◆今までと違った夏休み!◆
あっという間に夏休みも終わり、子供達の学校は今日から始まりました。今年の我が家の夏休みは、長女Jenのカレッジ巡りで終わってしまいました。夏休み前は、州内とか近辺の州の大学へ行ったりしてたんだけど、高校のシニア(12年生)、ジュニア(11年生)位になると、夏休みは、遠方のカレッジ探索に走る家族が多いようです。我が家は裕福な家庭ではないので、子供達には、学費は頑張って奨学金を貰うか、そうでなかったら、学生ローンを組んで自分で支払うように言い渡してあります。このツアーに同行した、今度ハイスクールのフレッシュマン(9年生)になるNicoleにとっては、とっても良い刺激になったみたい。ツアーのガイドは大抵が、その大学の卒業生とか在校生がするので、生徒を見て学校を判断する良い機会にもなります。アイビーリーグやその他の私立名門校や、州立大学のようなジャイアント校、小規模のリベラルアーツ、、、、、と、とにかく色々見て回ってたから、とっても楽しかったわ。これまでのツアーリングで、あちこち回り歩いてみて思ったのは、父兄達を相手に学校の説明をする名門大学の学生は、やっぱりオーラが違う!(笑) 自信に満ち溢れた姿勢には、圧倒されるようなエネルギーが感じられました。 何ていうか、目の奥が遠くを見ているような、無限の可能性を秘めた力強い輝きを持っていた。勿論、その学校の顔となってツアーを任される訳だから、プレゼンテーションが上手い子が選ばれているのは分かる。色んな意味で、楽しく観察させて貰いました。ツアーの参加者は、カリフォルニア、テキサス、シカゴ、NY,等、全米からと、後、日本から遥々見学に来ていた家族も居ました。プレゼンの間にも、生徒やその父兄達は積極的に手を挙げて、具体的な突っ込んだ質問をバシバシ浴びせるんだけど、その都度明確にテキパキと応答して、問題なく時間内に終わらせる姿は、自分の子じゃないけど、見ていて頼もしかったですね。旦那も脇で、「こういう子だったら、会社で即採用したいと思うな。」と、小声で言うほど。一口にツアーといっても学校によって様々で、大きな大学だと、スライド等のプレゼンの後に、徒歩ではなくバスでキャンパス内を廻るとか、中には、キャンパス内のドームに一晩泊まる、というツアーリングもあって、これも貴重な体験になったようです。益々Jenも、どの学校にするか迷ってしまったみたい。。。一番手っ取り早いのは、SATで,希望校のレベルに入る点を出してくれれば,こんなに悩む事も無いんだけどねぇ。。。。皆も知っている通り、アメリカの大学だと成績の良し悪しだけでなくて、スポーツやボランティア活動への関与、積極性、リーダーシップ、等など、様々な個人の人間性も重要視するから、Nicoleのような高校のフレッシュマンといっても、学業成績以外での大学への準備は、もう既に始まってるんだよね。一連の長女の大学準備のお陰で、親も唯、のほほんとして居られないもんだと痛感しました。今まで私なりに、出来る限りのサポートをして来たつもりだったけど、私なんかお呼びじゃないほどに、もっと積極的にアグレッシブにサポートをしているアメリカ人の親達を見て、自分がちょっと情けなくなってしまった。長女には、もっとずっとずっと早くから、親として色々して上げられる事は沢山あったのに。。。と、申し訳無い気持ちで一杯。この先4人共無事に大学に送り出すまでは、身体のどこが痛ぇーとか、シワや白髪が増えちゃって~!なーんて、一々そんなクダラナイ事で嘆いてる場合じゃないんだよね。少しでも子供の為に、親として貢献出来る為には、今までの様な【気】の持ち様で、ヘナヘナと年なんか取ってられないわ~。