家庭菜園のご紹介
家庭菜園は三田も盛んです。私の家庭菜園暦は約30年で、この三田市では約17年ぐらいでしょうか。場所は2箇所目です。市内でも、お借りしている畑の中で、流行と言うか共通して作る作物と、個人的に偏る作物とがあるように思います。農薬も全く掛けない方もいらっしゃるでしょうが、キャベツ、白菜、チンゲンサイ、かぶ、小松菜などはモンシロチョウなどが好むので、農薬を全く掛けないで作ると言われたら、本当かなとおもったりします。 3枚目の写真はご存知”黒豆”の株で、4,50株を今年は移植できました。お隣の篠山市が最も盛んで、秋の枝豆用として全国的に出荷されるほか、様々な形で利用されている事はご存知の通りです。作り方が難しくて、わが畑仲間でもここ2,3年やっと知人にも贈れるぐらいの実りになりましたが、いや、難しい!黒豆の作り方家庭菜園ですから前作に入れた肥料が残っていると、無残で、秋になると盛大に育った株の中に顔を突っ込んでみても実が本の少量、なんてことになりかねない。ある段階で、芯新芽を摘んで、枝分かれを促す事、わら灰を入れる事、水をほしがるので秋口畝の乾燥を避ける事などに努めると、秋には、篠山の農家もこんなには実をつけまい、エッヘン!と自慢もしたくなるような実がなります。そうなったらわが仲間一同の顔が、夜のビ-ルに繋げて明るく微笑みます。どんな物を作っているかちょっと細かく立ち入りましたが、この畑のお仲間は10人足らずですが、イチゴ、ジャガイモ、黒豆、タマネギはほぼ全員が作り、サツマイモ(なると金時)、茄子、キュウリ、トマトなどがそれにつぎ、ピ-マン、オクラ、サトイモ、にがうり、カボチャ、小松菜、チンゲンサイ、ねぎ類、絹さや、スイカなどは個人の好みと、その季節の畑の空き具合によりけりです。病虫害としては、前述の青虫による葉物が被害を受けるほか、うどん粉病なども目立ちます。タマネギにべト病が発生、被害が大きかった。昨年から、可笑しな雰囲気であったが、予備知識がなかったので”べト病”と知らず、今年もほとんどの方が植えつけた。結果は初夏、タマネギの茎と言うか地上の部分が枯れて、玉が大きく育たないまま終わりを迎えかけた。べト病らしいと言う事が話題となり、5月下旬、農協の診断を仰いだら、べト病であり、現在は病害の進行が止まっている可能性もあるとの事だったので、いくらか玉が育って取入れを迎えた畝もあった。来年は、ご近所の畑も含めてタマネギのみに薬効がある農薬を散布する事になりそうだ。なおまた、今年もジャガイモは50kg弱、イチゴは最盛期には小バケツに2杯弱収穫できたので、ご近所へのおすそ分けも含めて贅沢をさせてもらった。