娘を支配したがる母
つい最近のこと、私が今まで思っていたことと同じような考えの女性がいるということを知った。それがきっかけで私の気持ちが軽くなった。同じような人って居るんだ・・・そう思うようになったから。家族の絆は深くて重くて固くてあたたかい、それが家族なんだと幼い頃から言い聞かされてきただけに、ものごころついたときから『何か違うような気がする』という疑問を心で打ち消しながら遣り過ごしてきた。このブログにも母への不満や考えを正直に綴るとメールやコメントで注意やお叱りを受けたりもした。だから「分かってはもらえないんだ」と諦め半分でいたのは事実。だが、もう20年以上母親と連絡を取っていないという人の話を知って母と娘の関係やいきさつを聞いてみると想像以上だったことに驚いた。私などまだまだ。ただ、色んな話の中で私が感じたことがある。それは「娘を支配したがる」ことだった。これは私の母も同じなのだ。何に対しても自分が一番の人なので娘は自分の言うことを聞くモノだと決めつけているらしい。確かにそうだ。嫁に行った娘でも、遠くに離れている娘でも電話1本で自分の言うことをきくと思っている。老いては子に従えなどというのはクソくらえであるから、自己中心的な考えは年を重ねるごとにどんどんエスカレートしていく。色んなパターンがあるのだな。驚きと共に共感する面も多々あって、本当に肩の荷が下りた気分だった。本も何冊か出ているようだ。機会があったら読んでみたい。社交的な母は週1回デイサービスで女王様気取りだとか・・・そんな噂が耳に入ってくる私はまだまだ母の呪縛から解放されていないのかな?