[囲碁・検討]の記事一覧 | みんみんのざる碁日記

囲碁棋聖戦第3局

囲碁棋聖戦第3局黒　棋聖　井山裕太白　挑戦者　河野臨実戦（1-25手）実戦（26-35手）一日目の午前はここで打掛、昼休みへ。

2017.02.08

コメント(1)

取られさえしなければ勝ち

私の黒番です。地合いは大差でリードしています。取られさえしなければ勝ち、です。中央の石もまだ活きていませんが、まずは左辺をしのがないといけません。次の一手は？答え、黒１のワリコミが筋です。白２で左右どちらからアテても取られていることを確認ください。白２のグズミしかありません。そこで再度、黒３のワリコミが決め手です。活きていることを確認ください。

2016.07.28

コメント(0)

昨日打った碁

実戦の進行1私の白です。ヘタな序盤です。とくに白22はまずかった。参考図1白1のツメが急務でした。黒2とタタかれても辛抱しましょう実戦の進行2黒9と15はハネるべきでした。ラッキーしました。実戦の進行3白11までの局面。ここで黒はどう打ちますか？実戦の進行4ここで黒は間違えた、形勢を損じたと思います。参考図2こう打っていれば黒優勢だったと思います。実戦の進行5実戦の進行6こんな所が白地に化けては勝ちです。

2016.07.25

コメント(0)

今日打った碁

学生ＯＢ大会・宝酒造杯に出場しようと思う。そのために生の碁を打ってみようと碁会所に行ってきました。私の白。向先です。黒２のキリは悪手でした。どう打ちますか？両アタリを打たせるのが手筋です。白２までうまく行きました。黒が仕掛けてきて黒７の後、どう捌きますか？二段バネが手筋です。実戦の進行です。黒が先に損な手を打ってくれたので、分断された石は生きさえすればいい。

2016.07.16

コメント(0)

駄局細解

実戦1　私の黒番、左下で古い定石ができた。実戦2　白6と狭い所へ入ってきた。黒に不満のない進行だ。実戦3　白3と入るなら白1のハイは悪手になっている。黒12では13におさえるべきだった。実戦4　白は稼いでから侵入してきた。これをどう攻めるか・・実戦5　白4のハネはムリだった。黒はさらに厚くなった。実戦6　白は一応脱出して、さらに中央に入ってきた。忌々しい奴である。黒13から反撃だ。実戦7　いよいよ大決戦に突入する。この後、黒の私がどう打ったかを予想してください。参考図1　実戦7図の白3が愚形の悪手。白1から3とシボる手筋なら白は完全に生きていた。これが大ヒント。参考図2　実戦7の後、普通に打てばこうなる。これが白の注文。中央の白が完全に助かって弱い石が一つになる。シノがれたらヨセ勝負になってしまうだろう。

2016.07.05

コメント(0)

厚みは攻めに活用しましょう。

私の黒番、２と受けたのが悪手。こう打つべきだったの図。厚みは攻めに活用しなければいけません。

2016.07.05

コメント(0)

ヘボいなぁ

昨日も大阪の阪急囲碁まつり行きました。初日はプロの芸を楽しませてもらいましたが、自分も打ってみたいと思いまして、Ａクラス（６段）トーナメントに出場しました。１回戦、私の白番です。ここまで、やや白が打ちやすいかという局面ですが、どう打ちますか？ヘボい、実戦の進行白１～３は黒を好形にするお手伝いの悪手でした。これで互角の形勢になってしまった。下の図のどちらかを選べば、白優勢の流れは変わらなかったはずです。こう打つべきの図１こう打つべきの図２結果は白1.5勝ちで２回戦に進みました。追加　28手目、なんでこう打たなかったんだろう。激しく後悔。

2015.08.15

コメント(0)

自然に大模様

私の白番です。穏やかな立ち上がり高く打ち込んで戦いを始めるのが私の棋風です。このようなフリカワリで決着し、右辺の戦いに戦いながら自然に大模様になる。これは私の勝ちパターンです。

2015.08.08

コメント(0)

よくわからない

プロの碁を観戦していて、ヘンだなと思うことがときどきある。女流棋戦の碁なのだが・・黒は白３子を取り込んで右辺を模様化しようとした。だが・・普通はこうだろう。白４子の棒石もまだ目がないのだ。あんたも弱いでっせ、と言えばいい、あわてて取りにいくのはたいてい悪手だ。

2015.07.20

コメント(0)

勝着

13路アマチュア最強位決定戦決勝黒２を白さんは見落としていたはずだ。黒の読み勝ちだ。

2015.07.07

コメント(0)

まちがいさがし

２つ悪手があります。さがしてみましょう。白12ではノゾキ一発を利かすべきでした。黒15では、ノゾかれる前にツケコシが手筋でした。

2015.07.07

コメント(0)

本因坊戦第５局大盤解説会（１）

昨日、大阪府吹田市のホテル阪急エキスポパークに行ってきました。なんと私がニコ生に映ってしまいました。この局面で山下さんが考慮中に、聞き手の中條さん（女流棋士）「この局面から（会場にいる皆さんに）出てきてもらって対決とかいかがですか」解説の結城九段「いいですね」そこで前の方で見ていた私が出ていって黒を持ち、白はインストラクターの植木さと子さん。いや、お恥ずかしい次第で酷い手を打ってました・・この時点で黒死です。完全まる取られ。しかしここから白の植木さんが二回も間違えて・・井山さんの直筆色紙を頂きありがとうございました。結城九段に助けていただき、植木さんにもわざと間違えていただき花を持たせてもらいました。皆様に感謝します。

2015.07.01

コメント(0)

囲碁サロン雅にて

19日に大阪天満橋の囲碁サロン雅に行きました。席亭の林さん（元関西棋院囲碁学園講師）に教えてもらいました。ここでどう打ったものか・・正直わからなかったのです。Ａと受けてもＢとハサんでも白からＣと打つ手があるよな・・と思ってた。局後の検討で黒１と打ってＡとＢを見合いにする手があると教えられました。住所: 〒540-0036 大阪府大阪市中央区船越町１丁目６?２アズタビル 2F電話:06-6947-1536席数/碁盤面数, ：, 32席/16面. 席料(利用料金), ：, 一般男性：1日1080円

2015.06.24

コメント(0)

逆転勝ち

ミスった碁のその後です。黒模様に乱入して食うか食われるかの形になりました。とりあえず、しのがないといけません。白１のワリコミは手順前後で５から打つ方が正しいです。部分的には活き形ですが左下隅との関係で活きていないのです。その事に相手が気が付かなかったようです。黒12は中央の黒が怪しくなったので当然の一手に見えましたが・・白７のオキが成立して黒の大石が死んでしまいました。

2015.06.21

コメント(0)

中盤のミス

私の白番で、景気よく行ったつもりが・・反撃されて困ったちゃんこのようなことになりました。参考図１　このように頑張ってみようかなと考えましたが、ムリですわな。参考図２　白１のトビがよかった。黒のキリチガイには５とノビてＯＫです。まぁ、こんな相場だったと思います。

2015.06.21

コメント(0)

うまいシノギ（2）

これも昨夜打った碁、私の白で二子局です。黒模様・・見るからにウスイです。突入しました。ユルミシチョウで丸取られか？助かってました。結果としては会心のサバキに

2015.06.19

コメント(2)

うまいシノギ

昨夜打った碁で、私の黒番。よくある手筋の出番です。実戦の進行、うまいこと行きました。

2015.06.19

コメント(0)

予想を裏切る展開に

これは第５局はありそうだ・・

2015.06.17

コメント(0)

本因坊戦第４局　一日目

井山本因坊が３連勝して第４局・・どうも明日で本因坊戦は終了となりそうだ。大阪での第５局はなさそう。黒　井山裕太　本因坊白　山下敬吾　九段　挑戦者実戦の経過１実戦の経過２実戦の経過３黒７と抜いて白８を許したが、キリを打って黒13と手を戻す。ここで一日目はオワリ。白は三手しかない・・取られそう。白が苦しいと私は思う。参考図１実戦の経過３の白２でツグとどうなるか。黒３子を取りきることができません。コウになるらしい・・これでは白がマズイので実戦の経過３になった。

2015.06.16

コメント(0)

見ない形

私の白番です。プロの碁では黒７と飛ぶ手は打たれなくなって久しいです。見ない形になったので・・間違いやすいと思いました。私の研究では、Ｃのサガリが本命で、ＢとＤも有力という結論です。これが実戦の経過です。酷いんですよ、白１と黒２は悪手でした。白１が本命だという理由は３のノゾキが絶対に利くからです。黒２のボウシは怖くありません。実戦黒２では三々に入るべきした。

2015.06.09

コメント(0)

本因坊戦観戦の合間に一局

幽玄の間で、本因坊戦観戦の合間に一局打った。私の白番だが・・マズイ序盤・・すでに負けを予感していた。黒が強引に切断したのが敗着になった。絵に描いたようなシボリが決まった。終局の図、ダンゴにされた黒が死んでいる。

2015.05.26

コメント(0)

ブラックホール布石・黒番

第１図（実戦　１～２３手）ブラックホール布石はやる方も相手も難しい・・未知の世界に入ってしまうからだ。２３手の時点では黒が打ちやすいと思う。第２図（参考図１）白20ではこう打った方がよかっただろう。第３図（実戦　２３～３５手）黒３は４に割り込むべきだった。白８は疑問手。白12は13付近に打ったほうがいい。黒好調の展開になった。第４図（実戦　３５～４６手）先手で３～７と展開して気分はいいのだが・・地になりにくいので・・形勢がいいんだか・・よくわかんない。第５図（実戦　４６～５９手）ブラックホール布石は厚みを作り、先手でどんどん寄り付いて地合を挽回するという戦いになる。第６図（実戦　５９～６８手）黒９では10付近に守っておくべきだったかも・・第７図（参考図２）この局面では中央を囲うのが有力だった。苑田先生の「目のない石で囲った地は大きい」という場面だ。第８図（参考図３）中央の厚みを最大限活かそうとすると、白の根拠を奪って攻めるが最強だ。どれが正解か、私にはわからない。第９図（実戦６８～９１手）盤面１５目くらい黒が優勢です。

2015.05.20

コメント(0)

ブラックホール布石をやってみた

しかも白番で・・負けてもええわ、練習やと思ってたら・・快勝してしまった。相手がミスってくれただけのことだが・・またやってみようっと。

2015.05.16

コメント(0)

強引なカケ

私の白番。黒19のカケにびっくりしました。どう打ったものか・・？私の注文白１とツケてみました。シチョウをよくしてから切るという注文でした。実戦の進行結果は捌けた感じで悪くなかったのですが・・黒４～６と頑張られると難戦だったように思います。カケは成立しているように思いました。

2015.01.19

コメント(4)

京田辺駅前の碁会所

行ったことがない碁会所を探訪しています。今日は近鉄京田辺駅前の碁会所に行ってきました。５段・席主・６段の３人と対局しました。その３局目、私の黒番です。ここで手が止まりました。ハマリの図１黒１のヒラキは白２と打ち込んでくるんだろうな・・ハマリの図２上の図はひど過ぎるので黒１と抵抗したいが・・これも気色悪いことになりそう・・で、結局こう打ちました。

2014.11.28

コメント(0)

地を囲わない

私の白、３子局です。この局面で、黒はどう打ちますか？実戦の進行黒は上辺を一所懸命に囲って25目の地を確定させました。この打ち方をどう思いますか？私が黒ならこう打ちたい１私が黒ならこう打ちたい２実戦の進行は厚みを囲って凝り形になっています。私の想定図では、上辺の黒は７目の地です。そのかわり中央と右辺に展開しています。黒石にムダがない美しい図です。

2014.10.11

コメント(0)

ヘボい上手

実戦の進行１黒１とヘンな所に打ち込まれてノータイムで白２～４と打ったのが軽率でした。実戦の進行２黒７と切られてはマズイ。こう打つべきでした。

2014.10.03

コメント(1)

ゼニキで打った碁（8月29日第2局）

打って２週間たつと忘れるんですわ。棋譜はあるんですが記憶が飛んでます。白　Ｔさん五子　みんみん実戦の進行１３子で負けてマイッタなこれは・・なところで５子で打つとは・・どうも変調です。参考図１まず白１に対しては黒２と守るべきだった。これが最初のミスでした。参考図２白１に対しては黒２とおさえる一手だ、と局後Ｔさんの感想です。こんなもんでしょうとＴさんが示した図です。実戦の進行２実戦の進行３

2014.09.08

コメント(0)

ゼニキで打った碁（8月29日第1局の3）

白　　Ｈさん（８段）３子　みんみん実戦の進行10白２と下がられてみると黒は一眼しかありません。黒７で８に打ち欠くこともできないので白は活きる手が残りました。とはいえ手を入れて活きるのでは負けなので白は黒を取りにきました。実戦の進行11「取ろう、取ろうは取られの元」と言いますがホンマですね。白は黒の眼を取ろうとした結果、上辺に雪崩れこまれて自分の眼もなくなってしまいました。実戦の進行12私は今度こそ勝ったと思っていました。白に活きがないんですからね。ところが白４～６と打たれて攻めあい負けになってしまいました。実戦の進行13なんという逆転負け。無念の投了。こう打てば勝っていたの図何度も白の首は飛んでいました。しかし勝ちきれなかったというのは私が弱いからです。Ｈさんとの再戦が楽しみです。また教えていただきたいです。

2014.09.02

コメント(0)

ゼニキで打った碁（8月29日第1局の2）

白Ｈさん（８段）３子　みんみん実戦の進行５まぁここまでは一本道です。ここでどう打つか考えました。参考図５これは白の思うツボでしょうな。参考図６こう打てばラクだったのに・・実戦の進行６真正面から戦ってしまうのが私の棋風なんですわ。参考図７巨大なフリカワリを読んでいました。しかし・・白９でこっちの黒まで取られてしまうんで白はこう打つべきだったのでした。参考図８黒１から白６を利かしてから黒７とキルのが最善だったと思います。実戦の進行７白はフリカワリを拒否しました。黒の一団が脱出できてこの碁は勝ったなと私は思っていました。白15は右辺の黒もまだ活きていないぞ、という上手らしい頑張りです。実戦の進行８右辺の白は辛うじて活きましたが黒も種石を取る手が残って安泰です。いよいよ先手を取って中央の白を取りにいきます。実戦の進行９黒１と打った時、勝ったと思いました。しかし白２でギリギリしのがれていました。黒９がやりすぎです。白の大石に二眼ないので取りに行ってしまったのが逆転につながってしまいました。参考図９活き活きでヨセたら勝ちだったでしょう。ま、しかし大石を取りに行くのが私の碁です。（笑）つづく。

2014.09.02

コメント(0)

ゼニキで打った碁（8月29日第1局の1）

８月29日ゼニキで３局打ったのですがなんと全敗しました。３局とも99％勝っていたのを逆転負けしたのです。その第１局・・Ｈさん（８段）との３子局実戦の進行１黒10のコスミが後悔した手です。これも定石なんですが・・参考図１黒１のツケが第一勘でこうなればいいなと思ったのですが・・参考図２たぶんこうなるだろう・・・出来た厚みが働かないので不満だと思って実戦のコスミを打ちました。実戦の進行２白９はケイマのツキダシといいまして筋の悪い手ですがこの局面では良い手です。白13は15と左下三々を見合いにした手です。私は三々に入られるのが大嫌いなので14は当然です。黒16と攻めるのが私の棋風です。白は当然17～19と仕掛けてわが方の棋力を試しました。実戦の進行３乱戦派同士の碁ですなぁ・・参考図３こういうフリカワリも読んでいましたが・・白は不満なのでしょう。参考図４白１（実戦）に対し黒２と取り切っておくのが本手でした。結果論ではありますが・・実戦の進行４下辺を全部黒地にされてしまった白さんは１～５と準備工作をして、ついに７と動きだしました。今冷静に見てみますと黒は既に儲けた後なので５子を捨てても打てたように思いますが・・売られた喧嘩は全部買ってしまう乱戦派の私の辞書にそのような手はありません。（アホアホ）、いよいよ激闘が始まります。つづく

2014.09.02

コメント(0)

語り継ぎたい好手・名手　補遺

週刊碁の連載記事で下記の件がありました。◆「語り継ぎたい好手・名手」ベスト10・１位：加藤正夫・ツケ・２位：本因坊秀栄：出・３位：本因丈和：オキ・４位：坂田栄男：ノゾキ・５位：藤沢秀行：トビ・６位：本因坊秀策：耳赤・７位：呉　清源：ツケ・８位：依田紀基：ツケ・９位：高尾紳路：オキ・１０位：山下敬吾：鼻ツケこのリストを見て・・あれーー、小林光一先生と道策先生がない・・。よって私が勝手に選んで紹介します。語り継ぎたい好手・名手　補遺１私が見て驚いた手のベスト３に入るのがこれです。第19期名人戦第２局（1994）黒　名人　小林光一白　挑戦者　林海峰第１図　絶妙のカケ実戦経過１実戦経過２白は手順を尽くして13とツケました。黒は中央をどう捌くか・・いよいよクライマックスに実戦経過３絶妙な手順で妙手が登場する準備が整いました。実戦経過４きたーーーー、これぞ決め手！実戦経過　その後１実戦経過　その後２

2014.08.29

コメント(0)

勝手に観戦記（後半）

黒　LeeShiShi白　厳歓第７図白は切断した黒の一団に寄り付こうとしています。黒は３、11と中央の好点を打ちました。第８図黒は上辺の３子を捨ててもいいと考えていました。その代償として中央を囲うことともう一つの狙いがありました。黒は白に攻めさせて、その調子で８とツギました。これを黒は打ちたかったのでした。第９図白２で黒２子は取られています。だから白は大丈夫と思っていたのでしょう。黒３と捨石を大きくする手がありました。第10図二子を四子にして捨てて眼を取りました。白の一団はコウになります。第11図ソバコウがありますので白は死にはしませんが・・第12図ソバコウが尽きた時点で解消せざるを得ません。白投了。

2014.08.28

コメント(0)

勝手に観戦記（前半）

東洋囲碁で見た棋譜が面白かった。黒　LeeShiShi白　厳歓第１図ミニ中国流の布石。白が26・28を占めて地が多い。私なら白を持ちたいです。第２図白５が深入りで黒６と反発されて流れが変わりました。第３図白のサバキが失敗、黒が戦果を挙げました。第４図白はコウを仕掛けました。第５図白はコウを巨大化させました。黒は絶対に譲れない形です。第６図黒がコウを解消して下辺は黒地になりました。白は莫大なコストを払ってでも２～４の二手連打したかったのでした。その判断が正しかったのか・・この後の展開をご覧下さい。後半につづく。

2014.08.28

コメント(0)

うまい手

依田先生の本より。白１はやりすぎです。黒はどう打てばいいでしょう？という問題です。黒１のアテコミが筋なんですね。白は今切ったばかりの石を取られるわけにはいかないので変化の余地なく・・こうなってしまう。黒はワタって二つの弱い石が治まってしまいます。白は断点だらけで困ったチャン。実戦でこんなうまい手を打ってみたいですね。

2014.08.19

コメント(0)

千寿会の碁をかってに検討してみました（その２）

参照　眼からウロコのこの一手これも梵天丸さんのネタです。第１図（問題図）ここで黒はどう打つべきでしょうか・・という問題です。最後に小林千寿先生の答えを示します。第２図（私ならこう打ってしまう１）この問題を見たとき、瞬時にこれを考えました。まずは白をダンゴにしてやるわ、と。第３図（私ならこう打ってしまう２）白はダメが詰まって手が短いので攻め合いに形にしてくれるわ・・第４図（私ならこう打ってしまう３）白は１～３とキルよりないが、黒６のツケで攻めあい勝ちだ・・第５図（小林千寿先生の答え）さすがスマート・・センスが違う。

2014.08.01

コメント(0)

千寿会の碁をかってに検討してみました（その１）

千寿会かってにホームページはとても興味深いです。会員には粋人が多く楽しそうです。おしゃれでないし大阪の外れに棲む私には無縁なのが残念ですが・・私と近い棋力の会員が自戦棋譜を記事にしておられます。これが興味深いです。それを見て疑問を感じる点があり、わがブログの記事にして宜しいかとかささぎさんにメールしたところ了解をいただきました。で、最初にネタにするのが梵天丸さんとＫ八段の３子局です。梵天丸さんは74手目を考えてくださいと仲間に次の一手を出題しておられたのですが・・私には10～20手目辺りに疑問を感じました。第１図（実戦14手まで）黒10と黒14に疑問を感じました。黒10は悪くないと思いますが、その後の打ち方がおかしいと思いました。第２図（私ならこう打つ１）黒14では黒1とハネて先手を取って黒３の急所に行きたいです。以下はこうなればいいなという図です。第３図（私ならこう打つ２）実戦黒10では黒１と活きておくのが普通だと思います。白も上辺の受け方が悩ましいので手を抜くと思われます。自分が活きていれば黒７と踏み込みやすいです。

2014.08.01

コメント(0)

ハイハイタウン囲碁センターに行ってみた

私はニコニコ動画のプレミアム会員です。ニコニコ生放送をしているパナップさんを見て彼がインストラクターをしているハイハイタウン囲碁センターってどんなとこやろ・・と思い行ってみました。30日は水曜日でパナップさんこと藤田さんはいませんでした。鳥井さんが指導碁を打っていました。お客さんがいっぱいでなかなか活気があって結構です。７段の女性同士が打っていました。片方は仲邑九段の奥さんで相手の方も元院生だそうです。私は二局打ちました。向二子と互先。互先で私の黒です。すでに優勢、決め所。実戦の進行・・アホすぎる・・終ってるじゃん。

2014.07.30

コメント(0)

よくある形

質問図　黒はどう受ければいいでしょうか？答え　図１　黒２～４でＯＫです。図１のあと、白１には黒２と下からハネるのが正解。ワタってしまえば白の攻めは空転します。図１のあと、白１と渡れば黒４のホウリコミが手筋です。シチョウが悪ければ黒８とノビます。白は出キリに備えて９と受けるでしょう。黒10と開いて一段落。黒良しのわかれです。シチョウがよければ取ってしまえば黒が厚い。これは黒大いに良しです。

2014.07.22

コメント(0)

本手

やっぱ井山さんは強い。碁聖戦第２局は快勝だった。私が驚いたのがこの場面です。黒の井山さんが黒２と受けた局面です。白１がシチョウアタリなのはわかるが・・私が黒ならこの辺に打ちます。　これでは味残りなんでしょうか？

2014.07.22

コメント(0)

依田先生の詰碁（答え）

第１図　おこんばんわさんのコメントを図示しました。一目でこれが答えだとわかりました。第２図　黒２の抜きは死に第３図　黒２のツギも白３で三子がアタリになるのでアウト第４図　黒１の筋第５図　黒３のアテにツイでくれたらコウになるんですが第６図　黒３子が先に取られているのでアウト第７図　黒１のツケもダメです。小品ですが適度に紛れがあって良い問題だと思いました。

2014.07.03

コメント(0)

依田先生の詰碁

稲葉禄子さんのブログに依田先生の詰碁が出ていました。問題図　白先黒死私は考えてみましたが・・わかりません。下手の考え１白１に黒２と抜いてくれたら簡単に死にます・・が、下手の考え２当然、黒２と打たれると活きている・・と私は思います。下手の考え３ゆえに白１と打つよりなさそう・・黒２と抜いてくれたら死んでいるようです。下手の考え４黒２のツギも死んでます。下手の考え５しかし・・黒２と打つ粘りがありまして・・下手の考え６白３と抜くよりなく黒４とアテる一手で・・下手の考え７コウになってしまう・・下手の考え８コウになってしまう・・無条件死に・・とはならないような気がします。結局、わかりませんでした。でも詰碁は自分なりに考えて、その過程を楽しむことに意義があるってことで・・失礼します。

2014.07.02

コメント(2)

石のヒラキ方集中講義

小林覚著「石のヒラキ方集中講義」マイナビ（2012年8月出版）という本を図書館で借りてきました。この本は大学２年～３年、アマ３段くらいで伸び悩んでいた頃の私が読んだらちょうどいいレベルだと思います。布石の考え方を丁寧に図示しているので級位者にも読めると思います。今の私は布石の勉強を全然していないので・・最近の研究に関する部分はためになります。当たり前の事もチェックして復習する必要があります。強い人も易しい詰碁を見るのと同様に布石の知識も復習していないとノータイムで正しい手が打てないです。116ページ以下の部分を紹介します。基本図　黒１のツメに対してどう打ちますかという設問です。この局面での最善手は・・わかりません。本には何通りかの想定図が例示されています。第２図　小林覚九段が想定する両者最善の進行はこの図です。参考図１　白１と打つと黒２～４と圧迫されて良くありません。参考図２　白１に対し黒２と打つと白３と圧迫されて良くありません。参考図３　ゆえに黒２と受けるのが普通ですが・・後から黒４とノゾいても白５と変化されてしまいます。参考図４　ゆえに黒２とすぐにノゾくのが手順で白３とつがせてから黒４とヒラキます。白５と他所に打てば黒６が厳しいです。結論　それゆえ・・この図が想定されるのです。（注意）あくまでも小林覚プロの棋風・感覚による意見ですので・・これが絶対ではありません。私は納得できるので紹介しました。

2014.07.02

コメント(0)

断点の受け方

第19回LG杯朝鮮日報棋王戦白　結城聡九段　vs　黒　唐韋星九段黒７から大胆な打ち回しです。ここから黒はどう捌くか？絶妙のカケ！！実戦の進行・・黒は白３子を取り込む形で断点を解消しました。蛇足の解説・・白１と切るとハマリます。黒のカケは白にダメを切らせて捌く意図でした。

2014.06.26

コメント(0)

振り替わり

図１　私が白、黒は中国の人。黒２～４は中央を厚くして白壁を無力化しようという手です。図２　私は壁を活かす展開を目指して定石はずれを打ちました。そこから大乱戦になりました。図３　黒は白を取りにきました。もしかして全部持ち込み？？図４　白は一眼を確保し、絶隅からダメが詰まらない形にして黒がピンチ？？図５　黒はオイオトシを利用して見事中央に脱出しました。図６　結局、大きなフリカワリで互角のワカレに・・ホンマに碁とは面白いゲームですな・・

2014.06.18

コメント(0)

Crazy Stone おそるべし

黒が私、白がCrazy Stoneです。13路盤・互先で打ってみました。この碁はCrazy Stoneが不可解な手を連発して私の圧勝なのですが・・最後に見事な手筋を見せてくれました。参考図１　うっかり黒１と出たら・・参考図２　大逆転するところでした。よくこんな手が見えるもんだ・・と感心しました。

2014.06.06

コメント(0)

伊田新手の周辺

現在打たれている本因坊戦第３局で、新手が打たれました。私は打ったことも打たれたこともないのですが、本で見たことはありました。私が理解している従来の説を紹介しておきます。ただし・・本因坊戦の進行はぜんぜん違っていまして私には全く理解できません。その意味で「伊田新手」と書かせていただきました。基本図第１図　黒１とさえぎりたくなるが・・白２と割りこまれて難しい。第２図　白が新手を仕掛けるのはこのシチョウが成立しないことが条件だ。第３図　黒としてはコスミツケてお引取りを願うのが安全策で、これで黒が悪いということはない。ゆえに白の大スベリはあまり有力ではない・・と、これが従来の説でした。

2014.06.05

コメント(0)

石を捨てることの難しさ

今日は昼から出勤なので朝、幽玄の間で本因坊戦の棋譜を見ていた。対局を申し込まれたので打ってみました。私の白です。第１図　実戦の経過１○白14は15に打つべきでした。○黒17では私なら三々に入ります。○白30～32は少しやりすぎ・・やりすぎを承知で戦いを仕掛けました第２図　実戦の経過２黒１から三子を直に動いたのが悪かった。中央の黒が薄くなって形勢を損じました。参考図１黒は三子を小さく捨てて中央に悪影響のないように打てばよかった、と私は思います。第４図　実戦の経過３白５とすぐに動いたのが軽率でした。参考図２黒に２・４と二手備えさせたことで白三子の顔は既に立っています。動き出しは後の狙いに留めて、白５と上辺を捕獲に行って白の勝勢です。囲碁の難しくかつ玄妙な処は、さっきまで要石だった石も環境の変化によって捨てても良い石に変化していくことです。捨てるべき石を見極める判断が難しい。これって企業経営と似ています。かつての主力事業がいつしかお荷物に変わっていることに社員がなかなか気が付かない。

2014.06.05

コメント(0)

正解発表

昨日出題した次の一手の答えを示します。利根川の杭さんが見事正解されました。黒１が絶妙の様子見です。白１と受けると黒２が先手になってノゾキが一手パスの悪手になってしまいます。白１と受けると・・黒は２とツギます。隅に手が残るので白３と手入れせざるを得ず・・黒は先手を取ることができます。前図で白が手入れをしないと・・手になってしまいます。

2014.05.24

コメント(0)