イタリア ヴァルポリチェッラ・リパッソ2012 サルトーリ・ムラーリ
イタリア ヴェネト州 DOCヴァルポリチェッラ ヴァルポリチェッラ・リパッソ2012 Valpolicella Ripasso サルトーリ・ムラーリ Sartori Murari エセッピ社 Esse Pi Spa 使用葡萄不明(コルヴィーナ主体?) リパッソ製法(通常発酵後、アマローネの絞りかすの残る発酵樽に移し替え再発酵) アルコール分13.5% 輸入:コルドンヴェール会社 購入価格:1598円色は澄んだ紫。香りはアンズ、ブルーベリー、ブランデー、プルーン、巨峰の皮?チョコレート?味は渋味と酸味。余韻に薄い渋味と甘味を伴う苦味。・・・ん~、普通?香りは少しフルーティーで甘やかな雰囲気だが、味はそんな大した事ないな。渋味と酸味の組み合わせは素直なイタリアっぽさが見えるが、よくある ありふれた赤ワインとも思う。渋味は緩やかで、酸も穏やか。飲み易さ・分かり易さは上々。口通りは滑らかで、これはこれで決して悪くない。突出は無く、良バランスで万人向け。自分の好みの問題も大きいが、飲み易さは確かでも、小さく纏まり過ぎかな?味の出力が弱く、それが穏やかさを生んではいるんだが、飲み応えがいささか弱い。もっと軽さをそのまま活かして良いワインに、無理に重厚感を持たせてようとして中途半端に終わった感じ。悪い意味で無難なワインになっちゃった、みたいな!?もちろん、全然不味くはない。普通にそれなりにイイ感じに飲める。「渋味は有ってもいいけど出来れば控えめ」で、「酸味で少しボディーをつくってて」、「香りはフルーティーなのが望ましいが、よほど特殊なものでなければどうでもいい」「ヴァルポリチェッラのワイン」であり、さらに「多少は手間のかかった味わいのワイン」が飲みたい人に適してる。飲み手の幅が広いのか、むしろピンポイントなのか・・。トマトと塩の味によく合いそう。渋味は程々だからアブラは控えめで問題無く、酸味が上手くワインの味を繋ぎ、旨味感はワインの全体を底上げ。裏の日本語ラベルに「ミートソースパスタ、スモークサーモン等と一緒に」等と書かれてたが、まさにそんな料理(特にスモークサーモン)に合う感じ。値段以下。ボルドーやトスカーナなら1280円以下でも手に入る位の美味さ。ヴァルポリチェッラは、半端に高価くても美味さが伸びないかな?安ワイン(ガブ飲みワイン)の味が順当にランクアップした、と言える程度の美味さ。トスカーナ(キヤンティ含む)の1000円位の赤によく似てる。【5,000円以上送料無料】サルトーリ ムラーリ ヴァルポリチェッラ リパッソ 750ml価格:1598円(税込、送料別)この金額では、まずオススメはしない。同程度の価格で手軽に飲み応えを求めるならギガルのローヌ等が有り、もっと安くて似た様な味(役割)ならヴァドッシ・キアンティ、とかをススメる。