ビーフシチュー。塩味VS.デミグラス風
チラシはできたんですが、夫、顔にふざけたお面(オバマとか)でもかぶってチラシを配って歩きたいらしいけど、ハロウィーンもカーニバルもまだまだ先なせいか、おもちゃ屋3件スーパー2件回って全くお面ってものが手に入らなかった。さすがに素で配れないのか、今のところ知り合いやなじみの客に束ごと渡してる。こちらがメニュー。(コピペしただけなのでメニュー上のスペースを省くための略語、略文法が入ってます。ユーロが抜けてます。)◆primi cavatelli pom. con ricotta secca 5.00 rigatoni amatriciana 6.00 tagliatelle norcia 6.00 lasagna in brodo 7.00 orechiette gorgonzola 6.00 ravioloni olio e salvia 7.50 tagliatelle pollo e fungo 7.00 orechiette mozz. melanzana 6.50 cavatelli al pescatrice 8.50 tagliatelle alici rucola 7.00 ◆piatti unici stufato manzo +verdure con riso b. 11.00 thai curry pollo con riso b. 10.00 insalatona + pollo cond.sesamo 7.50 ◆contorno patate lesse 2.00 verdura lessa 2.50 bietola saltato con pancetta 3.00 ◆pane 0.50 ◆dolce dolce dell'oste 2.50 詳細はまたそのうち順々に説明します。もちろん日によって変わります。試行錯誤中なので値段も変わることもあります。今日はstufato di manzo e verdure con riso biancopiatti uniciの一つとして、日本で言う「ビーフシチュー」(ごろっとした野菜が入ったやつ)とタイ米の組み合わせを置こうと話してて、さっそく夫がビーフをステューした。野菜は別に茹でて、注文のあったときに初めてたまねぎを炒め肉と野菜を一緒に煮る。でも・・・私の思うビーフシチューじゃない~。ただ茹でただけで、味付けはうす塩。とろみをつけてないので、さらさらの汁はすべてご飯の下に吸われていった。夫は、私の言う赤ワインとトマトで味付けしたデミグラス風ビーフシチューも分かるけどー・・・って、どうしても魚料理と同じく「南イタリア人向けにシンプルに!」って感覚が抜けない。ちょっと待て。イタリア料理にだって、stufato,spezzatinoという、赤ワインとトマトで肉を煮込んだ料理、あるでしょ。私の言うビーフシチューは、ごろごろ野菜が入ってるってだけで、味付けはいわばイタリア料理でしょ。・・・でもなんか塩味でやってみたかったみたい。これはイギリス料理だとかナンタラかんたらぶつぶつと言ってますが。ちゃんと味の付いた食べ物が好きな私としてはやっぱり日本のビーフシチューが恋しい~ってことで、たまねぎを炒め、赤ワイン、トマトソースを入れて、この塩味肉と茹で汁と野菜を入れてGO。砂糖を一つまみ。しばらく煮たら水で溶かした小麦粉でとろみをつける。なんか本格的には小麦をバターで炒めるようだけど面倒なので。で、実際食べ比べると、相方のビーフシチューのよさもわかった。ヤツのは汁とご飯をぐちゃぐちゃ混ぜて食べると、牛肉の香りがほわぁーとして、牛肉味のピラフ?雑炊?かなんか食べてるみたいだ。牛~!って感じ。しかし野菜は味がしみてなくて、野菜は野菜の味しかせーへん。こういうのが好きな人はいいんだろうな~。一方私のは、確かにビーフシチューって味がして自分なりに満足だけど、ちょっと平凡というか、日本のふつーのビーフシチューの味。それに相方のと比べて、牛~!!っていう強烈な印象はない。でも野菜はこっちはとろみをつけてる分、野菜に味が絡んでうまい。答えはやはりあいだを取ってワインとトマトをちょこーっとだけ入れる。とろみもほどほどにつける、でしょうか。それか客に選ばせるか。まだこれを頼んだ人はいないので、もしかして客の顔をみて決めるつもりか、相方。insalatona con pollo チキンサラダ、これもまだ頼んだ人はいないけど。イタリアではサラダは食べる人がおのおのオリーブ油とワイン酢(かバルサミコ酢)と塩をかける。私は一応ゴマドレッシングを用意して、メニューにもつけてるんだけどどうだろう・・・「ゴマはいらない」って人続出の可能盛大。真ん中に刺さってるのはカリカリベーコン。実際つけるかどうかは検討中。