イタリア ルピ・レアリ・トレビアーノ・ダブルッツォ2011 ヴァレ・レアル
イタリア アブルッツォ州 ルピ・レアリ・トレビアーノ・ダブルッツォ2011 Lupi Reali Trebbiano d'Abruzzo ヴァレ・レアル Valle Reale トレビアーノ100%(有機栽培) アルコール分12.5% 輸入:東京ヨーロッパ貿易株式会社 購入価格:848円色はやや薄い黄色。香りはレモンの皮、ピンクグレープフルーツ、メロン、ミント、シロップ、未熟な洋梨?味は苦味と薄い酸味。余韻に苦味と薄い甘味。まあ普通か。柑橘に甘味を感じさせるフルーツ香が混じり、味も苦味を軸に薄く酸や甘味がゆっくり追う。良くも悪くも水っぽいイメージ。これはこれで飲み易く、変なクセが無くて良いと思う。苦味もしつこいものではなく、味に張りを与える役割を全う。香りの出方と味の出方の流れが上手い事一致しており、飲んでて違和感は無い。悪く言えば、よくあるイタリアの安白って感じで、特に個性を発揮してるわけではない。ICEA認定ビオロジック栽培の葡萄を使用した、という以外に特徴は無いね。水代わりにガブ飲みする分には、何も欠点は感じないが。 30分程の時間経過(温度上昇)で、 香りの柑橘感に生臭いものが伴ってきた。(気温20℃、湿度43%) でも水っぽい感じの安白ワインなら、この位は想定内。 味には大きな影響は無いので、分かってれば何でもないレベル。一応、普通なりに綺麗で万人向けなのは間違いない。少々薄味で物足りなさを感じなくもないが、バランスは良いし、これはこういうもの と理解できる。食中のグラスワインとしては、まずまず悪くない程度。料理はオイル系パスタ、生ハムといった、塩の味を活かしたものが向いてる。或いはワインの薄味感を活かし、酸の利いたものを合わせてもいい。今回、コストコで買ったアーティチョーク・マリネに岩塩をかけたものをツマミにしたが、ワインに足りない酸とニンニクの旨味感がワインの味を少し補填した。素朴な食材にシンプルな味のものが向いてるのかも。値段相応。ワインとしては相応だが、ビオ補正が付けば+200円位して、1000円以上にはなるワインなのかな?1000円チョイって言われれば それで納得するけど、850円って言われても結構納得出来るレベル。ヴァレ・レアル ルピ・レアリ トレビアーノ・ダブルッツォ価格:1,390円(税込、送料別)楽天では成城石井のみ1390円とかハナシにならない。ビオ補正にしたって やり過ぎ。品質向上・追及のためではなく、売るためだけの箔付商業ビオの典型か!?