ご注意!古いモノは古いです
古布の大島紬を使用したリメイク商品が作られいて、人気も高いのですが、リメイク時には生地の見極めが大事です。注意が必要です! 昨今のポリエステルやレーヨンなどの化学繊維と違い、天然繊維・天然染料ですので、絹糸も年数経過で弱くなります。頻繁に着用していたものなら、さらに裂けやすくなったりしています。古布使ったら避けてクレームがきました・・・と、ご相談にこられましたがきちんとした生地の確認が必要です。科学染料をがっちり使用した大島紬を「これは100年以上は前のものですね・・・」と呉服屋さんから言われたとして、リメイク商品を数枚見せて頂いた事がありますが、科学染料使用の大島紬が本格的に流通されたのは、ある時期からです。(ここで年代も好評したいのですが、あえて伏せます)さすがに100年以上も前の大島紬は素材も劣化していますし、泥染め、草木染めのものは色も変色してきています。くれぐれもご注意を!