姑の入院
先月から少し体調を崩していた姑が、先週、入院した。胃カメラで胃にリンパ腫があると分かり、治療の方針を決めていた矢先のこと。風邪をひいて寝込んでしまい、声が出なくなった。点滴を受けながらもどんどん衰弱していく姑を見て病院側も設備の大きな病院での検査を薦めた。とても体力が持たないと思ったので近くの病院を紹介して欲しいと頼んだ。検査をしながら大きな息を吐く。呼吸がとても苦しそうだった。そして、夜遅くに舅から電話が入る。「先生から連絡があってな、肺塞栓症が見つかったらしい。危険な状態だからもしもの時の人工呼吸器か自然死かを選択してくれと聞かれた」取るものとりあえず病院へ・・・最善は尽くすという医師は若くとても熱心に説明をしてくれたようだ。姑は絶対安静で動かせない。ここまでが先週の出来事である。そして、今日。姑の声はちゃんと出て話も出来る。ベッドの上で起き上がれるようにまで回復した。いろんなことが起こった10月と今月。年末年始が穏やかに過ごせるように私は笑顔で毎日姑の元へ通っている。