最終練習日
今夜の練習が最終になる。連長の話がいつになく長い。「純信」の想いを高知に届ける・・・これを言い続けてきた連長である。今年の踊りは途中で振り付けが変わったりして揃うまでの時間が短いと心配していることもよく分かった。踊り子である私でも不安になったことはある。統括責任者のT氏の話もあった。連長と氏の話をまとめると「みんなの想いが一つにならなければ本当の意味で純信連の踊りは出来ない」と言うことになる。先日の見学では「どうしてこんな無愛想な表情で踊るのかな?」と思った場面がいくつかあった。「よさこい」が好きで参加したのではないのかな?暑いからシンドイのは分かるけれど、それなら休憩するとか、見学するとか方法はあるはず。純信連の一員として踊る以上は、自覚と意識を持つべきだと思うのだが・・・。とは言っても、高知で踊る頃にはみんなテンションも上がっているだろう。楽しんで盛り上がって燃え尽きて欲しい。最終練習では、汗が引かなかった。噴き出てくる汗さえ、高知へ向かっているのだ。