前国土交通相中山成琳しと性格
9月29日 4chの”みのもんたの朝ズバ”番組にご出席の前の国と交通相中山成琳氏がご自分の政治的姿勢とご披露されたので、この番組をご覧になられた方はその人となりがつかめたのではないでしょうか。今、スポ-ツ界、或いは大相撲で話題になっている朝青龍のどと似たような雰囲気がある。それは、自説と世の中他人との違いに対して、問題の場面では撤回しても、その場を離れれば元の自説に戻ってしまう点です。一般にはいろいろ話し合って納得すると以後態度、考え方を変えて、話し合った相手の考え方と同じような行動や考え方を示すのですが、この性格の傾向は、その場を離れると又,容易に自説に戻ってしまう傾向が在るようです。結局この日の朝の番組でも中山氏は”本音を言わず、建前で話をすることが政治の世界で横行するので、日本が何時までたっても良くならない””だから、私はこれからも本音を語りたい”概要以上のような態度であったように思います。私のかって在籍した会社の後輩で、S・Tさんがおりますが、この方は世間の考え方とずれがあって会社に苦情がいろいろ来ました。そこで、私と私の1年先輩のI・kさんと二人で,S・Tさんに3日にあげず、或いは問題の場面で世間とのずれについて、説明して考え方を修正してほしいと懇々と話し込んだものでした。会社勤めをされた方はお分かりのように、この場合,S・Tさんの取る”ブ-とふくれていても、先輩の言いつけだから仕方がないとの態度で分りました”と受け入れる。後日、又、似たような事態が発生する。このようなことが何回も繰り返して起きたことでした。又、今、思い出しましたが、これも私のもとの同僚で、他の部門から転勤された方が、ある部門長の所へきて仕事の話し合いをしている最中に、その部門長が、(極めておとなしい方ですが)真っ赤になって声を荒げて怒鳴っているのが聞こえて吃驚したことがありました。後日、その部門長に怒鳴られていた者と私が話し合う機会が出てきて、やはり胸がムカムカして来て困ったことを思い出しました。仕事熱心なのは良いが、感情の流れと言うか、人の気持ちを無視した語り口からは何も生まれてこないよ・・・力説説明しても、全く理解が出来なかったらしい。相手あっての付き合いだから自説だけでは世の中が成り立たないと忠告してもフフンと鼻で笑うような態度だったから、次第に交流がなくなった。学問的な心理学の世界では、このような性格について、一つの判断があることとおもいますが、兎も角、このような性格は他人がどのくらい力説しても、ご本人の性格まで食い込めて替えていけるようなことにはならない。そんな気がします。