでなく、西側諸国の中に居ても同様です。例えばアメリカではイラク戦争の報道にBiasがかかっていた事はあまりに有名ですし、マイケルムーアが書いた『アホでまぬけなアメリカ白人』で言及されている前回同様、今回も選挙違反疑惑もありますが（田中宇）、あまり知られていないような気がします。また、「見えているのに見えていないように見せる」というのも方法の１つです。「華氏911」ってディズニーから配給を断られましたよね。なんでこれはそれほど問題視されないんでしょうか？これだって十分「報道の制限」でしょう？不思議ですねぇ。なぜかって少しだけ考えて見たところ、これも意図的だと感じました。ハリウッドもディズニーもアメリカのソフトパワー（文化的な力⇔軍事力：ハードパワー）ですよね。それらの文化輸出をすることでアメリカへの敵対心を和らげることができたり、経済進出をやり易くできたりできます。映画も「武器」なのです。そう考えると、意図的にそこが問題にならないようにしたとも考えることができます。（あくまで考えることができるだけです。立派な根拠はありません）他に見えないものといえばOwnershipの影響力でしょう。これは（２）で述べたいと思います。（２）マスコミにおけるActorsを政府と市民に限定している。そうです。報道において、Ownershipも忘れることができません。「アメリカではマスコミがネオコンの影響下にあり」（田中宇　２００４年９月７日）という考えもある中で「政府と市民の二元論」にしてしまうと、「反政府」＝「市民の味方」という思わぬ誤解を生む可能性があります。確かにその側面もありますが、イコールで結べる物でもない筈です。「反政府」を掲げることによって得をする人もいるのではないでしょうか？マスコミのOwnershipを握るネオコン、宗教団体、他の国などなど。「市民の為ではなく、↑これらからの圧力がマスコミを動かしている可能性」を完全に排除できるでしょうか？「反政府的な映画を上映できるからといって、『報道の自由がある』ことの証明にはならない」の反論を（１）見えているものだけを判断材料にしている。（２）マスコミにおけるActorsを政府と市民に限定している。から見てきた訳ですが、他も視点からも議論することもできます。それは「報道の自由とは何か」と「報道の自由は価値を持つのか」の２点です。特に後者、「自由」という言葉の持つ危険性も視野に入れておくべきでしょう。「自由だから良い」と安易に結論付けてしまいがちですが、「なぜ自由が良いのか」「それは本当に自由なのか」については考えないことが多いように見受けられます。例えば、「自由貿易」は今でこそ問題視されていますが（実際はセーフガードを用いて保護貿易をしている等）、「自由」という言葉から「自由貿易に対する吟味」は大々的ではなかったような気がします。10月12日の日記に書きましたが、「デモクラシー」「改革」「自由市場」「競争」という言葉が意味すべきものは、本来持つべき意味とは違う。すなわち、「Ownership（所有権）と思考の独占」を意味するのである。「肯定的に見える言葉」には気を付けないといけませんね。長々と述べてきましたが、タイトルの通り、僕はまだ「華氏911」を観ていないので内容に対する吟味はできません。反サウジアラビア的、反ブッシュ的と言われるドキュメンタリー『華氏911』。帰国してから観て、レビューを書きたいと思います（参考資料：田中　宇「『華氏９１１』とイスラエル」『田中宇の国際ニュース解説』2004年7月16日）（「情報の西側諸国への依存」は元新聞記者さんの意見を参考にしました）で！！！！！！！！！前置き終了です。第13回ヘン国の問題発表～～～～！！文の中で不自然に出てきた「自由貿易」。今回はこれについて論じたいと思います。題してっ！-------------------------------------------------------------------「自由貿易とは何か？その理想と現実の違いを踏まえてどう思うか感想を書いてみよう！」提出目安日：11月11日（覚えやすいから）課題の目的：肯定的な言葉である「自由」の意味を再考してみる。前回の「Happy」を具体化できるアイディアが加味できるかを試す。---------------------------------------------------------････です！！今回も前回と同様、WEBの方で議論をしてみる事にします。参加方法：（１）提出目安日までのヘンリーにメールで回答を送ります（henkoku@hotmail.com）（２）HP上に全回答を公開します（提出目安日の2日後あたり）（ペンネーム希望者はその旨を。何も言わない場合は、今まで通り平仮名で本名となります）（３）その回答を元に、コメント欄を利用して意見交換（４）「提出目安日には間に合わんかったけど、私も回答を送りたいわん♪」なんて方がいましたら、メールで僕に送って下さい。議論の場を改めて設けます。楽天日記を持ってらっしゃる方はトラックバックも可。但し先入観が無い状態での回答をまず募集したいので、意見表明は回答発表後でお願いします。さてさて、どうなることやら。ヘン国は皆様の参加で成り立っております。是非是非ご協力下さいませ。※回答篇へ

  October 23, 2004

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• 議論：Who are the happiest people in the world?（世界で最高に幸せなのはどんな人々か？）

  問題篇はこちら＜かなめ＞一つ目の人生の質の問題。 人それぞれです、と言ってしまえばそれまでです。しかし、共通するものはあるのではないかと思います。例えば、暴力にさらされない、そして暴力を振るわない。いくらお金や物に恵まれていても言葉の暴力や、身体への暴力を受けると日々を幸せだと、楽しいと思いながら生きていけないと思います。国家による暴力も然りです。毎日毎日政治に苦しめられて生活するのは耐え難いものです。 それから、お金や物に恵まれない人の場合。最低限の医療を受けることができずに、後遺症が残ってしまったり、死に至ってしまう場合があります。必要最低限の食料、衣料、医療、住居を保障されないと生きることそのものが苦痛になると思います。 経済途上国でも、経済大国でも生きることが苦痛と言う状況であれば、人生の質そのものを考える余裕がないのではないでしょうか？ すなわち、生きることに喜びを見出せる人生が質の高い人生になるのではないでしょうか？ 二つ目の問題 世界で一番幸せな人は、生きる喜びを見出して生きている人。 三つ目の問題 結果が良ければ全てが良いというのは状況によっては好ましくないと思います。誰かの犠牲を払って幸せを獲得した場合、その踏み台になった人はどうなるのでしょうか？ 目的にもよりますが、方法に問題がある場合結果が良くても、良い結果であるとは考えられません。 四つ目の問題 福利はある程度資金がないと成されないものです。その必要な資金を持っている人が提供するなどして解消する必要があると思います。富を集中的に持つのではなく、分配も必要です。 以上です。＜まーちゃん＞「世界で最高に幸せな人はどんな人々か？」について 一言では、言い表せないですね～。 まず、幸せの定義が人それぞれだよね。 私の場合、「幸せとは、生きてて嬉しいって感じられることである。」財産や生まれ育った国など身の回りのものには左右されなくても、生きてて嬉しいって感じることがたくさんあると思う。それってどんな場合かっていうと、 ☆自分の嬉しかったことを喜んでくれる人がいる。 ☆ありがとうっていってもらえる。 ☆自分の話をきいて、考えてくれる人がいる。 つまり、自分が人との支えあいの中で生きてるって感じられたとき。でも、これは私が人間を好きな人間だから、こう思えるのかも。人によっては、幸せな人とは「自分の好きなものをなんでも手に入れられる人」っておもうかもしれないな。あ、待てよ～。幸せってこれでいいのかも。だって、私は人が好きだから、そんな人たちを手に入れられることが幸せだって感じるんだし。自分の好きなものが、必ずしもお金とかの物体ではないってことだね。 じゃ、そうなるためにはどうしたらいい？ 私は、自分も誰かの「幸せを運ぶ人」になればいいと思う。誰かの嬉しい出来事に喜び、ありがとう！って言い、人の話に聞き耳を立てる。 人を私なりに幸せにできれば、その人はきっと私が感じたい幸せ返してくれると思う！！ ＜ヘンリー＞幸せかどうかの基準は「希望を持っているかどうか」であると定義したい。更に言えば、「自らの希望を叶える為の努力が出来ている人々」はもっと幸せだと考える。これを最貧国へのサポートに応用したら「希望を持てる状況作り」をすることがひとつの援助の形となるだろう。ではここで、「希望をもてない状況」を３点挙げてみたい。１つ目は「絶対的貧困」例えば、ザンビアでは国民の約五分の一がAIDSであり、治療へのアクセスはほぼ皆無である（ネット情報の為、真偽は不確か。出典不明）。その中で「希望を持てるか？」と言われてもそれは難しい。飢餓・疫病や紛争で明日死ぬかもしれない状況にある場合もまた、希望を見出しにくいと言える。２つ目は「機会の不平等」教育、就業の機会が明らかに何者かによって阻害された中では希望を見出すのが厳しい。どう頑張って働いても暮らしが豊かにならない社会や、いくら頑張って勉強しても良い職が手に入らない社会では、努力へのインセンティブが働きにくい。３つ目は「暴力」。これは上記の２つをまとめた上で、構造的な概念を追加している。ガルトゥングの言葉を借りてここでの「暴力」を定義すると、「人間が潜在的に持つ可能性の実現の障害であり、取り除きうるのにも関わらず存続しているもの」で、「貧困、抑圧、教育機会の喪失、人間が本来持っているはずの寿命・可能性・活動領域の制限」が、「社会構造や南北格差からもたらされる」ことである。（ヨハン・ガルトゥング+藤田明史編著『ガルトゥング平和学入門』法律文化社、2003年）いわゆる「テロの土壌」では、こういった「暴力」の元に曝され、「いくら努力をしても希望を見出せぬ現世よりも、殉教して天国へ」という考え方があるそうだ（出典不明。9･11後に出たテロ関係の新刊を、記憶を頼りに参照）。僕が「希望を持っている」ことを「幸せだ」と考えたのは、3点目の記述した「暴力」のない状況だからだ。希望のある人は、辛いことでも耐えることが出来る。バネにすら出来る。以上のことからまとめると、「希望を与えること」が途上国の問題を考える上でキーワードであり、希望を持って、それに向かって努力できている人々は最高に幸せな人々である、と僕は考える。以上です（ごめん、堅苦しくて）。---------------------------------------------------------------------------それでは是非、皆さんで意見交換いたしましょう！（感想もOKです！）その上で４つほど注意点を。（１）コメントのタイトルに「誰の（どの）言葉に対してか」を明らかにすることこれは定義のブレを少なくする為です。もしも議論が混乱するほどの量のコメントが出てくるようでしたら、今後は回答ごとに分けるなどの対処を執りたいと思います。（２）連続コメントは気にせずにして下さい。長い文章は３，４回に分けられることもあると思います。（３）余程のズレではない限り、「論点のズレ」は気にしないで下さい。まずは話すことだと思います。（４）これが一番大切なルールです。「そうでは絶対にない」と相手の言葉を全否定するコメントは悪気はなくても避けて下さい。問題点の指摘はその限りではありませんが、「１－１」ではなく、「１＋１」にすることを心掛けて下さい。一応、これらを暫定的にルールとします。その他、良いアイディアがあれば教えて下さいね！※続きあります

  October 17, 2004

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• 第10回 貧困とは何か？豊かさとは何か？

  第10回 貧困とは何か？豊かさとは何か？ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーーーーーーー いよいよヘン国も10回目となりました。 最近、子供が加害者になったり、子供への虐待・事件などへの被害者になったりするケースが目立ってきたように思います（もちろん、小六の事件を一般化するのは危険であるとの指摘は多々ありますが）。 僕は、これが大人の心が「迷走」しているのからではないのか、と思いました。 90年代からの「失われた10年」で、これまでは正しいと思っていた価値観が崩壊し、 アメリカ式グローバリゼーションの中で、私たちは自分の理想像を見失っているのではないのか、と。 「こうすれば好い」が見えなくなっているのではないのか、と。 そういう訳で、今回は「豊かさとは何か？」というのを考えたいと思いました。 お金があることが「豊かさ」なのか、精神的な満足が「豊かさ」なのか・・・。 日本に限ったことでなくても良いですし、日本について深く考えてもらってもOKです。 また、逆に「貧困とは何か？」というのも考えたいと思いました。 これらが真逆に位置するとは限らないと思いますので。 個人的にはUNDPに目をつけたいと考えておりますが…。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーーーーーーー 第10回 貧困とは何か？豊かさとは何か？ 出　題　日　 6/12 提出の目安　 6/26 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーーーーーーー ・回答はメールの「本文」でhenkoku@hotmail.comへ。添付ファイルじゃない方向で。 ・字数は目安なんで１００００００字でも、20字でも構いません。 ・提出の目安を過ぎてしまった場合でも、気にせずに回答は送って下さいませ♪ それでは健闘を祈ります☆

  October 15, 2004

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• 「アメリカはバカだ」という思考がもたらすブレーキについて。

  5th　Oct＜大学のーと　『国際法』の授業の合間に僕が考えたこと＞僕は国際法の勉強をするためにやってきたはずです。マスコミ論ばっかり書いてますけど（笑）。（１）国内法は垂直的、国際法は水平的。（２）国連のGeneral Assemblyは191カ国（東ティモールが最新の加盟国）。（３）国連のSecurity Councilは5カ国がPermanent Members、10カ国が任期二年のTemporary Members　　　（４）Globalizationはテロもグローバル化させた。お金、人材、武器などなど････（５）国際法の発展はWesternから。　　　西欧では周辺国がお互いを無視できず、うまく関係を取り持つために法が必要だった。　　　三十年戦争が終わった1648年が、モダンシステムの始まり。　　　植民地時代は、事実上「西欧＝International」だった。　　　20世紀になって、地理的にもInternationalになった。（６）冷戦後、世界は「One World System」になった。･････って話を聞いて思い出した話です。米ソの2極対立が無くなって、世界は平和になると思われました。ですが、現実では「民族」や「宗教」などを拠り所にした紛争が増え、混乱を極めています。先進国もテロの恐怖が迫ってきており、アメリカがそれに対して強硬な態度をとってかえって反感を買っています。･･･これが、まぁフツーに大学の授業で習った話です。昔は「アメリカが何も解っていない」などとテストで書いて良い点を貰っていた訳です。今の僕はひねくれてますからね。「その裏に何かあるのかも･･･」と考えています（よければ拙稿「学校で習わない国際政治　アメリカとイラクとマスコミ」も参照して下さい）。「対立構造があった方が都合が良い」「敵が居た方がありがたい」と考えてる連中が、裏で色々としているから今の混沌が起こっているんじゃないのかな？と想像してしまうのです。例えば、軍需産業（と、それに支えられた政治グループ）や安全保障理事会とか。NATOなんかも存在意義が問われている中で「テロ対策」という口実ができましたよね。アメリカ合衆国が、本気でテロや紛争とかを止めたいなら武器輸出とか減らす努力をすればいいものだけど、そうしないのは「テロリスト」に強さを求めているからかもしれない、なんて考えることも出来る訳です。（この考え方は説得力が強いとは思わないけどね）イラク戦争の話を少ししますと、「対日戦争の時はベネディクトの『菊と刀』のような日本社会分析をさせて占領政治に備えた」（「BOOK倶楽部」『文藝春秋2004年9月号』435頁）。だが、今回は「占領後を全く考えていない」（同）。ここで「アメリカはバカだ」と結論付けてしまうと、思考ってそこでストップしてしまうと思います。世界で最も豊かで、世界中の頭脳が集まる米国のトップにいる人たちが、日本の研究者どころか大学生にも（あるいは高校生でも）バカにされるような方法を採るだろうか？日本の政治家は大学教授と話をしたりして、政策決定における助言や忠告を受けます。米国はどうか知らないが、もしそうなら、尚更「大学生レベルが批判できる軽率な行動」を採っている可能性が低いと思われるのです。「ブッシュのアホさ」まで計算づく、って事も、見ようと思えばそう見えなくも無いです。･･････それは無理か（苦笑）。ただ、「自分より賢い相手だ」と、まず考えておかないと、真実は決して見えてこないと思うのです。「まず戦争ありき」の相手に、「後で採ってつけた理由」にだけ焦点を当てて反論しても、効果は薄いと思います。相手の論理を崩すためには、まず相手がどんな論理を持っているのかを知らなくてはなりません。「木の無い幹は切れない」のですから。とは言え。現実世界では、数多くの犠牲者が出ています。そこに目をつぶって、机上の論理で「アメリカがどうこう」って言ってるだけの僕には立ち上がって動いている人たちを非難する資格はないと思いますから、きちんと自分のできることを考えてみないといけませんね。「効果が薄いから」などと言い訳して、「無駄だから」と切り捨てて、何もしないくらいなら、何かをした方が絶対に好いと思います。･･････ただ、そう言った人を見てて、何となく感じる「怖さ」は、「やった」って言う満足感なのですけれど。（追伸）じょにぃさん、更新しちまったので、こちらの方にもコメントいただけたら幸いです。

  October 5, 2004

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• 「大学のーと」始めます／「ヘン国」が変わりました／第14回問題　世界で最高にハッピーな奴ら

  30th　Sep＜大学のーと　　～導入編～＞えーと、待望（嘘）の新コーナーです！と言うのもですね、「『人間はこうあるべきだ』論がなんか多いよねー？」と友人に指摘を受けて見返してみた所・・・・・「そんなんばっかりやん(゜ロ゜;) ！！！！！」･･････って気付きまして（遅！）。そういう訳で、コーナーものとして「大学のーと」と銘打ち、自分の勉強の復習も兼ねて「授業で習ったこと」「課題図書に書いてあったこと」を書いてみることにします。正直どこまで続くか分かりませんが、まぁやれるだけやってみます。よくわからんことはツッコんでみて下さい。ツッコまれるまで「自分が解っていない」ことに気付かない場合もありますんで、ツッコミ大歓迎です。相変わらず返事は遅いと思いますが、一生懸命調べてみますんでよろしくお願いします。＜大学のーと　経済「Development Economics and Politics」＞初授業です。掲示板を偶然見に行かなければ行き逃していたところでした、あな恐ろしや。内容は経済学部の『途上国の経済と政治』です。以下は、もらったレジュメの要約（かなりはしょってますが）。（１）　NatureとScope　事実：　人口の３/４は途上国に。　２０％の金持ちが世界の８５％の収入（income）を保有。（２）　Mean（方法）とMeasurement（測量）・直感的に理解される「発展済み」の条件：「Basic Needsへの容易なアクセス」「消費者が色々選べる」「教育・衛生へのアクセス」「Social Safety netの存在」・経済成長よりも発展を：　　　考慮すべきは「比較的不平等」「乳児死亡率と寿命」「識字率と知識へのアクセス」「機会の平等」「経済的・政治的参加」・多次元の「Quality of Life」（人生の質）というConcept（思考）。　　　「Who are the happiest people in the world?」 　　 Meanｓ（方法）よりもEnds（目的）を考える。　　　収入よりも幸福とWell-being（福利）を考える。（３）途上国の特徴・一般論：「不完全な市場」「限られた情報」「poorなインフラ」「自然災害への脆弱性」「農業への依存」・指標：「一人当たりの低所得」「教育達成度の低さ」「高い乳児死亡率」「高い人口増加率」「高失業率」（４）　発展「発展への必須の構成要素=技術的革新の広範な適用」しかし、９０％の科学調査は裕福な国が自国の為にやっている。また、たとえ途上国が新技術にアクセスできるとしても、それを成長に利用するための補足的なResource（人材・インフラなど）を持っていない。ここで気になったのは「多次元の『Quality of Life』（人生の質）という考え方」「Who are the happiest people in the world?」「Meanｓ（方法）よりもEnds（目的）を考える」「収入よりも幸福とWell-being（福利）を考える」･･････ってところです。色々言いたいことはあるのですが、敢えて言いません。４つの文を考えてみるのは、国際政治を学ぶ上で結構有効だと思うので、是非考えてみて下さい。僕も考えてみたいと思います。・・・・・・・・はい！！！ってなワケで（？）「ヘン国」の本業「問題＆解答」再び！！！ぶっちゃけ「本業ヘン国」は崩壊寸前なのですけど、「継続は力なり」って言いますし（諦めが悪いとも言う）、もう少しもがいてみます！今回の問題は--------------------------------------------------------------------「Who are the happiest people in the world?」（世界で最高に幸せなのはどんな人々か？）提出目安日　10月18日（月）---------------------------------------------------------------------で、なんと今回は実験的にHPを利用したものにしてみます。すなわち（１）提出目安日の18日までのヘンリーにメールで回答を送る（henkoku@hotmail.com）（２）20日頃にHP上に全回答を公開（それゆえ、ペンネーム希望者はその旨を。何も言わない場合は、今まで通り平仮名で本名となります）（３）その回答を元に、コメント欄を利用して意見交換（４）「長い回答を私も送りたいわん♪」なんて方ができたら、メールで僕に送り、僕がそれを「追記」する楽天日記を持ってらっしゃる方はトラックバックも可。但し先入観が無い状態での回答をまず募集したいので、意見表明は回答発表後でお願いします。やってみないことにはどうなるかは分かりませんが、是非ご協力下さいませ。とりあえず数回やってみて、反応が良かったら今までの問題と回答でもやってみようかなぁ、なんて思ってます。まぁ、実験するには今回の問題は難しすぎる気もしなくはないですが････。あ、問題に関して、３点、捕捉しておきます。（１）問題の目的：国際関係学における「途上国のサポート」を考える上で、何が重要かを探る。（２）「people」の定義は各人でお好きなようにして下さって結構です。それゆえに「〇〇人」でも「△△だと考えられる人」でも「☆☆を持っている人」でも何でもOKです。（３）「happy」の理由は明確にお願いします。ではでは皆様の意見をお待ちしております。※回答篇へ

  September 30, 2004

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• 第9回問題 「愛国心」と「国益」とは何か？

  どうもー。ご機嫌麗しゅう？ へんりです！ いやはや、放置していましてすいません。 別に前回の解答者ゼロに凹んで居た訳ではありません（僕も解答作れてません）。 で、ですね。 やっぱ皆忙しい、と。 そういう感じに見受けられました。 （僕の事を嫌いになった、という可能性もありますが、考えたくないので除外します） そんな訳で。 ヘン国は終わります。さようなら。 というのは嫌だったので、形を変えて続けます。 概ねは変わりません。変更点は「問題数を減らす」です。 期間を倍にする、とう言うのも考えたんですが、それだと忘れます（僕が）。 ので、2週間に一度、問題と出しますのでできたら解答して下さい。お気軽にね！ ではリニューアル第一弾！ 第9回問題 「愛国心」と「国益」とは何か？（各々に答えなくとも、どっちか一つでもいいし、２つを関連付けてもいいです） うーん、深いですね。 これじゃあ参加者増えない気もしますが、思うところを書いていただけたら幸いです。 以前の問題も解答続々募集中です☆ それではまたお会いしましょう(　´_ゝ`）　

  September 22, 2004

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• 第13回問題　イラク戦争を考える

  ヘンリーです。では今回の問題は、「イラク戦争を考える」で、行ってみたいと思います。今回はコラム（学校で習わない国際政治　アメリカとイラクとマスコミ）と連動させてみました。どうぞ、ご参考になさって下さい。賛成や反対や、ってか日本はこうしてイカンとね、とかご自由に論じてみて下さい。提出目安はキリが良い所で10月1日です！それでは検討を祈ります☆

  September 12, 2004

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• こっそりアンケート

  へんりーです。ちょっとここらで「ヘン国」のアンケートをとってみたいと思います。でも、英国日記とはちと趣も違いますし、大々的にやるのは恥ずかしいのでこっそりと。が、その前に。ヘン国で、僕がしたかった事を説明してみますね。（１）コラムの配信内容は、「国際関係の記事や資料を読み、まとめたり他の資料を混ぜたりして、僕なりの解釈を加えるもの」です。その際には、「前向きであること」を必ず盛り込むようにしました。目的は「見方・態度の変化のお手伝い」です。僕は、自分が思う「こんな世界にしたい！」っていうのを押し付けるのが嫌なんだけども、何かはしたかったんですね。それで、コラムでは「こんな世界（日本）が良いでしょ」というより、「こんな考え方もできるよね」という事を重要視してみました。なぜなら、そうする事で、今までは「どうにかならんかなぁ」と漠然と思ってきた人にも、「あー、こんな考え方もあるんだ」と言うのに気付き、「どうにかしようかな」とか「どうにかしたいなぁ」って思ってもらえたら嬉しいなぁ、なんて思ったからです。「僕が世界を変えるんだ！」なんて事は僕は思ってません。「皆で、良い世界を考えていけたらいいなぁ」っていう感覚で、コラムを書いています。自発的に出来た方が、そういうのって楽しいと思うから、動機作りのお手伝いがしたかったんですね。僕が「この目的を達成できた」と思える基準は、「どうにかならんかなぁ」から「どうにかしようかな」「どうにかしたいなぁ」と思う意識（不平→自発性）が芽生えるようになったかどうかです。（２）問題形式内容は、「一般的に、常識的に『正しい』と思われているモノの定義を考えること」です。目的は３つあります。１つは「○○は…であるはずだ」を覆す、あるいは見方を変えるようにすることです。そうすることで、色んな「アレ？」に気付いて欲しいと思ったのです。2つ目は、回答し、言葉にすることで、ぼんやりとしていた自分の考えをまとめてもらう事です。そうすることで、どうにかしたいという動機が生まれるかもしれないし、身近にできることを探すもしれない、と思ったからです。3つ目は、たとえ回答をしなくても、普段からニュースで疑問を持つようになってもらうことです。「当たり前に正しいこと」だと頷いてきた事が、案外主観的で偏向的であるかもしれない、と気付いて欲しいなぁなんて思ってみたからです。僕が、この目的を達成できたと思える基準は「当然と思っていたものにツッコミを入れるようになる」ことと「前向きに問題解決に取り組もうと思う気持ちを持つようになる」ことです。（３）アンケート元々、ヘン国は、僕が1人で色んな定義について考えてみようと思って始めました。でも、どうせなら色んな人を巻き込んだ方が、自分に「やらなきゃいけない」という意識を芽生えさせられるし（一人ならすぐサボれますからね）、何より、「色んな人の考え方を聞けたら楽しい」と思ったから、ちょっと友人に声をかけてみた所から始まりました。最近、僕に時間がなくて「運営」という面からは失敗してるんだけど、まだ続けたいという気持ちだけは持っていまして、不甲斐無いヘンリーではありますが、よければお付き合い下さいませ。ではアンケートです。匿名でOKですんで掲示板に書き込むか、WEB日記の「メッセージを送る」か、直接メール（henkoku@hotmail.com）でお願いします。＜ヘン国アンケート＞（a）目的に同意できるか。できたら、その理由も。（b）目的は達成できていると思うか。　　　　１．はい　　→どのように？　　　　２．いいえ　→改善すべき点は？　　　　３．まぁまぁ→改善すべき点は？（c）ヘン国の駄目な所をありったけ言った後で、良い所をちょっとだけ言って下さい。それでは失礼しますね。

  August 26, 2004

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• 第８回 IMF　Peace

  第８回 （１）IMFとはどういうものか？感想も添えて（目安１００字～） （２）平和（Peace）とは何か？感想もあればどうぞ（目安１００字～） ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーーーーーーー・回答はメールの「本文」でnakataka8aug@hotmail.comへ。添付ファイルじゃない方向で。 ・字数は目安なんで１００００００字でも、20字でも構いません。 ・提出の目安を過ぎてしまった場合でも、気にせずに回答は送って下さいませ♪ ちなみに「平和」は前回の「人権」同様に第1回目で、半年くらい後にもう一度聞こうかな、とか考えております。 ですから、今回は「イメージを膨らましたモノ」であっても一向に構いません。友達やお父さん、お母さん、兄弟姉妹、犬猫魚…とかと話してみて出てきた考えでも構いません。むしろヘンリー的には滅茶苦茶OKです。Academicではないといけないなんて僕は思っちゃいませんぜ、旦那！ってな訳で、気軽に、今まで参加してなかった人も参加して欲しいです♪ それでは健闘を祈ります☆ ヘンリーでした！！

  July 22, 2004

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• 第11回問題　「民主主義とは何か？」

  さてさて。お待たせしました！待ってなかったらごめんなさい！ヘン国再開です。家でインターネットを使えない分、時間の使い方がうまくなりそうで、これからは落ち着いて継続できそうな感じです。もしお暇があればお付き合い下さいませ！ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーー第11回問題民主主義とは何か？出　題　日　 　7/14 提出の目安　 7/28 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー－ーーーーーーーーー・回答はメールの「本文」でhenkoku@hotmail.comへ。添付ファイルじゃない方向で。 ・字数は目安なんで１００００００字でも、20字でも構いません。 ・提出の目安を過ぎてしまった場合でも、気にせずに回答は送って下さいませ♪ 最近、参議院選挙が行われたばかりです。そんな訳もありまして、「民主主義とはそもそも何なのか」というのを一緒に考えましょう！と、言うのも「民主主義が絶対に正しい」というのが、現在の社会通念でしょう。ですが、「なぜ、そう考えるに値するのか」と考えた事はありますか？もし制度自体が「絶対に正しい」と言うなら、「今の民主主義」に何か問題は無いのでしょうか？そんな事をちょっくら考える時間を作ってみていただけたら幸いです。国際関係学講座と銘打ちながら、少し日本偏重傾向にある現在の僕ですが、以前書いたように、僕らは日本人であります。「Think Globally, Act Locally」と言う視点を得る為にもまずは足元から、と。また、出来たらこの問題をさらに発展させて次回以降の問題につなげていけたらなぁ、と思います。（今までもそうやってきてはいたんだけど、ここで宣言して自分の姿勢を固めたいと思います）それでは健闘を祈ります☆ あ、今までの問題もやっぱり募集中です。過去問は左の方にまとめました。コラムもついでにまとめたので、お暇があればご覧下さいませ。でわでわ！！今日、「君は典型的な日本人だね」って言われたへんりーでした！

  July 13, 2004

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• はじまり★

  ＜ヘンリの国際関係学講座＞目的と対象：表面的な知識の整理・増強とともに、国際情勢を見る上で重要な視線を養う。意見を持つようにする一方、他人の視線を知る機会を提供して意見が偏らないようにする。対象は知識に自信がない者からある者まで幅広く。国際関係学科に属する者は是が非でも参加していただきたいが、実は知識が無いと感じる人にこそ参加を求めている。自ら調べる事と、他人の意見を読む事で、今までサラッと流してきた出来事、事件の違った視点、知らなかった一面を発見する喜びを知って欲しい。十分な知識がある人には、知識の整理、意見の比較ができる機会の提供と考えている。問題形式：　（１）用語説明･･･どういう意味か。この語についてどう思うか意見を。（目安100字～）　　　例）WMD、NPT、IAEA　（２）言葉の研究･･･どういう解釈か。又、日本語のイメージとの違いは。感想を添えて（目安100字～）　　　例）紛争、戦争、Dispute、War、Conflict、Violence　（３）私はこう思う･･･日本や世界の事柄についてズバリ意見を問う！（目安200字～）　　　例）イラクへの自衛隊派遣、イラン地震とアメリカ諸注意：・問題は２問を2週間ごとに出します。出題方式は（１）が1問、（２）（３）から1問。・出題2週間後に、僕の私論と全員の回答に僕のコメントを添えたものを参加者に送信します。・〆切は設けませんが、目安は出題後14日後です。出してくれた人にもれなく全員分の回答と僕のコメントを送ります。それらはバックナンバーとして保存しますので、リクエストがあればまとめて改めて提出者全員に送信します。・バックナンバーのみを希望するのは原則禁止。一回でも参加すればその限りではない。　これは閲覧だけをするのを止めてもらい、多くの人に自ら考えて貰いたいからです。ご了承下さい。・出してくれた人にはもれなく、コメントと皆の答えを渡します☆・原則として何も言ってくれなかった人には答えを送りません。・学年・国籍・信条・職業を問いません。友人を巻き込んでも構いません。・参加者希望者は名前と意気込みを書いてnakataka8aug@hotmail.comへ。・ヘンリーに面識無く、友人に紹介してもらって参加する際は自己紹介をお願いします。・出題はメール送信と掲示板で行います。回答はメールの「本文」で送信して下さい。・義務は一切設けません。全回に回答する必要もありませんし、催促もしません。・今は手探りでやってます。わかりにくい点、質問があればガンガン言って下さい。・気になった時、暇になった時にはhenkoku@hotmail.com　に連絡だ！注）・参考文献・参考ホームページは明記して下さい。でも堅苦しすぎるのも嫌なので、独断と偏見を元に思いつくままに書いてもらってもオッケイです。・名前を伏せたい人はペンネームを（匿名希望は同一人物を特定できなくなるので認めません）書いて下さい。これらがない場合、掲載しますことを了承下さい。・メールアドレスは公開しませんが、交渉して連絡をとれるように僕が仲介者となります。　個人的に意見を聞きたいときは僕を通して質問して下さい。・回答・コラムの無断転用は禁じます（が）。必ず連絡をして下さい。・リンクを張るのはご自由にして下さい。でも出来たら連絡下さいね。回答例）　　問題＜第一回（１）NPTとはどういう意味か、どう思うか＞　　名前＜ヘンリー＞　　回答（箇条書きでも、エッセイ風でも、何でもよい）　　　NPTとは････で、～な感じ。　　　【参考】マイケルムーア『あほでまぬけなアメリカ白人』柏書房、2002年。※暫定的にちょっと変えました。

  March 6, 2004

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