できる人はできるものだ
患者さんを紹介した病院から返信書と一緒にCDが同封されてきた。早速パソコンに入れてみたが開けなかった。富士通の蔵衛門というソフトが入っているパソコンでは開けたが今度買ってきたNECのVISTAでは開けないので、連日連夜遅くまで色々のソフトをインストールして努力してみたが駄目だった。そのころ姫路市の親戚の方が肺のCTを撮ってもらって呼吸器専門医にそのCTが録画されたCD持参で紹介されたが、相手先の病院でそのCDが開けず2人がかりで1時間半もからかってくれたが開けず諦めたとのことで、私にそのCDを送ってきた。その二つとも東芝DICOM DIRで録画してあり、普通のパソコンでは開けない。ソフトが必要だと思い手当たり次第にソフトを入れてみたが駄目だったので、今日パソコンを勤めに持って行ってパソコンに詳しい事務のNさんにお願いしてみた。彼も簡単には開くことはできなかったが、1~2時間後に、遂に開けるソフトを見つけてくれた。それはApollo ViewLite というソフトでそれにCDの画像のアイコンを入れてみたら心臓カテーテルをしている様子が表れ、心臓の血管の中を流れる造影剤の様子が手に取るように分かった。できる人はできるものだと思った。上に掲げた写真はApollo のソフトで開いた画像である。それにしても私に返書と共にCDを下さった先生といいい、姫路市の先生といい、少し無責任だと思った。どのパソコンでも開けるとでも思ったのだろうか。もしかしたら東芝のパソコンにはDICOMが開けるソフトが入っているのかも知れないが、一般的には開けない。開けない時はAppolloのソフトをインストールして下さいと一言書いて下さればこんなにも苦労しなかったのにと思った。開けることが分かってみると、CDは便利なものだなと思った。これからは大きなレントゲン写真を何枚も持ち運ばないで、一枚のCDを持って各病院に紹介される時代になるのだろうなと思った。