ブルゴーニュ レ・ペニタン・ピノノワール2011 ジャンテ・パンシオ
もtらいもの ブルゴーニュ ヴァン・ド・ペイ・デ・コトー・デュ・シャリトワ Coteaux du Charitois レ・ペニタン・ピノノワール2011 Les Penitents PinotNoir ジャンテ・パンシオ(パンショ) Geantet Pansiot ピノノワール100%(リュット・レゾネ栽培?) 樽熟成8~10か月(新樽率50%) アルコール分13% 輸入:エノテカ株式会社 参考価格:4860円色はやや濃い紫。香りは革、ブラックベリー、プラム、スミレ、ミント、バラ、カラメル、ビスケット、クローヴ?アーモンド?味は酸味を伴う渋味と薄い苦味。余韻に酸味と薄い甘味。しっかりした味と香り。最初は樽感の強い香りに違和感が有ったが、後から花の香りが出始め、綺麗にバランスが保たれる。控えめの渋味と丁寧な酸のノリが好感触。余韻も甘味を薄く伸ばしてクリアーに着地。これは美味い。ピノファンの方よりも味の勢いが控えめだが、その分 品の良さは上。樽の雰囲気が強いのは作り手の特徴として、果実より花の感覚が拡がり易い。口内で苦味が少々残り易い点は気になったかな?だがこの程度は樽の効いたワインなら共通する特徴の範囲内で、ツマミ一つでどうにでもなるレベル。カラメルやクローヴっぽい甘い雰囲気の香りもこの点をカバーするので、大した問題ではない。果実味もタンニンも旨味感も全て揃ってる、骨格と筋のハッキリしつつ、優雅さの伴った味わい。無理や背伸びをしてない、素の地力でここまで持って来てる感じ。何か、ボルドー好きの自分が飲んでて納得が行く、高級感の有る「ブルゴーニュのピノノワール」。抜栓60分以上で香り出力はやや落ちたが、味の変化は軽微。 抜栓90分の時間経過で、やや渋味が強まり、バランスが崩れ始めてきた。 これが2500円位のカリフォルニアのピノならアクセントの範囲かと思うが。 とりあえず、ここまで味を持ち堪えた時点で安定感もまずまず。樽感が決して強くない渋味を補強してくれるので、アブラの強い料理とでも問題無く合わせられる。一方で、酸や苦味が突出する事も無いので、サラダや赤身魚のカルパッチョとか、あっさりしたものでもイケそう。料理の選択の幅はかなり広い。あえて値段相応。正直言うと4800円でもまだ高価いと思うけど、ピノファンが5800円越えなのを考えると、4860円が相応に思えてしまう。まあ、4000円は超えるが、流石に5000円は超えない。[2011] レ・ペニタン・ピノ・ノワール / ジャンテ・パンシオ価格:4,860円(税込、送料別)楽天ではエノテカのみっぽい。う~ん、ちょっとした村名ワインが買えてしまう価格だからなぁ。実験作、ファン向けという側面を考えないなら、コスパとしてはいかがなものか・・。贈答用としていただく分には大歓迎だが、自分で買うには二の足状態。