ブルゴーニュ レ・リベロッテ・シャルドネ2011 J.L.カンソン
ブルゴーニュ レ・リベロッテ・シャルドネ2011 Les Ribelottes Chardonnay J.L.カンソン J.L. Quinson シャルドネ100% アルコール分12.5% 輸入:JSRトレーディング株式会社 購入価格:1505円色はやや薄い金色。香りはレモン、シロップ、レタス、グレープシードオイル、湿った土?氷?味は苦味と酸味。余韻に苦味と薄い酸味。ん~、大した事ないな。とりあえず柑橘、ちょい甘いの、青臭い何か、・・・妙に安い香り。味も果実感が弱く、苦味が変に目立つ。保管で何か不具合が起きたのかな?と思ったが、ノマコルクだし、2011年でそんなに大きなダメージがあるとは思えない。もっと別の新しいワインでもこういうのは有るし、熱劣化とはちょっと違う。果実の線が細くて、苦味が強いんじゃなくて、酸が不自然に弱い感じ。飲めない程ひどい状態じゃなくて、白ワインとしてはアリだけど、品種のイメージが全く湧かない、ましてやACブルゴーニュなんて冗談でも言わない状態の。これと似た様な白ワインをかつて飲んだような・・・。熱劣化じゃなくて、冷蔵庫で凍結したのを溶かしたトレビアーノ・ダブルッツォの様な雰囲気。香りがやたら単純で、味は果実味が無くはないけど勢いや流れが弱い、多分本来の状態とはバランスがおかしくなってる。やっぱり保管で想定外の事態が起きたんだろうな。高温じゃなくて低温の何か。正当評価不能。もっと酸がしっかり出てれば、香りの柑橘感や蜜感が明快で青臭さや油臭さが控えめだったら、違った感想を持ったはず。熱劣化みたいに "変質" してるんじゃなくて、各要素の出力や内容が "バラバラ" になってて、改めて組み直せてないみたい。飲もうと思えば問題無く飲めるけど、品種や土地の良さを見られる程の美味さではない。こういう凍結(低温)劣化系(?)のはバラバラの味構成を強引に固められる、油っこいものに向いてる。クリームコロッケなんか有れば、油と衣の香りでワインの青臭さをカバー、ソースの濃い味で苦味を潰せる。香り強めのオリーブオイルを用いたカルパッチョ や タリアータがあれば、これはこれで それなりに美味しく消化出来そう。今回のこれは値段以下。800円位なら笑って許す程度の味は残ってたが、1500円だと納得行かないレベル。ワイン好きなら経験の一つと割り切れるけど、一般人なら良くて普通、悪くて1ヶ月以上経った箱ワイン以下。ブルゴーニュ シャルドネ[2011]J.L.カンソン 【あす楽_土曜営業】価格:1,490円(税込、送料別)楽天だとリカーMORISAWAのみまあ普通だろうなぁ。