あらためて見えくるもの
織物つながりで他業種の方々との商品開発を行っている。生産は日本で行うという同じ理念のもと、ああでもない、こうでもないとよりいい品を作る事ができるようにと試行錯誤している。万国共通であるが、職人や作り手はよりいいものを作ろうと邁進する。コスト、流通、小売価格といったいわゆるマーケティングの要素は、ものづくりをしている最中はないといってもいい。反面、いいものをつくろうとすると、それなりのコストはもちろんかかってくる。それをうまく販促して流通にのせるのもまたテクニックだし、市場というものかもしれない。またまたその反面、こうでなければならない、この価格でなければ売れない・・・といった決め打ちも今の時勢非常に難しい。1,000円以下のジーンズ、数百円の洋服が主流になりつつある中、日本製のいいものであれば少々高額でも国内外で売れている現状もある。世界で勝つためには、コストも重要だ!もちろんそうだが、ものづくりの付加価値はコストダウンよりも更に大きな利益を生む。日本全国素晴らしい技術を持っている企業はまだまだ多い。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店 奄伽樂(あまから) http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□