女のスタンプ
「異性」というエッセイを共著された角田光代さんと穂村弘さんのインタビュ-をテレビで見ました。 なぜ、女性は突然、相手を嫌いになれるのかみたいな質問から入っていったのですが、 女性っていうのは、スタンプみたいなものを持っていて何か相手(異性)の嫌なところを見つけるたびにそのスタンプを心の中で押していて、そのスタンプがいっぱいになった瞬間スイッチが切れたように相手を嫌いになってしまう。それも、その最後のスタンプが押される瞬間に最初のスタンプから、ひとつひとつ、つまり相手の『嫌だ』と思ったことを思い出して『嫌だ』に満ち溢れた状態で最後のスタンプを押すのだ という話をしていました。 男性の穂村さんのほうは「そうなんだよね、女の人って『どうしてそうやって飲み物をいつも1cm位残すわけ?』とか言い出して怒ったりするけどそれもそういうことなんだ、男にしてみりゃ、そんなこといつから思ってたんだよって話なんだけど。」と笑っていました。 男の人はどちらかというと、愛情が調光ライトのように強くなったり弱くなったりして、何かをきっかけに(例えば口喧嘩)それが弱くなったとしてもまた強くすることができる、でも女性はそれがスタンプになって蓄積してしまう 身につまされる話だなぁ・・・ っていうか、そうなんだよなぁっていうか確かになぁっていうか・・・と思いました。 っていうか、私も日々、確かにスタンプをついてます ただいっぱいになっても、交換ができない、とわかっているのでリセットする力がついたのでしょうか??? なぁ~んて勝手なことを考えました さっそく読んでみようと思います