ボルドー クロスマン・レゼルヴ2004 C.V.B.Negociant
ボルドー クロスマン・レゼルヴ2004 Clossmann Reserve C.V.B.Negociant(?) カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、メルロー 割合不明 アルコール度12% 輸入:野村ユニソン 購入価格:924円色は透き通った紫。上澄みは赤紫。香りはブラックベリー、プラム、インク、唐辛子、めんつゆ? 抜栓30分でインク、プルーン、黒糖、ピーマン?味は薄い渋味に苦味を伴う酸味。余韻に苦味と軽い渋味。 抜栓30分前後で全体に甘味が感じられてくる。う~ん・・あんまり美味しくない。ペラペラの渋味に墨の様な苦味。未熟な果実の青臭さも感じ安っぽさが大きく目立つ。 抜栓30分程度で黒糖や焦がしカラメルに近い、苦味の中に甘味がある様な感覚も出てくる。 だがこれは当初の苦味に慣れてきたから、葡萄の中のほのかな酸味を錯覚して感じたものかもしれない。安っぽい平坦な味の中にアクセントをくれた良い変化(錯覚)だが評価を上げるところまではいかない。正統派安ボルドーで、分かってて飲むなら納得出来るが、価格以上の実力は期待出来ない。価格を考えれば想定の範囲内でさほど不満は無いが、大した魅力も無いな。でも、パスタとかを食べる時のガブ飲み用になら意外に良い働きをしてくれそうではある。薄っぺらい感じが逆にオリーブ、トマトや玉ねぎの甘味や酸味を強調する方向で動いてくれる。値段相応。典型的な1000円ボルドーの味と香り。