凧揚げと生き方の関連
もう昨日のことになりますが、1/6に凧揚げをしてきました。甥っ子が「凧揚げをすることができない」というので、ホームセンターに「ゲイラカイト」を買いに行って、近くに中学校の校庭であげてきました。校庭は一面雪で、雪の中の凧揚げとなりました。当方も小学生の頃、ちょうど3年生の甥っ子位以来の凧揚げで25年くらいぶりやりました。小学生の頃の当方は、やんちゃ坊主で、冬でも半そで半ズボン、昔の絵に描いたようなガキ大将?でした。今は、すっかり落ち着いていますが。その頃は凧揚げや面子や鬼ごっこなどなど子供がやる遊びは、とことん追求していたなあ、で得意だった。凧揚げなんかは、市販のタコ糸では、高さが足りないので、つなぎ合わせで、高さを競ったものです。自分で高く上がるように、たこを改造したりもしてました。さて、25年ぶりでも得意だったものは、直ぐに「勘」が戻るもの。最初は、直ぐに落ちるのだが、10分もすれば、タコ糸がなくなるくらいまであげることができました。一旦、全部巻き直して、もう一度、甥っ子にやらせてみました。甥っ子もできるようになっていて、楽しんでいました。さて、今の時代、「成功体験が次への足かせになる」ということをよく言われます。ビジネスの手法としてはそうなんですね。大量に安いものを売れば売れた時代から、多様なニーズに対応した「私だけの商品」を販売した方が、今のニーズに合っている。このように手法は、確かにそうです。しかしながら、「発想」「考え方」は、成功したときのプロセスを考えるのは、絶対的に有効であると思っています。仕事ができる出来ないは、そういった「成功のナレッジ」があるかないか、で差がついています。生き方も同じで、「何故できないんだろう」「私だけなんで不幸なの」と考えるところから、「小さな成功のプロセス」を振り返ってみて、そこに次への方向性を見出して、次のステップを踏んでいく。それが大事なんだと思います。凧が揚がるまでに何度も試した方法、繰り返した失敗、その原因の想定、そこからの飽くなき挑戦、興味、実践、それが、今後の生き方へのヒントになるなあ、と感じました。さて、凧揚げが楽しくなった甥っ子、今日も一緒に凧揚げにいきます。