この12年からの卒業
最終日の会社近くの通勤路に咲いていたヒラドツツジ私ケンジャは、昨日2007/4/20、新卒で入社した会社を「卒業」しました。1995年に入社して12年間、仕事人として成長させていただきました。これからは次のステップに行く事になります。何か母港を出港して航海に出るという心境でしょうか。広い海原が私を待っていて、これまでいろんな実践の上で勉強をしてきて、それを生かして航海していきます。大陸を発見したり、発見した大陸でいろんな人にイキイキと生きていけるように私ができうることでお手伝いさせていただいて、みなさんとともに自分も心豊かになっていきます。今までの人生でもっとも先の視界は晴れていて、目的地がいっぱい見えます。辿り着くまでにはもちろん、晴れていたのに突然嵐になることもあるでしょう。自分の力ではどうしようもなく、助けてもらうこともあるでしょう。自分の力のなさに落ち込む事もあるでしょう。それでも私は前に進み、人のためになる仕事をしていかないといけないと思っています。入社当時は、1週間で仕事辞めたいと思いましたがいろんな人の助けで12年間きました。これからは、私がいろんな人の助けができればと思います。それが私の自己実現になり、幸せを感じられることに繋がります。最終日は朝から前日に出しておいた社外の方々へのメールの返事に対応していました。非常に多くの方々に、育てていただき本当にありがたいと思います。挨拶廻りができなくて申し訳ありませんでしたが、メールでもレスポンスをいただき、ありがたいことです。昼からは、最後の仕事の引継ぎと元いた事業部と直近に所属した本社に挨拶廻りをしてきました。お世話になった人ひとりひとりに廻っていたら両方で4時間かかりました。元いた事業部は離れて5年になるのに、いろいろ話をしてくれて、思い出話や冗談に花が咲きました。この会社でのみなさんとの出会いは偶然ですが、今となっては必然であり、どんな些細なやりとりでも私にとっては、全て重要なつながりでした。それらがあって今の自分があります。私を大切にしてくれた人たち、私が大切にした人たちに感謝して、次のステージで、しっかり前に進んでいきたいです。送別会では、素敵な贈り物をいただきました。私が新卒採用の一部でお世話して入社してもらったベトナムの子からも個人的に贈り物をいただきました。この子には、人に感謝するということを自然に実践していくことの大切さを学びました。ビサの切り替えを入国管理局とやりとりしたのを覚えています。本当に仕事を通じて人とやりとりしてきて嬉しい事ばかりでした。辞めるという実感が全くなくて、「卒業」という感じです。これからは、前職を退職したというのではなく、「前職OB」として仕事をしていくことになります。そして、次に行く会社を前職以上の会社に成長させたいと思います。次の月曜からは新しい職場です。ワクワクです。なんでしょう、この楽しい気持ちは。楽しみで仕方ありません。向かってくる苦難もそれも何か私の糧になるものですし何てことないなあと。みなさん、これからもよろしくお願いします。これから出会っていく人もよろしくお願いします!私とかかわる事で人生楽しくなったと言われるようにがんばります!