社会全体で転落女子を生まないよう努力
20年くらい前三重県の友人から枝を送ってもらって妻が挿し木で育てたチロリアンランプ昨日「頂き女子」で有名な渡辺真衣(25歳)被告が名古屋地裁で懲役9年、罰金800万円の判決を受けた。ホストに貢ぐために風俗店の男性客3人から親と縁を切るため、借金を返済するためなどと嘘を言って1億5千万円騙し取った罪に対する判決である。実際にはもっと大勢の人からもっと高額なお金を受け取っていたと思われるが、今回の裁判は上記1億5千万搾取に対するものであった。新宿の有名ホストバーのお目当てのホストの稼ぎ額がナンバーワンになるよう貢いだとのことで、一回のホスト店への支払いが2700万円になったこともあったとのことである。不幸な生い立ちで、アトピー性皮膚炎でいじめられたこともあったとのことで、「誰か人のために尽くしたいという気持ちがホストに貢ぐことになってしまった」と供述しているとのことである。誰かのために尽くすとなると人間は思いもよらない力を発揮することがあり、彼女も自分を必要としているホストの為に力を振り絞って大金を集めたのだと思う。女ごころを利用して、上限なしの大金の提供を受けたホストにも責任があり、逮捕されて裁判にかけられているが渡辺被告よりは格段に罪は軽いと思われる。大罪を犯した渡辺被告の無知と無謀さは当然咎められなくてはならないが、犯罪の温床である、ホストバーでの後払い制度などは即時禁止してもらいたいと思う。借金が嵩んで売春に走る女性が多いと聞く。今回の判決を他山の石としないで、社会全体で転落女子を生まないよう努力していくべきだと考える。