ボルドー シャトー・オー・シャンピオン2006 ドゥブレ家
ボルドー シャトー・オー・シャンピオン2006 Chateau Haut Champion シャトー・ヴィニョル ドゥブレ家 Chateau Vignol Doublet (コルクにはBernard et Dominique Doubletと記載) メルロー、カベルネソーヴィニヨン 割合不明(アントル・ドゥ・メール産?) アルコール度12.5% 輸入:野村ユニソン株式会社 購入価格:1106円色は紫がかった透き通った小豆色。香りはカシス、べっこう飴、ルバーブ、きなこ、檜、レモン?グレープフルーツ? 抜栓20分位でブラックベリー、インク、杉、トマトピューレ、緑茶、コーヒー?味は苦味を伴う軽い渋味と薄い甘味。余韻に薄い苦味と薄い甘味。甘い香りだな。味も渋味が軽めでほのかに甘味を乗せた軽やかな味わい。口当たりから余韻まで、軽さとほのかな甘味が絡む飲み易い印象。自然派ボジョレーワインの様な味のスッキリ感と香りの出方で、単なるガブ飲み1000円ボルドーとは一線を画す。1000円ボルドー慣れした自分には、香りの出方と味構成にすごく新鮮さを感じた。ボルドーに在って自然派ワインの軽やかで華やかなニュアンスを湛えた、なかなか面白いワイン。まぁ悪く言えばボルドーらしさ、メルロー・カベルネらしさが感じられない。価格を考えれば変な安ボルドーを飲むよりずっと面白さと美味さが有って悪くないが、厚みや重さを求める飲み手には「何か薄い?」と、違和感が出るかもしれない。 抜栓15分強で、味と余韻の苦味が目立ってくる。 香りも甘い香りが抜けてきて、苦味を引き立たせる要素が強まる。 これは繊細な味構成を汚していく 良くない変化。 今更ながらに重さを演出してきたとも言えるが、 このワインの目指す方向性とは間逆で噛み合わない。変化の早さと仕方はかなり惜しいが、値段の割には結構個性と面白さが有った。変化後は普通の軽めのボルドーなので、複数人(出来れば3人以上)で抜いて早めに飲むのを推奨。ボルドーファンよりも自然派ワインファン向けの側面が大きいかも。値段相応。始めからコクや厚みを無視した、よくある1000円ボルドーよりはずっと新鮮で上出来な味のつくり。抜栓直後なら1300円代を余裕で狙える。時間経過後だと結構普通で、変化の早さと変化後の普通さが足を引っ張り相応評価に。フランスボルドーの赤ワインボルドーの本格的自然派!オー・シャンピオン【フランスワイン】【...価格:1,800円(税込、送料別)楽天では井上酒店で1800円。いや~、1800円は流石に高価過ぎる。自分なら1800円ではまず買わない。ボッても精々1580円以下に抑えないと、飲み手は納得しないだろう。