蝶々や蛾が羽化してから飛び立てるまでの間、その場でじっとしているらしい様にいくつか遭遇した。今回はそのご報告です。
はじめに友が丘の町と兵庫中央病院の間には幅3,40mの森があり、人の往来の為に階段と歩道が設けられている。この道を登り切り病院の敷地を抜けると県道三輪―後川線に出るので人々の往来が多いし私も有馬富士公園や福島大池へのウオ-キングなどの為にその利用率が高い。その林縁の階段部分2019.06 ブログでご紹介したように蝶々などの出会いも多い現場一帯です。 この辺一帯をお出かけと帰宅前にじっと観察する習慣ができてしまった。さて:6月21日(金) この林縁の一画(友が丘から病院を見て左側)の曲がり角のくぼみにあるツユクサなどの 中に大きな蛾が2種類、ツユクサの枝・葉にじっと止まっていることに気が付いた。11時頃。 「オオミズアオ」と呼ばれる蛾らしい。 誤ってその辺の草に触れてしまったら、飛び立た ないで、ほぼ真下に落下した「オオミズアオ」・・・このことから羽化直後の静止と推測。 横から見て 2009年頃 青原寺方面に向かう道路右の斜面にじっとしていて、カメラを向けても飛び立た なかった。大変不思議に思ってパソコンに保存していたが、今に生きることになった。 2011.08.23 このブログで紹介 オオミズアオ ネット検索でお借りした写真です。 大原の林縁でじっとしていたオオミズアオ 今、こうしてみると少し傷んでいる感じがするので、さなぎから羽化した例では無い? さなぎから羽化した直後の状態を推測する例としては、不適に見えますがオオミズアオ。 今回の現場に戻って 垂直に止まっているのでわかりづらいが、間違いなく蛾であり、この現場でじっと観察して いるうちに飛び立ってしまった。 こんな止まり方をしていた蛾もいた。 後翅の一部しか見えていないので、種類は分からなかった。この日を境に 1. この林縁の地面に近い部分に関して、午前中の観察にかなり留意したし、蝶々や蛾の 羽化後の静止状態と思えるばめんにであっている。 2. このことから、その後各地域を歩く際、午前中はそのような現場に留意して撮影をして 歩いた。その一 1. 2019.07.09(火) 10:57 三田市立図書館からの帰り道 兵庫中央病院横 林縁 ナミアゲハ 歩道から4,5m奥まった笹らしい群生に止まっている。 じっとしていた。 その2 2019.06.23(日) 8時台 有馬富士公園方面へのウオ-キング出発の時間帯 いずれもその名前はこれから調べたいが、周囲の空気の変化を感じないそぶりでした。 朝の8時台なので、羽化後あまり時間がたっていないとみて、観察を終わりました。その3 友が丘三丁目 林縁 2019.07.09 11:11~ いずれの写真の場合も同じですが、人間が比較的接近しても飛び立たずじっとしている。 ホシミスジ キマダラセセリ :セセリチョウ科 トンボ このトンボを見ていると、羽化直後のひと時を過ごしていると見るのはかなり? この林の下方にかなり大きなため池がありますが、住宅地に接している子の林縁には トンボの子供、さなぎが成長する水場はありそうにもありません。 さなぎから羽化した直後の体を整える時間帯と日々、朝の一定の時間はじっとしている 二通りの姿勢を誤ってみているのかもしれません。 いずれにしても、午前中、11時過ぎの時間帯であってもこのように静止状態で人間様が 傍に来ても飛び立たない蝶に不思議を感じます。 ホタルガ 市内の様々な場所で出合います。これもまっすぐに上を向いた形でじっとしている印象です。 三田市民病院に通じる道路越し、藪でも出会いましたが同じように1羽、じっとしてました。 かつて町内のあるご家庭の神峰、その根元でじっとしている1羽に出合ったこともあります。 必ずしも竹やササのある場所で、さなぎから羽化するとはおもえませんが、地上から言えば 2,3mの高さがあり、安全を確保しているらしい。このような疑問を持ちだしたきっかけ 1. 同じ友が丘 2. ウルシの仲間、ヌルデが茂る林縁 3. 蝶 キアゲハ 黄揚羽 4. 時 間 午前中 5. 環 境 背景には森があるものの、直立した枝は周辺からよく見通せる空間にいた。 他の動物から襲われる危険性が高いのに、なぜっとしているのか。 今でも疑問に思っている。〇 § ±