ラングドック レ・ジャメル・ヴィオニエ2010
ラングドック ヴァン・ド・ペイ・ドック レ・ジャメル・ヴィオニエ2010 Les Jamelles Viognir レ・ジャメル Les Jamelles ヴィオニエ100% ステンレスタンク発酵 シュール・リーで樽熟成数ヶ月 アルコール分13% 輸入:東亜商事株式会社 購入価格:936円色は薄い金色。香りはライム、オレンジ、沈丁花、桃、シロップ、カサブランカ?白餡?味は薄い苦味と甘味を伴う薄い酸味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。味も香りも大分軽薄。軽薄なりに水の様に飲み易く、ガブ飲み向けとしては悪くない。薄い味を、香りの柑橘や花の香りでささやかに補強。軽さを活かした、スッキリ系の味。飲んでてクセが無く、味に突出部分も無い万人向け。所々に苦味が目立つが、果実味アクセントの範囲内。でも、流石にちょっと薄味に過ぎるかな~!?まぁイタリアのソアーヴェ程 水っぽくもないし、香りの花のニュアンスはそれなりに。ただ、ワインとしてのヴィオニエっぽさはチリの方が上。 抜栓30分程(ほぼ温度上昇)で、苦味の出方に粘りを感じられてきて、 スッキリした飲み口に重みが出てくる。 これ位は飲み応えの内だが、当初のスッキリは削れてくる。ラングドックのガブ飲みワインとしては、まあまあ納得。シャルドネに飽きた人が変化を付けるために飲むのなら、これはこれでアリ。安シャルドネワインに慣れてる人なら、意外と面白さが見られるかも。そんな訳で、特にヴィオニエのワインに興味が無い人なら、これを飲む意味は無いだろう。料理は油と塩のシンプルな味に向いてる。ペペロンチーノやマルゲリータピッツァ等の、簡易なイタリア料理に向いてるイメージ。今回ブロッコリーの茎のペーストにマヨネーズを混ぜて塩胡椒を振ったものをクラッカーに付けたが、マヨネーズの甘味と酸味がワインの苦味と噛み合わず。アーモンドやピーナッツ齧ってるだけの方が薄い酸味を引き立てられてた感じかな。値段相応。相応だけど、もう少し安く880円辺りでもいい。少なくとも、980円以上したらチリかイタリアの安ワインを買った方が役割やコスパは上かと思う。VdP ヴィオニエ[2010] レ・ジャメル価格:1,239円(税込、送料別)楽天ではリカーMORISAWAのみ売り切れ中あー、これで1200円はないわー。ヴィオニエのワインを楽しむのなら、コノスルのヴィオニエ・ヴァラエタルの方がオススメ。フランスの安ヴィオニエでないといけない理由が無いのなら、このワインを買う意味が見えない。